(プロ)
平成20年1月〜5月


無断転載厳禁!

5月31日
赤坂和幸 28期 現:中日
赤坂がチームの雰囲気変える! 竜初!平成生まれ一軍


中日の高校生ドラフト1巡目ルーキー・赤坂が30日、1軍に合流した。27日の2軍サーパス戦(ナゴヤ球場)での好投が視察した
落合監督の目に留まっての“大抜てき”。最初のカードとなる西武戦(西武ドーム)は浦和学院高時代に勝手知ったる埼玉が舞台。
平成生まれの竜戦士が、もうひとつ乗り切れないチームにカツを入れる。

フレッシュマンが入社式に臨む日のように、赤坂は初々しさで満ちていた。練習のためにナゴヤ球場に現れた川上ら1軍の選手、
コーチの一人一人に頭を下げた。「頑張れよ」と声を掛けられるたびに、ニコッと笑みがこぼれた。

「沖縄キャンプを通じても1軍には全く行ったことがありません。上がるには2、3年かかると思っていました」と喜びいっぱいだ。

実力と運で“ワンチャンス”をものにした。2軍戦2度目の先発マウンドとなった27日のサーパス戦で6イニングを7奪三振零封。
落合監督の“御前試合”で最高の結果を残したことが、異例の昇格につながった。

実は本来の先発予定は25日の阪神戦(蒲郡)だった。この試合が雨天中止となり、先発は27日へスライド。
偶然1軍の試合がない日と重なったため、落合監督の視察が可能になった。小林投手コーチはこう言う。
「雨といい、監督の前での完ぺきな投球といい、運の強さを持っている」

高校時代は通算58本塁打を放った大砲。入団前後は「将来は打者転向か」といらぬ陰口をたたかれたが、
本人は「ピッチャーで勝負したい」と譲らなかった。その投手としての潜在能力を、落合監督に一発で認めさせた格好だ。
「今でも周りからは『打者で』と言われる。いい投球をして評価を変えたい」と燃えている。

最初の西武戦は赤坂にとって地元とも呼べる埼玉で行われる。「ツキがあるとしかいいようがないですね」。
西武ドームでの登板機会があれば、両親や友人らが見守る中での記念のマウンドになる。「楽しみと緊張…今はワクワクしています。
全力で投げて抑えたいです」と、強力な西武打線との真っ向勝負を誓う。

つい1カ月前までは、同じ高卒ルーキーで派手なデビューを飾った唐川(ロッテ)を「すごい。すごいとしかいいようがない」と
羨望(せんぼう)のまなざしで見つめるしかなかった。同じ土俵に上がった今は違う。「負けないように思い切りやります」

マウンドに立てば竜では初の平成生まれ選手の1軍出場となる。
その若々しい投球で、交流戦に入って苦戦続きのチームに新風を吹き込む。
5月31日
赤坂和幸 28期 現:中日
高卒ルーキー赤坂1軍に”大抜擢”


高校生ドラフト1巡目右腕、赤坂和幸が1軍に合流した。
27日のウエスタンリーグ、サーパス戦での好投が視察した落合監督の目に留まっての”大抜擢”だ。
「上がるには2、3年かかると思っていました。チャンスなので出番があったら絶対に抑えたい」と話した。
今日31日からの西武2連戦(西武ドーム)は勝手知ったる埼玉が舞台。
平成生まれ、18歳の竜戦士が乗り切れないチームにカツを入れる。
赤坂和幸 28期 現:中日
赤坂大車輪 プロ初勝利
6イニング7K 打っては3安打2打点


赤坂がウエスタン・リーグのサーパス戦(ナゴヤ球場)でプロ入り
2度目の先発にして、初勝利を挙げた。
6イニングを7奪三振の無失点に抑える完ぺきなピッチングに加え、
打者としても3打数3安打2打点の大爆発。
投打にスケールの大きさを存分に見せつけ、プロでの
第一歩を刻んだ。

一番の衝撃のシーンは4回に訪れた。2死一塁で迎えた打席で、
赤坂の放った打球は野手顔負けの高速ライナーで左中間を
切り裂いた。左前打、右越え二塁打に続く左中間への
適時二塁打に球場全体がどよめく。

「打撃は好き。プロのタマを打ちたかった」。浦和学院で
高校通算58本塁打を放ち、打者としてもスカウトをひきつけた
打力は本物だった。

“本業”のピッチングも光った。3回2死一、三塁のピンチで
大砲の浜中を新球のフォークで空振り三振に仕留めて波に乗る。
低めへのフォークとスライダーで浜中、古木ら1軍クラスが
並ぶサーパス打線から次々に三振を奪った。

「打線の援護で楽に投げられました」と赤坂。小林投手コーチが
「目に見えて成長している」と絶賛する快投だった。

同じ高卒新人ではロッテの唐川が1軍で大活躍している。
赤坂は「そんなに簡単じゃありませんが、上に行くチャンスは
いつかくると思っています」と目標を高く掲げた。

◆落合監督、異例の2軍戦視察
落合監督が異例の2軍戦視察を行った。サーパス戦を中盤まで
ネット裏から視察すると、取材には何も答えずに球場を後にした。
プロ初勝利を挙げた赤坂は「途中で監督に気付きました。
自分の投球をみてもらう初めての機会だったので、
いいところを見せようと思いました」と語った。
5月27日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ 対サーパス戦
先発登板
プロ初勝利!

SURPASS
DRAGONS 14
【Su】●小林・鴨志田・ヤング・仁藤・山崎−伊藤・横山
【D】○赤坂・浅尾・菊地・樋口−田中・小山
▼本塁打 藤井2号(D)

★赤坂和幸 投球結果
9試合1勝2敗1S
6イニング 打者25 球数110 被安打4 奪三振7
与四死球2 失点0 自責点0 防御率3.63


★赤坂和幸 打席結果
3打数 3安打 打点2 打率.750

先発の赤坂投手が本領を発揮、投打に大活躍。ピッチングでは
6イニング投げ4安打0点に抑えた。内容も三振7個、内野ゴロ
7個、フライ4個とフライが少なく3分の2のアウトが三振とゴロと
なっている。いかに低目に球が集まっていたかが窺える。
バッティングでも非凡さを発揮。3打数3安打、打点2、
単打と2塁打2本の内容。
「今日は、今までの中で一番コントロールが良かったです。
変化球も緩急を付けながら投げられました。低目に球を
集められました。抜ける球も無かったです」

バッティングは?
「意外に打てるもんですね。ヘヘヘヘ・・・・。
ピッチングを頑張ります」
試合後は、満足の笑顔だった。
5月26日
大竹寛 22期 現:広島
今季2勝目
勝者の列がロッカーへ続く。ハイタッチを交わしナインが引き揚げて
いく中、広島・大竹の表情に笑顔はなかった。うつむき、ただ前に
歩を進めた。

「チームの勝ちに何も貢献していないですから」。4月24日の
ヤクルト戦以来、1カ月ぶりに挙げた白星に、誇れるものはなかった。
 定まらない制球。何とか修正しようとしたが、できなかった。
初回に2点の援護点をもらって迎えた二回だった。一死から今江に
真ん中へのスライダーを左翼席に放り込まれた。さらに三回
無死一塁から、里崎に投じたフォークも抜けた。球は落ちることなく
真ん中高めに甘く入り、左翼ポール直撃の逆転2ランを許した。
さらに四回には二死三塁から暴投。4点目を献上した。5回、
被安打9で4失点。納得できないままマウンドを降りた。
その裏、打線が一挙4点を挙げ2勝目が転がり込んだ。
「逆転してくれた野手のみなさんに感謝しています」と大竹。
それでもブラウン監督の信頼は揺るぎない。
 「何とか持ちこたえてくれた。苦しい投球の中で攻撃陣が得点し
白星を挙げることは繰り返しあることだ」
 ロッカー前で足を止めた大竹の胸に、ヒーローインタビューが
響いた。この恩は、次回マウンドで返してみせる。
5月26日
大竹寛 22期 現:広島
交流戦 対千葉ロッテ戦
先発登板
今季2勝目

MARINES
CARP
【M】小宮山・シコースキー・●根本・伊藤・アブレイユ・川崎−里崎
【C】○大竹・横山・シュルツ−石原
▼本塁打 今江4号 里崎3号(M)

★大竹寛 投球結果
10試合2勝6敗0S
5イニング 打者24 球数93 被安打9 奪三振7
与四死球1 失点4 自責点4 防御率3.73
5月25日
坂元弥太郎
21期 現:北海道日本ハム
交流戦 対読売戦 2番手登板

FIGHTERS
GIANTS
【F】●藤井・H坂元・宮本・星野−鶴岡
【G】木佐貫・藤田・○西村健・H豊田・Sクルーン−阿部
▼本塁打 スレッジ7号 稲葉8号(F)
木村拓2号 ラミレス17号(G)

★坂元弥太郎 投球結果
13試合2勝1敗0S
1/3イニング 打者1 球数3 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率4.50
5月24日
石井義人 17期 現:埼玉西武
交流戦 対読売戦
今季1号ホームラン

GIANTS
LIONS
【G】●野間口・山口・越智−阿部
【L】○帆足・H岡本真・Sグラマン−細川
▼本塁打 G.G佐藤15号 石井義1号 中嶋12号(L)

★石井義人 打席結果
4打数 1安打 打点1 打率.292
坂元が好リリーフ 日本ハム4連勝

坂元が好投でチームの緊急事態を救った。1−0の三回、
先発の多田野が危険球で退場。一死一塁で急きょ登板したが、
ブルペン投球は「2・3球」というが、最初の打者小田を
バント小フライの併殺に1球で仕留め、流れに乗った。

六回二死二塁のピンチでは、井端の中前に抜けようかというゴロを
右足で”キック”。はね上がった球をキャッチして一塁でアウトにした。
「基本的にはサッカーは苦手。ゴールキーパーしかやっていないけど
上手くいきました」。移籍後最長の3回2/3を無失点。
25歳最後の日に2勝目を手にした。
坂元は「自分にもチームにも大きな勝ち」と笑みを浮かべた。

交流戦3連勝を含む4連勝に、梨田監督は「1番は坂元だけど、
よう頑張った。みんなでカバーし合わないとね」と話していた。
5月23日
坂元弥太郎
21期 現:北海道日本ハム
交流戦 対中日戦 2番手登板
今季2勝目

DRAGONS
FIGHTERS
【D】●川上−小田
【F】多田野・○坂元・H建山・H宮西・S武田久−鶴岡
▼本塁打 稲葉7号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
12試合2勝1敗0S
3 2/3イニング 打者12 球数39 被安打3 奪三振2
与四死球0 失点0 自責点0 防御率4.58
5月21日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
イースタンリーグ
対東北楽天戦
今季1号ホームラン!

10
LIONS
EAGLES 1x
【L】松永・山岸・正津・●三井−野田・吉見
【E】川井・片山・一場・○佐藤−銀次
▼本塁打 三浦1号(L)

★三浦貴 打席結果
4打数 2安打 打点2 打率.247

★鷹野史寿(12期 現:東北楽天)打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.169
5月20日
大竹寛 22期 現:広島
交流戦 対福岡ソフトバンク戦
先発登板

CARP
HAWKS
【C】●大竹−石原
【H】○和田・H久米・Sホールトン−山崎
▼本塁打 小久保9号(H) アレックス5号(C)

★大竹寛 投球結果
9試合1勝6敗0S
8イニング 打者34 球数111 被安打10 奪三振1
与四死球3 失点4 自責点4 防御率3.43

大竹無念 6敗目

髪を短く切って、心機一転で臨んだ交流戦初戦だったが
ソフトバンクに敗れた。大竹は勝ち越しを許した5回の投球を
悔やんだ。味方が同点に追いついた直後に、下位打線から
好機をつくられて失点。「点を取ってくれた後。あれは悪い」と、
うつむき加減で話した。

その後は粘り強くピンチをしのぎ、3失点で完投したものの6敗目。
「勝てなくて申し訳ないし、残念です」と帰りのバスに乗り込んだ。
5月20日
プロ・社会人交流戦
対信濃グランセローズ(BCリーグ)戦
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
先発登板
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
セカンドでスタメン出場

FIGHTERS
信濃グランセローズ
【F】須永・木下・●内山・松山・津田・豊島−尾崎・渡部
【信】鈴江・小高・込山・○梅澤・仁平・S給前−松橋・飛田
▼本塁打 金子洋(F)


★須永英輝 投球結果
3イニング 打者11 被安打1 奪三振3
与四死球0 失点0 自責点0


★今成亮太 打席結果
2打数 0安打 打点0
赤坂和幸 28期 現:中日
堂々プロ初先発 5イニング2失点

中日の高校生ドラフト1巡目ルーキー・赤坂和幸投手(18)
=浦和学院高出=が18日、ウエスタン・リーグの広島戦(由宇)で
プロ初先発。5イニングを投げ、打者18人に対して3安打3四球、
4三振を奪い、2失点に抑えたが、負け投手となった。

初回を無失点で切り抜けると、2回は先頭から四球、単打で
無死一、二塁のピンチを招き、6番・中谷に三塁打されて2失点。
それでも3回以降は得点を許さず、先発投手の役割をきっちりと
果たした。
 「初めての先発だったけど思ったほど緊張しなかった。2回に点を
取られてから開き直って投げました。良いところと悪いところが
はっきりしていたので、今後の課題にしていきたい」
 沖縄キャンプで右肩を痛め出遅れはしたが、プロ初登板となった
4月13日の広島戦から7試合にリリーフ登板。そして記念すべき
プロ初先発では、プロ入り後最長の5イニングで計72球。
痛めた右肩の不安もなくなり、着実に経験を積んでいる。
この日は2敗目を喫したが、5月9日の阪神戦ではプロ初セーブをマーク。
次回はプロ初勝利を挙げたいところだ。
5月18日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対広島戦 先発登板

DRAGONS
CARP
【D】●赤坂・菊地・石井・斉藤−田中・小川(18期)・小山
【C】○相沢・青木勇・広池・森・S上野−白浜・上村

★赤坂和幸 投球結果
8試合0勝2敗1S
5イニング 打者18 球数72 被安打3 奪三振4
与四死球3 失点2 自責点2 防御率5.56

★小川将俊 18期 現:中日 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率0.000
5月15日
坂元弥太郎
21期 現:北海道日本ハム
対千葉ロッテ戦 4番手登板

MARINES
FIGHTERS
【M】成瀬・川崎・●アブレイユ−金沢
【F】吉川・星野・宮西・坂元・○建山−鶴岡・小山
▼本塁打 西岡4号(M) 鶴岡1号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
11試合1勝1敗0S
1イニング 打者5 球数22 被安打0 奪三振0
与四死球2 失点1 自責点1 防御率5.63
大竹寛 22期 現:広島
痛恨被弾…あぁ魔の七回
好投を続けてきた広島・大竹が“まさかのプレー”に崩れた。同点の七回、先頭打者・関本をスライダーで三飛に打ち取ったはずだった。
しかしシーボルがふらついた。打球はグラブをかすりグラウンドへこぼれ落ちた。関本が二塁まで進むのを大竹はぼうぜんと眺めた。

動揺を隠し切れない。直後の下柳の投前のバントを大竹は三塁に送球。しかし、判定は無情にもセーフ。その後一死二、三塁となり、
平野の遊ゴロの間に勝ち越し点を許した。そして続く新井には真ん中に入ったカーブを左翼席に運ばれた。
その瞬間、大竹はマウンド上で崩れ落ちるように、両手をひざにやった。

打線の援護にも恵まれず5敗目を喫した。「(シーボルの)エラーよりも踏ん張りたかった。あそこは踏ん張らないといけない」と
自分に言い聞かせるように話した。昨年までチームメートだった新井の一発には、「真ん中に入ってしまいました」と小さな声で
切り返すしかなかった。

メジャーへ旅立った黒田とはシーズン前に今季の勝利数で勝負する約束をしている。しかし、2人とも1勝止まりの苦しい日々を
送っている。味方のミスはあった。それでも我慢して抑えてこそ真のエースだ。苦しみの中でもがいている。
自分自身の力で殻を打ち破るしかない。

2008年5月15日 デイリースポーツ掲載


悪夢の七回 失策が発端、踏ん張れず
 ▽球炎 打てぬなら せめて守れ

 心中を察したのか。大竹が降板した後、空が大量の涙をグラウンドに落とし始めた。気の毒なほどの孤立無援。
打てない上に、守りで足まで引っ張られては、もはやかける言葉もない。せめて、敗戦投手がシーボルにつかないか。
公式記録員に訴えたい心境である。
 例えるなら、逆風に向かって走るマラソンランナーだった。拙攻、拙攻、また拙攻。攻撃のたびに悪くなる流れを、一人で必死に受け続けた。
当然疲れもあったろう。1点勝負の重圧もあったろう。そんな中で迎えた七回の先頭打者。内野フライが、落球で無死二塁に。
一人で踏ん張ってきた男に、これほどの仕打ちがあるだろうか。
 結果論をいえば、その直後、下柳の犠打を大竹が野選にしたことが響いた。だが、責めることができようか。
勝ち越されれば、JFKが登場してしまう。1点の重みを感じていたからこそ、勝ちたかったからこそ、無理をしてでも三塁へ投げた。
そこまで大竹を追い込んだのは、味方であるはずの野手陣である。
 大竹は、野手への恨み節を口にすることはなかった。ならば、代弁させてもらう。打てないのなら、せめて守ってくれ。
このような悲劇は、繰り返してはならない。

▽味方の失策、投球でカバーできず
 新井に打たれた瞬間、大竹は両手をひざにつき、しばらく動けなかった。味方の失策から始まった七回のピンチ。新井に2ランを浴びて力尽きた。
「本塁打は真ん中に入ってしまった。失策どうこうより、踏ん張りきらないといけなかった」。声を絞り出した。
 本来の調子ではなかった。直球の速さも切れもなかった。思うような球がいかなくても、我慢強く粘り強く投げ続けた。
「ストライク先行を意識し、まずまずの投球ができた」。六回まで最少失点でしのいだのは今年の成長の証しであり、柱としての自覚の表れである。
 それだけに、味方の失策を自らの投球でカバーできなかったことが悔しかった。なんでもない飛球をシーボルが落とし、無死二塁。
続く下柳のバントを捕り、三塁へ投げたが間に合わなかった。一死後、平野の遊ゴロで勝ち越され、新井の一撃。
「しっかり抑えたかった。投げきりたかった」と言った。
 打線の援護に恵まれず、さらに守備にも泣かされたが、「本当に申し訳ないです」。
さまざまな思いを胸にしまい込み、敗戦の責めをすべて負った。大竹は非運を振り切るかのように、前を見据えて球場を後にした。
 ▽落球のシーボル 「悪いことした」
 シーボルが守備で痛恨のミスを犯した。同点の七回、関本の三本間付近の飛球を落球。
打者走者の関本は二塁まで進み、好投していた大竹はここから一気に崩れた。 この日は右翼から左翼方向に強風が吹き抜けるコンディション。
「風の影響か」との問いに、シーボルは「それはあった。思ったより押し戻され、グラブの先に当てた」としょんぼり。
「大竹がよく投げていたので、悪いことをしてしまった」と謝った。

2008年5月14日 中国新聞
5月14日
大竹寛 22期 現:広島
対阪神戦 先発登板

TIGERS
CARP
【T】○下柳・H久保田・Hウィリアムス・S藤川−矢野
【C】●大竹・コズロースキー・岸本−倉
▼本塁打 新井4号(T)

★大竹寛 投球結果
8試合1勝5敗0S
6 2/3イニング 打者30 球数110 被安打6 奪三振5
与四死球3 失点4 自責点1 防御率3.26


★大竹寛 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.176

★大竹寛 試合後コメント
「7回を踏ん張り切れなかったのがすべて…。
本当に申し訳ないです」
5月14日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対福岡ソフトバンク戦
2番手登板


HAWKS
DRAGONS
【H】○岩崎・西山・森福・S高橋秀−高谷
【D】●久本・赤坂・高橋・高江洲・菊地−田中
▼本塁打 岩崎1号(D)

★赤坂和幸 投球結果
7試合0勝1敗1S
1イニング 打者7 球数43 被安打2 奪三振1
与四死球2 失点1 自責点1 防御率7.11
大竹寛 22期 現:広島
大竹でトラ退治 北陸シリーズ


交流戦前にトラ退治。広島が14日の首位阪神に、大竹寛を
ぶつける。中6日と休養十分でスタンバイ。
東京からの移動日だった12日は、富山市の富山アルペン
スタジアムで約2時間練習した。
大竹はブルペン入りし、球筋をチェックした。
阪神戦は今季初登板となる大竹は「相手とか環境とかは
関係ない。準備はしっかりできている」と語った。
5月13日
坂元弥太郎
21期 現:北海道日本ハム
対千葉ロッテ戦 3番手登板

MARINES
FIGHTERS
【M】○唐川・アブレイユ−金澤
【F】●グリン・宮本・坂元・歌藤・星野−小山・鶴岡
▼本塁打 早川1号(M) 稲葉6号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
10試合1勝1敗0S
1イニング 打者4 球数15 被安打1 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率5.40
5月13日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対福岡ソフトバンク戦
3番手登板


HAWKS
DRAGONS
【H】高橋徹・○ニコースキー・S高橋秀−加藤
【D】樋口・菊地・赤坂・石井・浅尾・●高橋−小川(18期)

★赤坂和幸 投球結果
6試合0勝1敗1S
1 1/3イニング 打者6 球数22 被安打1 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率6.75

★小川将俊 17期 現:中日 打席結果
3
3打数 0安打 打点0 打率0.000
5月11日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ 対阪神戦
4番手登板


DRAGONS
TIGERS
【D】佐藤充・菊地・浅尾・●赤坂(28期)−田中・小川(18期)
【T】石川・桟原・筒井・橋本健・○玉置−橋本良・清水
▼本塁打 新井4号 中村公2号(D) 庄田2号(T)

★赤坂和幸 投球結果
5試合0勝1敗1S
1/3イニング 打者3 球数10 被安打2 奪三振0
与四死球0 失点2 自責点2 防御率9.82
5月9日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対阪神戦
4番手登板
プロ初セーブ!


DRAGONS
TIGERS
【D】清水昭・○石井・菊地・S赤坂−田中
【T】●鶴・横山・伊代野・辻本・白仁田・清原・桟原−清水・岡崎
▼本塁打 堂上剛2号(D) フォード1号(T)

★赤坂和幸 投球結果
4試合0勝0敗1S
1イニング 打者3 球数12 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率5.40
5月7日
木塚敦志 16期 現:横浜
対東京ヤクルト戦 4番手登板

SWALLOWS
BAYSTARS
【S】○増渕・H松岡・H押本・S林昌勇−福川
【Yb】●那須野・ヒューズ・川村・木塚・吉見−鶴岡・新沼
▼本塁打 村田8号(Yb) 畠山2号(S)

★木塚敦志 投球結果
16試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者2 球数10 被安打1 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率7.50
5月7日
大竹寛 22期 現:広島
対中日戦 先発登板

CARP
DRAGONS 10
【C】●大竹・大島・林・岸本−石原
【D】○山本昌・チェン・H平井・金剛−小田・谷繁

★大竹寛 投球結果
7試合1勝4敗0S
3イニング 打者17 球数76 被安打3 奪三振1
与四死球5 失点3 自責点3 防御率3.56


★大竹寛 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.200
5月6日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対埼玉西武戦 先発登板

FIGHTERS
LIONS
【F】●須永・糸数・内山−今成
【L】○岡本篤・長田・三井・正津−野田

★須永英輝  投球結果
5試合0勝5敗0S
4イニング 打者23 被安打7 奪三振2
与四死球4 失点5 自責点5 防御率12.64


★今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
打席結果

3打数 1安打 打点0 打率.333
5月5日
木塚敦志 16期 現:横浜
対広島戦 4番手登板

BAYSTARS
CARP
【Yb】ウィリアムス・○小山田・吉見・H木塚・H横山・S寺原−鶴岡
【C】●長谷川・篠田・梅津・コズロースキー−石原
▼本塁打 吉村8号(Yb)

★木塚敦志 投球結果
15試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者3 球数16 被安打1 奪三振0
与四死球1 失点1 自責点1 防御率7.94
5月4日
木塚敦志 16期 現:横浜
対広島戦 4番手登板

BAYSTARS
CARP
【Yb】小林・H横山・川村・木塚・●寺原−鶴岡
【C】青木高・宮崎・大島・○岸本・S永川−石原
▼本塁打 村田7号 吉村7号(Yb)

★木塚敦志 投球結果
14試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者2 球数10 被安打0 奪三振0
与四死球1 失点1 自責点1 防御率6.75
5月3日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
3年ぶりの勝ち星
今季ヤクルトから移籍した日本ハム坂元弥太郎投手が、
先発藤井のアクシデント降板により、4回途中から2番手で
マウンドへ。
1回1/3をノーヒットに抑え、移籍後初勝利を手にした。
自身の勝利はヤクルト時代の05年以来約3年ぶり。
「藤井さんに打球が当たって、ダッシュで肩を作りましたが、
冷静にピンチを脱することが出来ました」と笑顔を見せていた。
5月3日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対東北楽天戦 2番手登板
今季1勝目


EAGLES
FIGHTERS 12
【E】ドミンゴ・●川岸・吉崎・青山・インチェ−藤井・嶋
【F】藤井・○坂元・建山・伊藤・武田久−鶴岡・小山
▼本塁打 陽2号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
9試合1勝1敗0S
1 1/3イニング 打者6 球数21 被安打0 奪三振0
与四死球2 失点0 自責点0 防御率5.79
5月1日
石井義人 17期 現:埼玉西武
石井義が決めた!
西武逆転サヨナラ勝ち


西武の超重量打線が最後は単打で決めた!!本塁打の大記録がかかった試合を、土壇場からつないでつないで、
最後は石井義がプロ2度目のサヨナラ打で決めた。

九回二死、絶体絶命の場面から反攻は始まった。ボカチカの二塁打、片岡の右前打、大島の中前打で同点に追いつき、
なお一、三塁の好機で石井義が放った打球は一、二塁間を鮮やかに抜けた。歓喜の輪の中心で、埼玉名産・狭山茶の
シャワーを浴びたヒーローは「めっちゃ、お茶くせ〜」と最高の笑顔を見せた。

今季から背番号を「32」から「5」に変更。中日にFA移籍した和田の後を継ぎ「正直、プレッシャーはいっぱいある」と語る。
今春のキャンプでは打撃練習中に右手小指を骨折したが、出遅れを必死に取り戻した。

石井義の一打を引き出したのは、“所沢名物”となりつつある本塁打。三回にボカチカが5号ソロ、五回には細川が4号ソロ。
あと1本で6試合連続3本塁打以上のプロ野球新記録だった。

渡辺監督は「最後はホームランに依存しかけた」と苦笑い。新記録達成はならなかったが、ここ6戦で19発の打線は頼もしい限り。
本塁打につなぎの野球が加わった西武に死角は見当たらない。

2008年5月2日 デイリースポーツ掲載
5月1日
石井義人 17期 現:埼玉西武
対福岡ソフトバンク戦
逆転サヨナラタイムリー

HAWKS
LIONS
【H】パウエル・小椋・●ホールトン−的山
【L】○涌井−細川
▼本塁打 小久保5号(H) ボカチカ5号 細川4号(L)

★石井義人 打席結果
5打数 2安打 打点1 打率.378

★石井義人 試合後コメント
「不思議です。みんなでカバーし合って打てました」
5月1日
清水隆行 12期 現:読売
1軍登録
対広島戦 代打出場

CARP
GIANTS
【C】○ルイス−石原
【G】●木佐貫・栂野・会田−阿部
▼本塁打 赤松3号(C)

★清水隆行 打席結果
1打数 1安打 打点0 打率1.000
4月30日
木塚敦志 16期 現:横浜
対中日戦 3番手登板

BAYSTARS
DRAGONS
【Yb】ウッド・マットホワイト・H木塚・○川村・H横山・S寺原−鶴岡
【D】川井・●平井・高橋・金剛−小田・谷繁
▼本塁打 吉村6号(Yb)

★木塚敦志 投球結果
13試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者2 球数13 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率5.40
4月30日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板

CARP
GIANTS
【C】大竹・コズロースキー・○永川−石原
【G】高橋尚・西村健・藤田・山口・●門倉−阿部

★大竹寛 投球結果
6試合1勝3敗0S
6 2/3イニング 打者28 球数104 被安打6 奪三振3
与四死球3 失点2 自責点2 防御率3.15


★大竹寛 打席結果
3打数 1安打 打点0 打率.214
4月29日
木塚敦志 16期 現:横浜
対中日戦 4番手登板

BAYSTARS
DRAGONS
【Yb】●土肥・桑原謙・佐藤・木塚−鶴岡
【D】○中田・S岩瀬−小田
▼本塁打 中村紀6号(D)

★木塚敦志 投球結果
12試合1勝0敗0S
1イニング 打者3 球数16 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率5.79
4月29日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対広島戦 2番手登板


CARP
DRAGONS
【C】○大島・Sシュルツ−上村
【D】●山本昌・赤坂・高江洲−田中

★赤坂和幸 投球結果
3試合0勝0敗0S
1イニング 打者4 球数9 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率7.71
4月27日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ 対東北楽天戦
先発登板

鷹野史寿 12期 現:東北楽天
今季1号ソロホームラン

EAGLES 12
FIGHTERS
【E】○木谷・小倉・菊地−銀次
【F】●須永・金森・宮本・松山・中村・内山−今成・駒居・渡部
▼本塁打 鷹野1号 吉岡3号(E) 金子洋6号(F)

★須永英輝  投球結果
4試合0勝4敗0S
1 1/3イニング 打者12 被安打6 奪三振0
与四死球3 失点6 自責点6 防御率13.11


★鷹野史寿 打席結果
2打数 1安打 打点1 打率.186

★今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
打席結果

2打数 0安打 打点0 打率.278
4月26日
木塚敦志 16期 現:横浜
対読売広島戦 3番手登板

CARP
BAYSTARS
【C】○高橋・コズロースキー・S横山−倉・石原
【Yb】●三浦・マットホワイト・木塚・横山−相川

★木塚敦志 投球結果
11試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数3 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率7.36
4月25日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対東北楽天戦 2番手登板

FIGHTERS
EAGLES
【E】○岩隈・有銘−藤井
【F】●吉川・坂元・菊地−鶴岡・小山
▼本塁打 リック2号(E

★坂元弥太郎 投球結果
8試合0勝1敗0S
2 2/3イニング 打者11 球数41 被安打0 奪三振1
与四死球3 失点0 自責点0 防御率6.39
4月25日
木塚敦志 16期 現:横浜
対広島戦 3番手登板

CARP
BAYSTARS
【Yb】ウッド・○マットホワイト・H木塚・S川村−相川
【C】●ルイス−石原・倉
▼本塁打 栗原2号 天谷2号(C)

★木塚敦志 投球結果
10試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数3 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率8.10
大竹寛 22期 現:広島
大竹お待たせ 今季初白星
6回3失点 悔い残す

 念願の初星の喜びではなく、95球でマウンドを降りた無念さを大竹は真っ先に語りだした。
「内容的に一切、納得いっていない。反省の方が多かった」。6回を5安打、3失点。勝利投手は笑顔を見せようとしなかった。
 5―1の六回、青木に2ランを浴びた自分が腹立たしい。「勝負にいったというより、ストライクを取りにいった。
そういう球を投げてしまったことが悔しい」。これが小差だったらと思うと、不用意な一球が怖い。
「勝たせてもらった。みんなに感謝している」と言った。
 開幕マウンドに上がる前、一つの思いを口にした。「僕が黒田さんを尊敬するのは技術だけじゃない。人間性がすごい。
あの人柄だから、あんなすごい球を投げられるのではないか」。勝てなかった4度の登板。連発する失策や貧打に、不満顔はひた隠した。
負け試合でも報道陣に丁寧に応じた。たくましくなろうとした。
 実績を理由に、自分をエースだとは、まだ認めない。「この内容ではこの先、難しい。今持っている力は変えられないから、
その力で1点でも少なく抑えないと」。苦しんでつかんだ1勝が、大竹のハートをより強くする。
大竹寛 22期 現:広島
ようやく初白星

大竹が5度目の先発で、ようやく今季初白星。ただし、4・6回と
味方が加点した直後に失点するなど、内容はぴりっとせず
「納得していない。反省点の方が多い」と表情はさえなかった。

18日の巨人戦で3敗目を喫すると、その翌日の練習で
松田オーナーが直々にグラウンドに足を運び、大竹を激励した。
7年目で初の開幕投手を務めた右腕は「実績がないし、
自分の事をエースとは思っていないが、責任を感じてやる」と
口元を引き締めてた。
4月24日
大竹寛 22期 現:広島
対東京ヤクルト戦 先発登板
今季初勝利!


SWALLOWS
CARP
【C】○大竹・H永川・Hコズロースキー・H梅津・S横山−石原
【S】●リオス・萩原・花田・松井−米野・福川

★大竹寛 投球結果
5試合1勝3敗0S
6イニング 打者24 球数95 被安打5 奪三振3
与四死球2 失点3 自責点3 防御率3.24


★大竹寛 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.182
大竹寛 22期 現:広島
24日先発 初勝利へ得意ヤ戦


24日のヤクルト戦に先発予定の広島大竹が気合を入れた。今年は初の開幕投手を務めたが、ここまで4試合で0勝3敗、
防御率2・96。前回登板の18日巨人戦では14安打を浴び7回5失点。その前の11日中日戦では4回1/3を6失点と
納得のいかない内容が続いている。

この日は雨の中、キャッチボール、ダッシュなどで調整した。「カウントを有利にもっていかないと打たれる。大事な場面で
いいところに投げないと。勝てない葛藤(かっとう)はありますよ。チームの勝利に貢献していない。力になっていないのが辛い」と
厳しい表情。昨年の対ヤクルト戦は4試合で1勝0敗。通算でも8勝4敗と相性がいい。「(ヤクルトの印象は)特にないです。
自分の投球ができるかどうか。それだけです」。“お得意様”相手に今季初勝利を奪いとる。

2008年4月24日 日刊スポーツ掲載
4月23日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対オリックス戦 4番手登板

HAWKS
FIGHTERS
【Bs】○山本−日高
【F】●スウィーニー・宮西・建山・坂元−鶴岡・小山
▼本塁打 ローズ8号 日高4号(Bs)

★坂元弥太郎 投球結果
7試合0勝1敗0S
1イニング 打者5 球数25 被安打2 奪三振1
与四死球0 失点1 自責点1 防御率8.10
4月23日
木塚敦志 16期 現:横浜
対読売戦 2番手登板

BAYSTARS
GIANTS
【Yb】●寺原・木塚・マットホワイト−相川
【G】グライシンガー・○西村健・H山口・クルーン−阿部

★木塚敦志 投球結果
9試合1勝0敗0S
0/3イニング 打者2 球数4 被安打2 奪三振0
与四死球0 失点2 自責点2 防御率9.00
赤坂和幸 28期 現:中日
「新人・赤坂、タカ戦で自信 1イニングをピシャリ」

高校生ドラフト1巡目ルーキーがいよいよ実力の片りんを見せ始めた。23日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(ナゴヤ球場)。
9回に登板した赤坂は先頭の明石をオール直球で見逃し三振。続く2人も最速142キロの真っすぐを主体に抑えきった。
1イニングを力勝負で3者凡退。「きょうが一番良かった。今の形を忘れずに投げたい」とさわやかに笑った。

挫折を味わっていた。沖縄キャンプ中盤で右肩に炎症を起こした。キャンプで同じ高校生ルーキーの樋口が1軍で華々しく
デビューしたのに、自分は投げることすらできなかった。「しっかり調整できなかった。『何をしているんだろう』って思いました」

投球練習すらできない日々。焦りはあったが、代わりにひたすら走った。「周りから『おまえは先が長いんだ』と励まされて助かりました」。
手本となる先輩もいた。オープン戦で故障して2軍にいた山井だ。「練習中は笑顔すら見せずに黙々と打ち込んでいた。
あの姿勢はすごいと思った」と赤坂は言う。

スタートでいきなりつまずいたものの、プロ野球選手としての土台と心を養った。デビューから2試合目となったソフトバンク戦では、
「低めに指にかかったボールを投げられれば、簡単には打たれない」と自信も得た。
遅れてきたルーキーが真価を発揮するのはこれからだ。

中日スポーツ 2008年4月29日掲載
4月23日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対福岡ソフトバンク戦
5番手登板


HAWKS
DRAGONS
【H】○大田原・星野・三瀬・西山−高谷
【D】●清水昭・久本・高江洲・金剛・赤坂−前田
▼本塁打 前田1号(D)

★赤坂和幸 投球結果
2試合0勝0敗0S
1イニング 打者3 球数10 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率13.50


★赤坂和幸 試合後コメント
「今日は、良い感じで投げられました。腕の振りと足の動きの
バランスが良かったです。自分でも投げている実感がありました。
これを続けます」と手応えを感じていた。
4月20日
木塚敦志 16期 現:横浜
対中日戦 3番手登板

DRAGONS
BAYSTARS
【D】○吉見・H小笠原・S岩瀬−谷繁
【Yb】●三浦・横山・木塚・マットホワイト−相川
▼本塁打 森野6号 井端2号(D)

★木塚敦志 投球結果
8試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数5 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率3.00
4月20日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対福岡ソフトバンク戦 4番手登板

HAWKS
FIGHTERS
【H】○和田・H小椋・Sホールトン−山崎
【F】●グリン・宮西・建山・坂元−高橋
▼本塁打 稲葉3号 田中5号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
6試合0勝1敗0S
1イニング 打者5 球数14 被安打1 奪三振0
与四死球1 失点1 自責点1 防御率8.00
4月20日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ 対千葉ロッテ戦
2番手登板

FIGHTERS
MARINES
【F】菊地・●須永・金森・山本−今成・渡部
【M】三島・黒滝・高木・○田中良・S伊藤−青松・宮本

★須永英輝  投球結果
3試合0勝3敗0S
2 1/3イニング 打者12 被安打3 奪三振1
与四死球2 失点3 自責点3 防御率9.58


★今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
打席結果

4打数 1安打 打点0 打率.273
4月19日
大竹寛 22期 現:広島
粘りを欠き 14安打喫す
流れを引き寄せる。一塁走者、大竹の全力疾走は、そんな
決意があふれていた。六回一死一塁、赤松の中前打に
三塁コーチの制止を振り切って、二塁ベースを回った。
「いろいろ考える余裕はなかった」と振り返った好走塁。
得点にはつながらなかったが、今の悪いムードを変えそうな
気迫のプレーではあった。
マウンドでは、苦しむ大竹がいた。シュートにいつもの切れがなく、
三回まで4安打を浴びた。最初の失点は四回。3安打に守備の
乱れが重なり、3点を失った。「失策の後で点を与えたことが
やはりいけなかった」。七回にも2失点。粘り切れなかった投球を責める。
開幕から4試合目の先発は14安打を浴び、またも負けた。
「自分の勝ちよりも、試合に勝てなかったこと。チームに貢献
できなかった」。小林投手コーチは「精神的には勝ちがつくのが
一番だが、先発の仕事はしている。ぶれないでやってほしい」と
変わらぬ期待を口にする。
 降板後、大竹は寒風の吹く外野スタンドを見ていたという。
「九回もファンが応援してくれていて、申し訳なく思った。
次は勝つ試合をしないといけない」。勝利への渇望を、
あらためて胸に刻んだ。

中国新聞 2008年4月19日掲載
4月18日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板

GIANTS
CARP
【C】●大竹・コズロースキー・永川−石原
【G】○高橋尚・H西村健・門倉・山口・豊田−阿部

★大竹寛 投球結果
4試合0勝3敗0S
7イニング 打者38 球数105 被安打14 奪三振2
与四死球2 失点5 自責点2 防御率2.96

★大竹寛 打席結果
2打数 1安打 打点0 打率.222

★大竹寛 試合後コメント
「勝ち星は欲しいけど、試合に勝つことが大事。
勝利に貢献出来ずに悔しい」
4月16日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対埼玉西武戦 2番手登板

FIGHTERS
LIONS
【F】●吉川・坂元・宮西・スウィーニー−鶴岡・高橋
【L】○涌井・岡本真・Sグラマン−細川
▼本塁打 ブラゼル9号(L) スレッジ4号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
5試合0勝1敗0S
1イニング 打者6 球数28 被安打3 奪三振2
与四死球0 失点1 自責点1 防御率7.88
4月15日
赤坂和幸 28期 現:中日
オープン戦 対富山サンダーバーズ戦
2番手登板

富山 13
DRAGONS 17
【富】木谷・小山内・萩原・生出・丸山・串田・稲葉・
宮本・田中−廣田・杉野
【中】樋口・高江洲・赤坂和幸(28期)・ネルソン−前田
▼本塁打 新井 平田(中)
▼三塁打 森田 中村(中)
▼二塁打 平田 福田(中)
野原x2 町田 山内 草島 優士 杉野(富)

赤坂和幸 試合後コメント
2イニングで2失点。
「ストライクを取りに行った球を打たれました」
4月16日
北海道日本ハム情報
日本ハム小山が出場選手登録
今成が抹消


日本ハムは16日、小山桂司捕手(27)を出場選手登録
。代わって今成亮太捕手(20)が出場選手登録を抹消された。
再登録は26日以降。
4月13日
赤坂和幸 28期 現:中日
赤坂2四球後2失点

キャンプ途中から右肩痛で別メニュー調整を続けていた高校生ドラフト1巡目ルーキーの赤坂(浦和学院高)がプロ初登板を果たした。
7回から2番手で登板し、1死を取ったあとに2四球と二塁打で2失点。打者4人に投げマウンドを降りた。
「投げられる喜びを感じました。打たれたけどいい経験になりました」。苦いデビューとなったが、18歳の右腕がプロ第一歩を踏み出した。
4月13日
木塚敦志 16期 現:横浜
対阪神戦 2番手登板

TIGERS
BAYSTARS
【T】○福原・H久保田・S藤川−矢野
【Yb】●ウッド・木塚・マットホワイト・横山−相川

★木塚敦志 投球結果
7試合1勝0敗0S
0/3イニング 打者1 球数5 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点1 自責点1 防御率3.38
4月13日
赤坂和幸 28期 現:中日
プロ初登板!
ウエスタンリーグ
対広島戦 2番手登板


CARP
DRAGONS
【C】○今井・森・青木勇・佐竹・S永川−白浜・上村
【D】●山内・赤坂・菊地・金剛・ネルソン−田中・前田
▼本塁打 井生2号(C)

★赤坂和幸 投球結果
1試合0勝0敗0S
1/3イニング 打者4 球数19 被安打1 奪三振0
与四死球2 失点2 自責点2 防御率54.00

赤坂和幸 試合後コメント

「全然駄目です。違う場所で投げている感じでストライクが
入りませんでした。一回マウンドに立てば大丈夫
ですけれど…。次は大丈夫です」と力強く答えた。
4月12日
木塚敦志 16期 現:横浜
対阪神戦 2番手登板

TIGERS
BAYSTARS
【T】岩田・○渡辺・H久保田・S藤川−野口・矢野
【Yb】●寺原・木塚・桑原謙・小林−斉藤俊・鶴岡
▼本塁打 村田3号(Yb)

★木塚敦志 投球結果
6試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数5 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
4月12日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対湘南戦 先発登板

SEAREX
FIGHTERS
【SR】小山田・○吉原・山北・ヒューズ・牛田・高崎−新沼・黒羽根
【F】●須永・金森・八木・山本−駒居・渡部
▼本塁打 呉本2号(SR)

★須永英輝  投球結果
2試合0勝2敗0S
4イニング 打者20 被安打6 奪三振4
与四死球2 失点7 自責点7 防御率9.00
4月11日
大竹、満塁弾に沈む 5回持たずノックアウト

▽球炎 内野陣、投手に「愛情」を

投手とは孤独なものである。マウンドに立ち、たった一人で相手打者に向かっていく。その感覚について、元広島の139勝左腕、
川口和久氏は著書の中で次のように記している。「寂しいというか孤独な世界。離れ小島にいるようなもの。
後ろで守っている野手の愛情がほしくもある」

今夜の大竹もさぞかし孤独だったろう。状態は好投した過去2試合とは明らかに違っていた。一回、制球が定まらずボール先行。
たまっていく走者にリズムを乱し、平常心ではなかったはずだ。ところが、野手でマウンドに近づいたのは満塁になった時の東出だけ。
和田の満塁弾の直後も、マウンドに円陣はできなかった。

もちろん、やみくもに集まればいいというものではない。だが、大竹の変調は誰もが気付いていたはず。未勝利の重圧もあったろう。
しかも立ち上がりである。心中を思い、一声かけて力づけてやる。
「ここは勝負どころ」と察し、間を取ってやる。そんな考えを持てなかったのか。

 今夜は、一回の4失点が命取りとなった。昨季までなら、連続四球で満塁になる前に、背番号25(新井)がマウンドに
行っていただろう。内野のリーダー不在が、思わぬ形で戦いに影を落としている。

▽痛恨の4四球

五回一死一塁、大竹がこの回二つ目の四球を出したところで、ブラウン監督がたまらずベンチを飛び出した。
まさかの五回途中、92球でノックアウト。「開幕戦を任せられた投手が、あそこで代えられてはいけない」。
大竹は、自らへの怒りを押し殺しながら振り返った
 好投した過去2戦とは人が変わったように、制球に苦しんだ。一回は二塁打に2四球で満塁とし、和田に甘く入ったシュートを
左翼席に運ばれた。打線が1点差に迫った直後の五回も2四球でピンチを招き、降板。結局、与えた4四球がすべて失点に絡んだ。
 調子はよくなかった。それでも一切言い訳はしない。「いつも調子がいいわけではないが、悪かったとしても今日のような
投球をしてはいけない」。何より、先発投手として5回を投げきれなかったことが悔しくてたまらなかった。
「ピンチをつくったけれど、どんな形でも投げきりたかった」と何度も口にした。
 3度目の登板もチームの勝利につながらなかった。連勝も止めてしまった。「何とかしたかったが…。
チームの力になれなかった。申し訳ない」。投手陣の柱としての責任の重さと戦っている。

中国新聞 2008年4月12日掲載
4月11日
大竹寛 22期 現:広島
対中日戦 先発登板

DRAGONS
CARP
【D】○朝倉・小林・鈴木・平井・高橋−谷繁
【C】●大竹・林・岸本・広池−石原
▼本塁打 和田3・4号(D) シーボル1号(C)

★大竹寛 投球結果
3試合0勝2敗0S
4 1/3イニング 打者22 球数92 被安打5 奪三振5
与四死球4 失点6 自責点6 防御率3.10


★大竹寛 打席結果
2打数 1安打 打点0 打率.143
4月5日
石井義人 17期 現:埼玉西武
先発復帰、決勝ホームも
西武の石井義人内野手(29)が右手小指骨折から復帰後初めて先発出場し、勝利に貢献した。
同点で迎えた4回、左翼フェンス直撃の二塁打で出塁し赤田の適時打で決勝のホームを踏んだ。生涯初となる一塁の守備も
無難にこなし「ファーストミットを持っていないので(チームスタッフから)借りてプレーしました。出遅れた分、頑張らないと
いけないですから」とさらなる活躍を誓った。
4月5日
木塚敦志 16期 現:横浜
対広島戦 5番手登板

10
BAYSTARS
CARP
【Yb】ウッド・マットホワイト・横山・ヒューズ・H木塚・●那須野−相川
【C】前田健・青木高・梅津・林・コズロスキー・横山−石原・倉
▼本塁打 石原1号(C) 吉村2号(Yb)

★木塚敦志 投球結果
5試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数3 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
4月5日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対オリックス戦 2番手登板

FIGHTERS
BUFFALOES
【F】●藤井・坂元−鶴岡・高橋
【Bs】○近藤−前田
▼本塁打 カブレラ1号 ローズ2号(Bs) スレッジ2号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
4試合0勝1敗0S
1イニング 打者8 球数34 被安打2 奪三振1
与四死球2 失点3 自責点3 防御率7.71
大竹好投もまた勝てず

広島の大竹の力投が報われなかった。7回まで無失点と
好投したが、8回に四球と失策が絡み2失点(自責0)。
「反省点が有りますが、自分ピッチングは出来た。
今日は悔しいです」と唇を噛んだ。
開幕戦も8回1失点と好投したが、いまだに勝ち星に
恵まれていない。ブラウン監督も「大竹は良かった」と
新エースを労った。
4月4日
出場選手登録

石井義人(17期 埼玉西武
4月4日
大竹寛 22期 現:広島
対横浜戦 先発登板
木塚敦志 16期 現:横浜
3番手登板

BAYSTARS
CARP
【YB】○寺原・那須野・H木塚・Sマットホワイト−斉藤俊・相川
【C】●大竹・岸本−石原

★大竹寛 投球結果
2試合0勝1敗0S
8イニング 打者33 球数118 被安打7 奪三振4
与四死球2 失点2 自責点0 防御率0.56

★大竹寛 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.000

★木塚敦志 投球結果
4試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者2 球数9 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
4月2日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対福岡ソフトバンク戦
2番手登板


FIGHTERS
HAWKS
【F】●吉川・坂元・豊島・宮西−高橋
【H】○大隣−田上
▼本塁打 多村2号(H)

★坂元弥太郎 投球結果
3試合0勝1敗0S
2 2/3イニング 打者14 球数55 被安打5 奪三振5
与四死球1 失点2 自責点2 防御率4.50
4月1日
木塚敦志 16期 現:横浜
対東京ヤクルト戦 5番手登板
今季1勝目!

SWALLOWS
BAYSTARS
【S】リオス・H押本・●花田・吉川−細川
【YB】工藤・H三橋・加藤・山北・○木塚・Sヒューズ−相川・鶴岡
▼本塁打 福川2号 青木(S)

★木塚敦志 投球結果
3試合1勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数4 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
4月1日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ 対読売戦
先発登板

GIANTS
FIGHTERS
【G】○野間口・上野・会田・真田・Sオビスポ−星
【F】●須永・歌藤・建山・金森・山本−小山・尾崎・駒居
▼本塁打 小田嶋1号(G)

★須永英輝  投球結果
1試合0勝1敗0S
4イニング 打者15 被安打3 奪三振3
与四死球1 失点1 自責点1 防御率2.25
3月31日
星野JAPAN 1次登録メンバー77人発表
木塚敦志
 16期 現:横浜・大竹寛 22期 現:広島
メンバーに選ばれる!


北京五輪で金メダルを目指す星野仙一監督率いる野球・日本代表の1次登録メンバー77名が31日、発表された。
内訳は投手42名、捕手8名、内野手16名、外野手11名。
最終登録メンバー24名は6月下旬に決定される。その後、8月2日から7日まで都内ジャイアンツ球場で合宿を行い、
13日から始まる北京五輪予選リーグに出場する。

選出メンバーは以下の通り。
投手
42名
林昌範(巨人) 上原浩治(巨人) 高橋尚成(巨人) 内海哲也(巨人)
西村健太朗(巨人) 川上憲伸(中日) 岩瀬仁紀(中日) 中田賢一(中日)
鈴木義広(中日) 小笠原孝(中日) 岩田稔(阪神) 藤川球児(阪神)
久保田智之(阪神) 加藤武治(横浜) 木塚敦志(横浜) 大竹寛(広島)
佐藤由規(東京ヤクルト) 村中恭兵(東京ヤクルト) 加藤幹典(東京ヤクルト) ダルビッシュ有(北海道日本ハム)
武田久(北海道日本ハム) 吉川光夫(北海道日本ハム) 中村マイケル(北海道日本ハム) 武田勝(北海道日本ハム)
川崎雄介(千葉ロッテ) 久保康友(千葉ロッテ) 成瀬善久(千葉ロッテ) 渡辺俊介(千葉ロッテ)
小林宏之(千葉ロッテ) 大場翔太(福岡ソフトバンク) 和田毅(福岡ソフトバンク) 大隣憲司(福岡ソフトバンク)
久米勇紀(福岡ソフトバンク) 杉内俊哉(福岡ソフトバンク) 三瀬幸司(福岡ソフトバンク) 田中将大(東北楽天)
長谷部康平(東北楽天) 岩隈久志(東北楽天)  岡本真也(埼玉西武) 涌井秀章(埼玉西武)
加藤大輔(オリックス) 金子千尋(オリックス)
捕手
8名
阿部慎之助(巨人) 谷繁元信(中日) 矢野輝弘(阪神) 相川亮二(横浜)
石原慶幸(広島) 福川将和(東京ヤクルト) 里崎智也(千葉ロッテ) 細川亨(埼玉西武)
内野手
16名
小笠原道大(巨人) 荒木雅博(中日) 井端弘和(中日) 森野将彦(中日)
新井貴浩(阪神) 村田修一(横浜) 栗原健太(広島) 川島慶三(東京ヤクルト)
宮本慎也(東京ヤクルト) 田中浩康(東京ヤクルト) 中田翔(北海道日本ハム) 西岡剛(千葉ロッテ)
今江敏晃(千葉ロッテ) 川崎宗則(福岡ソフトバンク) 中島裕之(埼玉西武) 片岡易之(埼玉西武)
外野手
11名
谷佳知(巨人) 高橋由伸(巨人) 和田一浩(中日) 赤星憲広(阪神)
金城龍彦(横浜) 吉村裕基(横浜) 青木宣親(東京ヤクルト) 森本稀哲(北海道日本ハム)
稲葉篤紀(北海道日本ハム) 大村三郎(千葉ロッテ) 多村仁(福岡ソフトバンク)
大竹寛 22期 現:広島
大竹、エースの証し 8回1失点危なげなし
両チーム決め手を欠き、引き分けた。中日は1―2の九回に中村紀の適時二塁打で追いついたが、延長十回は無死満塁を生かせず。
広島は初の開幕投手の大竹が8回1失点と力投したが、九回登板のコズロースキーがリードを失った。
 「直球でいきます」。試合前、女房役の石原から第一球目に何を投げるかと尋ねられた大竹は、即答した。
その宣言通り、初球は荒木の胸元を思い切りえぐった144キロ。逃げない。それは、24代目開幕投手の決意が
こもった一球だったのだろう。
 三回にも、ハートの強さを見せた。先頭の川上にまさかの本塁打。続く荒木にも内野安打を許した。「ショックだったけど、
まだ1点だと思うようにした」。このピンチで気持ちを切り替え、井端を攻めた。最後は内角136キロで三ゴロ併殺に切り抜けた。
 四回以降は、危なげない投球で中日を抑えた。終わってみれば8回を投げて4安打1失点。「プレッシャーがかかる試合で、
自分の投球がしっかりできた」。白星はつかめなかったが、後悔はなかった。
 弱気になれない理由もあった。3月に一度、大リーグ・ドジャースの黒田から近況を問われるメールが来た。オープン戦の登板内容や、
頑張っていることを報告した。「僕とはレベルが違うけど、黒田さんの登板は意識しています。刺激になるし、やる気になる」
 その黒田のメジャーデビューは現地時間の4月4日。登板直前、もう一度、大竹の先発が回ってくる。「頑張っている姿を見せたい。
今後、いい報告ができれば」。新エースとして、次は吉報を届ける。
3月29日
木塚敦志 16期 現:横浜
対阪神戦
2番手登板

BAYSTARS
TIGERS
【YB】●ウッド・木塚・三橋・山北・加藤・那須野−相川
【T】○岩田・渡辺・久保田・S藤川−野口・矢野
▼本塁打 金本1号(T) 吉村1号(YB)


★木塚敦志 投球結果
2試合0勝0敗0S
1/3イニング 打者1 球数6 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月29日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対中日戦
先発登板


FIGHTERS
EAGLES
【F】藤井・H坂元・●星野・宮西−鶴岡
【E】○田中−嶋・藤井
▼本塁打 スレッジ(F)


★坂元弥太郎 投球結果
2試合0勝1敗0S
2 1/3イニング 打者7 球数39 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率2.70
3月29日
大竹寛 22期 現:広島
大竹魂の激投…新エースの責任果たす
勝ち星はつかなかった。それでも負けなかった。初の開幕投手を務めた大竹の力投がナインに乗り移った。
延長十二回を戦い終えると、ベンチの大竹はハイタッチで出迎えた。

大竹の激投が執念のドローにつながった。7年目にしてプロ初の大役に燃えた。大胆かつ冷静な投球で恐竜打線から凡打の山を築いた。
立ち上がりから低めに丁寧に集める投球。キレのある直球にシュートを多投した。「もっと緊張するかと思ったけど、粘れました」。
九回、声を枯らしてマウンドのコズロースキーに声援を送ったが、中村紀に左中間二塁打を浴び勝ち星は消えた。
それでも8回1失点は見事だった。

それでも理想高き男にとって反省も忘れなかった。1点先制した直後の三回。先頭の投手川上に対して、甘く抜けたスライダーを
左翼席へ運ばれた。投手に痛恨の被弾。「あの1球がいけなかった」。反省もあるが、成長の跡も見せた。続く荒木に三塁内野安打を
浴び無死一塁。昨年までの打たれだしたら止まらない姿はなかった。次打者の井端を完全にマスターしたシュートで三ゴロ併殺。
続く李をスライダーで二飛に仕留めた。小林投手コーチは「嫌な流れのところできっちり修正できていた。うまく緊張感を
コントロールできていたね」と一回り大きくなった大竹に目を細めた。

新エースにブラウン監督も賛辞を惜しまない。報道陣にはルイスの開幕の可能性をほのめかしたこともあったが、
実は2週間前に本人に伝えていたという。「大竹は大人になった。全体的に素晴らしい投球だった」と褒めちぎった。

大黒柱の黒田が抜けて、自分が柱として投手陣を引っ張る覚悟はできている。オープン戦から米国へ渡った黒田とメールで連絡を
取り合っていた。開幕前日には「開幕頑張ります」と伝えた。登板前に水本ブルペン捕手を通じ、黒田からの励ましの連絡を受け取り、
気合が入った。初の開幕戦を白星で飾れず「ショックといえばショックですけど、まだ終わりじゃない」と前を向いた。
黒田の後継者、新エース大竹の力投がきっと報われる日が来る。
3月28日
大竹寛 22期 現:広島
開幕戦 対中日戦
先発登板

小川将俊 17期 現:中日
10回裏代走出場

10 11 12
CARP
DRAGONS
【D】川上・岩瀬・鈴木・小林・平井−谷繁
【C】大竹・コズロースキー・横山・林・岸本・梅津−石原
▼本塁打 川上1号(D)

★大竹寛 投球結果
1試合0勝0敗0S
8イニング 打者28 球数114 被安打4 奪三振5
 与四死球1 失点1 自責点1 防御率1.13


★大竹寛 打席結果
3打数 0安打 打点0 打率.000
3月28日
木塚敦志 16期 現:横浜
開幕戦 対阪神戦
5番手登板

BAYSTARS
TIGERS
【YB】●寺原・入来・三橋・山北・木塚−相川
【T】○安藤・H渡辺・H久保田・Hウィリアムス・S藤川−矢野

★木塚敦志 投球結果
1試合0勝0敗0S
1イニング 打者3 球数14 被安打0 奪三振2
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月28日
大竹寛 22期 現:広島
大竹、大役へ万全 「楽しみと重圧半ば」
プロ野球セ・リーグは28日、中日―広島(ナゴヤドーム)、ヤクルト―巨人(神宮)、阪神―横浜(京セラドーム大阪)がすべて
午後6時プレーボールで開幕する。
 広島の大竹寛投手が、7年目にして初めて大役を担う。開幕投手が濃厚な右腕は「キャンプからやってきたこと、
自分のできることをしっかりやるだけです」。高ぶる気持ちを抑え、平常心を胸にプレーボールの時を待っている。
 27日も、いつも通りの練習をこなした。ウオーミングアップ、キャッチボールに続き、投内連係ではナゴヤドームの
マウンドの感触を確かめた。「特に違和感はなかった」。表情に緊張感を漂わせながら、決戦前の最後の調整を終えた。
 昨年は中日相手に4勝を挙げ(2敗)、防御率も2・23。いずれもチーム別では最高の数字を残した。さらにナゴヤドームでは
昨年9月23日に、プロ初完封勝利を記録している。相性はいい。「去年のことは意識していない。
いい打線だし、自分の投球をするだけ」。過去にとらわれず、自然体で臨むことを強調した。
 5年連続で開幕投手を務めた黒田博樹投手が抜け、「自分の立場とか責任を考えながらやってきた」。
キャンプでも投手陣最多の球数を投げるなど、率先して練習に取り組む姿があった。その成果を披露する時が来た。
「楽しみ半分、プレッシャー半分」。周囲の期待を背中に、新エースが2008年の最初のマウンドに向かう。
3月27日
清水隆行 12期 現:読売
球団発表「清水選手に長男誕生」
清水隆行選手の和葉(かずは)夫人(34)が26日、神奈川県内の病院で第3子となる長男を出産しました。
体重は3,486グラムで、母子ともに健康です。なお、名前はまだ決まっておりません。
大竹寛 22期 現:広島
広島・大竹はリラックス 開幕投手確実

米大リーグに移籍した黒田の後を受け、7年目で初の開幕投手を務めることが確実な広島の大竹は、時折笑顔を
見せるなどリラックスした様子。
内野手との連係やダッシュなど軽めのメニューで、早々と練習を切り上げた。

前日に「緊張感と嬉しさが半々。1球1球自分の球をしっかり投げていくだけ」と話していた右腕。昨季9勝のうち、
プロ初完封を含む4勝が中日戦で、ナゴヤドームは計15回2/3を投げて自責点は0。今年も相性の良さを発揮できるか。
3月27日
赤坂和幸 28期 現:中日
元気に調整しています
キャンプ中に肩の違和感を訴え、大事をとってスロー調整していた赤坂投手が2回目のフリーバッティング投手を務めた。
「肩は大丈夫です。投げた感じは良かったです。打者に対してもう少し投げ、早くゲームに投げたいです」と明るい笑顔。
セリーグ3月28日開幕
公示発表
開幕時の浦学OBの状況
★読売 清水隆行(12期) 2軍
★中日 小川将俊(17期) 1軍
赤坂和幸(28期) 2軍
★横浜 木塚敦志(16期) 1軍
★広島 大竹  寛(22期) 1軍
日本ハム3年目
今成がプロ初打席初安打


日本ハム3年目の今成亮太捕手(20)が、見せ場がない中で、
プロ初打席初安打で盛り上げた。8回の守備から途中出場し、
その裏の打席で、完封を許した岸から中前へゴロで抜いた。
前夜にプロ初出場し、2戦連続でのメモリアル。
大差で負けている展開だっただけに「今度はいい場面で
打てるように。緊迫した場面で、1打席で決められるように
したい」と目標設定していた。

2008年3月27日 日刊スポーツ掲載
3月26日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
対埼玉西武戦
プロ初安打!

LIONS
FIGHTERS
【F】●吉川・スウィーニー・豊島・星野−鶴岡・今成
【L】○岸−細川
▼本塁打 中村2号 ブラゼル1・2号(L)

★今成亮太  打席結果
1打数 1安打 打点0
3月25日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
対埼玉西武戦
1軍初出場!

LIONS
FIGHTERS
【F】○武田勝・宮西・マイケル中村−鶴岡・今成
【L】●西口・大沼・星野・三井−細川・銀仁朗
▼本塁打 田中2・3号(F)

★今成亮太  打席結果
打席出場なし
3月25日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
対フューチャーズ戦
4番手登板

フューチャーズ 10
FIGHTERS
【FT】田中・山田・鈴木・大抜・林・○池田
【F】中村・津田・ダース・●須永
▼本塁打 籾山 山本2ラン(FT)

★須永英輝  投球結果
2イニング登板
3月23日
清水隆行 12期 現:読売
プレシーズンゲーム
対ボストンレッドソックス戦
代打出場

Red Sox
GIANTS
【G】グライシンガー・●バーンサイド・内海・会田・吉武・山口
・豊田−阿部・加藤・星
【R】○ウェイクフィールド・岡島・アーズマ・タバレス−キャッシュ
▼本塁打 ドリュー2号満塁 J・ローリー1号(R)

★清水隆行  打席結果
1打数 0安打 打点0
3月22日
清水隆行 12期 現:読売
プレシーズンゲーム
対オークランド・アスレチックス戦
代打出場

Athletics
GIANTS
【G】上原・野間口・栂野・藤田・●越智
【A】イブラント・カシーヤ・ブラウン・○ストリート・Sヘルナンデス
▼本塁打 クロスビー・ハナハン(A)

★清水隆行  打席結果
1打数 0安打 打点0
大竹、7年目で初開幕投手

初の開幕投手をほぼ手中にしたのではないか。
大竹がオープン戦ラスト登板。6回、被安打5、2失点の
内容ながら、堂々たるマウンドぶりに、異論を唱えるものは
いないだろう。
一回、単打と2四球で二死満塁のピンチを招いたが、
吉村を147キロで見逃し三振。
「立ち上がりはよくなかったが、修正しながら投げることができた」。
30球を投じた一回の内容を修正し、二、三回は早めに追い込み、
得点を許さなかった。
 ピンチにも動じない。崩れない。四回は先頭の村田にソロを
浴びたが後続をぴしゃり。五回も連打と四球で無死満塁とされたが
犠飛による1失点にしのいだ。調子はいまひとつながらも、
先発の役目はきっちり果たすことろがエースだ。
 「パ・リーグも開幕したし、緊張感の高まりはある。楽しみな
気持ちもある」。開幕までついに1週間を切った。
「黒田さんのメジャー行きが決まった時から、常に意識を
持ってやってきた」と自覚も十分だ。
 「大竹を送り出す時に不安になったことは一度もない。
いつも勝てる気がする」。明言は避けたブラウン監督だが、
絶大なる信頼感を強調する。「自分のやることは同じ。
しっかりやるだけ」。背番号17がオープニングマウンドに向けて、
臨戦態勢に入った。

3月22日
大竹寛 22期 現:広島
オープン戦
対横浜戦 先発登板

CARP
BAYSTARS
【C】大竹・林・岸本・コズロスキー・●広池−石原
【YB】寺原・ウィリアムス・那須野・山北・ヒューズ・○マットホワイト
−鶴岡・相川
▼本塁打 石原(C) 村田x2(YB)


★大竹寛 投球結果
3試合1勝0敗0S
6イニング 打者25 球数98 被安打5 奪三振3
与四死球3 失点2 自責点2 防御率2.57
3月22日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対千葉ロッテ戦
2番手登板

MARINES
FIGHTERS
【M】○成瀬−里崎
【F】藤井・●坂元・星野−鶴岡
▼本塁打 田中1号(F)

★坂元弥太郎  投球結果
1試合0勝1敗0S
1イニング 打者6 球数28 被安打1 奪三振1
与四死球2 失点1 自責点1 防御率9.00

同点に追いついた直後の七回、勝負どころで登板した坂元。
力強い直球を生かして先頭の代打早川を空振り三振。
だが、続く今江を追い込みながら四球で歩かせたのが誤算だった。
二死にした後、堀をカウント2−1と有利にしながら、フォークが
抜け高めに甘く入ったところを中越えに運ばれ、勝ち越された。
「こういう場面で結果を出さなくてはいけない。1球1球が大事なのに」
と坂元。苦手の左腕・成瀬が相手だっただけに、終盤に来ての
失点は大きく、結果的に決勝点となった。厚沢投手コーチは
「終盤は、ひとつの四球がうちのチームでは目立ってしまう」と
厳しかった。
3月19日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
教育リーグ
対読売戦 2番手登板

GIANTS
FIGHTERS
【G】福田・久保
【F】吉川・須永・菊地

★須永英輝  投球結果
個人成績不明
パリーグ3月20日開幕
開幕時の浦学OBの状況
★埼玉西武 石井義人(17期) 2軍
三浦 貴 (17期) 2軍
★東北楽天 鷹野史寿(12期) 2軍
★北海道日本ハム 坂元弥太郎(21期) 1軍
須永英輝(24期) 2軍
今成亮太(26期) 1軍

今成亮太選手コメント
限られた時間のなかでも、パッとしたプレーをして、アピールしたい
3月18日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦
対中日戦
代打出場

DRAGONS
GIANTS
【D】○川井・吉見・菊地・小林・中里−谷繁・清水将
【G】●角倉・越智・山口・バーンサイド・豊田−星

★清水隆行  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.154
3月18日
木塚敦志 16期 現:横浜
オープン戦
対東京ヤクルト戦
5番手登板

BAYSTARS
SWALLOWS
【Yb】●高崎・佐藤・加藤・ヒューズ・木塚−相川・斉藤俊
【S】○増渕・加藤・林昌勇−福川
▼本塁打 川島慶(S)

★木塚敦志 投球結果
5試合1勝0敗0S
1イニング 打者4 球数8 被安打2 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
大竹寛 22期 現:広島
広島大竹5回0封、開幕投手「当確」
もう開幕は「当確」と言っていい。開幕投手の大本命、広島大竹寛投手(24)がオリックス打線を5回無失点に封じた。
安定感や仕上がり具合で常に他の一歩先を行く右腕。登板日程から考えればルイスの可能性も残されているが、
ブラウン監督の腹はほとんど決まっているようだ。
新エースに引っ張られた好調投手陣は、対外試合12試合目で初の完封勝ちをおさめた。

ノーワインドアップからゆっくりと足を上げる大きなフォーム。正確に制球された球で注文通りに内野ゴロの山を築いていく。
昨年まで黒田(ドジャース)が何度も演じてきた光景を、大竹が再現してみせた。

大竹「まずはゼロ(無失点)で抑えられたのが良かったですね。今日は自分の思うようにコントロールできた球が多かった。
内野ゴロ? 特に意識したわけじゃないけど、投げる球はすべて低めに集めようと意識していました。その結果、ゴロが
多くなったのは良かったと思います」。

2番からラロッカ、ローズ、カブレラと続く12球団屈指の重量打線をマウンドから見下ろした。
打者18人、15アウトのうち12アウトを内野ゴロで奪った。4回1死まではパーフェクト。
2巡目に入った4回は1死から連打を浴びたが、カブレラを内角シュートで三−二−一の併殺に。

「走者を背負っても、どういう形であれ、点を与えなければいい。僕はそういう(場面の)方が多いと思うので」。
言葉にも余裕と落ち着きが漂う。先発投手のイニシアチブで試合を進めることの意味はその後の展開が物語る。
2番手広池以下の4投手が「0」を並べ、今季初の完封勝利。
指揮官は「いいテンポで試合が進み、バックもしっかり守った」とディフェンスの充実を喜んだ。

大竹はこれで開幕投手への関門をほとんどクリアした。小林投手コーチは「ナイスピッチング。
技術的にも安定している」。開幕確定か? の質問に対しては「みなさん(報道陣)にそう予想してもらえるに値する
投球をしている」と否定しなかった。監督もルイス、長谷川の可能性を示しながらも「大竹が最有力? そうだね」と語った。

過去10年の開幕投手を振り返れば大野豊、ミンチーのあと佐々岡真司が3年連続、そして黒田が昨年まで5年連続。
そこに24歳の大竹が名前を連ねる可能性がいよいよ高くなってきた。
大竹は「変に意識しないようにしています」と軽い笑みを浮かべた。

オープン戦登板はあと1試合。22日の横浜戦(横浜)に投げれば中5日、中5日でちょうど3月28日の開幕日に当たる。
18日(2軍戦)23日(横浜戦)の登板が予想されるルイスも中4日間隔で28日になるが、今のところ大竹の選択肢を外す
理由が見あたらない。


大竹よ、3・28オレ竜斬り任せた!
初の“栄冠”を手中に収めた。広島・大竹が今年初めて広島市民球場で先発し、5回無失点の快投を披露。3月28日の中日との
開幕戦(ナゴヤD)で先発マウンドに上がることが確実となった。

今後、中5日で回ると22日の横浜戦(横浜)を経て開幕戦に登板することになる。ブラウン監督は「開幕投手最有力?もちろんだ。
ルールを守って言っていないだけ。パ・リーグなら喜んで言うんだけどね」。小林投手コーチは「みなさんに開幕投手と言って
もらえるということは、それに値する投手ということ」と重責を任せることを示唆した。

首脳陣を納得させる61球だった。徹底して低めを突き、四回一死までは1人も走者を出さない完ぺきな投球。
初めてのピンチとなった四回一死一、三塁でカブレラを迎えたが、引かなかった。
内角シュートで三ゴロを打たせ、狙い通り併殺に仕留めた。

「どういう形であれ点を与えないのがいい投手ですから。全体的に低めにボールを集めることができて、走者を出しても落ち着いて
粘れました。満足できる投球でした」

マウンド上では一喜一憂しなかった。これまでは見られなかった姿だ。
昨季までの大エース・黒田にはなれない。だが、自分にしかできないこともある。
大竹は開幕まで一歩ずつ、自分なりのエース像を築いていく。
3月17日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦 対阪神戦
代打出場

TIGERS
GIANTS
(規定により引き分け)
【T】福原・ウィリアムス・久保田・藤川・渡辺−矢野・野口
【G】内海・藤田・会田・クルーン−加藤・村田善
▼本塁打 谷(G)

★清水隆行  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.167
3月16日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
オープン戦 中日戦
先発登板
今季1勝目!

今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
途中出場

DRAGONS
FIGHTERS
【D】●中田・山本昌・平井−谷繁・小田・清水将
【F】○坂元・建山・宮西・武田久・Sマイケル中村
−高橋・鶴岡・中嶋・今成

★坂元弥太郎  投球結果
4試合1勝0敗2S
3イニング 打者11 球数45 被安打0 奪三振4
与四死球2 失点0 自責点0 防御率0.00


★今成亮太  打席結果
打席出場なし
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
『ミスターゼロ』

急きょ先発した日本ハム坂元弥太郎投手が、ミスターゼロになった。
ほぼ開幕メンバーが並んだ中日相手に3回無安打無失点。
ストレートの四球2個が修正点として残ったが、オープン戦
4試合の計7回を無失点で開幕を迎える事になった。
「いい形できていると思う。無失点?出来すぎです」と笑顔だった。
急な指名だった。この日の試合はリリーフ陣が順番に登板する
予定だったが、先発は予想していなかった。
主に中継ぎの起用が見込まれる右腕は「(先発を)今日の
練習中に言われた」と試合の先陣を切った。
昨秋から取り組むシュートを効果的に使い4奪三振。
梨田監督も「(中日)中田と遜色ない球を投げていた」と評価した。
試合後も「すごい久しぶりで緊張した」という、お立ち台の
指名を受けた。「ファンの声援で自分も熱くなっています」と
話し場内を沸かせ、ヒーローインタビューの予行演習も終了。
ヤクルトから移籍の新戦力は「使って貰える事にやり甲斐を
感じている。1年間、V3に貢献したい」と力強く話していた。

坂元 新天地でやりがい
3回を無安打


救援陣の最終調整となった試合でヤクルトから移籍した坂元が
「1番手」として先発。2四球を反省したが、シュートを有効に使い、
3回を無安打に抑えた。

オープン戦登板4試合で計7回を無失点。昨季登板2試合ながら、
新天地で右の中継ぎとして信頼を高める8年目は「手応えがある。
首脳陣が使ってくれるのでやり甲斐を感じる」と意気込みを語った。
3月16日
大竹寛 22期 現:広島
オープン戦
対オリックス戦
先発登板
今季1勝目!

BUFFALOES
CARP
【Bs】●コズロースキー・菊地原・本柳・吉野−辻・前田
【C】○大竹・広池・林・青木勇・Sコズロ−スキー
−倉・石原


★大竹寛 投球結果
2試合1勝0敗0S
5イニング 打者18 球数61 被安打3 奪三振0
与四死球1 失点0 自責点0 防御率2.25
大竹に安定感!5回無失点
広島大竹寛投手(24)が5回無失点と安定感を示した。
低め中心の丁寧な投球で内野ゴロの山を築き、4回1死まで
パーフェクト投球。開幕投手の最有力候補らしい貫録だった。
「走者を置いても粘りながら投げられた。もう少し反省点が
あるので開幕までには修正していきたいです」と納得の表情だった。

2008年3月16日 日刊スポーツ ネット速報

大竹、開幕へ順調な調整
開幕投手候補の広島・大竹寛投手(24)が16日、オリックスとの
オープン戦(広島)に先発し、5回3安打無失点。15アウト中、
内野ゴロは実に12個を数えた。「投げる球は球種を問わず
低めを意識している。その結果、ゴロで多く打ち取れたのは
よかった」と納得。開幕まであと1回登板が
予定されているが「シーズン中だと思って、一つ一つアウトを
取るだけ」と気を引き締めた。

2008年3月16日 スポーツ報知 ネット速報
3月16日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦 対阪神戦
代打出場

TIGERS
GIANTS
(規定により引き分け)
【T】岩田・杉山−野口・矢野
【G】グライシンガー・吉武・豊田・西村健−星・村田善

★清水隆行  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.182
3月15日
木塚敦志 16期 現:横浜
オープン戦
対福岡ソフトバンク戦
2番手登板

HAWKS
BAYSTARS
【H】●大場・柳瀬・三瀬・ガトームソン−的山・田上
【Yb】○ウッド・木塚・三橋・ヒューズ−相川・鶴岡
▼本塁打 吉村(Yb) 多村(H)

★木塚敦志 投球結果
4試合1勝0敗0S
1イニング 打者3 球数10 被安打1 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月15日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦
対埼玉西武戦
途中出場

GIANTS
LIONS
【G】●上原・福田−村田善・實松
【L】石井一・山岸・小野寺・○三井・岡本真・Sグラマン−細川・野田
▼本塁打 坂本(G) ブラゼル G.G佐藤(L)

★清水隆行  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.200
3月15日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
オープン戦
対中日戦
途中出場

DRAGONS
FIGHTERS
【D】●川上・岩瀬−谷繁・小田
【F】○スウィニー・宮西・星野・豊島・S金沢−鶴岡・今成
▼本塁打 稲田(F) デラロサ(D)

★今成亮太  打席結果
打席出場なし
3月14日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
オープン戦
対横浜戦
途中出場

FIGHTERS
BAYSTARS
(規定により引き分け)
【F】藤井・山本・星野・宮本−高橋・今成・鶴岡
【Yb】三浦・佐藤・桑原謙・マットホワイト−武山・鶴岡
▼本塁打 吉村(Yb) 小谷野 稲葉 三木 田中(F)

★今成亮太  打席結果
打席出場なし
3月13日
教育リーグ 対湘南戦
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
先発登板
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
途中出場

SEAREX
FIGHTERS
【SR】秦・橋本・山北・吉原−黒羽根・新沼
【F】須永・松山・歌藤・浅沼・伊藤・糸数−小山・今成
▼本塁打 呉本(SR) 中田(F)

個人成績に関しては不明
須永英輝 3イニング登板
3月13日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦 対埼玉西武戦
代打出場

LIONS
GIANTS
(規定により引き分け)
【L】帆足・山岸・正津−銀仁朗・上本
【G】東野・栂野・村田透・越智−星・村田善

★清水隆行  打席結果
1打数 1安打 打点0 打率.222
3月12日
広島カープ情報
先発争い佳境 投手陣がしのぎ

広島の先発ローテーション争いが、最終段階を迎える。
ブラウン監督は「公式戦でスケジュール通りに先発調整を
してもらうのは5投手。
6人目の投手は先発とロングリリーフを兼務する」と説明。
現在、7投手がこの枠を狙ってしのぎを削っている。

昨季までの実績と実力を踏まえ、大竹寛とルイスは確実。
さらに、2年目の宮崎充登は対外試合2試合で6回を無失点と、
ここにきて一気に評価を上げてきた。

しかし、残り3枠が定まっていない。オープン戦は残り8試合で、
セとの対戦が6試合もある。
監督は「今後、5、6イニングを投げるようになってから、
真価が問われる」という。シーズンを構想通りに滑り出す
ためには、ローテ争いがより激しくなる必要がある。
3月12日
木塚敦志 16期 現:横浜
オープン戦
対福岡ソフトバンク戦
4番手登板

HAWKS
BAYSTARS
【H】ガトームソン・甲藤・三瀬・○久米・Sニコースキー
−田上・山崎
【Yb】ウィリアムス・三橋・川村・木塚・●吉見・
マットホワイト−斉藤俊・鶴岡
▼本塁打 松中 レストビッチ(H)

★木塚敦志 投球結果
3試合1勝0敗0S
1イニング 打者3 球数12 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月12日
小川将俊 17期 現:中日
オープン戦
対埼玉西武戦
途中出場

LIONS
DRAGONS
【L】○キニー・許銘傑・グラマン−細川・銀仁朗
【D】●川井・平井・菊地・小林・中里−小田・小川
▼本塁打 G.G佐藤・中村(L) 平田(D)

★小川将俊  打席結果
2打数 1安打 打点0 打率.333
3月12日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
オープン戦
対東京ヤクルト戦
途中出場

FIGHTERS
SWALLOWS
【F】ダルビッシュ・宮本・●星野・宮西−鶴岡・今成
【S】村中・鎌田・○松岡−福川・米野

★今成亮太  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.000
3月11日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦
対阪神戦
途中出場


GIANTS
TIGERS
【T】福原・阿部・渡辺・○筒井・S金村大−矢野・小宮山
【G】バーンサイト・吉武・会田・●西村健−星
▼本塁打 矢野(T)

★清水隆行 打席結果
1打席 0安打 打点0 打率.125
3月11日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
オープン戦
対千葉ロッテ戦
途中出場

FIGHTERS
MARINES
【F】●吉川・建山・武田久・マイケル中村−鶴岡・今成
【M】○小野・小宮山・服部・中郷・シコースキー・S伊藤−里崎・
田中雅・橋本
▼本塁打 ベニー(M)

★今成亮太  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.000
3月11日
小川将俊 17期 現:中日
オープン戦
対埼玉西武戦
途中出場

LIONS
DRAGONS
【L】●西口・長田・岩崎・星野−細川・野田
【D】○吉見・山内・S中里−清水将・小川
▼本塁打 ウッズ(D)

★小川将俊  打席結果
打席出場なし
3月10日
大竹寛 22期 現:広島
紅白戦 登板


紅組

白組

(特別ルールで七回修了)
【紅】高橋・長谷川・コズロースキー・上野―上村
【白】大竹・青木高―石原
▼本塁打 尾形・前田(紅)シーボル(白)

ベテラン前田智が、紅白戦で本塁打を含む3打数3安打2打点。
2回無死、大竹の直球を右翼席中段まで運んだ。
4回には、右翼線の当たりで、不安のある足を気にせず
二塁へ激走。「2打席目は崩れても持って行かれた。
悔しいけどすごい」と大竹も改めてバットコントロールに舌を巻いた。
3月9日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦
対北海道日本ハム戦
代打出場


GIANTS
FIGHTERS
【G】○グライシンガー・藤田・会田・クルーン・久保・S山口
−星・村田善

【F】●武田勝・宮西・菊地・山本−鶴岡・小山

★清水隆行 打席結果
1打席 0安打 打点1 打率.143
3月8日
オープン戦
読売−北海道日本ハム戦

清水隆行 12期 現:読売
スタメン出場
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
4番手登板 今季2セーブ目

FIGHTERS
GIANTS
【F】グリン・○中村・MICHEAL・S坂元−高橋・小山
【G】上原・吉武・●野口・西村健−星・實松

★清水隆行 打席結果
4打席 0安打 打点0 打率.167

★坂元弥太郎  投球結果
3試合0勝0敗2S
1イニング 打者3 球数12 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月6日
大竹寛 22期 現:広島
いきなり新井K斬り

どうじゃ! 広島大竹寛投手(24)が「因縁の対決」を制した。阪神との今季初のオープン戦(京セラ)で、昨年まで広島の
主砲を務めた新井と対戦。初回に空振り三振を奪うなど、2打席無安打に封じ込んだ。注目のマッチアップの第1ラウンドだったが、
初の開幕投手にバク進中の大竹にとって、そんな話題は些末(さまつ)なこと。いつもどおり冷静に、課題について反省した。

「3番、ファースト、新井」のアナウンス。聞いたことのない応援歌が右翼スタンドから聞こえてくる。
マウンドの大竹もいくらか違和感を感じていたはずだ。だがそんなものに、一国一城のエースがいちいち気にするわけにいかない。

「対戦する前からあまりそういう意識はなかったし、実際に対戦してみても他の打者と同じように投げられたと思います」。
入団以来6年間もお世話になった先輩でも、マウンドと打席の間、18・44メートルで対峙(たいじ)すればあくまでただの敵の
打者にすぎない。オープン戦だからといって、楽しむことなどない。大竹の自覚がにじんだ。

思い切り、倒しにかかった。初回にいきなり迎えたピンチ。無死一、三塁で新井にこん身の直球を投げ込んだ。フルカウントからの
6球目は143キロ。大きなふところに鋭く切り込むシュートだった。新井のバットは豪快に空を切った。
2打席目も三ゴロ。これもシュートだった。

大竹は「対新井」に限らず、広い意味で納得していた。「シュートはイメージどおりというか、狙ったところに投げられました。
新井さんというより右打者に対しての内角のシュート。
これから精度を上げていかないと」。直球に近い速度で胸元をえぐるシュートは、昨年まで黒田が武器にしていたものだ。
これを完全に習得できれば、内野ゴロを狙ってとれるし、球数も抑えることができる。大竹のテーマの1つだ。

初回、新井を封じたあとに金本に2ランを浴びた。真ん中に入った直球を左翼席にぶち込まれた。
148キロも計測するなどシーズン本番を想起させる、熱のこもった投球だった。「自分では普通のつもりでしたが、
知らず知らずのうちに力が入ったのかも。甘くいっちゃいましたね」。

その後は尻上がり。島野育夫氏の追悼試合で勝ちに来ていた阪神のベストオーダーに対し、3回2失点でまとめた。
「今日はストライク先行と1つ1つの制球をていねいにすることを心がけたが、だめでしたね。毎回、先頭打者を出してしまったし」。
結果は完ぺきではなかったが、1試合ごとにテーマを設定し、その課題と向き合うことが最大の目標。迷いはない。

今は「開幕」という大きな責任をまっとうすることに集中する。「こういう雰囲気はやってみないと分からない。緊張感とか、
どこに投げたら打たれるとか。早く戦闘モードに入っていきたいですね」。
本番に向け大きな1日だった。新エースの目つきが鋭くなってきた。


2008年3月6日 日刊スポーツ掲載
3月5日
大竹寛 22期 現:広島
3回2失点


広島大竹がオープン戦に初先発した。
初回、2死三塁から金本に先制2ランを浴びた。
しかし2回以降は立ち直り3回4安打2失点。
「いいところと悪いところがはっきり出た。
初回の2失点の後、しっかり抑えることができたのは
よかった。次につなげていきたい」と前向きだった。

2008年3月5日 日刊スポーツ

移籍・新井 2打席斬り

広島の大竹寛投手(24)が5日、阪神とのオープン戦に先発。
初回に金本に2ランを浴びたが、3回を4安打2失点で
まとめ「ここまでまずまずです」と、初の開幕投手へ向け
順調な調整ぶりを見せた。
またこの日、FA移籍した新井と初対戦。
「意識はしなかった。内角へのシュートが狙ったところにいった」と
2打席凡退に打ち取り、満足そうだった。

2008年3月5日 スポーツ報知
3月5日
坂元弥太郎 21期
現:北海道日本ハム
オープン戦 対東京ヤクルト戦
3番手登板

SWALLOWS
FIGHTERS
【S】○リオス・木田・佐藤・西崎・押本・S五十嵐−福川
【F】●ダルビッシュ・中村・坂元・武田久−鶴岡・高橋

★坂元弥太郎  投球結果
2試合0勝0敗1S
2イニング 打者9 球数37 被安打3 奪三振1
与四死球1 失点0 自責点0 防御率0.00
3月5日
大竹寛 22期 現:広島
オープン戦 対阪神戦
先発登板

CARP
TIGERS
【C】大竹・●長谷川・青木勇・横山・永川ー石原・倉
【T】下柳・○アッチソン・ボーグルソン・江草・久保田・藤川ー矢野・野口
▼本塁打 金本1号2ラン フォード1号2ラン(T)

★大竹寛  投球結果
1試合0勝0敗0S
3イニング 打者13 球数55 被安打4 奪三振4
与四死球1 失点2 自責点2 防御率6.00
3月4日
北海道日本ハム情報
「札幌ドーム公開練習」
2月1日からの春季キャンプも順調に終了し、こんがり
日焼けしたベテラン稲葉、選手会長の金子誠、坪井、高橋、
元気印の森本、田中賢らV2戦士をはじめ、移籍組の藤井、
坂元、中村、新外国人スレッジ、守備面で少し成長した
ルーキー中田らが札幌ドームで今年初練習を行った。
3月3日
赤坂和幸
新人研修会に参加
プロ野球の新人選手研修会が3日、東京都内のホテルで開かれ、
中日の赤坂和幸投手(埼玉・浦和学院)ら、12球団の
新人86選手が参加した。

新人はアンチ・ドーピング、暴力団対策、取材対応について
講義を受けたほか、大相撲解説者で元小結の舞の海秀平氏
からは大型力士に立ち向かった体験談、元日本ハム投手の
岩本勉氏(野球評論家)からは良き先輩を持つことの大切さ
などの話を聞いた。
3月2日
木塚敦志 16期 現:横浜
オープン戦 対東京ヤクルト戦
今季初勝利!

SWALLOWS
BAYSTARS
【S】増渕・吉川・丸山・西崎・●林昌勇−米野・福川
【Yb】小林・ウッド・○木塚・佐藤・Sヒューズ−鶴岡
▼本塁打 武内(S) 小池(Yb)

★木塚敦志 投球結果
2試合1勝0敗0S
1イニング 打者4 球数8 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月2日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
オープン戦 対中日戦
今季初セーブ!

FIGHTERS
DRAGONS
【F】武田勝・○スウィニー・S坂元−鶴岡・高橋・小山
【D】山井・小笠原・朝倉・中田・●ネルソン・小林−
小田・清水将

★坂元弥太郎  投球結果
1試合0勝0敗1S
1イニング 打者3 球数18 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
3月1日
小川将俊 17期 現:中日
オープン戦 対東京ヤクルト戦
途中出場

DRAGONS
SWALLOWS
【D】チェン・○鈴木・川井・S中里−小田・小川
【S】村中・●館山・鎌田・佐藤・五十嵐−福川・米野
▼本塁打 リグス(S)

★小川将俊  打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.000
2月29日
大竹寛 22期 現:広島
大竹 開幕へばく進 2回零封三振ショー
広島の大竹寛投手が29日、広島市民球場で行われた紅白戦で先発。開幕投手を争うルイスと対決した。
2回を1安打無失点と好投し、初回に制球を乱したルイスに投げ勝った。黒田の後継者として期待される7年目の右腕が、
初の開幕投手へ大きく前進する内容だった。

公式戦のつもりで1球1球、力を込めて投げた。ライバルのルイスに負けていられない。立ち上がりから気迫をみなぎらせた。
先頭の梵から、キレ味抜群のスライダーで見逃し三振を奪うと、続く東出もスライダーで空振り三振。1回を2者連続三振を含む
3者凡退で仕留めた。2回には先頭の栗原に左前打を許したが、嶋を三ゴロ併殺。最後は石原を直球で見逃し三振だ。
「順調ですね。寒い割には真っ直ぐが出たかなぁと思います。後は実戦の中で1球、1球つかんでいけたらと思います。
慣れていくことですね」

自主トレ、キャンプを通じて昨年より500球多い、1500球の投げ込みの成果が出た。
最高気温11度の寒い広島で最速145キロをマーク。「えっ、そんなに出たんですかねぇ」とおどけたが、
順調な仕上がりに笑みがこぼれた。
開幕投手を争うルイスとの初対決だった。「そんなに意識しすぎないようにやっています」と慎重に言葉を選んだが、
開幕争いのライバルに一歩も引くつもりはない。エース黒田が抜け、「自分がチームを引っ張るつもりでやらないといけない」と
キャンプ前に誓った右腕。
開幕戦からローテの中心としてフル回転する覚悟は出来ている。
一方のルイスは1回、先頭の天谷に四球、続く木村に中前打を浴びるなど立ち上がりに不安を残した。
小林投手コーチは「ルイスは良かったけど、もうちょっと、制球が上がってこないとね。
大竹は全てが順調にきている」と振り返った。
開幕投手候補は大竹、ルイスの2人だが、大竹が初の大役を務める可能性が高くなってきた。
ブラウン監督は「レベルの高いところでの競争はチームに力がつく。開幕はメンバー交換するときの5時30分に
しないといけない」とはぐらかしたが、紅白戦での好投で大竹が開幕の座に大きく近づいたことは間違いない。
2月29日
大竹寛 22期 現:広島
紅白戦で2回無失点
広島は29日、広島市民球場で開幕投手候補のルイス、大竹寛の両先発による3イニング限定の紅白戦をした。

紅組の大竹は2回を1安打、3奪三振無失点。2回に先頭打者に左前打を浴びるが、併殺で切り抜け、きっちり6人で終わらせた。
「ストライク先行でいこうと思っていた。順調です」。小林投手コーチは「いい形で仕上がってきている」と話した。

▽紅白戦
紅組000=0
白組000=0
(特別ルールで三回裏修了)
【紅】大竹・篠田―倉
【白】ルイス・永川―石原
2月29日
北海道日本ハム情報
今季の日本ハムの先発ローテーションは?

今季は原則5〜6人で回す予定。ダルビッシュ、藤井、グリン、武田勝、吉川の5人が軸になり、6人目はスウィーニー、金沢、
建山、坂元ら、ロングリリーフもできる右腕の争いになりそう。
6番手は2カード連続の6連戦、3カード連続の9連戦など過密日程時にスポット的に起用される。
ローテーションは吉井投手コーチが「追い越すこともある」と話しているよう、順番の入れ替わりも想定している
2月27日
大竹寛 22期 現:広島
27日発売の週刊ベースボールに大竹寛投手の「コイ投の屋台骨支える若きエース候補」という記事が4ページにわたって掲載されています
2月25日
大竹寛 22期 現:広島
大竹が存在感「手を抜いた日ない」
広島の新エースとして期待の大きい大竹が25日、紅白戦で存在感を示した。
最速144キロの速球を中心にびしびし低めを突き、2回を1安打無失点。

ブラウン監督の方針で、昨年までは投手陣に球数制限があったが、今キャンプから緩和され、大竹は自主トレーニング期間を
含めて約1500球を投げ込んだ。「手を抜いた日は1日もない。いいキャンプだった」と充実した表情だった。
2月24日
坂元弥太郎 21期 現;北海道日本ハム
練習試合
対東北楽天戦 3番手登板


EAGLES
FIGHTERS
【E】田中・ドミンゴ・石川・○青山−井野・嶋
【F】グリン・吉川・坂元・●山本−鶴岡
▼本塁打:横川ソロ(2回) 大廣3ラン(9回)(E)
2月24日
清水隆行 12期 現:読売
オープン戦
対福岡ソフトバンク戦
スタメン 指名打者出場


HAWKS
GIANTS
【H】○大隣・藤岡・三瀬・S西山ー山崎
【G】●金刃・栂野・山口・木村正ー阿部・村田善

★清水隆行 打席結果
2打数 1安打 打点0 打率.500
2月24日
木塚敦志 16期 現:横浜
オープン戦
対千葉ロッテ戦 2番手登板

MARINES
BAYSTARS
【Yb】●高崎・木塚・三橋・横山−鶴岡・新沼
【M】○大嶺・渡辺俊・成瀬・久保・荻野・伊藤−金沢・橋本
▼本塁打 今江・神戸・南x2・橋本(M)

★木塚敦志 投球結果
1試合0勝0敗0S
1イニング 打者3 球数6 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
2月22日
大竹寛 22期 現:広島
俺が新エース!大竹 準パーフェクト
広島の大竹寛投手が21日、初の実戦形式となるシート打撃に登板。打者14人に対し1四球の“準パーフェクト”投球を見せた。
新エースは開幕投手に意欲満々。開幕投手の大本命が、ライバルのメジャー12勝右腕・ルイスに勝って、初の開幕の座を掴む。

開幕投手は俺だ!初のシート打撃に登板した大竹が、エースは俺だと言わんばかりに貫禄の投球を見せつけた。
打者14人に対し48球、無安打1四球に抑える快投だった。
黒田に代わる新エースがエンジンを上げてきた。重みのある直球に変化球を交え、自軍の打者を手玉に取る。
低めを丁寧につく投球で凡打の山を築いた。それでも「満足でいったら半分です。(実戦が)初めてだったんで、
高い目標を置いていなかった」と振り返る。
状態は完調ではないが、それでも球速は144キロ。「ブルペンで出来ることをやった」。
今季の課題としている緩急をつけて手玉に取るなど、安定感抜群だった。
一死一塁を想定した場面では初対決のシーボルを直球で追い込むと、昨年引退した佐々岡氏ばりの
緩いカーブで二ゴロ併殺に仕留めた。存在感を見せつける投球に阪神・古里スコアラーは「順調な仕上がりで
安定していると思う」と改めて要警戒マークをつけた。
制球を安定させるために、昨年までのエース・黒田と引退した佐々岡氏を参考にした
ノーワインドアップ投法にも手応えをつかんだ。14人に許した走者は、倉への1四球のみ。
「投げ込まないと覚えられないから」と新フォーム固めへ既に昨キャンプの通算800球を上回る
1000球を投げ込んでいるが「手応えを感じています」と納得の表情で振り返った。
開幕投手対抗馬のメジャー12勝右腕・ルイスが19日のフリー打撃で45球で安打性1本の快投。
ブラウン監督は「ルイスも大竹もいいピッチングをしている。ケガさえなければ開幕までに
きっちり仕上げてくるでしょう」と両投手を絶賛するだけに、開幕投手争いはし烈を極めそうだ。
それでも大竹は言う。「とにかく開幕までいい状態で、強い気持ちを持っていきたい。」
次回25日以降の紅白戦で登板予定。7年目で初の大役へ。開幕投手の座をルイスに渡す気はない。
2月21日
大竹寛 22期 現:広島
シート打撃14人無安打
コントロールゲームに大竹が登板。大竹は打者14人に対し、無安打、1四球。最高球速144`をマーク。
球威よりも低めへの制球を重視した投球で、抜け球も少なく順調な調整を見せつけた。
「低めのボールを集めてストライクを先行させることを心掛けた。初めての実戦形式にしてはまずまずだと思います」と
手応えを感じ取った様子だった。

【ブラウン監督コメント】
大竹はいい投球をした。今キャンプは球数も投げて、スケジュール通りに行っていると思う。
ルイスとともに良い感じで、開幕までにはきっちりと仕上げてくると思う。
2月19日
木塚敦志 16期 現:横浜
「調整順調」横浜・木塚意欲的130球
沖縄の宜野湾でキャンプ中の横浜・木塚がブルペンで130球の投げ込み。
中日のウッズ、和田ら右の強打者との対戦を想定し「相手打者の考えていない軌道をイメージして投げた」と直球、スライダー、
シンカーを低めに集めた。今キャンプの投球数は2000球を超え、早くも去年のキャンプの総投球数を上回った。
「しんどい時に投げておけばシーズン中の蓄えになる。調整は順調です」と自信を深めていた。
2月18日
木塚敦志 16期 現:横浜
星野日本入り猛デモ…テンションUP「うれしい」160球
横浜の木塚敦志投手(30)が18日、宜野湾を訪れた野球日本代表の大野豊投手コーチの前で星野ジャパン入りをアピールした。
この日はブルペンで計160球。「見てもらえるのはうれしい。
去年も(五輪は)僕の中でモチベーションになった」と、貴重な中継ぎのスペシャリストになる意欲をみせた。

 1人ブルペンで投げ続ける姿に、大矢監督と大野コーチの視線が集まった。
「ああいうタイプは(代表に)いなかった。ロングリリーフも踏まえ、連投のきく投手がほしい」と同コーチ。
昨季76試合登板の“タフネス右腕”に、強い興味を示した。今キャンプは実戦が多いため早めの調整を意識し、
球数はすでに1800球近くに達している。開幕からフル回転の活躍で、星野代表監督のハートを射止める。
2月17日
大竹寛 22期 現:広島
開幕はオレ!大竹が200球投げ込み
広島・大竹寛投手(24)が16日、今キャンプ最多の200球の投げ込みを行った。
05年以来、自身3年ぶりの1日200球。就任1年目の06年から球数制限の方針を打ち出す指揮官の下では異例かつ
最多の投げ込み。自己流調整が認められる新エース候補がドジャースへ移籍した黒田の跡を継ぐミスター完投を目指し、
初の開幕投手へ突き進む。

1球投げるごとに熱を帯びる。大竹はまず屋外ブルペンで51球を投げると大粒の汗をぬぐい、大きく息を吐いた。
そしてフリー打撃で51球。登板後に今度は室内ブルペンへ向かい、98球を投じた。
球数の総計はジャスト200球。自身3年ぶりに“大台”に到達し、ブラウン政権では初の大台達成投手となった。

「投げ切ることができてよかったです。キャンプで1回は200球を投げることが一つの目標でしたから。
1球1球、集中して投げられた」。ノルマをクリアして充実の表情で振り返った。

200球は05年の春季キャンプで投げて以来。ブラウン監督が06年に指揮を執ってからはすべての投手が
1日の球数を100球以内に制限されてきた。そのため、かつては300球超えを何度も達成した黒田(現ドジャース)でさえ、
昨年までの2年間、春季キャンプで100球を大幅に上回る日はなかった。

「大竹と小林投手コーチで決めたプラン。彼のやりたいプログラムをやらせている。
信頼の証し」と大竹に関しては独自の調整法を容認している指揮官に、本人が圧巻の球数で応えた形だ。

今季は完投できるスタミナをつけるため、キャンプでは昨年以上に100球以上の投げ込みデーを増やす目標を立てた。
昨季は3完投。ドジャースに移った大エース・黒田に少しでも近づくことを意識している。

昨季も7完投を記録した黒田は年間リーグ最多完投6度。これは鈴木啓示(元近鉄)に次ぐ歴代2位。
その偉大な先輩を目標に置く。大竹は「試合で疲れたときを思って1球1球意識して投げています」と話した。

ここまで順調に仕上がりつつある。この日のフリー打撃では木村に25球を投げ、安打性は2本。
倉に対しては26球中、変化球も交えて安打性の当たりは3本だった。「キャンプ最初のころより(ノーワインドアップの)
フォームが身についていると思う」。小林投手コーチも「バランスがすごくいい状態で投げていた」と目を細めた。

今キャンプ中に1度は紅白戦での登板プランも立てている。狙うのは初の開幕投手。
それにベストコンディションで臨むため、唯一無二の新エース候補が開幕まで着実にステップアップしていく。

2008年2月17日 デイリースポーツ掲載
2月16日
大竹寛 22期 現:広島
新エースの自覚
広島の大竹が16日、キャンプ最多の200球を投げた。
「試合で疲れた時のことを思って1球1球意識した」と実戦での完投を見据え、打撃投手では木村、倉を相手にまずまずの
制球で51球。ブルペンではカーブなど変化球を試しながら熱のこもった投球を見せた。

小林投手コーチは「バランスがすごくいい」と満足げ。黒田が抜けた先発陣を引っ張る右腕は「これから実戦になるし、
もっと意識を高く持ちたい」と新エースになる自覚は十分だ。
2月15日
清水隆行 12期 現:読売
盲導犬育成のアイメイト協会に寄付
清水隆行選手は14日、盲導犬の育成などをしている財団法人アイメイト協会(東京都練馬区)へ、50万円の寄付をした。
キャンプ中の宮崎県総合運動公園をたずねた塩屋隆男・同協会理事長に寄付金を手渡した清水選手は、
「役に立って、僕もうれしいです」と笑顔を見せた。

寄付金は清水選手がヒット1本を打つたびに1万円ずつを積み立てたもので、寄付を始めた2004年以来の総額は475万円。

この日、清水選手は、盲導犬マズルカ号と生活している福岡県小郡市の福田仁美さんとも対面した。
清水選手の寄付が始まってから育てられた盲導犬で、記念写真を撮る際には、清水選手はマズルカ号になつかれ、
「かわいいなぁ。うちの犬はこんなんじゃないもん」と目を細めて喜んでいた。

福田さんは「すごくいい子(=犬)なので、清水選手に会わせたいと思っていました。
いい感じの人でよかった」と対面を果たしてほっとした様子だった。
2月14日
清水隆行 12期 現:読売
盲導犬と対面し笑顔
巨人の清水隆行外野手が14日、盲人更正援護施設の財団法人アイメイト協会に50万円の寄付をした。
04年から始まった清水の同協会への寄付は今年で4回目で寄付総額は475万円。
この間に訓練を受けて盲導犬となったマズルカ号(ラブラドールレトリバー、3歳メス)と対面した清水は
「僕の寄付が役立ってうれしいです。とても可愛いですね」と笑顔で話した。
2月13日
清水隆行 12期 現:読売
盲導犬育成支援50万円寄付
巨人は12日、清水隆行外野手(34)が14日に、東京・練馬区の盲導犬育成・普及事業を手がける財団法人「アイメイト協会」
(塩屋隆男理事長)に対し、今キャンプ地のサンマリンスタジアム宮崎で50万円を寄付することを発表した。
愛犬家として知られる清水は、04年から同協会に寄付を行っており、今年で4回目。寄付の総額は475万円となる。
2月12日
清水隆行 12期 現:読売
第3クール最終日。朝まで降った雨のため、紅白戦は中止となり、木の花ドームを中心に練習が行なわれ、フリーバッティングで
清水選手は快音を響かせた
2月11日
大竹寛 22期 現:広島
打たれたけど制球はバッチリ

開幕投手候補最右翼の広島・大竹がアレックス、シーボルを相手に初めてフリー打撃に登板。
変化球を交えた43球中36球がストライクゾーンで安打性は9本の内容に「細かいコースを気にせず、ストライクゾーンに
強い球を投げようと考えた。変化球もフォーク以外は全部良かった」。
登板後は再びブルペンで投球練習を行った右腕は「僕は数を投げた方が感覚をつかみやすい」と意欲的だった


2008年2月12日 スポニチ掲載

なお、12日で広島は沖縄キャンプを打ち上げ、14日からは宮崎県日南市に移動
2月11日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
坂元2回完全!先発争い激化

先発候補に急浮上した。
今オフにヤクルトから交換トレードで移籍した坂元弥太郎投手が11日、紅白戦で先発登板し、2イニングで打者6人を完璧に抑えた。
先発の適正テストだったが、2三振を奪う好内容に首脳陣も高評価。
00年夏の甲子園で1試合19奪三振を奪った右腕が、新天地で飛躍のきっかけをつかむ。新顔が、先発争いに緊急参戦だ。
白組の先発坂元が2三振を含む打者6人を封じた。走者を1人も許さない内容に「いい形で終われて、少しはアピール
出来たのかなって思う」と笑顔だった。新チームでの初の実戦登板で、先発テストの第1関門をクリアした。
ヤクルトでは中継ぎ起用が多く、「紅白戦でも最近はなかったと思う」という先発登板。
「久しぶりだったけどきれいなマウンドは良かった」フォークボールで高橋を空振り三振に仕留めるなど変化球も切れ、
梨田監督は「全部良かった。フォークも低めにいっていた」とたたえた。
今季は北京五輪があり、先発ローテから少なくとも主戦のダルビッシュが抜ける公算が大きい。
先発陣は原則、中6日の登板間隔をあけるチーム方針で、首脳陣の構想では控えを含め7、8人の先発投手を常時用意しておく
考えがある。厚沢投手コーチは「今は先入観をなくして試したい」と話し、昨季まで中継ぎが主体だった坂元にも適性試験を課した。
同投手コーチは坂元の投球を評価した上で「先発が空いている試合で(坂元が)また投げられるよう、もう1回予定を作り直す」と明言。
プランを変更させるほどの好印象を残した。
まだ第1歩を踏み出したばかりだが、06年8月18日阪神戦以来の先発マウンドも夢ではない。
浦和学院高時代、1試合で19奪三振で00年夏の甲子園を沸かせた右腕も、今季で8年目。
4歳、1歳の2女のパパだ。キャンプ中も、携帯電話を使ったテレビ電話で会話をするのが楽しみの1つだ。新天地で飛躍を誓う
右腕は「(コーチ陣が)気に掛けてくれているのは嬉しいし、それにこたえたい」と力を込めた。
2月11日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
2回パーフェクト投球

頼もしい右腕の出現だ。紅白戦で白組の先発を務めたのがヤクルトから移籍の坂元。今キャンプ初の実戦マウンドながら
スライダーやフォークをしっかりコントロールし小谷野、ジョーンズ、高橋と並んだ紅組の主軸をきっちり封じ込める。
打者6人相手に無安打2奪三振の快投を演じた。

「今は投げろといわれたところでしっかり抑えて、アピールするしかない。
順調といえば順調ですけど、まだやることはいっぱいありますし」。入団8年目での新天地。
持ち場を得るために一度の好投で気を緩めることはない。

新しい環境にまだまだ戸惑いがち。ヤクルトではスーパーファミコンの「ファミスタ」がキャンプ宿舎でリーグ戦に発展するほど
熱を帯びていた。「早く対戦相手を増やしたいんですけどね」。
休日と登板前日の10日を除いて毎日ブルペン入りしているタフネスは、結果を残し続けてトレード相手の押本、橋本に
代わる右の中継ぎとして信頼を勝ち取っていく。
2月11日
大竹寛 22期 現:広島
大竹ら主力3人がフリー初登板

広島の沖縄キャンプで大竹、長谷川、高橋の主力3投手がフリー打撃に初登板した。
それぞれ8分間投げ、順調な仕上がりをアピールした。
カーブやフォークを交えた大竹は、その後にブルペンに直行して引き続き20球ほどを投げ込んだ。
「フリー打撃の最後が良い感覚だったので、それをブルペンで確認したかった。
変化球をきっちりストライクゾーンに投げられたのは収穫ですね」と満足そうだった。
2月10日
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
練習試合
 対阪神戦
6回表より出場!


阪神5ー8北海道日本ハム

TIGERS
FIGHTERS
【T】岩田・太陽・筒井・玉置・渡辺ー狩野
【F】 木下・菊地・植村・星野・山本・糸数ー渡部・今成
▼本塁打:葛城・坂・浅井(T) 中田・糸井・飯山(F)

※練習試合のため9回裏まで実施

★今成亮太 打席結果
2打数 1安打 打点1

GAORA 放送時間
【生放送】12:58〜16:00
【録画】2月11日(月)2:30〜5:30 19:00〜22:00
2月7日
大竹寛 22期 現:広島
無心124球!エンジン加速だ!
2度目の100球超えだ。広島・大竹寛投手(24)が7日、沖縄キャンプで3度目となるブルペンでチーム最多となる
124球を投げ込んだ。キャンプ中に2度の“大台”超えはブラウン監督が就任してからは初めてだ。

ミットをめがけてひたすら無心で投げ込んだ。小気味よいリズムで124球。大竹にエンジンがかかり始めた。

「バテてもフォームを気にしていました。肩、体幹、下半身とか疲れないと分からないこともありますしね」と滴る汗をぬぐった。

ブラウン監督の方針で、この2年間はケガを防ぐためキャンプ中のブルペンでの投球は30〜80球に抑えられていた。
その球数制限は昨秋、撤廃された。昨年11月にはキャンプ中の「球数2500球」を宣言。3日には104球を投げるなど、
積極的に自分を追い込んでいる。

投げ込む中で新たな感覚をつかみ始めている。「疲れてくるとどこかが緩んでボールが行かなくなる。
きょうは下半身を意識していたのですが、腕が疲れなかった。今までなかった感じです」。
第3クールに予定されているフリー打撃登板で感覚をさらに研ぎ澄ます。

この日は沖縄キャンプ開始以来、初めて太陽が顔を見せた。「晴れるといいですね」と満面の笑みを見せた。
13日から始まる日南キャンプで、200球近い球数を1度投げ込む考えもある。大竹のエンジンはさらに加速する。

2008年2月8日 デイリースポーツ掲載
2月7日
大竹寛 22期 現:広島
沖縄キャンプ第2クール最終日。天候はキャンプ初の晴れ。待望の陽光が降り注ぐ中、順調にメニューを消化
ブルペンで、大竹は今キャンプ最多の124球を投げ込んだ
2月6日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
5練習日連続ブルペン入り!順調な仕上がり具合を見せた
2月4日
石井義人 17期 現:埼玉西武
右手小指骨折でキャンプ離脱
西武は4日、石井義が右手小指を骨折したため、帰京したと発表した。
3日の打撃練習中に球が当たったもので、石井義は「これから大事な練習があるのに悔しい。チームに迷惑をかけて申し訳ない」と
球団を通じてコメントした。
2月4日
北海道日本ハム鎌ヶ谷情報

『鎌ケ谷ファイターズフェスタ’08 今年も魅せます!鎌ケ谷スタジアム』開催
日時 3月2日(日) 11:00 〜 16:00
場所 ファイターズタウン鎌ケ谷/鎌ケ谷スタジアム
(鎌ケ谷市中沢459)
入場料 無料
主旨 選手とファン及び、地域との交流
ゲスト 速見けんたろう
備考 ・鎌ケ谷駅、新鎌ケ谷駅よりシャトルバス運行
・当日の駐車場は一切ありません、公共の交通機関をご利用下さい
・年間パスポートの販売他
2月3日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
3日連続ブルペン入り
日本ハムの中村泰広投手・坂元弥太郎投手の移籍組が3日連続ブルペン入りした。
坂元は「ヤクルトではもっと投げていました。投げないと違和感がある」と自己流を貫いた。
2月3日
大竹寛 22期 現:広島
熱投、大竹104球 下半身重視で球に伸び
状態の良さへの自信か、エースの座奪取への意欲か。大竹寛投手が2度目のブルペンで捕手を座らせ104球を投げ込んだ。
今キャンプの投手陣で最多の球数。いずれもきれいに糸を引くような「大竹らしい」球筋だった。「いい感じで投げられた。
ただ、もっといいものを目指してやっていく」。強い決意が引き締まった表情に見て取れる。

上半身に力は入っていない。それでも、球に伸びがある。テーマは「下半身を使って投げるフォームを固めること」。
ブルペンに要した時間はわずか20分余り。テンポの良さが、迷いのない大竹の胸の内を証明している。

今キャンプはかつてない期待を背負う。その沖縄でいつも携帯しているのは赤いゴムチューブだ。
投球直前に肩、ひじの体幹を強化し、けが予防につなげるのが狙い。
昨年、黒田博樹投手(ドジャース)から口酸っぱく勧められていた調整方法でもある。
「やるべきことをしっかりやらないと」。先輩の思いを受け継ぐ覚悟がある。

首脳陣と話し合い、キャンプ中には一日200球近く投げ込む計画も立てた。
「練習で1球納得できる球があっても、それに満足しないようにしたい。理想を高く持っていく」。
突き進む道の先には、広島の24代目開幕投手の座が待っている。
2月2日
大竹寛 22期 現:広島
新フォームで87球「感触はまあまあ」
米大リーグ、ドジャース移籍の黒田に代わり、広島の新エースとして期待される大竹がブルペン入り。
自主トレーニング中にノーワインドアップにフォームを改造し「動きがコンパクトになる分、より体重が乗せやすい」と手応えを感じている。

この日は87球を投げ、「感触はまあまあですかね。でももっといいものを目指しているんで」。
日々の調整の過程をノートに記録するなど、工夫している。
2月1日
赤坂和幸 28期
ブルペン入り!

赤坂投手もブルペン入り。バランスの良いフォームで軽めの投球「50球投げました。5分くらいで投げました。感覚はまずまずです」
2月1日
赤坂和幸 28期
ルーキー4人読谷へ

4人の新人選手は2軍・読谷球場で雌伏の春を迎える。高校生ドラフト1巡目指名の赤坂(浦和学院)は「読谷は分かっていたこと。
まずは力を付けて、できるだけ早い時期に1軍に上がりたい」と前を向いた。

2軍スタートとはいえ、出遅れを意味するわけではない。昨年は福田、浅尾らがキャンプ途中で北谷球場へ招集されたように、
目を引くようなプレーを見せればルーキーの抜てきは十分にあり得るのだ。

一方で、球団が新人たちを2軍へ置いたのは、オーバーペースでの故障を避け、じっくり体づくりをさせようとの意図もある。
赤坂は「初日から全力投球できるコンディションですが、無理をすることは避けたい」とはやる気持ちを懸命に抑えている。

厳しいとされる竜キャンプに飛び込んだ4人。初めてづくしの毎日の中で、じっくりチャンスをうかがう。
1月31日
大竹寛 22期 現:広島
鯉投新リーダーになる

広島・大竹寛投手(24)がキャンプインを翌日に控えた31日、投手陣の新たなリーダーになることを誓った。

絶対的なエースであり、精神的支柱だった黒田不在のキャンプがいよいよ始まる。だが、不安はない。期待の方が大きい。
大竹が強い決意を胸に秘めて“新生・鯉投”をけん引する。

「リーダーの自覚を持ってやっていきたいです。特別なことをする必要はないですけど、自分のことばかりだと
チームに降りかかりますから」

鯉投の先輩がつないできた“魂”を受け継ぐ。「自分は黒田さんたちに教わってここまで来れたと思ってます」。
公私で世話になった黒田はドジャースに移籍。
渡米直前の空港でも古巣の今後を憂慮していた。余計な心配をかけないためにも、成長した姿を見せる決意だ。

ブラウン監督は「先発で(ローテ入りが)決まっているのは大竹とルイスだけだ」と明言。期待にこたえなければならない立場にもなった。

沖縄組21投手のうち前田健、篠田、岸本、ルイス、シュルツ、コズロースキーの6人が“新顔”。
「積極的にしゃべっていきたいです。チームをよくするためにやりたい」。約3分の1を占める新戦力の不安を取り除くために
“潤滑油”にもなる。

沖縄先乗り自主トレは順調だった。29、30日は2日連続でブルペン入りした。
7年目のスタートを目前に、大竹は心身ともにエンジン全開だ。
浦学OB所属球団キャンプ情報
球団名 キャンプ地 球場名 日程
( )内休日
浦学OB
読売 1軍 宮崎市 宮崎総合運動公園 2月1日〜25日
(4・8・13・18日)
清水 隆行  12期
中日 1軍 沖縄・北谷 北谷公園野球場 2月1日〜3月3日
(7・14・21・28日)

2軍 沖縄・読谷 読谷平野の森球場 2月1日〜3月3日
(7・14・21・28日)
小川 将俊  17期
赤坂 和幸  28期
横浜 1軍 沖縄・宜野湾 宜野湾市立野球場 2月1日〜3月2日
(5・10・15・20・25日)
木塚 敦志  16期
2軍 神奈川・湘南
沖縄・嘉手納
横須賀ベイスターズ球場
嘉手納町野球場
2月1日〜7日
(4日)
2月9日〜25日
(14・20日)

広島 1軍 沖縄市
宮崎・日南
沖縄市営球場
天福球場
2月1日〜12日
(4・8日)
2月14日〜26日
(18・22日)
大竹  寛  22期
2軍 宮崎・日南 東光寺球場 2月1日〜22日
(4・8・13・18日)

北海道日本ハム 1軍 沖縄・名護 名護市営球場 2月1日〜3月1日
(4・8・13・18・25日
坂元弥太郎 21期
今成 亮太  26期
2軍 沖縄・国頭 くにがみ球場 2月1日〜23日
(4・8・13・18日)
須永 英輝  24期
東北楽天 1軍 沖縄・久米島 久米島野球場 2月1日〜21日
(4・8・13・18日)
鷹野 史寿  12期
2軍 沖縄・久米島 仲里球場 2月1日〜26日
(4・8・13・18日)

埼玉西武 1軍 宮崎・南郷 南郷球場 2月1日〜24日
(4・9・14・19日)
石井 義人  17期
2軍 埼玉・所沢
高知市
西部第2球場
春野運動公園野球場
2月1日〜8日
(4日)
2月10日〜24日
(14・19日)
三浦   貴  17期

※尚、予告なく1・2軍のメンバーは入れ替えになる場合も有ります
1月30日
清水隆行 12期 現:読売
13年目まだやれる
巨人の清水隆行外野手が、2月1日のキャンプインを前に、宮崎合同自主トレで、精力的に体を動かしている。
ポジション争いが激化するが、生え抜き最年長選手はひたすら、野球に精進することしか頭にない。
「今年は13年目ですが精神的にも1番きついシーズンになると思う。強い気持ちを持ってやりたい」
外野手は高橋由、谷の1・2番コンビに加え、ヤクルトからラミレスが加入。昨年プロ入り最低の66試合出場に終わった
清水にとって、険しい道が続く。だが、この状況は初めてではない。「これまでも同じような状況はありました。それで腐っていった
選手も見ています。『控えでいいや』と思うのは簡単。でも自分は出来ると思っている。それだけのものを残してきた自信もある」
2005年。レッドソックスから入団の外野手キャプラーが開幕スタメンに名を連ねた。前年のチーム1の178安打を放った清水は控え。
しかしめげることはなかった。新外国人からポジションを奪い返すと、最後には打率3割をたたき出してみせた。
逆境をはね返す強い精神力がこの男の武器だ。
27日の合同自主トレ初日。若手にまじっていきなりフリー打撃をやったかと思えば、28日には日も落ちた頃、宿舎に引き上げてきた。
引き締まった顔からしたたり落ちる汗を、気持ち良さそうにタオルで拭った。
「野球がうまくなりたいだけです。打球をもっと飛ばしたいというだけです。ただ、自分のことを『限界では』と言っている人もいると思う。
そういう人を見返したい気持ちもありますね。来年も再来年も一線でやるつもりですよ」清水のシーズンは、もう始まっている。

2008年1月30日 読売新聞夕刊掲載
1月30日
大竹寛 22期 現:広島
2日連続ブルペン

広島の7投手が沖縄合同自主トレで6日目の30日、2日連続で
ブルペンに入った。
大竹、永川、前田健、佐竹、青木高、上野、斉藤の7人。
2月1日のキャンプインへ向け、各投手が順調な調整を続けている。
1月29日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
春季キャンプ準備

ヤクルトからトレード移籍で入団した日本ハム藤井秀悟投手、
三木肇内野手、坂元弥太郎投手の3選手が29日、
キャンプ荷物出しのために2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷を訪れた。
1月27日
木塚敦志 16期 現:横浜
500試合登板へ「リリーフ命」
1試合1万円寄付します!!

どんな厳しい場面でも、重圧が逆に力となる。
昨季の木塚は主に対右打者のワンポイントとして起用された。「ゴロか三振しか許されない場面も多かった。
抑えとは違う興奮もあった」球団新記録となった昨季の76試合登板。再度右腕はその役割に誇りを持っていた。
中継ぎ一筋のやり甲斐がある。キャンプインを目前に控えて、この日は横須賀・ベイスターズ球場のブルペンで捕手を
立たせたまま約40球。「腕の角度や球の感覚を確かめた」順調にペースを上げている。
昨季はセ・リーグ新記録の424試合連続リリーフ登板を達成。「今年は、(通算)500試合登板もあるし、1つの区切りとして
大事な年になると思う」とスペシャリストへの更なる飛躍を誓う。
今季から1試合登板ごとに1万円を積み立てるチャリティーを始める。励みになるとともに、”切り札”であり続けるプレッシャーを
自らかける意味もある。「この試合、あいつがいるから大丈夫、みたいに信頼される投手になりたい」
ピンチを断つ快投劇でファンの視線をくぎ付けにする。
1月26日
北海道日本ハム情報

北海道日本ハムが2月1日から始まる春季キャンプの
メンバーを発表

所属浦学OB
1軍…
坂元弥太郎(21期) 今成亮太(26期)
2軍…
須永英輝(24期)
1月25日
鷹野史寿 12期 現:東北楽天
春季キャンプ 1軍スタート!

25日、東北楽天は久米島キャンプの参加メンバーを発表
浦学OBの鷹野史寿選手は1軍スタートが決まった
1月25日
木塚敦志 16期 現:横浜
春季沖縄キャンプ1軍スタート!

25日、2月1日(木)より宜野湾市立野球場にて実施する、
2008年横浜ベイスターズ春季沖縄キャンプの参加メンバーを発表
浦学OBの木塚敦志投手は1軍スタートが決まった
1月25日
大竹寛 22期 現:広島
沖縄に先乗り!

広島の大竹・永川ら主力選手12人が25日、2月1日から始まる
キャンプ地の沖縄に入った。
1月22日
埼玉西武情報

埼玉西武が2月1日から始まる宮崎・南郷キャンプの
A班のメンバー42人を発表


所属浦学OB
A班…
石井義人(18期)
B班…
三浦 貴(18期)
1月21日
大竹寛
 22期 現:広島
春季キャンプ1軍メンバーに
選ばれる

広島は21日、沖縄市で行う1軍キャンプのメンバーを発表
大竹寛投手は1軍スタートが決まった。
1月21日
坂元弥太郎
 21期 現:北海道日本ハム
目標はシーズン50試合登板
ヤクルトから移籍した日本ハム坂元弥太郎投手が20日、札幌市内のホテルで行われた入団発表で昨季チームでは
武田久・マイケルしかいない、シーズン50試合登板を目標に掲げた。
昨季古巣では2試合の登板に終わっただけに、フル回転を誓った。

今後、ヤクルトの神宮球場や2軍本拠地の戸田、千葉県鎌ケ谷市の日本ハム2軍施設などで自主トレを続け、
春季キャンプでチームに合流する。

★坂元弥太郎投手 入団会見コメント
「自分の役割(中継ぎ)を自覚し、開幕一軍、50試合以上の登板、2点台の防御率を目標にチームの優勝に貢献したいです。
交流戦をみて感じることですが、ファイターズのファンの皆さんは熱狂的な応援で、選手たちを盛り上げてくれている感じがします。
札幌ドームはとても広く投手に有利な球場だと思いますが、早く皆さんに背番号(30)と名前が一致するように頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。」
1月20日
坂元弥太郎
 21期 現:北海道日本ハム

北海道日本ハム入団会見
交換トレードでヤクルトから日本ハムに移籍した藤井、坂元、三木の3選手が20日、札幌市内のホテルで入団会見を行った。
1月19日
大竹寛
 22期 現:広島

オレがエース!広島・大竹が変身初投げ

広島・大竹寛投手(24)が18日、廿日市市内の大野練習場でブルペン入り、08年の初投げを行った。
投球フォームも、昨年限りで引退した佐々岡真司氏、ドジャースへFA移籍した黒田博樹投手と同じノーワインドアップに変えて
臨むシーズン。今年こそ一本立ち、そして真のエースの座へ駆け上がる決意を示した。

08年版の大竹が偉大なカープの先輩2人と同じ“新フォーム”で激しく始動した。
大野練習場の室内ブルペンにミットの音がビシビシ響く。まだ自主トレ段階とは思えないほど、キレのある直球。
仕上がりの早さに松橋ブルペン捕手も「ナイスボール!」を連発した。

昨年はローテを守りながら9勝10敗と負け越した。その悔しさをバネに「上を目指していくために何かを変えないといけない」と、
今オフ投球動作の改造に着手。昨年までの振りかぶるワインドアップをやめ、今季はノーワインドアップにする。
この日もすべて振りかぶらずに投げた。

もともと向上心は旺盛だ。昨シーズン中も佐々岡氏、黒田と練習の合間などに暇を見つけては自ら声を掛けていた。
キャッチボールを一緒にした際にも「佐々岡さん、黒田さんをマネてみたかった」という。
そして取り組んだのが新旧エースと同じノーワインドアップだ。

昨年まではずっとワインドアップで、いい時と悪い時のバラつきが多かった。シーズン通しての安定感を求めて考え抜いた末に
今回の決断に至った。「(始動の)動きが少ない分、無駄が省けます。
感触はいいですね。キャンプでも試していこうと思います」と手応えをを口にし、納得の表情で振り返った。

評論家の仕事で練習を視察、投球練習も見守った佐々岡氏は「腕のタテぶり、ヨコぶりがなくなり、バランスがしっくりくるのでは。
このキャンプ中で試すのでしょう」と意欲的に変わろうとする姿勢に目を細めた。

さらに昨シーズンから今オフにかけての成長ぶりにも目を見張った。「去年は黒田の後(ローテ)の2番目、3番目と思ってたのが、
今年は自分が(先頭で)やらなくてはいけないという発言をよく聞く。責任感が出てきていいと思う」

大黒柱のエース黒田が去り、投手陣の精神的支柱でもあった佐々岡氏が引退。
エース不在ともいわれる今季、その域にまで急成長が期待される筆頭候補が大竹だ。

「自分が引っ張っていくという気持ちで頑張りたい。数字の目標はないけど、2ケタ勝利、勝ち星で貯金ができるように頑張りたい」。
責任感の強まった大竹が、低迷の続くカープを浮上させる。
横浜ベイスターズ情報
横浜クルーンの穴埋めへ中継ぎ強化

守護神を失った横浜が現有戦力の底上げでリカバリーする。
18日斉藤明夫投手コーチが自主トレ視察のため横須賀市のベイスターズ球場で、3年通算84セーブのクルーンの
後釜について言及。「クローザーは年間を通して固定せず、相手や状況に応じて当てはめる」とした上で、従来の中継ぎ
川村・木塚(16期)・加藤・マットホワイトのスクラム強化で9回を乗り切る考えを示した。
中継ぎ投手にはイニング、球数の増加が予想されるが、2月の宜野湾キャンプから体質改善に着手する。
同コーチはこの間の投げ込みを大幅に増やすことで肩、肘の耐久力を強化させるという。
従来の春季キャンプでは、中継ぎ投手なら1日40球前後で調整を行うが、「今年は60〜100球が目安。
終盤にはトータル2000球に届く」と言う。先発投手に劣らないノルマを課す。
クローザーを輪番制で乗り切るには、個々のスタミナ強化は不可欠となる。
同コーチは「1人抜けたことでチャンスも増えた。新人を含めて目の色を変えて練習して欲しい」。
Aクラス復帰へ、ブルペン再建が横浜の命運を握っている。
1月18日
大竹寛
 22期 現:広島

今年初ブルペン!

広島の大竹寛投手が18日、今年初のブルペンに入った。
大野練習場(広島県廿日市市)の室内練習場で捕手を立たせて50球、丁寧に感触を確かめるように投げた。
これまでは25日以降にブルペン入りすると話していた。「(ブルペン入りは)投げられそうだったので。25日以降に捕手を座らせる。
それまでに投げておかないとね」と意欲的に話した。
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
成人式を迎えて
「何としても一軍」 故郷の式典でハタチの誓い


亮太、ハタチに誓う。今シーズン、プロ3年目を迎える今成亮太(20)が、14日、故郷の埼玉県富士見市で行われた成人式に出席した。
幼なじみとの再会を楽しみながらも、「何としても一軍に上がり、ススキノにも行きたい」と、今季の目標を打ち立てた。

昨シーズンは一軍キャンプメンバーに抜てきされて、オープン戦でも本塁打を放つなど奮闘したが、シーズン中は一軍で出番が
回ってこなかった。「キャンプから漠然と過ごしてしまった反省がある。
チャンスを仕留められる技術と精神力を身に付けていかなければ…」。このオフはトレーニングの傍ら、バットもヘッドの重い
仕様に替えるなどで、飛躍の下準備を整えている。

ルーキーの中田が、13日のファン交流会で北海道の名所を聞かれ「ススキノ」と爆笑解答したが、今成も繁華街に興味津々。
「成人式を済ませたから、ススキノにもデビューしたい。でもそのためには一軍にいなければならないし、通えるほどの年俸ではない。
早く余裕のある選手になりたいです」。
式典では司会者から「今成選手が出席しています」と紹介され、会場からは「亮太! 亮太!」と歓声が上がった。
故郷の期待も胸に、捕手陣の割り込みを図る。
赤坂和幸 28期
ハードキャンプ備え赤坂 2キロ増だ


中日の高校生ドラフト1巡目・赤坂(浦和学院)が体重増を目指して大食いに挑戦中だ。
「夏場に1試合、9イニング投げたら4、5キロも体重が減るんです」と、沖縄でのハードキャンプに備えて現在82キロある体重を
「2キロ増やしたい」と連日、大盛りご飯2杯を平らげている。
増量といっても肉類などの脂肪分はNG。「バランスのいい食事で」と体調管理にも気配りしている。

2008年1月14日 スポニチ掲載

中日の高校生ドラフト1巡目・赤坂和幸投手(18)が13日、キャンプまでに2キロ体重を増やすことを決めた。
そのために大盛りならぬ“メガ盛り”の食事も辞さないつもりだ。
「今は82キロですが、キャンプには84キロで行きたいと思います。動くと体重が減るので、食べないといけないんです」

82キロは公表通りの体重。ベストをキープしているが、赤坂は体を動かすとすぐに体重が減ってしまう。
特に夏場は減りが激しくなるという。「1試合投げたら、4、5キロ減るんです。
それを戻すのに無理やりでも食べるんです。去年の夏は大変でした。吐きそうになるくらい食べました」

昨年の夏、赤坂は埼玉大会で3試合、甲子園で1試合登板した。特に試合が続く県大会のときは体重減と食事に苦労したという。
普段からご飯は茶わん大盛り2杯は平らげ、苦手のしいたけ以外は何でもバランス良く食べるのに、それでも間に合わなくなる。

今は冬。でも、赤坂が心配しているのはキャンプのハードな練習だ。投手は野手より練習時間が短いとはいえ、
量はやはり12球団一。少し体を増やして、厳しい練習に備える。

この日、合同自主トレの第1クールが終わった。「予想通りにきつかったです。
とにかくついていけるよう頑張ります」。さらに厳しくなるキャンプへ向けて、赤坂はしっかり食べる。

2008年1月14日 中日新聞掲載
三浦貴 17期 現;埼玉西武
『家族が支え』
引退危機脱出「また野球できる」

 感謝の気持ちと再起を懸けて。プロ野球・埼玉西武ライオンズに三浦貴外野手が入団した。
旧与野市出身の三浦選手はかつて浦和学院高時代にエースとして春夏連続甲子園出場し、その後巨人に入団。
順風満帆な野球人生を歩んでいた。しかし、投手から野手転向後は目立った
活躍が出来ず、昨季巨人から戦力外通告。一度は引退を決意した三浦選手を救ったのは地元球団、そして家族だった。


「巨人、戦力外」
 昨年12月7日、三浦選手の携帯電話にプロ球団から連絡はなかった。この日は、今オフ最後のトライアウト(自由契約となった
選手が受けるプロ球団合同の入団テスト)から7日目で、獲得の申し入れ期限日だった。つまり、この日まで連絡がなければ、
ほとんどの場合、自動的にプロ引退ということになる。
 29年間の人生で味わった最大の挫折。「自分ではまだ出来ると思っても、やる場所がない。やりたいけど出来ない。
やるせない気持ちになった」。それは家族にとっても同じ。
「妻も野球を続けて欲しいと願っていたけど、それが出来なくなったということでショックを受けていた」と振り返る。
 だが、いつまでも落ち込んでいるひまはなかった。妻と幼い2女を養っていかなくてはならない。
「僕自身、1人で落胆している場合じゃなかった。家族のために(再就職へ)すぐに行動を起こさないと、という気持ちだった」
知り合いに手当たり次第連絡し、仕事を探した。

「希望の連絡」
 先の見えない真っ暗闇の中を進むような感覚だっただろう。そんな人生に「もがいていた」という昨年末、突然ライオンズから
連絡があった。
 ヤクルトからFAで獲得した元メジャー・石井一久投手の人的補償として、福地寿樹外野手が年末に急遽移籍。
そのために同選手に代わる外野手を探していた。今季就任した渡辺久信新監督が2軍監督時代に、2軍でプレーしていた
三浦選手を見ており、「十分に戦力になる」と判断した。
 「本当に嬉しかった。また野球が出来る喜びをかみしめている」。救いの手を差し伸べたのが地元球団だっただけに
「何かの縁があるのかも知れない。拾って貰った事に感謝しているし、プレーで恩返ししたい」と再起を誓う。
 それにしても人生というのはどう転ぶか分からない。巨人を自由契約になってからを振り返り「長かった、いろんな事が
あったけど、いい経験になった」と感慨深く話す。

「家族への思い」
 そんな長く苦しかった時期、家族の存在は大きかった。「落ち込んでいる時でも、今までと変わらずに接してくれた。
本当にありがたかった」と心から感謝している。どんなに辛くても、妻の励まし、娘たちの笑顔が勇気をくれた。
「自分が支えていかなくてはと思っていた家族に、自分が支えられていた」
 9日の入団発表でライオンズのユニホームに袖を通した。自身の言葉通り、野球が出来る喜びをかみしめながらの毎日が始まる。
そして球場へ出かける時、今年も娘たちからこの言葉を掛けて貰えるのが何より嬉しい。「パパ、ホームラン打ってね」

2008年1月13日 埼玉新聞掲載
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
1月11日
新背番号は「30」
両球団から正式発表!


ヤクルトの藤井秀悟投手、坂元弥太郎投手、三木肇内野手と、日本ハムの押本健彦投手、川島慶三外野手、橋本義隆投手の
3対3の交換トレードが11日両球団から発表された。
先発陣が手薄の日本ハムと全日本ハムGMの高田繁新監督の下で出直しを図るヤクルトの補強ポイントが合致した。
移籍先での背番号は藤井「18」、坂元「30」、三木「33」でヤクルトの選手は未定。

坂元弥太郎投手コメント
「昨年は一軍での活躍ができなかったので、心機一転頑張るつもりです。日本ハムは二連覇中なので少しでもチームに
貢献できるようなピッチングをしたいです」
坂元弥太郎 21期 現:東京ヤクルト
1月11日
交換トレードで北海道日本ハムへ!

日本ハムとヤクルトの3対3の交換トレードが10日合意に達した。日本ハムは川島慶三外野手・押本健彦投手・橋本義隆投手を
放出し、ヤクルトからは藤井秀悟投手・三木肇内野手・坂元弥太郎投手を獲得する。早ければ11日にも両球団から発表される。

左腕の層を厚くしたい日本ハムと、俊足野手などを強化したいヤクルトの思惑が一致した。
日本ハムは01年最多勝の藤井の実績を高く評価。ここ2年はともに7勝止まりだが、02年の開幕投手も務めた左腕に先発の
一角を期待する。手薄な内野手強化のため堅実な守備を誇る三木を獲得。また2人の右腕を手放した分、高校時代に甲子園で
1試合19奪三振を記録した坂元に触手を伸ばした。
ヤクルトは、昨季10試合の出場にとどまったが、俊足巧打の川島を高く評価。同時に中継ぎ強化にも着手した。高田新監督は
昨季まで、日本ハムのGMを務め、内外野を器用に守れる川島は05年のドラフトで自ら指名した縁もあり、当然3選手の実力を
熟知している。昨季36試合に登板した押本と、先発も出来る橋本の両右腕を迎え入れることで、大型トレードが成立した。
三浦貴 17期 現;埼玉西武
1月11日
埼玉西武入団!

10日、所沢市内の球団事務所で浦和学院校−東洋大出で前巨人の三浦貴外野手の入団発表が行われた。背番号は「53」
三浦は「肩と足をアピールして1軍枠争いに勝ち、チームの優勝に貢献したい」と抱負を語った。
三浦は浦和学院時代、エースとして1996年に春夏連続甲子園出場。
東洋大進学後、01年に巨人にドラフト3位で入団した。
1年目は49試合に登板し、3勝2敗3セーブポイント、防御率3.41と中継ぎとしてフル回転した。
03年に野手に転向。昨季は2軍で4番を張っていたが、1軍では4試合出場1打数無安打で通算104試合出場、打率2割。
守備力と走力、パンチ力のある打撃が光る。

『地元で再起誓う』
石井義人との浦学コンビも


巨人を自由契約となった三浦が、地元球団で再起を誓った。
「もがいていたところを拾っていただいて感謝している」。率直な感想を語った。昨年末までは、どこからも誘いが無く1度は
ユニホームを脱ぐ決意をした。しかし、ヤクルトからFAで獲得した石井一の人的補償で福地が移籍。福地に代わる強肩俊足の
外野手として白羽の屋が立った。「正直ビックリした。欲しいと言ってくれた球団の期待に応えないといけない」と力を込める。
旧与野市出身の三浦にとって、西武は小さい頃からなじみのあるチーム。「テレビで西武の試合を見ていた。縁があって
地元の球団に入れるのを嬉しく思う」と話し、「子供の頃は強い西武というイメージを持っていた。常勝していたチームに一歩でも
近づけるように貢献したい」と優勝奪還へ全力を尽くすつもりだ。
チームには浦和学院校時代の同級生、石井義人がいる。
「まだ話してない。あまり連絡を取っていなかったけど、これを機に同級生として仲良くやっていきたい」と笑顔。
三浦が1軍に定着すれば石井との浦学コンビという楽しみが1つ増えることになる。

2008年1月11日 埼玉新聞掲載
田中充 14期
横浜・打撃投手として第2の人生を歩まれることに!
1月10日放送されたバース&ディで東京ヤクルトを戦力外通告された田中充さんが2008年より横浜ベイスターズの
打撃投手として第2の人生を歩まれるということが決定
新たな世界でのご活躍を心から願っています!
三浦貴 17期 現;埼玉西武
1月10日
入団発表

「肩、足で勝負」
西武は10日、前巨人の三浦貴外野手の入団発表を行った。背番号は53。
埼玉・所沢の球団事務所で会見した三浦は「巨人を戦力外になってもがいていたところを、西武に拾ってもらって感謝している。
縁あって地元の球団に入ることが出来て嬉しい。肩と足をアピールして、1軍枠争いに勝ちたい」と決意を新たにした。
埼玉出身で浦和学院、東洋大と歩んできただけに、地元で恩返ししたいと誓っていた。
大竹寛 22期 現:広島
エースの自覚 開幕投手へ気合十分
今季の開幕投手有力候補の大竹寛が8日、東京都葛飾区内の公園で始動した。
「今年はやらなきゃいけない」。大リーグ入りする黒田博樹が抜けた広島投手陣の軸として、自覚十分に2008年のスタートを切った。

今年の初練習地は出身地に近く、幼少のころから親しんだ場所だった。公園内で約7キロをランニングし、埼玉・浦和学院高時代の
同級生を相手にキャッチボールで初投げ。約1時間半、体を動かした。
「キャッチボールをしっかりとやり、2月のキャンプでは投げられる状態に」と、表情にはゆとりもうかがえた。

6年目の昨季は9勝10敗。9月23日の中日戦でプロ初完封勝利を果たすなど、後半戦の充実ぶりには目を見張るものがあった。
「以前はいれこみ過ぎていたが、打たれても我慢して崩れなかった」とメンタル面の進歩を実感する。

慕っていた黒田からはよく声を掛けられた。印象に残る言葉に「頭は冷静に、体は燃やせ」がある。
それが昨季後半に生きた。「今となってありがたさを感じる。結果で恩返しを」との思いも強い。

黒田が抜けた後のエースとして、チームやファンの期待の大きさは身に染みている。
「これまでなら気負って焦っていた。しっかり練習するしかない。自分に勝ち、納得した状態でシーズンを迎えたい」とどっしりと構える。
三浦貴 17期
1月9日
明日埼玉西武ライオンズ入団会見!

西武は9日、前巨人の三浦貴外野手を獲得したと発表した。10日に入団会見を行う予定。
渡辺監督は「守る、投げる、走るは平均以上。十分に戦力になる」と評価していた。
赤坂和幸 28期 現:浦和学院3年
1月9日
中日「昇竜寮」入寮!


中日の高校生ドラフト1巡目赤坂和幸投手が9日、名古屋市内の選手寮「昇竜寮」に入寮した。
名前とチーム名が刺繍された新しいグラブ2つを持参。「まだプロの先輩と練習していないので実感はわいていませんが、
これから頑張っていきたいです」と話した。
大竹寛 22期 現:広島
大竹が始動「黒田と勝負」
黒田が米大リーグ、ドジャースに移籍し、広島の新エースとして期待される大竹が8日、東京都内で始動し「やらなきゃいけない年。
(初の開幕投手も)チャンスはある。狙う気持ちでやる」と話した。

昨季は9勝10敗。実は先輩として慕う黒田と、シーズンの勝利数で賭けをしていたという。大竹が勝った場合は黒田から高級時計の
プレゼント、黒田が勝った場合は大竹が食事をごちそうするというもので、結果は12勝の黒田の勝ちだった。

ことし黒田は海を渡るが、この勝負は継続する方向だ。24歳の右腕は「黒田さんとは全然レベルが違うけど、勝負は励みになる。
結果で恩返ししたい」と意気込んだ。
西武本拠地 今季から「西武ドーム」
西武は8日、グッドウィル・グループと結んでいた本拠地球場と2軍チームの命名権(ネーミングライツ)契約を正式に解約し、
9日から本拠地球場名を「西武ドーム」、2軍チーム名は「埼玉西武ライオンズ」にすると発表した。来季以降については未定。
木塚敦志 16期 現:横浜
2008年始動!

いでよ「クアトロK」新メンバー。横浜救援陣の川村丈夫・木塚敦志・加藤武治・岡本直也の4投手が6日、神奈川県の厚木市内の
運動公園で本格始動した。川村・木塚・加藤は昨季まで守護神クルーンと4人で「クアトロK」としてブルペンを支えたが、
残留交渉決裂でクルーンが退団。
川村は「痛いのは確か。でも逆にいえば1枠空いた。チャンスだし、若い人に期待したい」と新たな中継ぎ投手の台頭を望んだ。
頭文字「K」の新メンバー候補には、2年目の北、新人の小林、桑原がいる。だが「ブルペンは一緒に戦う仲間。多い方が力になる。
Aクラスは届くところにある、みんなの力を合わせれば絶対に可能」と、Kでも4人でなくても大歓迎だ。
朝から全員でランニング、水中トレーニングなど徹底的に体をいじめ抜いた。
日曜のこの日、同じ公園内では厚木市消防出初め式が行われていた。同じ“火消し役”の晴れ舞台に木塚は「縁起が良いですね」と
笑顔を見せた。ベイの火消し役たちが、力強く出初めした。
広島情報
『本命は大竹、対抗ルイス 08年開幕投手予想』

▽長谷川には安定感
3年目を迎えるブラウン監督の下、11年ぶりのAクラスを目指す広島。
5年連続で開幕投手を務めた黒田博樹投手が大リーグ・ドジャースへ移籍したことで、「開幕投手は誰か」に早くもファンの関心が
集まっている。どの投手が指名されても初となる注目の争いを、松田元オーナー、木下富雄・中国放送野球解説者
、新藤邦憲・私設応援団連盟会長、本紙担当記者がいち早く予想した。

松田オーナーの目
実績を考えれば、ルイスが妥当だろうが、期待を込めて大竹を推したい。
昨季終盤から彼の成長を実感している。力で奪い取れるか。長谷川も実力的には可能性は十分。
宮崎の大化けも楽しみだし、前田健も今季中には先発陣に食い込んでくれるかもしれない。

木下氏の目
本命は大竹だが、相手が中日だけにルイス、コズロースキーもあり得る。
新外国人だけにデータがない。相手の打撃プランを崩すことができたら、残り2試合も有利に戦える。
昨季のフェルナンデスのような起用も、ブラウン監督なら考えるかもしれない。

新藤会長の目
「ポスト黒田」という視点で見れば、やはり大竹。
先発陣の柱として1年間投げてもらわないと困る投手だ。最終的には外国人との争いになるだろう。
篠田も楽しみ。ハイレベルの争いをファンは期待している。

担当記者の目
右に好打者の多い中日だけに、大竹、ルイス、長谷川の右腕3投手の争いになるとみる。
安定感という点では、長谷川が一歩抜けている。年齢的にも投手陣のリーダーとして期待される
存在だ。3人に続くのは宮崎、青木高の2年目コンビか。

中国新聞 2008年1月4日掲載
清水隆行 12期 現:読売
今年の抱負は
『自然体』
2008年の展望 『ポスト黒田、大竹かルイス 投の柱に』
広島・鈴木球団本部長


黒田の12勝がすべて黒星となるわけではない。外国人投手が3人加わり、競争は激しくなる。
心配なのは精神面への影響。3連戦のどこかで黒田が投げることは、チームに安心感を与えていた。
大竹か、新加入のルイスか。柱が必要となる。
黒田、新井に代わる新リーダーの育成、2009年に本拠地となる新球場での戦い方への移行。
課題はたくさんある。「負けてたまるか」という気持ちで戦う
三浦貴 17期
西武、元巨人・三浦貴を獲得


西武が今オフ、巨人を自由契約となった三浦貴外野手(29)を獲得することが28日、分かった。
和田がFAで中日、福地がFAの石井一獲得の人的補償としてヤクルトに移籍するなど、外野手が流出したことを受けての補強となった。
2軍監督時代、イースタンリーグで対戦した三浦のプレーを見ていた渡辺監督は「打つのは弱いけど、走って、投げて、守るのは平均以上。
戦力になると思う」と期待を寄せた。三浦は埼玉・浦和学院高出身で、高校時代に同級生だった石井義と再びチームメートになる。
年明けにも正式に契約する模様だ。

2007年12月29日 スポーツ報知掲載

福地の穴埋める外野手として

西武が巨人を自由契約になった三浦貴外野手(29)の獲得に乗り出していることが28日、分かった。
FAで獲得した石井一の人的補償として福地のヤクルト移籍が決定。新たな外野手獲得を目指しており、地元埼玉県出身の三浦に
白羽の矢が立った。

「交渉は年明けになる」と前田球団本部長。渡辺監督も「守備に優れ戦力として計算できる選手」と期待を寄せた。
三浦は01年ドラフト3位で巨人に入団し、03年に投手から野手に転向。通算104試合で打率.200、1本塁打、3打点。

2007年12月29日 サンケイスポーツ掲載
三浦貴 17期
西武が獲得!『福地の代役期待』


西武が今オフ、巨人を自由契約となった三浦貴外野手(29)を獲得することになった。
今月21日に福地がヤクルトからFAで獲得した石井一の人的補償選手として移籍した。球団関係者は「福地に代わる補強はある」と
俊足巧打の外野手を幅広くリストアップ。その中から三浦に白羽の矢が立った。

三浦は投手として00年ドラフト3位で巨人に入団後、03年に野手転向。通算104試合に出場し70打数14安打、打率・200も
パンチ力のある打撃には定評がある。さらに浦和学院―東洋大出と「埼玉西武ライオンズ」元年にピッタリ。
年明けにも契約する見込みだ。

2007年12月28日 スポニチ掲載
12月22日
石井義人 17期 現:西武
背番号変更

西武は22日、石井義が背番号を「32」から「5」に変更すると発表した。

中日に移籍した和田の番号を引き継いだ石井義は「びっくりです。偉大な先輩の後なので番号に恥じないように頑張りたい」と活躍を誓った。

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