(プロ)
平成20年9月〜12月


無断転載厳禁!

大竹寛 22期 現:広島
広島大竹が「嫁取り」を勧められた!
広島の松田元オーナーが、主力右腕の大竹寛投手に「早婚のススメ」を説いた。今季は171回を投げたが、9勝13敗。
負け数が上回ってしまった。05年以来、2ケタ勝利から遠ざかっているが、同オーナーは「責任感が強すぎて、悪い流れになる。
嫁さんで、心安らげたらいいんじゃないか」と話した。精神的なゆとりをもたらすためにも「嫁取り」を勧めた。
今オフは赤松、牧野、松本らが結婚式を挙げるなど、結婚ラッシュに沸いた。
よき理解者を見つけることが、飛躍へのキッカケになるかも。

2008年12月29日 日刊スポーツ掲載
赤坂和幸 28期 現:中日
母校で初投げ 正月帰省 休んでいられない
赤坂は“正月休み返上”の覚悟を示した。26日に帰省のために名古屋市内の合宿所「昇竜館」を離れたが、
年末年始は母校・浦和学院の練習に日参してみっちり体を動かすと宣言。2月の沖縄キャンプへ向けて猛烈にピッチを上げる。

合宿所を出る赤坂は、野球道具がびっしりと入ったバッグをいくつも抱えていた。
つかの間の帰省中も“骨休め”をするつもりは全くない。「浦和学院の練習にできるだけ出てこようと思っています」と力強く語った。

浦和学院はハードな練習で名高い。年末年始も朝から日が暮れるまで練習が続く。
「普通なら練習しない時期でもやるのが浦和学院ですから」と赤坂。プロなら体を休める時期だが、慣れ親しんできたやり方で
コンディションを整える決意だ。

この時期としては“異例”の投球練習も解禁。「立ち投げ程度ですが、ブルペンで投げようと思っています」。
母校での“投げ初め”で始まりそうな2年目。赤坂が飛躍へ燃えている。 

2008年12月27日 中日スポーツ掲載
埼玉西武情報
12月29日(月)
テレビ埼玉「LIONS CHANNEL スペシャル 〜常勝軍団復活へ〜」

放送時間 21:30〜22:25
4年ぶりの日本一に輝いたライオンズの1年を振り返ります。
大竹寛 22期 現:広島
飛躍へ上半身強化 ルイス手本に新たな挑戦
飛躍の鍵は肉体改造。広島の大竹寛投手が今オフ、上半身の筋力アップを重点課題に掲げる。「これまであまりやっていなかったこと。
すぐ結果は出ないと思うけれど、やる価値はある」。ひと皮むけようという強い意志の表れでもある。

今季は開幕投手を務めながら9勝13敗。2けた敗戦は4年連続となった。「今まで通りではだめ。何かを変えなければ」。
その答えを上半身のスケールアップに求めた。模範としたのはルイス投手だった。「ルイスは試合前にもよく筋トレをやっていた。
彼の姿を見て必要だと思った」

主眼はけがをしない体づくりと、力強さやスタミナをつけること。肩の可動域を狭めるため、投手が敬遠しがちな分野だが、
「体のしなやかさはあるので筋力がつけばプラスになる」と前向き。大野屋内総合練習場で、1日おきに筋トレに取り組む。

今季は大きな故障もなく、自己最多の171回を投げた。4年連続で規定投球回到達はセ・リーグではほかに横浜の三浦大輔投手
(5年連続)しかいない。「それだけでは満足していない。結果を出さないことには」。一回り大きくなって、
4年ぶりの2けた勝利をたぐり寄せる。

2008年12月21日 中国新聞
赤坂和幸 28期 現:中日
オフもバット封印
赤坂が今オフもバットを封印する。投手としてプロ1年目を過ごし、初めて迎えたオフ。投球のための体力強化を続けているが、
騒ぐのは浦和学院高時代に高校通算58本塁打を放ったスラッガーとしての本能。

 「打ちたくなります。でもダメです。バットは振りません。中途半端にはしたくないので」。投手一本で勝負すると決めているため、
時間に余裕のあるオフもバットの誘惑は断ち切る。ウエスタン・リーグでは20打数7安打の打率3割5分、4二塁打、6打点。
20打席以上では井上の4割に次ぐチーム2位の打率だった。

2008年12月19日 中日スポーツ掲載
木塚敦志 16期 現:横浜
『車いす寄贈』
木塚選手による車椅子の寄贈は、2002年度から継続して今年で7年目

★寄贈先
1.芦別市立病院
2.芦別市介護老人保健施設
社会福祉法人 芦別市社会福祉事業団『芦別すばる』

★寄贈品
車椅子:芦別市立病院へ1台、芦別すばるへ2台

★引渡し日
2008年12月24日(水)
12月15日
埼玉西武情報
西武が優勝旅行に出発
4年ぶりに日本一に輝いた西武が15日、成田空港から米・ハワイへの優勝旅行に出発した。22日に帰国の予定。
契約更改
球団名 氏名 増減 更改日
中日 赤坂  和幸 28期 ± 0% 11月12日
小川  将俊 17期 +27% 11月14日
北海道日本ハム 須永  英輝 24期 −10% 11月19日
今成  亮太 26期 +18% 11月19日
坂元弥太郎 21期 +66% 11月26日
埼玉西武 三浦   貴 17期 ± 0% 12月 1日
石井  義人 17期 +39% 12月 3日
広島 大竹   寛 22期 +27% 12月 3日
横浜 木塚 敦志 16期 −22% 12月12日
木塚敦志 16期 現:横浜
契約更改後のコメント
「チームにも応援してくださったファンの皆様にも、大変申し訳ないシーズンを過ごしてしまったと思います」と、
はっきりした口調で今季を振り返る木塚選手。

来季に向けては「チームが優勝して、自分がしっかりした成績を残すことが一番。個人的には肉体、精神のさらなるタフさを求めて、
10年目の来季を通算で500試合登板にしたい。登板数が増えるのは、それだけ結果を残しているからマウンドに
呼んでいただけると思います」と、話していました。
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
選手会 シーズンオフイベント参加
『ベースボール・クリスマス08 IN横浜』
★日時 12月21日 11:00〜17:00
★会場 パシフィコ横浜展示ホールB (入場無料)


★参加予定選手(12月5日現在)
埼玉西武 三井浩二・山岸穣・中田祥多 オリックス 加藤大輔・小松聖・坂口智隆
北海道日本ハム 宮西尚生・坂元弥太郎・森本稀哲 千葉ロッテ 荻野忠寛・成瀬善久・大松尚逸
東北楽天 岩隈久志・山崎武司・鉄平 福岡ソフトバンク 和田毅・小久保裕紀・本多雄一
読売 野間口貴彦・加治前竜一・陰善智也 阪神 石川俊介・高橋光信・平野恵一
中日 吉見一起・荒木雅博 広島 篠田純平・前田健太
東京ヤクルト 石川雅規・押本健彦・宮本慎也・田中浩康 横浜 三浦大輔・寺原隼人・石川雄洋

★当日の主な実施内容

▼ステージイベント
◇開会式
◇「トークショー/キャッチボールとコミュニケーション」
   選手がキャッチボール講座を通じて投げる楽しさを伝えます
◇「プロ野球選手になるためには〜体づくりは食べることから」
   プロの選手が食べることを通じてどんな体づくりをしてきたのかを紹介
◇「選手に何でも聞いてみよう」
   プロ野球選手が来場者からの疑問に答えるコーナー
◇「選手と一緒に環境問題を考えよう」
   いつまでも野球が楽しめる環境のために何ができるか
◇「今だから話せる今シーズン舞台裏」
   激闘を終えたライバルたちが、あの試合の舞台裏エピソードを公開
◇「今シーズンベストゲーム/選手が選ぶベストナイン発表」
   スポニチのサイトで公募したベストゲーム・選手投票によるベストナインの発表
◇閉会式
▼アトラクションコーナー
◇「キャッチボールゾーン」
   プロのアドバイスで安全な「ゆうボール」キャッチボールが楽しめます
◇「バッティングコーナー」
   子どもにも安全なバットでのバッティング教室
◇「プロの審判がジャッジ」
   参加者が投げたボールをプロの審判が判定
◇「プロの技を体験しよう」
   プロの技を目の前で体感できるコーナー
▼その他
映画「MAJOR」のブースをはじめ、関連団体の展示や販売コーナーなども有り
鷹野史寿 12期
来季より東北楽天ジュニアコーチに就任
石井義人 17期 現:埼玉西武
ラジオ出演
12月13日(土)
FM浦和「サタデースポーツマックス」
放送時間 16:55〜


石井義人選手が12月8日に浦和警察署一日署長に就任した模様とインタビューを放送
※放送は14日(日)16:00〜「サンデースポーツマックス」に変更となる場合も有り
09年のオープン戦は3・29まで121試合

2009年のプロ野球オープン戦日程が11日に発表され、2月28日の阪神―オリックス(安芸)、広島―ソフトバンク(都城)など
5試合で球春の幕を開ける。

セ、パ両リーグの公式戦開幕が4月3日になったこともあり、08年より29試合増えて計121試合が組まれた。
120試合以上が予定されたのは1998年以来11年ぶり。

試合数の最多はソフトバンクの24試合で、最少は広島の15試合。楽天は3月23、24日に本拠地のKスタ宮城で
初めてオープン戦を開催する。

試合開始予定時間の入った日程は来年1月20日に発表予定。
石井義人 17期 現:埼玉西武
西武石井義人が1日署長
年末へ防犯呼びかけ 浦和署
冬の交通事故防止運動と年末特別警戒に向けた浦和署の出陣式が8日、さいたま市浦和区の埼玉会館で行われ、
交通・防犯関係団体の約350人が参加した。
浦和学院高校出身でプロ野球埼玉西武ライオンズの石井義人選手が浦和署の1日警察署長に任命され、
JR浦和駅までのパレードや防犯キャンペーンに参加した。
石井選手らはミニタオルなどの防犯グッズを配り、「1人1人が防犯を心がけて欲しい」と呼びかけた。
石井選手は「埼玉西武ライオンズが優勝できたのは地域の皆さんの応援のおかげ。明るく安心して住める街を目指したい」と宣言した。
多田善利浦和署長は「交通事故や振り込め詐欺に気をつけ、良い新年を迎えていただきたい」と挨拶した。

2008年12月9日 埼玉新聞掲載

★1日署長を終えて
「地元の警察で一日署長ができることは、たいへん光栄ですし、嬉しかったです。本当に一日楽しかったです。」
大竹寛 22期 現:広島
黒田から“成功3カ条”授かった
践して、来季は4年ぶりの2ケタ勝利を目指す。この日は廿日市市内の大野練習場で自主練習を行った。

実りのある大先輩との会食だった。大竹は3日の契約更改交渉後、広島市内で黒田と今オフ初めて食事をともにした。
今季、ドジャースで9勝を挙げたメジャーリーガーから“投手成功奥義”を教え込まれ、来季への自信と収穫を得た。

「黒田さんにはメジャーで戦ってきたオーラというか雰囲気を感じました。すごい刺激をもらった。
お手本になる話を聞くことができたし、いい勉強になった」

黒田に尊敬の念を抱く大竹は、食事をしながら成功への道3カ条をアドバイスされた。今オフから実践する考えだ。

@オフの練習は何のために何をやるべきかじっくり考えて計画を立てろ。
体を大きくし、球威、スタミナ強化を念頭に置く大竹。オフは上、下半身強化のために筋力アップに励んでいる。

Aどんなピンチでも表情を変えずひょうひょうと投げろ。
「黒田さんはどんな場面でも変わらず、自分のペースで投げている。黒田さんのような安定感を身につけたい」。
今季は新エースと期待されたが、重圧に苦しんだ。来季もルイスとの2本柱として期待に応えるためにも、
メンタル面の強化を目標に挙げた。

Bメジャーで成功した投手の技術を盗め。
会食の際に黒田を含め、メジャーで今季活躍した投手の編集DVDをプレゼントされた。研究に没頭するつもりだ。

そのほかにチーム事情や、メジャー選手、練習面などについても質問したという。貴重なアドバイスを受け
「自分はもっと上を目指さないといけない。2ケタは勝たないと」と、05年以来4年ぶりの2ケタ勝利を最低目標に掲げた。

年内は大野練習場でウエート、キャッチボール、シャドーピッチングなどに取り組み、年明け以降に投球練習を開始する予定。
偉大な先輩のアドバイスを胸に秘め、来季は真のエースの座を目指す。

2008年12月8日 デイリースポーツ 掲載
赤坂和幸 28期 現:中日
新鮮!19歳の初体験
赤坂が初めて野球教室を体験した。東浦町の教室に参加し、投手部門を担当。

「思ったより素直な子が多くて楽しみながら教えられました」と、子どもたちに身ぶり手ぶりで指導。初講師役について
「自分がやってきたことを教えようと思いました。ぼくが子どものころに野球教室で教えてもらった経験も交えながらやりました」と
振り返っていた。

2008年12月7日 中日スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
広島県スポーツ振興チャリティーゴルフ大会
12月8日
前夜祭
リーガロイヤルホテル広島
18:30〜20:30

12月9日
チャリティーゴルフ大会
グリーンバーズゴルフ倶楽部
9:00〜
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
先発志願 今季中継ぎで31試合に登板し6勝
日本ハムの坂元弥太郎投手が4日、先発起用を志願した。現在、鎌ケ谷で自主トレ中の坂元は今季、中継ぎとして活躍。
6勝を挙げたが、来季は“スキあらば”とローテーションの一角に狙いを定めた。
沖縄秋季キャンプでは、新球チェンジアップ習得にも努め、準備にも抜かりなしだ。

自主トレの場を札幌から鎌ケ谷に移した坂元が、巨人に移籍した工藤を相手に、1球1球丁寧に投げ込んだ。
その視線の先には、先発している自分がイメージされていた。

マイケルが抜け、抑え不在のチーム事情。07年にイースタン・リーグで18セーブを挙げ、最優秀救援投手に選ばれたが、
ストッパーにはあえて名乗りを上げなかった。「自分としては抑えよりも、スキがあったら先発の一角に加えてもらいたい」と
本音を打ち明けた。

今季、ヤクルトからトレードで移籍。開幕1軍をつかみ、中継ぎで31試合に登板した。ロングリリーフをこなし51回を投げ、
防御率3・18、6勝1敗とチームを支えた。先発は06年に1試合投げたのが最後。
ヤクルト時代は先発として通算26試合、5勝11敗の成績を残している。

オールスター時に2軍調整した際、1試合先発としての適性を試された。結果は6回を被安打9、2失点の内容。
「自分に先発としての能力があるか。球種、打者を打ち取る技術、コントロール。1つずつ高めていけるかどうかです」

秋季キャンプでチェンジアップ習得に励んだのも、先発チャレンジへの準備の一環だ。1日おきの投球練習。
多いときで130球投げた半分はチェンジアップ。「来年使ってみようという感覚はつかめた」。今後は打者と対戦し、感覚をつかむだけだ。

「1軍で仕事させてもらえる場を与えてくれたファイターズに感謝します」と言う坂元。
来季は先発の座を自らの力で奪い、勝利でチームに恩返しする。

2008年12月5日 道新スポーツ掲載
石井義人 17期 現:埼玉西武
テレビ出演

12月8日
テレ玉「LIONS CHANNEL」
放送時間:22:00〜22:15

『選手座談会』
出演選手:平尾選手・
石井(義)選手・大島選手
大竹寛 22期 現:広島]
エースはオレ!大竹 来季はルイスに頼らん
広島・大竹寛投手が来季の目標に05年以来の2ケタ勝利を掲げ、ルイス頼みから“卒業”することを誓った。

今季は初の開幕投手、球宴出場を果たした。そして先発で唯一、1年間ローテを守った。「成長している実感はある」。
成績に納得はしていないが、つかんだ自信は来季に生かす。

「今年はルイスがエースだった。でも、負けたくない。僕としてはルイス頼りになりたくないという気持ち。
来季は誰が見ても納得する成績を出したい。勝ちと負けを逆転させたい」

年俸は2年連続で、日本人の先発投手でチームトップ。助っ人に頼り切りではふがいない。
05年以来の2ケタ勝利を自らに課し、真のエースとしてもう一回り成長する決意だ。

今季は9勝13敗で防御率3・84。成績だけを見れば大幅アップは意外な高評価にも感じる。球団が今年から先発投手の査定を
「7、8回を投げて負けても勝ちに等しいとき、プラスポイントを付けるようにした」(鈴木球団本部長)こともアップにつながった。

だが、積み重ねてきた「実績」と、将来への「期待」も年俸に表れている。それにはキッチリ結果で応える。
大竹はルイスと切磋琢磨し、Aクラス入りへの旗手となる。

2008年12月4日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
悔しい9勝 雪辱期す

27%アップにも、大竹は淡々とした表情を崩さなかった。「金額には納得している。ただ同じ失敗をやってしまったと、
悔しい思いがある」。開幕投手を務め、9勝(13敗)に終わった1年に悔いを見せた。

好不調の波が大きく、勝ち星は伸びなかった。一方で、先発陣でただ一人、シーズンを通してローテを守り抜いた。
「球団にはそれを評価してもらった。成長した実感もある」。鈴木清明球団本部長は「査定的にはマイナスだが、
171イニング投げたことを評価した」と説明した。

オフは上半身の筋トレに重点を置く。試合前も筋トレを欠かさないルイス投手に刺激を受けたという。
「彼を見て力強さを感じ、体の強さを求めたいと思った」と、貪欲(どんよく)にスケールアップを図る。

来季は4年ぶりの2けた勝利と、貯金をつくることを誓う。「ルイス頼みの投手陣にはしたくない。
誰もが納得する成績を残す」と決意を口にした。

2008年12月4日 中国新聞掲載
石井義人 17期 現:埼玉西武
“無欠席”ならもっと上がる?

西武・石井義が1200万円増の4300万円でサインした。今季は主に一塁として、05年の125試合に次ぐ108試合に出場。
クライマックスシリーズでは打率・533をマークし、アジアシリーズ決勝でも好走塁でサヨナラのホームを踏むなどの活躍に
「来年は全試合出場を目指したい」。

2008年12月4日 スポニチ掲載
大竹寛 22期 現:広島
広島・大竹、1400万円増!目標は「ルイス」

広島の大竹寛投手は3日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1400万円増の6500万円でサインした。

1年間ローテーションを守り9勝を挙げメジャーリーグに移籍した黒田の穴を埋めた。大竹は会見で「(同僚の)ルイスのように、
ウエートトレーニングで上半身を鍛えたい」と今季15勝を挙げた右腕を目標にした。

今季の成績は28試合に登板し、9勝13敗、防御率3.84だった。(金額は推定)

2008年12月3日 サンケイスポーツ ネット配信
石井義人 17期 現:埼玉西武
『浦和警察一日署長』

★日時:12月8日(月) 13:30〜15:00(予定)
★会場:埼玉会館、浦和駅西口広場
★開催内容
[1]埼玉会館にて式典 13:30〜(予定)
[2]パレード出発(埼玉会館~浦和駅西口広場) 14:10〜(予定)
[3]街頭キャンペーン 14:35〜(予定)

公務の都合上、スケジュールを変更する場合もあるそうです。
予めご了承ください。
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
坂元、軽妙な話術披露

日本ハムの道内キャンペーンで旭川を訪れた坂元弥太郎投手と武田久投手。
坂元は小学生から「どうすれば速いボールを、コントロール良く投げられますか?」と質問されると「僕はそれを勉強中なので、
久さんお願いします」と真正直な回答。軽妙な話術で、武田久とのトークショーを盛り上げた。最後は「スタンドを見ても、
僕の応援ボードがあまりない。ぜひ作ってください」とファンへのお願いも飛び出した。

2008年11月30日 道新スポーツ掲載
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
契約公開後のコメント

今季ヤクルトから移籍した坂元弥太郎投手は、中継ぎながら6勝をマークした。
坂元は「数字はたまたま。来年は(先発や抑えでも)どこにいってもこなせるだけの練習をしっかりしないと」と表情を引き締めた
大竹寛 22期 現:広島
「カープ交響曲」ブラウン監督や大竹寛投手ら駆けつけ初披露
プロ野球広島カープと広島交響楽団のコラボレーションコンサートが24日、広島市で開かれ、広島市民球場の最終シーズンと
来春の新球場完成を記念した「カープ交響曲(シンフォニー)」が初披露された。

応援歌「それ行けカープ」を作った故宮崎尚志氏の次男で、父と同じ作曲家の道氏が、その遺志を継いで半年かけて完成させた。

「それ行けカープ」や球団創設時から親しまれた「勝て勝てカープ」など、ファンおなじみのメロディーを
五楽章にちりばめた約35分の曲。
2回の公演に訪れた計約2000人の観客は、選手の活躍や球場を紹介した大型スクリーンの映像を見ながら聞き入った。

会場には、広島のマーティー・ブラウン監督や大竹寛投手らも駆けつけた。演奏後、ブラウン監督は壇上で道さんに花束を渡し、
「心温まるコンサートで、楽しむことができた」とあいさつ。

道氏も「客席から手拍子が起こり、感動した」と満足そうだった。

2008年11月24日 サンケイスポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
新ユニホームにV誓う ファン感謝デーでお披露目

23日に広島市民球場であった広島のファン感謝デー。外野席を初めて開放する盛況ぶりで過去最多の2万6000人が訪れた。
51年の歴史に幕を下ろす同球場で最後となる選手たちとの交流を楽しんだ。

選手と触れ合えるキャッチボールやティー打撃、トークショーのほか、球団公認で初めて「カープ検定」を実施。
緒方孝市外野手らが「昔のことが多くて難しい」と頭を悩ませながら、ファンとともに筆記試験に挑んだ。

来季一新される新ユニホームもファンにお披露目。栗原健太内野手と大竹寛投手がモデルとして登場し、スタンドから歓声が上がった。
大竹は「生地が柔らくて着やすい。新しいユニホームで優勝を目指したい」と決意を新たにしていた。

2008年11月24日 中国新聞掲載
埼玉西武情報
西武が日本一パレード、7万人が祝福
4年ぶり日本一に輝いた西武が23日、球団初の優勝パレードを埼玉・所沢市で行った。渡辺監督、コーチ、選手ら76人が
オープンバスなどに分乗し、市内の中心部1・2キロを40分かけて移動。沿道は約7万人のファンであふれ返った。
駅前の出発セレモニーであいさつした渡辺監督は「今年ほどチームとファンが一体となり、戦った年はなかったと思います。
優勝を喜び合いましょう」と話し、大歓声を浴びた。

2008年11月23日 日刊スポーツ ネット配信
横浜情報
横浜が白基調の“シンプル”新ユニホーム
横浜は23日、横浜スタジアムでファン感謝デーを行い、来季の新ユニホームを披露した。ホーム用は白が基調。
従来のストライプを外し、シンプルなデザインとなった。

ビジター用はグレーが基調で、白のストライプが入った。新素材を採用し、野球のユニホームとしては最軽量という。

2008年11月23日 日刊スポーツ ネット配信
広島情報
黄金期カープ復活!完成新ユニホーム

広島は22日、来季からユニホームのデザインを変更すると発表した。ホーム用、ビジター用ともに、
黄金期の88年以来21年ぶりとなる“赤&濃紺”の組み合わせを復活させた。
またビジター用は球団史上初となる上が赤、下が白のツートンカラーとなった。
新球場元年となる来季、12年ぶりのAクラス進出へ準備は整った。

低迷から脱出し、黄金期復活へ-。再出発を誓うシーズンへ向け、広島がユニホームをマイナーチェンジさせる。
球団は9月ごろから変更を検討。華々しい時代を取り戻すためのポイントに挙げたのは、21年ぶりの“縁起色”の復活だった。

89年から08年まで、赤のみを基調としたユニホームを使用してきた。だが、その間の優勝は91年のわずか1度のみ。
変化の必要性を感じていた松田元オーナーは「縁起を担いで濃紺を入れようと思った」と説明する。

5度のリーグ優勝、3度の日本一を果たした75〜88年のユニホームに使用されていた“赤&濃紺”の配色の復活を決めた。
ホーム、ビジター用のロゴや、帽子のツバの縁などさまざまな個所に濃紺が使用されている。

ホーム、ビジター用ともに球団史上初となる“立ち襟”も採用された。
ホーム用は機能性も優れている。「上着は特殊なメッシュの編み込みで作られて軽量化され、通気性、伸縮性も向上しました。
ウチが扱う中では12球団初の試み」とミズノの担当者。北京五輪野球日本代表と同じ作製法で、最新技術の結晶だ。

ビジター用はインパクトのあるデザインに仕上がった。上が赤、下が白で球団史上初となるツートンカラーが採用された。
栗原は「メジャーリーグみたい。シンプルでいい」と早くも気に入った様子。赤は膨張色だけに選手が一回り大きく見え、
相手に与える威圧感は増すことになりそうだ。

お披露目は23日に広島市民球場でのファン感謝デーで行われる。“赤&濃紺”のユニホーム時代を知る内田打撃統括コーチは
「V9時代の巨人はユニホームを見るだけで威圧感があった。そういうふうにしていかないと」。
新球場元年となる来季、11年連続Bクラスという“過去”を脱ぎ捨て、新たな黄金期へ歩み始める。

2008年11月23日 デイリースポーツ 掲載
石井義人 17期 現:埼玉西武
「2008ファルマン スターライト ファンタジア」石井義・岸選手参加!!

11月24日(月)にダイエー所沢店店頭オレンジ広場にて「2008ファルマンスターライトファンタジア」点灯式が開催
この点灯式には、日本シリーズ最優秀選手賞(MVP)を受賞した岸孝之投手、クライマックスシリーズ・アジア王者への
立役者の一人となった石井義人内野手が参加。また、点灯式後には2選手によるサイン会を実施

開催日:11月24日(月)雨天決行
開催場所:ダイエー所沢店店頭オレンジ広場
開催時間:16:30〜18:00(予定)
内容:イルミネーション点灯式&サイン会
参加選手:埼玉西武ライオンズ 石井義人内野手、岸孝之投手
11月20日
パ・リーグが来季日程を発表
プロ野球パ・リーグは20日、6年ぶりにセ・リーグと同時開幕になる2009年の公式戦日程を発表した。4月3日からの開幕カードは
07年の上位球団が主催し、日本ハム―楽天(札幌ドーム)、ロッテ―西武(千葉)、ソフトバンク―オリックス(ヤフードーム)に決まった。

各チームとも今季と同様、交流戦24試合を含めた144試合を戦う。8月18、19日に北海道旭川市のスタルヒン球場で行われる
日本ハム―楽天は、1984年に同球場が開場以来、パでは初となる平日開催で行われる
清水隆行 12期 現:埼玉西武
入団会見
埼玉西武ライオンズに移籍した清水隆行外野手が19日、球団事務所で会見を行いましたので、そのコメントをご紹介いたします。

Q.ライオンズでプレーをする決断したその思いは?
一番は、まだ野球がやりたい、もう一度一線で勝負をしてみたいという、その気持ちと、また高校・大学と7年間埼玉県で
お世話になっていますから、そのチームでプレーしたいという気持ちです。


Q.外から見たライオンズのイメージは?
若い選手が多くて、思いっきりの良い、非常に勢いのあるチームと印象を持っていますし、ここでプレーさせていただくことは、
ジャイアンツ1年目・2年目の頃に持っていた思い切りの良さ、怖いもの知らずの所とか、もう一度思いおこせるのではないかという
気持ちもあり、楽しみにしています。


Q.来シーズンの抱負を?
とにかく精一杯、どこまでできるか分からないですけども、自分の持っているものを全てぶつけてチャレンジしたいと思います。
また、先程も申しましたが、埼玉県は非常にお世話になった場所ですから、もう一度この場所で、当時を思い出すわけでは
ありませんが、高校・大学の頃に一生懸命ボールを追いかけ、バットを振っていた頃を思い出して全力でプレーしたいと思います。


Q.2000本安打まで、あと600本ですが?
そういった話は、まだまだ先の話ですし、とにかく今の僕は、ゼロからのスタートですから、とにかくこのチームの競争に勝つ事が、
一番の事になってきますので、目の前のものに向かって、自分のできる事をしっかりとやっていく事が大事だと思います。
そういう気持ちでやって行こうという気持ちが強いですね。

Q.移籍後の打席へ入る際のテーマソングは?
色々な人の声があると思いますので、少し考えさせてください。

Q.ファンもあの曲が流れると盛り上がりますが!
そうですね。色々と、いろんな声を聞きながら、お客さまに喜んでもらうのが一番ですから、
少し考えさせていただければと思います。


埼玉西武ライオンズ公式サイトより
清水隆行 12期 現:埼玉西武
「もう一度勝負したい」
埼玉西武、清水が入団会見
巨人から金銭トレードで埼玉西武入りした清水隆行外野手が19日、所沢市内の球団事務所で入団会見し、
「持っているもの全てぶつけて、もう一度一線で勝負したい」と抱負を語った。年俸5000万プラス出来高払いで
単年契約し、背番号は「4」に決まった。
埼玉には。浦和学院高、東洋大と7年間を過ごした縁があり、「高校・大学の頃を思い出して全力プレーしたい」と清水。
昨年は66試合、今季は41試合と出番が減っていただけに「ゼロからのスタート。悔いのないようにやる」と意欲的だった。


お世話になった埼玉で全力プレー誓う
一問一答
Q.埼玉西武に移籍を決断した理由は?
「1番はまだ野球をやりたいという思い。もう一度、第一線で勝負したいと思った。高校・大学と7年間、
埼玉でお世話になっているので、そのチームでプレーしたいと思った」

Q.埼玉西武にはどんなイメージを?
「若い選手が多くて、思い切りのいい勢いのあるチームという印象。巨人に入団した1、2年目のころに持っていた
思いきりの良さや、怖いもの知らずの部分を思い起こさせてくれるのではないかと楽しみにしている。
(巨人時代の先輩だった)江藤さんとか、同じ高校の(後輩の)石井(義)君や三浦君もいるし、楽しみですね」

Q.背番号は「4」番になったが?
「今まで(4番を)つけたことはないが、ライオンズにずっと貢献された高木浩之さんの番号ですから、
それを汚すことのないように精進していきたい」

Q.ポジションにこだわりは?
「やれと言っていただいた所で精一杯やりますし、この1年間2軍でほとんど過ごしてきた男ですから
自分の出せるものを出せるよう準備したい」

Q.ベテランとして若手にアドバイスも?
「できる範囲で。僕が経験したもので良ければ、伝えられたらなと思う。」

Q.来季に向けた自主トレはどこで、どのようにやるのか?
「しっかりやることは間違いないが、まだ場所は決まっていない。良い場所を選んでやっていきたい。
成績や結果で勝負する世界。最高の結果を出せるための準備はしっかりしたいと思っている」

Q.来季の抱負を
「精一杯、自分の持っているものをすべてぶつけたい。埼玉というお世話になった場所で、
高校・大学と一生懸命にボールを追ってバットを振っていたころを思い出して、全力でプレーしたい。」

2008年11月20日 埼玉新聞掲載


すっかりレオカラー清水「もう一度一線で」
巨人から金銭トレードで西武に移籍した清水が、埼玉・所沢の球団事務所で入団会見を行った。
ブルーのネクタイを締めて会見に臨み「もう一度、一線で勝負したいという気持ちが強かった。
高校、大学と7年間、お世話になった埼玉に恩返ししたい」と気合十分だ。
今季は41試合と出場機会に恵まれず。主に外野、DHでの起用を示唆している渡辺監督からは
「来年は清水の4番もあるかもよ」と期待されており
「はめられたところでいいパフォーマンスが出せれば」と話していた。

2008年11月20日 スポニチ掲載


清水一塁もやる「巨人1年目思い出し頑張る」
巨人から金銭トレードで西武への移籍が決まった清水隆行外野手が19日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見を行った。
外野のレギュラー取りを目指すが、球団側は一塁手としての起用も示唆した。清水は「言われたところで仕事できるように
準備するだけ」と話し、巨人時代にも浮上した一塁コンバートへ再挑戦する意欲を見せた。

ライオンズブルーのネクタイが決意を物語っていた。「突っ込まれると思ったけど青を選んできました」
生涯で初めて背負う背番号4のユニホームに袖を通すと「もう一度、一線で勝負したい。巨人の1年目の気持ちを思い出して
頑張りたい」と、力強く意気込みを語った。

日本一を成し遂げた西武の外野陣は、実に層が厚い。右翼のG・G・佐藤、左翼の栗山が完全なレギュラーと認められているほか、
ボカチカ、後藤、赤田、佐藤ら実力者がそろっているだけに、その一角に食い込むのは容易ではない。

球団側は、今季限りで退団したブラゼルの後釜として一塁を守らせるプランや指名打者での起用も視野に入れている。
巨人時代の05年に、当時の堀内監督が一塁への転向をいったんは検討しながら、実行に移されなかったが「ゼロからのスタート。
チーム内の競争に勝つことが一番なんで」と、なりふり構わず出場機会を奪う意気込みだ。

1年契約で年俸は今季の1億円から半減となる5000万円プラス出来高の大幅ダウンとなった。
「(高校、大学時代を過ごした)埼玉でプレーしたいという気持ちもあったし、
応援してくれる人にプレーしているところを見せたかった」勝負強い打撃でチームを連覇に導く。

2008年11月20日 スポーツ報知掲載
清水隆行 12期 現:埼玉西武
西武移籍の清水「ゼロからのスタート」
巨人から金銭トレードで移籍した西武清水隆行外野手の入団会見が19日、埼玉・所沢の球団事務所で行われた。
背番号4のユニホームに袖を通した清水は「ゼロからのスタート。まだ野球がやりたい、一線で勝負してみたいという気持ちです。
西武は若い選手が多くて思いきりのいい、勢いのあるチーム。その中に入って競争に勝ちたい」と抱負を語った。

2008年11月19日 日刊スポーツ ネット配信


西武・清水が入団会見「もう一度、一線で勝負したい」
巨人から金銭トレードで西武入りした清水隆行外野手が19日、埼玉県所沢市内の球団事務所で入団会見し「持っているものすべて
ぶつけて、もう一度、一線で勝負したい」と抱負を語った。年俸5000万円プラス出来高払いで単年契約し、背番号は4に決まった。

埼玉には浦和学院高、東洋大と7年間を過ごした縁があり、「高校、大学のころを思い出して全力プレーしたい」と清水。
昨年は66試合、今季は41試合と出番が減っていただけに「ゼロからのスタート。悔いのないようにやる」と意欲的だった。

2008年11月19日 スポニチ ネット配信
清水隆行 12期
スポーツ報知「ジャイアンツ日記」2008.11.17より

金銭トレードで西武入りが決まった清水が、荷物整理のためにG球場に姿を見せた。「これ、誰が書いたの?」愛用していた
白いバットケースに「頑張ってください!」とのメッセージが。
実は、練習を終えて一足先に帰宅した阿部が、マジックで書き入れたのだ。
「捨てるつもりだったのに、捨てられなくなっちゃったよ」苦楽をともにした後輩の計らいは、新天地の励みになった。
石井義人 17期 現:埼玉西武
アジアシリーズ
名場面再現した石井義人の好走塁

好走塁がサヨナラ勝ちを呼び込んだ。9回二死1塁から佐藤の左中間への当たりで、1塁走者の石井義人が一気に生還。
打球を抑えた中堅手の油断をつく好判断だった。
1987年の西武−巨人の日本シリーズ。西武の辻が1塁から単打で生還した走塁は、名場面として語り継がれている。
当時現役だった清家守備走塁コーチは「あの時のように、中堅が一瞬打者走者を気にした」と言い、
3塁コーチとして迷いなく腕を回した。
石井義人は「クライマックスシリーズ前に、DVDでそのプレーを見ていたので」としてやったりの表情だった。

相手のスキつく気迫の全力疾走
「とにかく全力で走りました」。9回二死から四球で出塁し、続く佐藤の打球が左中間に飛ぶや全力疾走。
3塁で止まる気配も見せず、そのまま一気にサヨナラのホームを突いた。
相手外野手の返球がそれ、余裕の生還で優勝を決めると、ベンチから飛び出した仲間たちにもみくちゃにされた。
「いや〜久しぶりに全力疾走しましたよ。でもいい結果につながって良かった」と冗談を交えて喜びを口にする。
「とにかく勝ちたかった。今まで日本(代表勢)が3連覇していたから負けたくなかった。
自分の仕事をきっちり出来ればと思っていた」。その言葉通り、背番号5がアジアの頂点へ駆け抜けた。

2008年11月17日 埼玉新聞掲載

石井義“伝説の走塁”で西武アジア一
伝説のプレーでアジアを制した。9回2死一塁、佐藤の打球は遊撃手の頭上を越え、左中間へ。右に寄っていた中堅手が慌てて捕球し
遊撃手へ返球したが、ボールは山なりだった。それを見た清家三塁コーチは右手をグルグルと回し、一塁走者・石井義を走らせた。
「ちゅうちょはしなかった。センターもふわっとしたボールを投げていたし、100%決まると思った」。石井義はスピードを緩めることなく、
歓喜のホームへ飛び込んだ。

87年の日本シリーズ第6戦。西武は巨人・クロマティの緩慢な守備を突いて本塁を陥れた。清家コーチも「9番・遊撃」で先発出場した。
石井義は「CS前にあのシリーズのDVDを買って研究していたんで」とニヤリ。渡辺監督も「練習で統一の外野返球が甘いのは
分かっていた。選手にそういう伝統が受け継がれている」と胸を張った。

 ≪佐藤 ひと振りでMVP≫佐藤がひと振りでMVPをもぎ取った。9回2死一塁で打球は中堅左へ。「(左中間を)抜けるとは全然
思わなかった。中継の態勢があやふやで、それを見て腕を回した清家さん、走った石井(義)は客観的に見て凄いと思う」。
お立ち台でも「感謝」と何度も口にし、賞金100万円の使い道は「(石井義と)一緒にゴルフに行って、食事して…。
清家さんともね」と笑顔で話した。

2008年11月17日 スポニチ掲載 一部抜粋

伝説の走塁!サヨナラ!ナベQアジアNO1!
激走の向こうに栄光のホームが待っていた。0―0の9回2死一塁。6番・佐藤の放った打球が左中間で弾んだ瞬間、一塁走者・石井義は
全速力で二塁を蹴って三塁へ向かった。センターからの返球を受けた遊撃・荘景賀が送球にもたついている。これを見た清家・三塁
ベースコーチは迷わず腕をぐるぐると回した。「清家さんがいつ止めるのかなと思ってたけど。とにかく全力疾走しました」と石井義。
グラウンドにナインが飛び出してきた。常勝レオの記憶を呼び覚ます鮮やかな走塁でサヨナラ勝ち。
「ファイナルという最高の舞台で最高のゲームができた」渡辺監督がアジアの頂点をつかんだ。

87年、巨人との日本シリーズ第6戦で見せた「伝説の走塁」の再現はアジアシリーズが始まる前から狙っていた。
指揮官はシリーズ開幕前のミーティングで「送球に甘さがあるからそこを突こう」と伝えていた。
当時選手だった清家コーチは「スピード感があったし、ふわっとした返球。100%行けると思った」と振り返った。
石井義はクライマックス・シリーズの前に87年の日本シリーズのDVDを購入し、辻の走塁シーンを記憶の片隅に残していた。
「西武の伝統だからね」と指揮官。延長突入か、という土壇場でスキのない獅子のDNAがよみがえった。

2008年11月17日 スポーツ報知 掲載 一部抜粋

西武「伝説の走塁」再現で優勝!
西武は0−0の九回二死一塁、走者の石井義人内野手が、佐藤友亮外野手の左中間への二塁打で統一の緩慢な守備をついて一気に生還、
サヨナラ勝ちでアジア王者に輝いた。渡辺久信監督が現役時代の87年日本シリーズで西武が見せた「伝説の走塁」を再現し、
シーズン4冠と日本勢のアジアシリーズ4連覇を達成。

三塁をけった獅子の姿に、スタンドがどよめいた。息をのんだ。石井義が歓喜のホームにすべり込んだ瞬間、西武ベンチとともに
ファンも総立ち。かつて常勝西武の象徴だった“伝説の走塁”でアジア制覇だ。

2008年11月17日 サンケイスポーツ掲載 一部抜粋

西武“伝説の走塁”再現でアジア王者
お互い無得点の九回二死一塁。佐藤の打球は低いライナーで左中間を襲った。長打を警戒し深めに守っていたため、一気に生還は難しい状況。
だが、慌てて捕球した中堅手の返球が緩く、清家三塁コーチがグルグル腕を回す。さらに、中継に入った遊撃手も本塁を
全く気にしていない様子だったため、一走・石井義が長駆サヨナラのホームを踏んだ。

試合後、清家コーチが「伝説のプレーが出たね」と振り返れば、渡辺監督も「あの時と似ているのかな」と充実感たっぷりに話した。
巨人と対戦した87年の日本シリーズ第6戦。八回一死一塁から秋山の中前打で一走・辻が一気にホームインし、リードを広げた。
シリーズ前から巨人の中堅・クロマティの緩慢守備を見抜き、スキを突いた走塁。西武はこの試合で日本一を決めた。

激走した石井義は「スキあらばと思っていた」と笑顔。クライマックスシリーズ前にその伝説の場面が収録されているDVDを購入して
見ていたという。チームでも大会前に統一のビデオを見て外野守備にスキがあることを確認し、ミーティングで話題にしていた。

サヨナラ打でMVPに選ばれた佐藤も「石井選手がよく走ってくれた」と今年30歳の同級生に感謝。賞金の100万円で石井義に
ゴルフ“接待”をするという。

2008年11月17日 デイリースポーツ 掲載 一部抜粋
アジアシリーズ2008
東京ドーム

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■予選リーグ
11月13日 12:00 統一ライオンズ (CPBL) 7−4 天津ライオンズ (CBA)
18:00 SKワイバーンズ (KBO) 4−3 埼玉西武ライオンズ (NPB)
11月14日 12:00 天津ライオンズ (CBA) 0−15
7回コールド
SKワイバーンズ (KBO)
18:00 埼玉西武ライオンズ (NPB) 2−1 統一ライオンズ (CPBL)
11月15日 12:00 天津ライオンズ (CBA) 2−16
7回コールド
埼玉西武ライオンズ (NPB)
18:00 統一ライオンズ (CPBL) 10−4 SKワイバーンズ (KBO)
■決勝戦
11月16日 14:00 埼玉西武ライオンズ (NPB) 1−0 統一ライオンズ (CPBL)

社団法人日本野球機構(NPB)、中国棒球協会(CBA)、中華職業棒球大連盟(CPBL)、韓国野球委員会(KBO)
埼玉西武ライオンズ 優勝!
アジアシリーズ 2008
決勝
11月16日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場

統一ライオンズ
LIONS 1x
【統】艾瓦多・曾翊誠・●潘威倫−高志綱
【L】涌井・星野・大沼・○岡本真−銀二朗・野田

★石井義人 打席結果
3打数 0安打 打点0 打率.214
清水隆行 12期 現:読売
「ありがとう」13年間ファンに感謝
西武へ金銭トレード発表

巨人・清水隆行外野手が、金銭トレードで西武へ移籍することが15日、両球団から発表された。この日、午後に東京・大手町の
巨人球団事務所で退団会見を行い、巨人ファンへ感謝するとともに西武ではゼロからスタートする決意を口にした。会見後はG球場へ
足を運び、約100人のファンへ“惜別サイン会”を行った。なお、新天地での背番号は4に決定した。

決意に満ちた表情だった。清水は素直な心境を語り出した。「いろいろ考える部分も多かったけど、今日は非常にスッキリした気持ち。
球団にも希望をかなえてもらって感謝の気持ちでいっぱいです」オフに入り、悩み抜いた末に他球団への移籍を志願。
希望をかなえて快く送り出してくれた巨人にも感謝した。

昨年、今年と思うような結果が出せずに出場機会も減った。それでも、まだやれるという自信はあった。「自分自身やれるという
期待と不安とがあります。ここ2、3年はまともにプレーしていない選手ですから、僕は。両方の気持ちがあるけど、
やれるという気持ちを強く持って、全力でぶつかりたい」新天地で暴れることを誓った。

西武は中島、片岡、栗山ら若手が成長したものの、経験豊富な左打者が不足。清水自身も浦和学院高、東洋大と母校のグラウンドが
あった埼玉県に恩返ししたい気持ちが強く、数球団から話があったトレード先の中から西武を希望した。
「若いチームで、思い切りのいい勢いのあるチーム。僕自身も7年間、埼玉県にお世話になって
野球選手としてレベルアップさせてもらった。もう1度埼玉の空気を吸って、勇気をもらって思いっきりプレーしたい」
新天地では、今季の年俸1億円(推定)から大幅ダウンは避けられないが、それを承知で活躍の場を求めた。

会見が終わると、その足でG球場に向かって関係者にあいさつを行った。そして待ち受けた約100人のファンに、ひとりひとり丁寧に
サインした。「打席に立つたびに非常に大きな声援をいただいて、僕の力になった。ユニホームは替わるけど、また清水という選手を
応援していただけたらうれしいです。本当に13年間、ありがとうございました」清水が新たなスタートラインに立った。

◆清武代表が示唆 指導者で巨人復帰
清水の退団会見に同席した清武球団代表は「新しいところでもう1度戦って、将来は必ず巨人軍に戻ってきてもらいたい」と、
指導者として巨人に復帰させる考えを示した。また「13年間の長きにわたって巨人を支え、しかも(巨人のシーズン)最多安打記録
(02年・191安打)を持つ、この選手を出すことにはためらいもあった」と苦渋の決断だったことも強調した。

◆ナベQが大歓迎「勝負強い打者」
清水の獲得について西武の渡辺監督は「左打者はウチの補強ポイントの1つだった。勝負強い、いいバッターが獲れて喜んでいる」と
歓迎。外野は栗山、G・G・佐藤、ボカチカらと争うことになり、「レギュラーを取るくらいのつもりで頑張ってほしい」と期待した。


2008年11月16日 スポーツ報知掲載
11月15日
清水隆行 12期 現:読売
西武移籍の清水が巨人に別れのあいさつ
西武に移籍が決まった清水隆行外野手が15日、東京・大手町の球団事務所での会見後に、川崎市のジャイアンツ球場を訪れた。
世話になった球団関係者へ、1人ずつ感謝の気持ちを伝えた。あいさつと荷物整理を終えた清水は、駐車場の入り口で待っていた
約100人のファンに、サインを書き込んだ。「日本シリーズで会いましょう」と声援を受けるなど、温かい拍手が送られた。

2008年11月15日 日刊スポーツ ネット配信


西武に金銭トレードで移籍の清水が巨人軍退団会見
巨人・清水隆行外野手が、金銭トレードで西武に移籍することが15日、両球団から発表された。新天地での背番号は「4」に決定。
この日午後に東京・大手町の巨人球団事務所で行われた、退団会見の内容は以下の通り。

Q.今の心境は?
清水外野手「いろいろ考える部分も多かったけど、今日は非常にスッキリした気持ち。
球団にも希望をかなえてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです」

Q.ここ数年は悔しい結果だった。
「もう1度ゼロからになるけど、やれることを精いっぱいやりたい」

Q.西武の印象は?
「若いチームで、思い切りのいい勢いのあるチーム。僕自身も高校(浦和学院高)、大学(東洋大)と7年間、埼玉県にお世話になって、
野球選手としてレベルアップさせてもらった場所。もう一度埼玉の空気を吸って、勇気をもらって思いっきりプレーしたい」

Q.巨人での最大の思い出は?
「たくさんありすぎる。いいことも、つらいことも悔しいことも数多くあった。でもそれは引退したときに振り返ること。
13年間お世話になったことをそのときに振り返りたい」

Q.移籍を考えた時期は?
「シーズンが終わってからです」

Q.西武でやれる自信は?
「自分自身やれるという期待と不安とがあります。ここ2、3年はまともにプレーしていない選手ですから僕は。
両方の気持ちがあるけど、やれるという気持ちを強く持って、全力でぶつかりたい」

Q.今後達成したい記録はある?
「数字的なものはない。自分がどこまでやれるのか、そういったものにチャレンジした答えを出したい。それだけです」

Q.東京Dでの声援は力になったはず。移籍に迷いはなかった?
「あの声援はものすごく僕に力をくれた。全国の球場でも大きな声援をいただいて、さみしい気持ちではあるけど、
まだ僕は野球をやりますから、今後も清水という選手を見て頂けたらうれしいです」

Q.最後にファンに一言。
「出ているときも出られないときもあった。でも、いつもいつも打席に立つたびに非常に大きな声援をいただいて、僕の力になった。
ユニホームは替わるけど、また清水という選手を応援して頂けたらうれしいです。本当に13年間、ありがとうございました」

清武球団代表「13年間の長きにわたって巨人を支えてきた、しかもまだ(巨人のシーズン)最多安打の記録を持つこの選手を
出すことにはためらいもあった。若手の台頭もあって、出場機会が減った。本人からこのままでは終われないと。
何としてももう一度、舞台に上がりたいと。いくつかの球団の中から本人が西武を選びました。新しい所でもう1度戦って、
将来は必ず巨人軍に戻って来てもらいたいという気持ちです」

2008年11月15日 スポーツ報知 ネット配信


移籍会見 金銭トレードで西武入り
巨人の清水隆行外野手が金銭トレードで西武へ移籍することが15日発表された。
清水は東京・大手町の巨人の球団事務所で会見し「高校・大学の7年間、埼玉にお世話になった。
そこに恩返ししたい気持ちが強かった。今はスッキリした気持ち」と話した。
清水は1996年東洋大からドラフト3位で巨人に入団。
2002年には最多安打を記録したが、近年は若手の台頭もあり出場機会が減少。
トレードを志願し、複数の候補の中から西武を移籍先に選んだ。
通算成績は打率2割9分1厘、130本塁打、481打点。

西武の前田康介球団本部長は「左の強打者獲得が課題だった。外野のほか、一塁、指名打者として幅広い活躍を
期待している」と話した。入団会見は19日に行われる。

2008年11月15日 スポニチ ネット配信

清水の勝負強さに期待 西武渡辺監督
西武の渡辺監督はアジアシリーズの天津戦の試合後、金銭トレードでの獲得が決まった清水について
「実績のある勝負強い選手が取れて喜んでいる」と話した。

中島・中村・G・G佐藤ら主力に右打者が多いだけに、左の巧打者への期待は大きい。
「うちとしては、左が補強ポイントだった。レギュラーを取るぐらいのつもりで来て欲しい」と歓迎した。


2008年11月15日 サンケイスポーツ ネット配信
清水隆行 12期 現:読売
埼玉西武 獲得を15日正式発表
西武が巨人の清水隆行外野手を金銭トレードで獲得する。15日に両球団から正式発表される。西武・前田球団本部長は14日、
「左打者はいろんな補強ポイントの1つ。獲得? そういった気持ちはあるが、正式に決まったら報告する」と話した。
巨人ひと筋13年の清水は出場機会を求めて今オフ移籍を志願していたが、西武が獲得に名乗りをあげ、13日に合意に達した。

 西武は今季4番を務めたブラゼルの退団が決定。清水には主砲の後釜の左の中軸候補としての期待が掛かる。
栗山、G・G・佐藤、後藤、赤田、佐藤らとの熾烈なレギュラー争いが予想されるが、指名打者での出場機会も増えそうだ。
清水の出身校は浦和学院高で、地元密着を図る球団にとってもぴったりの存在だ。

2008年11月15日 スポーツ報知

清水金銭トレードで西武へ移籍
4年ぶり13度目の日本一を奪回した西武が、巨人の清水隆行外野手を金銭トレードで獲得することが14日、明らかになった。
15日にも両球団から発表される。今季27本塁打を放ったクレイグ・ブラゼル内野手が退団するなどで強打の左打者の獲得を
重点課題としていた西武が、積極補強で連覇を目指す。
“常勝西武”復活へ、連覇を目指す渡辺西武がさっそく動き出した。通算1402安打の安打製造機・清水が、強力打線の一員に
加わることになった。

 今季12球団最多の715得点を挙げ、4年ぶり日本一を奪回した西武だが、規定打席に到達した左打者は栗山、ブラゼルの2人だけ。
27本塁打を放ったブラゼルが退団となり、強打の左打者の獲得は急務だった。

 清水は2002年に191安打を放ち最多安打のタイトルを獲得、同年の巨人の日本一獲得に貢献したが、今季は若手の台頭や
ラミレスの新加入などで出場機会が激減。プロ入り後最少の41試合出場にとどまった巧打者も新たな活躍の場を求めていた。
新天地ではDHでの起用も十分想定でき、出場機会は増える見込みだ。

2008年11月15日 サンケイスポーツ
大竹寛 22期 現:広島
大竹&前田健 メジャー挑戦の高橋にエール
メジャー移籍を視野にFA宣言をした広島・高橋建投手に14日、後輩の鯉投がエールを送った。

大竹は「選手としてあの年齢までできるのは参考になりましたし、技術もすごかったです」と7年間、一緒にプレーした先輩の奮起を願った。
前田健は「参考にしていきたい」と話し、上野は「アメリカに行っても頑張ってほしいです。僕にも刺激になりますしね」と日本同様、
強打者に立ち向かう姿に期待した。

この日、4選手は広島市内の向洋新町小学校で行われた野球教室に参加。5、6年生の179人に野球教室を開催した後、
一緒に給食を楽しんだ。松本は「楽しかったですね。久しぶりに食べましたよ」とリラックスした様子だった。

2008年11月15日 デイリースポーツ 掲載
清水隆行 12期 現:読売
金銭トレードで西武へ!出場求め志願
巨人の清水隆行外野手が金銭で西武にトレードされることが13日、分かった。近日中に両球団から発表される。
ここ数年は2軍生活も長かった生え抜き最年長のベテランが球団にトレードを直訴し、巨人側が移籍先を模索していた。


巨人一筋13年の清水が、新たな活躍の場を求めた。今オフ、巨人にトレードを志願し、球団側もこれまでの功績を考慮して、
移籍先を探した。西武が獲得に名乗りを上げ、この日、合意に達した。

入団1年目からレギュラーとして安打を量産してきた。入団当初は2番として、そして2002年、第1次原政権下では1番打者として、
巨人史上、シーズン最多となる191安打を放って優勝に貢献。最多安打のタイトルも獲得した。が、若手の台頭などもあり、
昨年はプロ入り後初めて100試合を切る66試合の出場にとどまり、今年も41試合の出場に終わった。

シーズン中から「まだまだ頑張れる」と口にしてきたとおり、もう一度、レギュラーとして活躍できるだけの力があると信じてきた。
オフに入りトレードを志願し、球団側も了承。球団関係者は「他球団で苦労することは決して彼のマイナスにはならない。
長年の功労者だし、将来の指導者としても考えている。そういう意味でも他球団を知ることはいい」と、指導者として迎え入れるための
修業の意味合いも込められていることを強調した。

西武は今季、原巨人を破り4年ぶりの日本一に輝いたが、経験豊富で中軸を任せられる左の強打者を探していただけに、
清水はまさにうってつけの存在。清水自身も浦和学院高、東洋大と汗を流したグラウンドがある埼玉県に愛着があり、恩返ししたい
気持ちも強いという。伸び盛りの栗山、G・G・佐藤、ボカチカに後藤、佐藤と外野争いはし烈だが、巧みなバットコントロールが
健在なら十分に勝負できる。また、指名打者制のあるパ・リーグなら活躍の場はさらに広がり、先発出場の機会が増えて、
主軸となる可能性すらある。中島、片岡、栗山ら20代選手が多い西武で、これまでの経験を生かし、常勝時代再建の後押しをする。

◆清水 隆行 1973年10月23日、東京都生まれ。35歳。浦和学院高、東洋大から95年ドラフト3位で巨人入団。
02年には球団史上最多の191安打を放ち、最多安打とベストナインを獲得した。
通算成績は1441試合で打率2割9分1厘、481打点、130本塁打。183センチ、83キロ。右投左打。

2008年11月14日 スポーツ報知 ネット配信
アジアシリーズ 2008
予選リーグ 第3戦
11月15日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場 打点2!

LIONS

16
天津ライオンズ

7回コールド
【L】許・○大沼・谷中・岡本真−銀二朗
【天】●陳ウエイ・蘇長龍・李梓踉・許雲龍・李文明・鄒幟−張振旺
▼本塁打 中村1号 銀二朗1号(L)

★石井義人 打席結果
4打数 1安打 打点2 打率.273
アジアシリーズ 2008
予選リーグ 第2戦
11月14日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場

統一ライオンズ
LIONS
【統】●潘威倫・曾翊誠−高志綱
【L】○岸・星野・S小野寺−銀二朗

★石井義人 打席結果
4打数 2安打 打点0 打率.286
アジアシリーズ 2008
予選リーグ 第1戦
11月13日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場

LIONS
SKワイバーンズ
【L】●帆足・岩崎・大沼・星野−銀二朗
【S】金広鉉・尹吉鉉・鄭ウラム・ ○李承浩−鄭相昊・朴勍完
▼本塁打 朴栽弘1号 李宰元1号(S)

★石井義人 打席結果
3打数 0安打 打点0 打率.000
鷹野史寿 12期
鷹野猛打賞「あとは待つだけ」 合同トライアウト
プロ野球の12球団合同トライアウトが11日、神奈川・横須賀市内のベイスターズ球場で行われ、
楽天から戦力外通告を受けた選手たちも“再チャレンジ”を目指し、参加した。

吉岡以外の楽天解雇組では、鷹野史寿外野手、山下勝充内野手、佐藤宏志投手、戸部浩投手の4人が11日、トライアウトに参加した。

中でも鷹野は4打数3安打1四球の猛アピール。「自分としては思い切り打った結果。一生懸命、やれたのでよかった」と満足げ。
「あとは待つだけですから」と納得の表情で会場を後にした。

2008年11月12日 スポーツ報知掲載
広島シーズンオフイベント
大竹寛
 22期 現:広島

参加イベント
★11月24日
広島交響楽団「THE CARP SYMPHONY〜カープ交響曲」
広島厚生年金会館 13:00〜15:00

★11月30日
全労済サンクスフェスタ福山
ビッグローズ(広島県立ふくやま産業交流館)14:45〜15:30
埼玉西武情報
23日に所沢で優勝パレード

4年ぶりに日本シリーズを制したプロ野球西武と、球団本拠地のある埼玉県所沢市は10日、渡辺久信監督や選手が参加する
「日本一優勝パレード」を23日に所沢駅周辺で実施すると発表した。

当日は午前11時から所沢駅西口広場で優勝報告などのセレモニーを行った後、専用車に乗った監督、選手が旧所沢市役所付近までの
約1・2キロをパレードする。
日本シリーズ
第7戦
11月9日
石井義人 17期 現:埼玉西武
代打出場

LIONS
GIANTS
【L】西口・石井一・涌井・○星野・Sグラマン−銀二朗・野田
【G】内海・西村健・●越智・豊田−鶴岡・加藤
▼本塁打 坂本1号(G)ボカチカ1号(L)

★石井義人 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.250


4年ぶり13度目の優勝
11月13日からのアジアシリーズ出場
石井義人 17期 現:埼玉西武
豪快打線にスパイス

巧打の左打者が、持ち味の打撃でしっかり仕事をした。3回二死2塁の場面で初球を右前安打し、敵失で出塁した中島を本塁へ
迎え入れた。巨人の先発・上原の変化球を上手く合わせ「(打った球は)フォークです。エラーで貰ったチャンスだったので、
何とかランナーをかえしたかった」と力強かった。
1回一死満塁のチャンスでは、3球目を打って二ゴロ。先制こそしたが、球のばらついていた上原を一気に攻略出来た可能性も
あっただけに、「次の打席で」との思いがあった様子。2打席目でタイムリーを放ち、「勝ち越すことが出来て良かった」と一息ついた。
日本ハムとのクライマックスシリーズ第2ステージでは5割3分3厘の高打率をマーク。
豪快な本塁打が看板の今季の埼玉西武打線にあって優れたバットコントロールで日本シリーズ6戦目も強打にスパイスを効かせる。

2008年11月7日 埼玉新聞掲載

石井2打点実らず
一時は勝ち越し打となる適時打を含む2安打2打点と奮闘した西武・石井義だが、「負けたので、どうこう言うことはない」と言葉少な。
だが、3回二死2塁でフォークを右前に運んだ適時打は鮮やかだった。
クライマックスシリーズ第2ステージでは15打数8安打と大当たりし、今シリーズでも欠かせない存在。
「調子は悪くないけど、とにかく頑張るだけ」と巻き返しを誓った。

2008年11月7日 読売新聞掲載
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
チェンジアップに挑戦

右腕がチェンジアップ習得に励んでいる、移籍1年目で結果を残した坂元。
来季も中継ぎでの起用が想定される坂元は、緩い新球を使い投球の幅を広げようと躍起だ。
ブルペンに入った坂元は、チェンジアップの感触を確かめ続けた。

坂元は今季、ロングリリーフで力を発揮し、6勝とプロ8年目で自己最多を記録。
一層の躍進へ「新しい球を身につけたい」と意欲的だ。吉井投手コーチは「あの腕の振りで緩い球が来たら効くと思う」と期待する。

「第一段階としてはまあまあ」と坂元。7日から後半に入る秋季キャンプ中に、完成度を高めていくつもりだ。

2008年11月6日 北海道新聞掲載
日本シリーズ
第5戦
11月6日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場 打点2!

GIANTS
LIONS
【G】上原・山口・○西村健・豊田・越智・クルーン−鶴岡・加藤
【L】●涌井・小野寺・三井・谷中−細川・銀二朗・野田
▼本塁打 阿部1号(G)平尾1号(L)

★石井義人 打席結果
5打数 2安打 打点2 打率.267

石井義が勝ち越し適時打

西武が同点の3回、石井義人内野手の適時打で勝ち越した。
2死二塁の好機で、フォークボールをバットの先でとらえて右前へ
運び「エラーでくれたチャンスだったので、なんとかランナーを
返したかった。勝ち越しできてよかったです」とコメントした。

2008年11月6日 日刊スポーツネット配信
日本シリーズ
第4戦
11月5日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場

GIANTS
LIONS
【G】●グライシンガー・山口・東野・豊田−鶴岡・加藤
【L】○岸−細川
▼本塁打 中村2・3号(L)

★石井義人 打席結果
4打数 1安打 打点0 打率.200
日本シリーズ
第3戦
11月4日
石井義人 17期 現:埼玉西武
9回裏 代打出場

GIANTS
LIONS
【G】○内海・西村健・越智・Sクルーン−鶴岡
【L】●石井一・小野寺・星野・谷中−細川
▼本塁打 鈴木尚1号 ラミレス2号 小笠原1号(G) 中村1号(L)

★石井義人 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.167
日本シリーズ
第2戦
11月2日
石井義人 17期 現:埼玉西武
代打出場 その後守備に

LIONS
GIANTS
【L】帆足・大沼・星野・小野寺・●岡本真−細川
【G】高橋尚・西村健・○越智−鶴岡
▼本塁打 中島2号(L) ラミレス1号(G)

★石井義人 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.200
大竹寛 22期 現:広島
チェンジアップ習得へ意欲
左打者対策、投球に幅

広島の日南秋季キャンプで、大竹寛投手が新球のチェンジアップ
習得に励んでいる。
今季多く投げた球種はスライダーやシュートなど速い球が
多かったため、「緩急を付けるのが必要だと思った」。
投球の幅を広げるという狙いで挑む。

31日のブルペンでは70球中26球もチェンジアップを投げた。
「今は、切れや落ち具合よりも、低めに投げるのが大事。
思っていたほどすっぽ抜けた球がなかった」とまずまずの
手応えだという。

今キャンプ中にブラウン監督から新球挑戦を勧められた。
監督は昨秋、前田健太投手にもこの球を投げるよう進言し、
成功した前例がある。
「左打者にとって外に逃げる球は嫌だと思う。有効な球になる」
と大竹。今季、被打率3割9厘と苦しめられた左対策の意味もある。

ブラウン監督は「他球団でもチェンジアップを使ういい投手が
増えている。身に付くまで苦労する球だが、大竹はもう十分
できていた」。この新球が大竹の来季の飛躍を呼ぶことを
期待している。

2008年11月2日 中國新聞掲載
日本シリーズ
第1戦
11月1日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場

LIONS
GIANTS
【L】○涌井・Sグラマン−細川
【G】●上原・越智・西村健−鶴岡・加藤
▼本塁打 後藤1号 中島1号(L)

★石井義人 打席結果
4打数 1安打 打点0 打率.250
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
入団時のフォームに戻す 原点回帰で最後の勝負

日本ハム・須永英輝投手が背水の原点回帰で1軍を目指す。大きな期待をかけられながら、ここまで結果を残せていない5年目左腕は、
今秋季キャンプで入団当初のフォームに戻すことを決意。心身ともにスタートラインに立ち戻り、来季のローテーション入りを狙う。

悲愴感を漂わせているだけでは、何も事は変わらない。来季はイチかバチかの開き直りで臨まなくてはならないシーズンだと
いうことは、自分自身が一番よく知っている。「今のままだったら何も変わらないんで。来年が勝負の年だと思っています」。
力強く言い切れるところに、須永の決意が感じられた。

将来の左腕エースとして期待され入団したが、投げにいくときに右肩が上がってしまう悪癖があった。コントロールがつきにくく、
故障の原因ともなることからすぐに矯正した。確かにフォームはきれいになった。しかし、それと引き換えに、一番の持ち味だった
ボールのキレが失われた。

「腕を振っているという感覚がなくなってしまって…。特に変化球の時にはボールを置きにいくようになってしまった」。
その結果、5年間での1軍登板はわずかに10試合。今季に至っては1度も昇格することができなかった。
このままでは遠からずプロ野球人生が終わってしまうのは目に見えていた。

そこで出した結論が原点回帰だ。何も考えずにがむしゃらに投げていたときのフォームに戻すことで、最後の勝負に出る決断をした。
「このままだったら普通の左投手。何かしないと1軍には上がれない」とは厚沢投手コーチ。
須永の並々ならぬ決意を感じ取り、付きっきりで指導した。

来季6年目を迎えるサウスポーは、くしくもこの日が23歳の誕生日。新たな挑戦をするには最良の日といえる。
「きょうやってみて、久しぶりに腕を振っているという感覚がありました。この感覚のままで変化球も投げられれば」。
未完の大器が、かつてプロを認めさせたフォームで、自らの殻を打ち破る。

2008年10月29日 北海道新聞掲載
日本シリーズ
浦学OB3名登録!
★読売 清水隆行 12期
★埼玉西武 石井義人
 17期 三浦貴 17期


プロ野球日本シリーズの出場資格者(各チーム40名)が発表された。
出場資格者は次の通り
★埼玉西武 ▼投手 岸・岡本真・西口・小野寺・大沼・涌井・許銘傑・松永・星野・
三井・岩崎・キニー・帆足・グラマン・石井一・谷中
▼捕手 野田・細川・銀二朗・上本
▼内野手 中島・石井義・後藤・片岡・平尾・江藤・原・水田・星・中村
▼外野手 大崎・栗山・赤田・佐藤・高山・G・G佐藤・大島・三浦・ボカチカ・松坂
★読売 ▼投手 久保・林・上原・豊田・高橋尚・内海・金刃・グライシンガー・西村健・
バーンサイド・野間口・藤田・木佐貫・クルーン・山口・越智・栂野・東野
▼捕手 阿部・鶴岡・實松・加藤
▼内野手 寺内・木村拓・小笠原・小坂・二岡・脇谷・李承Y・大道・古城・坂本
▼外野手 ラミレス・谷・清水・鈴木尚・亀井・加治前・松本・陰善
大竹寛 22期 現:広島
日南秋季キャンプ参加

広島が秋季キャンプへ 宮崎・日南入り


広島が24日、秋季キャンプ地の宮崎・日南入りした。
空港では「日南カープ協力隊」の歓迎セレモニーがあり、
選手会長の倉が花束を受け取った。
キャンプ参加者は選手、首脳陣合わせて59人。
25日から11月11日まで、日南の天福球場で汗を流す。
フェニックスリーグ
最終順位
順位 チーム 勝率 ゲーム差
優勝 サーパス .778
2位 阪神 10 .769 0.0
3位 四国・九州アイランド
リーグ選抜
.636 1.0
4位 広島 .545 2.0
5位 読売 .538 2.0
5位 北海道日本ハム .538 2.0
7位 中日 .500 2.5
8位 埼玉西武 .455 3.0
8位 東京ヤクルト .455 3.0
10位 福岡ソフトバンク .417 3.5
11位 千葉ロッテ .364 4.0
12位 東北楽天 .333 4.0
13位 湘南 .300 4.5
13位 斗山ベアーズ .300 4.5
フェニックスリーグ
10月22日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
対福岡ソフトバンク戦 先発登板

FIGHTERS
HAWKS
【F】須永・糸数・伊藤・金森・江尻−渡部
【H】西山・高橋徹・川頭・甲藤・高橋秀−荒川
▼本塁打 佐藤(F)

日本ハムは2回、佐藤のホームランで先制。5回にも鵜久森の犠打
と村田の2ベースで2点を追加。投げては先発・
須永−糸数−伊藤
−金森−江尻の5投手がソフトバンク打線に1安打も許さず
ノーヒットノーランリレーで、3−0で日本ハムが勝利した。
クライマックスシリーズ 第2ステージ
第5戦
10月22日
石井義人 17期 現:埼玉西武
打点1の活躍

FIGHTERS
LIONS
【F】●グリン・藤井・武田久・建山−高橋
【L】○涌井−細川
▼本塁打 後藤2号(L)

★石井義人 打席結果
3打数 1安打 打点1 打率.533


★石井義人コメント
CSを通じて15打数8安打
「あまり何も考えなかったのが良かった。日本シリーズでも引っ張らずに逆方向への打球を心がけたい」
石井義人 17期 現:埼玉西武
打も石井だ!義人猛打賞で打線けん引
西武の打の主役も石井だった。石井一と上がったお立ち台。
今CS12打数7安打で打線をけん引する石井義は、ちょっぴり照れながら謙虚に振り返った。
「絶好調?たまたまです。(初回は)もう少し点が欲しかったし、打てて良かった」
初回、中島の右前打で先制し、なお一死1・2塁から左中間へ2点二塁打など、第1戦に続く3安打だ。
中村を03年以来の4番、石井義を5番に抜擢するなど大幅な打順の入れ替えが的中した渡辺監督も「石井義はずっと状態が
いいから5番に上げた。結果を出してくれたのは彼。良かったと思うよ」と称えた。

2008年10月22日 スポーツニッポン掲載

石井義、5番で3安打2打点
西武の石井義が3安打2打点と活躍し、5番でのスタメン起用に応えた。
 1回は左中間に2点二塁打。3回は左前打を放ち、7回には左中間二塁打と、球を引きつけて打つ、技ありの安打を連発。
「左方向に打球が飛んでいる時は調子が良い時」とにっこり。「これからも塁に出て、得点に絡める仕事をしていきたい」と意欲的だった。

2008年10月22日 スポーツ報知掲載

石井義 初5番で3安打2打点爆発!
クライマックスシリーズ初の5番を任された西武・石井義が、3安打2打点。
今シリーズ通算12打数7安打、打率.583と波にのる男は「(流し打ちで)左方向に打球がいくのは調子がいいということ。
何番をまかされても試合にでてチームの勝利に貢献したい」と頼もしかった。

2008年10月22日 サンケイスポーツ掲載
クライマックスシリーズ 第2ステージ
第4戦
10月21日
石井義人 17期 現:埼玉西武
猛打賞 打点2!
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
2番手登板 防御率0.00

FIGHTERS
LIONS
【F】●スウィーニー・坂元・多田野・宮西−鶴岡
【L】○石井一・岡本真・グラマン−細川
▼本塁打 細川1号 赤田1号(L) ボッツ1号(F)

★石井義人 打席結果
4打数 3安打 打点2 打率.583

★坂元弥太郎 投球結果
2試合0勝0敗0S
2イニング 打者7 球数30 被安打1 奪三振1 与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00
大竹寛 22期 現:広島
大竹ムキムキ宣言!ルイスが手本だ

来季はムキムキ!?広島・大竹寛が19日、廿日市市市内の
大野練習場で行われた秋季練習に参加し、今オフはコルビー・
ルイス投手を模範として上半身のウエートトレに励み、筋力アップを
目指す決意を示した。
25日から始まる日南キャンプにも参加。肉体改造の末に狙うは、
2年連続開幕投手だ。

今季9勝13敗、4年連続2ケタ敗戦。エースと呼ばれるには
物足りない。白星と黒星を逆転するには何が必要なのか。
大竹はシーズン中、ルイスという身近な存在からヒントをつかんで
いた。「ルイスは本当によく(上半身の)ウエートをやってました。
だから体がでかいし、強い。筋肉を見て(筋力アップが)必要だと
思った。それが力強さやスタミナになっていくと思います。しっかり
鍛えて、体をでかくしようと思っています」
今季はチームで唯一先発ローテを守りきった。防御率3.84で
4つの借金をつくったとはいえ、首脳陣からは数字以上の
高い評価を受けている。
それでも「満足できない」と話す。考えた末にたどりついた
方向転換だった。
これまでウエートを行っていなかったわけではない。
だが、一般的に投手は肩の可動域を狭めるということもあって、
上半身の筋力アップは控えめになりがちだった。だが、その考えも
一掃する。「今までよりもガツガツいっても良いのかなと
思っています」
オフの自主トレは未定だが、ジムなどに通うことも考えている。
07年に肩を痛めてから、インナーマッスル強化に励んだ成果も
あって、今季は1度も大きな故障はなかった。
しっかりした土台の上に、筋力が付けば2年連続170イニング以上
の登板、05年以来の2ケタ勝利はグッと近づく。
さらに2年連続の開幕投手も狙う。黒田(現ドジャース)が07年
12月にFA宣言した時点から、自らにプレッシャーをかけて、
その座を狙い勝ち取った。結果は8回1失点。
勝ち星はつかなかったが、得たものは大きかった。
「自分に自信が持てました。来年も目指すのは当たり前。
そういうチャンスを貰えたら光栄だし、ありがたい」
来季は新球場1年目。生え抜きとしては8年目を迎える。
開幕投手だけではなく、CS出場へ意気込みは強い。来季は
筋骨隆々の大竹が、残留が濃厚のルイスとともに
ツインタワーとしてそびえ立つ。

2008年10月20日 デイリースポーツ掲載
クライマックスシリーズ 第2ステージ
第3戦
10月19日
石井義人 17期 現:埼玉西武
代打出場

FIGHTERS
LIONS
【F】○武田勝・多田野・武田久・建山・マイケル中村ー鶴岡・中嶋
【L】●帆足・大沼・三井・岡本真・星野・グラマンー細川
▼本塁打 スレッジ2号(F)

★石井義人 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.500
フェニックスリーグ
10月18日
赤坂和幸 28期 現:中日
対千葉ロッテ戦 先発登板

DRAGONS
MARINES
【D】赤坂・樋口・中里・久本・金剛−小川(18期)・田中
【M】植松・林・下敷領・古谷・中郷−金澤
▼本塁打 福田(D)

中日は1回表ロッテ先発植松から堂上剛のタイムリーで先制したが
その裏ロッテも中日先発
赤坂から根本俊のタイムリーで同点に
追いつく。試合が大きく動いたのが3回裏、ロッテは細谷の
タイムリーで勝ち越すと南、代田のタイムリーなどで一挙5点を
奪った。その後は両チーム2番手以降の投手が踏ん張り、
9回表に中日が福田の本塁打で1点を返したが試合は6−2で
ロッテが勝利した。
クライマックスシリーズ 第2ステージ
第2戦
10月18日
石井義人 17期 現:埼玉西武
スタメン出場

FIGHTERS
LIONS
【F】○ダルビッシュ−鶴岡
【L】●岸・三井・岩崎・大沼・小野寺−細川
▼本塁打 金子誠1号(F)

★石井義人 打席結果
3打数 1安打 打点0 打率.571
クライマックスシリーズ 第2ステージ
第1戦
10月17日
石井義人 17期 現:埼玉西武
猛打賞 打点1 打率.750の大活躍!
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
2番手登板

FIGHTERS
LIONS 10
【F】●グリン・坂元・多田野・宮西・武田久−高橋
【L】○涌井・三井・谷中・星野・岡本真−細川・銀二朗
▼本塁打 中島1・2号 後藤1号(L) スレッジ1号(F)

★石井義人 打席結果
4打数 3安打 打点1 打率.750

★坂元弥太郎 投球結果
1試合0勝0敗0S
2イニング 打者10 球数33 被安打2 奪三振3 与四死球2 失点0 自責点0 防御率0.00


好機逃さず猛打賞 石井義人
3回二死二塁で第2打席に立つと、真ん中付近の直球をジャストミート。左中間を真っ二つに割る適時二塁打を放った。
「完璧な当たり。レギュラーシーズンは得点圏で打てなかった悔しさを取り返そうと思った」と話した。
第3・4打席でも連続左前打して猛打賞。G.G佐藤とブラゼルが故障で戦列を離れる中、センスあふれる
左の好打者が
最高のスタートを切った。

鈴木健氏が古巣で始球式
浦和学院高のスラッガーとして高校球界をわかせ、埼玉西武でも活躍した鈴木健氏が始球式を行った。
現役時代と同じ背番号8のユニホームで登場。昨季引退したばかりだけあり、力強いボールで日本ハムの糸井から空振りを取った。
「日本シリーズで打席に立ったときより緊張した。埼玉のファンの前で、始球式という形で参加でき光栄」と鈴木氏。
観客の大歓声に手を振って応えた。

2008年10月18日 埼玉新聞掲載


浦学出身の西武・石井義、相性よし猛打賞
大宮球場と同じさいたま市の浦和学院高出身の西武・石井義が3安打。三回に左中間適時二塁打を放ち、「ボールがよく見えていた。
真ん中でした」と笑顔。「高校時代から大宮は相性がいいですからね」とCSの“ご当地開幕”をしっかりものにした。

2008年10月18日 サンケイスポーツ掲載
フェニックスリーグ
10月17日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
対広島戦 先発登板
今成亮太 26期 現:北海道日本ハム
タイムリー

FIGHTERS 12
CARP
【F】須永・伊藤・宮本・金森−尾崎
【C】青木高・佐藤・山中−白濱

日本ハムは広島先発青木高から1回表、内野ゴロの間に1点を
先制。4回表には
今成のレフト前タイムリーで2点、村田の3塁打で
2点を追加。4回裏に広島も日本ハム先発
須永から内野ゴロの
間に1点を返すが、5回表にも日本ハムが1点を追加。7回表には
中田、佐藤のタイムリーなどで4点を奪うと広島も8回裏に安部の
タイムリーで1点を返すが、9回にも村田、市川のタイムリーで
2点を奪った日本ハムが12−2で勝利した。
フェニックスリーグ
10月17日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
対四国・九州アイランドリーグ戦
タイムリー


LIONS
四国・九州
アイランドリーグ
【L】キニー・岡本篤・藤原良・田沢・長田−中田・田原
【IL】高木・中江・渡邊・篠原・入野・西川−梶原・飯田
▼本塁打 小松崎(IL)

四国九州ILは1回裏檜垣のタイムリーと相手エラーで2点を
先制。西武も2回表に松坂のタイムリーで1点を返したが5回裏に
四国九州ILが檜垣のこの日2本目のタイムリーと犠牲フライで
3点を奪い点差を広げる。6回表に西武も斉藤のタイムリーで2点を
返すが、その裏四国九州ILも流のタイムリーで2点を奪う。
7回にも西武が
三浦のタイムリーで2点、四国九州ILが小松崎の
本塁打で2点と両チームの打ち合いの試合は結局5−9で
四国九州ILが勝利した。
10月17日
クライマックスシリーズ 第2ステージ
石井義人 17期 現:埼玉西武
出番待つ安打職人


『安打職人』が好調だ。「コンディションはめちゃくちゃいい」と
浦和学院高校時代に何度も立った県営大宮球場で笑顔を見せた。
宮崎南郷での合宿は打撃練習をみっちり行い、16日のこの日も
さく越えを連発。G・G佐藤やブラゼルの出場が厳しいだけに、
日本シリーズに向けたキーマンにもなりそうだ。
6月27日に同球場で行われたロッテ戦でも安打を放ち、大歓声を
受けた。「リーグ優勝したし、ここまできたら勝たないと
意味がない。一戦一戦を大事に戦いたい」と
気負わず決戦に臨むつもりだ。

2008年10月17日 埼玉新聞掲載
埼玉西武情報
10月17日
クライマックスシリーズ
第2シリーズ 第1戦
鈴木健氏(8期生)
始球式に登場!
フェニックスリーグ
10月16日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
対斗山ベアーズ戦 先制タイムリー

斗山ベアーズ
LIONS
【DB】ウォン・ヨンムク、ジン・ヤゴブ、ゾ・ソンス−イ・ギョンハン、
ユン・ドギョン
【L】平野・藤原虹・山本淳・山岸・松永−上本・中田

斗山先発ウォン・ヨンムクから西武は1回裏フェニックスリーグ
好調の
三浦タイムリーで先制。5回裏にも相手暴投で1点を
追加した西武が、平野、藤原虹、山本淳、山岸、松永とつなぐ
完封リレーで斗山に勝利した。
フェニックスリーグ
10月14日
赤坂和幸 28期 現:中日
対読売戦 3番手登板

GIANTS
DRAGONS
【G】木佐貫・上野・オビスポ−星
【D】中田・山井・赤坂−田中

巨人は2回表中日先発中田から円谷の犠牲フライで先制。
4回表にも円谷のタイムリーで1点を奪いリードを広げる。
その裏中日も巨人先発木佐貫から堂上剛のタイムリーで1点を
返すが、その後は巨人上野、オビスポ、中日山井、
赤坂と2番手
以降の投手が無失点と好投。試合は2−1で巨人が勝利した。
フェニックスリーグ
10月14日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
対広島戦 先制タイムリー

LIONS
CARP 11
【L】朱・長田・田沢・山本淳−吉見・田原
【C】今井・佐藤・山中・宮崎−中東

西武は1回表広島先発今井から
三浦のタイムリーで先制すると、
星のタイムリーなどで3点を奪う。その裏広島は西武先発朱から
松山、曾澤のタイムリーなどで一挙7点を奪い逆転。4回裏にも
末永のタイムリーで広島は1点を追加。西武は5回表6回表に
1点を奪い3点差に詰め寄るが、広島は7回裏に1点8回裏にも
松山、末永の連続2塁打で2点を追加した広島が11−5で西武に
勝利した。
大竹寛 22期 現:広島
セリーグ
投手成績 10位
防御率 3.84 登板 28 勝利 9 敗北 13 セーブ 0 完投 3 完封勝利 1
無四球 0 勝率 .409 打者 752 投球回 171 安打 189 本塁打 19 四球 67
故意四球 1 死球 5 三振 99 暴投 6 ボーク 1 失点 89 自責点 73

部門リーダー結果(各部門10位まで)
完投 2位 完封 3位
敗北 1位 勝率 10位
対戦打者 4位 投球回 5位
被安打 2位 被本塁打 5位
与四球 2位 暴投 6位
ボーク 8位 失点 1位
自責点 1位 防御率 10位
10月12日
セリーグ最終勝敗表
順位 チーム 勝率 試合数
読売 .596 144 86 57
阪神 .582 144 82 59 2.0
中日 .511 144 71 68 12.0
広島 .496 144 69 70 14.0
東京ヤクルト .471 144 66 74 17.5
横浜 .338 144 48 94 36.5
フェニックスリーグ
10月12日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
タイムリー

LIONS
DRAGONS
【L】石井一・大沼・小野寺・岡本篤・松永−細川・野田・吉見
【D】ネルソン・山井・久本・金剛−田中
▼本塁打 中島(L)、福田(D)

観衆1500人が集まった串間での西武と中日の試合、1回の表
西武は中島の2ラン本塁打で先制。2回表にもエラーで1点を追加。
これに対して中日も西武先発石井一から1回裏に1点、2回裏にも
福田のソロ本塁打で1点を奪い試合は接戦に。4回からは西武は
大沼、小野寺、岡本富、松永と継投で中日の攻撃を無失点に抑え、
打線も8回表に原、平尾、
三浦のヒットで3点を追加した西武が
6−2で勝利した。
フェニックスリーグ
10月12日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
対四国・九州アイランドリーグ選抜戦
先発登板

FIGHTERS
四国・九州
アイランドリーグ選抜
【F】須永・浅沼・松山・豊島−尾崎
【IL】中江・松居・酒井・松尾・キム・西川雅−西森・飯田
▼本塁打 真輝(IL)

四国九州ILは3回裏日本ハム先発
須永から洋輔のタイムリーで
先制。4回裏にも相手エラーで1点、5回裏には真輝のソロ本塁打で
リードを広げる。6回表に鵜久森の犠牲フライで日本ハムが1点を
返すが、7回裏にも日本ハム3番手松山から洋輔のタイムリーで
1点を追加した四国九州ILが4−1で勝利した。
フェニックスリーグ
10月9日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
3ラン!

LIONS
斗山ベアーズ
【L】岸・涌井・松永−細川・中田
【DB】キム・ヨンソン、イ・ウンハク−チェ・ゼフン
▼本塁打 後藤・三浦(L)、イ・ドファン・チェ・ジュウファン(DB)

クライマックスシリーズを前に主力が宮崎入りしている
西武の先発は今季12勝をあげた岸、2回にイ・ドファンに一発を
浴びるが3回を1失点と好投、4回から2番手今季10勝のエース
涌井が登板、
4回表イ・ウンハクに本塁打を打たれたがその後はしっかり斗山
打線を抑え3回を1失点。
これに対して打線も初回に後藤の2試合連発の2ラン、
8回に
三浦の3ランで効率よく得点した西武が斗山に勝利。
フェニックスリーグ
10月9日
赤坂和幸 28期 現:中日
2番手登板

EAGLES
DRAGONS
【E】寺田・松崎・石川−銀次
【D】中田・赤坂・山井・高江洲−小川(18期)・小山
▼本塁打 西谷・横川(E)

両チーム激しい打ち合いとなったこの試合、先制したのは楽天。
3回表、中日先発中田から西谷の本塁打などで4点を奪った。
これに対し中日も4回裏に楽天先発寺田から中村、普久原の
タイムリーなどで3点を奪い、5回裏にも堂上の2塁打で2点を奪い
逆転。楽天は7回表中日2番手
赤坂から山下、伊志嶺、井野、
横川の4連続ヒットで逆転すると8回表にも1点、9回には横川の
本塁打などで2点を追加。試合は9−5で楽天が勝利した。
フェニックスリーグ
10月8日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
本塁打
小川将俊 17期 現:中日
タイムリー

DRAGONS
LIONS
【D】朝倉・金剛・中里−小川(18期)
【L】許・山岸・岡本真・キニー・長田−吉見・銀仁朗・中田
▼本塁打 堂上剛、福田(D)後藤、三浦(L)

中日朝倉、西武許の先発で始まった今日の試合、2回表中日は
堂上直の2塁打で先制、
小川のタイムリーで1点追加。
その裏西武は後藤のホームランで1点を返した。3回表堂上剛の
2塁打で中日が2点を追加。5回表にも堂上剛がの3ラン本塁打で
西武2番手山岸から追加点を奪う。7回裏に西武は銀仁朗の
タイムリーで1点を返す。中日先発朝倉は7回を2失点で交代。
中日は8回表には犠飛で1点、9回には福田の本塁打で1点を追加。
西武も9回裏に
三浦の本塁打で1点を返したが9−3で中日が勝利。
10月7日
パリーグ最終勝敗表
順位 チーム 勝率 試合数
埼玉西武 .543 144 76 64
オリックス .524 144 75 68 2.5
北海道日本ハム .514 144 73 69 4.0
千葉ロッテ .510 144 73 70 4.5
東北楽天 .461 144 65 76 11.5
福岡ソフトバンク .454 144 64 77 12.5
フェニックスリーグ
10月7日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
対斗山ベアーズ戦 先発登板

FIGHTERS
斗山ベアーズ
【F】須永・宮本・江尻・金森−渡部
【DB】ノ・ギョンウン、イ・ウンハク、オ・ヒョンテク、キム・ドクユン
−チェ・ゼフン


日本ハムは2回表、金子洋の犠牲フライで1点を先制も5回裏に
好投の日本ハム
須永が突然崩れワイルドピッチとチェ・ゼフン
タイムリーで逆転を許す。これに対して日本ハムは6回中田の
ヒットなどでチャンスをつかむと渡部のタイムリーなどで4点を奪い
逆転。7回にも代打尾崎のタイムリーで1点を追加した日本ハムが
6−2で勝利。
フェニックスリーグ
10月7日〜23日
宮崎県宮崎市・西都市・日南市・串間市・日向市・清武町・南郷町

浦学OB参加予定選手
埼玉西武 石井義人(17期 CS前まで)・三浦貴(17期)
中日 小川将俊(17期)・赤坂和幸(28期)
北海道日本ハム 須永英輝(24期)・今成亮太(26期)

※参加メンバーは予定です。予告なく変更になる場合があります。
10月6日
大竹寛 22期 現:広島
対横浜戦 2番手登板

CARP
BAYSTARS
【C】篠田・H大竹・●梅津−石原・倉
【Yb】吉川・○山口・S寺原−斉藤俊

★大竹寛 投球結果
28試合9勝13敗0S
2イニング 打者10 球数39 被安打2 奪三振0
与四死球2 失点0 自責点0 防御率3.84
赤坂和幸 28期 現:中日
赤坂まずまず プロ入り初ノーワインドアップ 


1年目の赤坂和幸投手が3日、ナゴヤ球場で行われた2軍紅白戦に先発し、4イニングを投げ2安打1失点と好投した。
試合は4回に柳田が山内から2ランを放ち、紅組が2−1で勝った。

赤坂は立ち上がりから気持ちよさそうに腕を振った。
プロ入り後は走者がいない時でも、制球を安定させるためにセットポジションでの投球を続けてきた。

シーズンも終わりさらなる成長を目指し、この日の紅白戦からプロ入り後初となるノーワインドアップで投球。
3回に死球、四球をそれぞれ1つずつ出したが、1回から3イニング連続で無安打に抑えるなど、まずまずの投球を見せた。

「試合でノーワインドアップで投げるのは高校以来でしたけど、きょうはよかったと思います」

新人イヤーの今季は1軍の公式戦で1試合に登板。ウエスタン・リーグでは5勝(7敗)をマークし、88イニングを投げ
規定投球回をクリア。来季へのきっかけをつかむ1年目となった。今後は7日から始まる宮崎での秋季教育リーグ、
フェニックス・リーグでの戦いに挑む。

「フェニックスではフォームを固めたい。何かつかんできたいと思います」と赤坂が張り切る。

2008年10月4日 中日スポーツ掲載
10月2日
大竹寛 22期 現:広島
対東京ヤクルト戦 先発登板
今季9勝目

CARP
SWALLOWS
【C】○大竹・S永川−石原
【S】由規・●五十嵐−川本

★大竹寛 投球結果
27試合9勝13敗0S
8イニング 打者29 球数105 被安打4 奪三振0
与四死球2 失点0 自責点0 防御率3.89

★大竹寛 打席結果
3打数 0安打 打点0 打率.152


阪神戦飛ばされた悔しさ晴らす
3連敗でクライマックスシリーズ(CS)進出へ、がけっぷちに立たされた広島。苦境に陥ったチームを大竹の右腕が救った。
「1球1球を大切に、という気持ちで投げた」。変化球を低めに散らし、速球は思い切って投げ込んだ。
大胆に丁寧に、8回を4安打無失点の力投だった。

期するものがあった。ローテーション通りなら中6日で9月29日の阪神戦で投げるはずだった。だが、阪神との相性の悪さを理由に
先発を飛ばされ、この日、中9日で登板。開幕投手を務め、チームでただ1人開幕からローテーションを守ってきた男が、
そのプライドを傷つけられても不思議ではない状況だった。

だが、心は折れなかった。悔しさを胸にしまいこみ、腕を振った。「(登板日は)監督が決めることだから。悔いを残さないように
投げようと思った」。CS出場は依然厳しい。それでも大竹が一筋の希望を広島にもたらした。

2008年10月2日 スポニチ ネット配信

大竹が粘った カープがCSへ残った
土壇場で踏ん張った。広島・大竹寛が8回無失点。粘って、粘って、9勝目を挙げた。
9回、東出の好走塁で奪った虎の子の決勝点を、最後は永川が守った。中日が横浜に逆転勝ちし、クライマックスシリーズ進出への
道のりは険しいが、最後まであきらめるわけにはいかない。

苦しんだ日々の別れ。耐え抜いた。望みをつないだ瞬間、3塁ベンチからナインが飛び出した。咲き乱れた笑顔。
その中心に穏やかな笑みを浮かべた大竹がいた。大一番で役割を果たした安堵感があふれていた。
「辛抱して投げました。自分の投球をする事に集中しました。(試合前の気持ちは)無でした。何も考えませんでした。
1球1球、大切にというつもりでした」
自分のうっ積を晴らした。この日は中9日での先発。ローテ通りならこの試合ではなく、9月29日の阪神戦で登板する予定だった。
相性を考慮してヤクルト戦に飛ばされた屈辱。開幕から唯一ローテを守ってきた男の心は揺れた。だが、勝負どころで個人を
優先している場合ではない。「あと1試合だから悔いのないよう思いきってやろうと思った」。今季最後の先発。思いは白球に込めた。
初回を無失点。立ち上がりを乗り切ると波に乗った。2〜7回は2塁すら踏ませなかった。最大のピンチとなった8回一死1・2塁も
青木・川島慶をともに直球で打ち取り、右拳を握りしめた。
1点を奪った直後の9回もマウンドに上がった。投球練習中に交代を告げられ、今季2度目の完封を逃した。「行くと思っていました」と
表情に悔しさを浮かべた。だが、8回4安打無失点。昨季に並ぶ9勝目は、チームの夢をつなぐ1勝だ。
小林投手コーチは「大竹の意地をみたという感じですね」。立ち見が出るほど赤く染まった左翼席からは名前を連呼された。
ブラウン監督は「中3日で(6日の横浜との)最終戦に大竹が登板するかも」と冗談を飛ばすほどご機嫌。
誰もが最敬礼した105球だった。
中日が勝ったためライバルのCSマジックは「2」となったが、まだ可能性はある。勝負は下駄を履くまで分からない。
残り3試合。大竹の快投で蘇ったナインにもう怖いものなど何もない。

2008年10月3日 デイリースポーツ掲載

広島大竹 快投で連敗止め CS望みつないだ
先発大竹寛の快投で連敗を3で止めた。中日が横浜に勝ったため、ゲーム差は「2」のまま。広島は残り3試合に全勝して、
中日が2勝すれば追いつかないため厳しい状況には変わりはないが、4日からの3連戦(横浜)に望みをつないだ。

4試合ぶりの勝利で再び勝率を5割に戻した。先発大竹が8回無失点で9勝目。140キロ台後半の直球とスライダーを軸に、
4安打に抑え込んだ。前日までにチームは3連敗。崖っぷちの登板で最高の結果を出した。
9月29日、阪神戦に中6日で先発するはずだった。しかし対阪神に今季2戦2敗の相性の悪さから、1度登板を飛ばされる形になった。
開幕投手を務めた大竹には屈辱。「悶々としていた」。中9日となったこの日のマウンドで、その思いを晴らす投球を見せた。
ブラウン監督も、「大竹が救ってくれた。CSへの執念を感じた」と連敗脱出に安堵の表情だった。

2008年10月3日 日刊スポーツ掲載
イースタンリーグ 部門リーダー(各部門10位まで)

打撃部門
三浦貴 17期 埼玉西武
本塁打 2位 13本
長打率 3位 .506
三塁打 2位 5本
塁打 4位 132
得点 6位 47
打点 8位 43
三振 8位 58

投手部門
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
敗北 2位
被本塁打 10位
ボーク 8位
自責点 9位 42
10月1日
鷹野史寿 12期 現:東北楽天
東北楽天は鷹野史寿選手 他8選手に戦力外通告
9月27日
木塚敦志 16期 現:横浜
イースタンリーグ
対東京ヤクルト戦
5番手登板


SEAREX
SWALLOWS
【SR】吉原・松家・秦・岡本・木塚・○三橋・S山北−杉本
【S】山本・佐藤・河端・遠藤・●石井・伊藤−
水野・小山田・大塚・衣川

★木塚敦志 投球結果
9試合0勝0敗0S
1イニング 打者3 被安打0 奪三振1 与四死球0
失点0 自責点0 防御率2.89
9月27日
イースタンリーグ最終勝敗表
順位 チーム 勝率 試合数
東京ヤクルト .618 96 55 34
読売 .617 96 58 36
湘南 .538 96 50 43
東北楽天 .505 96 46 45
埼玉西武 .452 96 42 51
千葉ロッテ .411 96 37 53
北海道日本ハム .351 96 33 61
9月27日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対読売戦
 先発登板

FIGHTERS
GIANTS
【F】●須永・金澤・中村・歌藤・伊藤−渡部・駒居・今成(26期)
【G】○バーンサイド・林・村田透・古川・S木村正−星・伊集院
▼本塁打 加治前7号(G)

★須永英輝 投球結果
15試合3勝8敗0S
3イニング 打者13 被安打3 奪三振1
与四死球1  失点1 自責点1 防御率7.88


★須永英輝 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.000

★今成亮太 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.273
9月23日
木塚敦志 16期 現:横浜
イースタンリーグ
対読売戦
2番手登板


GIANTS
SEAREX
【G】○金刃・林・Sオビスポ−加藤
【SR】●佐藤・木塚・松家・山北・川村−相川・新沼

★木塚敦志 投球結果
8試合0勝0敗0S
1イニング 打者4 被安打0 奪三振2 与四死球1
失点0 自責点0 防御率3.24
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
投手成績 8位
防御率 5.01 登板 21 勝利 5 敗北 7 セーブ 1 完投 1 完封勝利 0
無四球 0 勝率 .417 打者 393 投球回 88 安打 88 本塁打 2 四球 47
故意四球 1 死球 7 三振 48 暴投 4 ボーク 3 失点 51 自責点 49

部門リーダー結果(各部門10位まで)
完投 5位 勝利 6位
敗北 2位 勝率 5位
対戦打者 3位
393
投球回 5位
勝率 5位 与死球 2位
与死球 2位 奪三振 8位
暴投 7位 ボーク 4位
失点 2位 自責点 2位
防御率 8位
9月22日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板

GIANTS
CARP
【G】○高橋尚・野間口−阿部・鶴岡
【C】●大竹・大島−石原・倉
▼本塁打 ラミレス41号 小笠原32号(G)小窪3号(C)

★大竹寛 投球結果
26試合8勝13敗0S
6 0/3イニング 打者32 球数117 被安打11 奪三振7
与四死球3 失点7 自責点7 防御率4.08

★大竹寛 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.163


大竹 9失点
大竹が好調な巨人打線の勢いに、完全にのみ込まれた。
今季最多の9失点。2年前に記録した自己ワーストに並ぶ
13敗目を喫した。

 一回はラミレス、三回は小笠原に2ランを被弾。その後も
立ち直れず、11安打を浴びて7回途中で降板した。
状態は決して悪くなかったが、「まだ足りないものがあると
いうこと」と反省した。

 まさかの大量失点に、試合後はうつろな表情。
「切り替えるしかない?」との報道陣からの問いに、
「…そうですね」と力なく答えた。
9月21日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対オリックス戦 2番手登板
今季6勝目

FIGHTERS 10
EAGLES
【F】多田野・○坂元・建山・マイケル−中嶋・高橋
【Bs】金子・吉野・香月・清水・●本柳・菊地原・山口・川越−日高
▼本塁打 後藤12号(Bs)小谷野5号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
31試合6勝1敗0S
3イニング 打者10 球数34 被安打1 奪三振1
与四死球1 失点0 自責点0 防御率318


坂元3回無失点救援で6勝目
安定感抜群の“リメーカー”がチームの窮地を救った。3点を追う
4回から登板した坂元が、3回を1安打無失点でピシャリ。
味方打線につなげた。「いつも通りに、壊れかけた試合を立て直す
ことが出来ました。チームが勝ったことが何よりです」。テンポの
良い投球で、劣勢から試合を作り直す仕事はまさに職人技。
すべて救援登板ながら、勝ち星は武田勝・グリンと並ぶ6つ目だ。
登板日が読めない難しい立場。連投することもあれば、1週間以上
投げないこともある。当日の体調に合わせ、走り込み中心の
メニューに微調整を加えながら日々肩を作っている。
吉井投手コーチは「地味だけど、重要な役割。
いてくれないと困るし、(連投もロングリリーフも出来る投手は)
他のチームを見ても、そうはいない」とたたえる。
坂元は笑顔で言った。「CSに進んで後から振り返ったとき、
『(この日の)あの勝ちが大きかった。』ってなればいいですね」。
マウンドでの懸命な姿が、チームに力を与えている。

2008年9月22日 日刊スポーツ 掲載


救援の坂元が6勝目

2番手で登板した日本ハム坂元弥太郎投手(26)が、3回を
1安打無失点と好投。味方打線が逆転し6勝目を挙げた。

「いつも通り、壊れかけた試合を立て直すことができました」と
ニッコリ。すべて救援登板ながら、チーム4位タイの勝ち星。
それでも「たまたま僕が抑えたときに打者のみなさんが打って
くれているんです」と控えめだった。

2008年9月21日 日刊スポーツネット配信

日本ハム・坂元、流れ呼び戻す好投

日本ハムは多田野が3回5失点でKOされたが、2番手の坂元が
流れを呼び戻した。「一発があるから警戒したけれど、リズム良く
投げられた」というようにテンポよく打者を打ち取り、一気に5点を
奪って逆転に成功した六回の打者一巡の猛攻を呼び込んだ。

終盤も攻撃の手を緩めず、終わってみれば今季最多の22安打で
10得点。連敗も4で止まり、梨田監督は「坂元が良く立て直して
くれた。こういう勝ち方はなかなかできないので、
乗っていきたい」と力強かった。

2008年9月21日 サンスポ ネット配信
9月22日
ウエスタンリーグ最終勝敗表
順位 チーム 勝率 試合数
福岡ソフトバンク .590 88 46 32 10
阪神 .524 88 43 39
広島 .518 88 43 40
中日 .469 88 38 43
サーパス .410 88 32 46 10
9月20日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対読売戦
 先発登板
今季3勝目

FIGHTERS 13
GIANTS
【F】○須永・伊藤・豊島・松山・内山・S菊地−渡部
【G】●バーンサイド・木村正・西村健・深沢・村田透
−星・加藤・伊集院
▼本塁打 金子洋15号(F)田中11号(G)

★須永英輝 投球結果
14試合3勝7敗0S
5イニング 打者22 被安打6 奪三振6
与四死球1  失点3 自責点1 防御率8.20
9月20日
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対阪神戦 先発登板

TIGERS
DRAGONS
【T】○鶴・橋本健・久保田−狩野・清水
【D】●赤坂・ネルソン・小林・菊地−前田・小山
▼本塁打 中村公10号(D)

★赤坂和幸 投球結果
21試合5勝7敗1S
5イニング 打者28 球数97 被安打710 奪三振2
与四死球4 失点8 自責点8 防御率5.01


赤坂、5イニング8失点KO
若竜、最終戦で大敗4位に終わる


中日2軍は20日、地元ナゴヤ球場で今季のウ・リーグ最終戦と
なる阪神戦を行い、1−8で敗れた。今季は88試合を戦い、
38勝43敗7分け、勝率4割6分9厘で4位だった。
 今季最終戦で5イニングを10安打4四死球の8失点。めった打ち
され、またまた自信喪失はルーキー赤坂だ。
「実力がないということです。ボールも高かったし、まだまだです。
(コーチから)『もうチャンスを与えないぞ』とも言われました。
ちょっとずつ信頼を回復できるように、頑張っていくしか
ないですね」と肩を落としていた。
9月18日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対東北楽天戦 3番手登板

FIGHTERS
EAGLES
【F】●藤井・武田久・坂元−高橋
【E】○田中−嶋
▼本塁打 糸井5号(F) 草野2号(E)

★坂元弥太郎 投球結果
30試合5勝1敗0S
2イニング 打者9 球数36 被安打3 奪三振1
与四死球0 失点1 自責点1 防御率3.38
9月16日
大竹寛 22期 現:広島
対東京ヤクルト戦 先発登板

10 11
CARP
SWALLOWS
【C】大竹・ブラウワー・青木高・シュルツ・梅津・
○上野・S永川−石原
【S】館山・松岡・五十嵐・木田・●松井−福川

★大竹寛 投球結果
25試合8勝12敗0S
4 1/3イニング 打者25 球数101 被安打7 奪三振1
与四死球5 失点5 自責点3 防御率3.83

★大竹寛 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.171

試合後コメント
「四球が多くなり、リズムをつかむことができなかった。反省です。
次、頑張ります」
9月15日
鷹野史寿 12期 現:東北楽天
対東京ヤクルト戦
今季3号ホームラン

10 11
SWALLOWS
EAGLES
【S】高木・西崎・鎌田・●萩原−衣川・米野
【E】菊地・吉崎・渡邉恒・小倉・○戸部−伊志嶺・中谷・井野
▼本塁打 鷹野3号 枡田9号 平石2号(E)

★鷹野史寿 打席結果
4打数 3安打 打点2 打率.238
9月14日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対オリックス戦 2番手登板
今季5勝目

BUFFALOES
FIGHTERS
【Bs】●金子・香月・清水・山口・菊地原−日高
【F】多田野・○坂元・菊地・宮西・建山・Sマイケル−鶴岡・中嶋
▼本塁打 カブレラ35号 後藤11号(Bs)
稲葉19号 高橋9号 スレッジ12号(F)

★坂元弥太郎 投球結果
29試合5勝1敗0S
2 2/3イニング 打者10 球数61 被安打0 奪三振2
与四死球2 失点0 自責点0 防御率3.33
9月14日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対読売戦
 先発登板

FIGHTERS
GIANTS 10
【F】●須永・江尻・豊島・内山−今成(26期)・駒居
【G】○栂野・吉武・野口−星・村田善
▼本塁打 栂野1号(G)

★須永英輝 投球結果
13試合2勝7敗0S
4イニング 打者19 球数71 被安打5 奪三振3
与四死球3  失点5 自責点5 防御率9.00


★須永英輝 打席結果
1打数 0安打 打点0 打率.000

★今成亮太 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.284
9月11日
清水隆行 12期 現:読売
イースタンリーグ
対千葉ロッテ戦
今季2号3ラン!

MARINES
GIANTS
【M】●服部・神田・阿部・内・中郷−金沢
【G】○木佐貫・上野・会田・福田・オビスポ−星
▼本塁打 加治前5号 星6号 清水2号(G)

★清水隆行 打席結果
1打数 1安打 打点3 打率.290
9月10日
坂元弥太郎 21期 現:北海道日本ハム
対埼玉西武戦
2番手登板
今季4勝目

FIGHTERS
LIONS
【F】武田勝・○坂元・H建山・Sマイケル−高橋・中嶋
【L】●西口・大沼・三井・正津・小野寺・グラマン−細川・銀二朗
▼本塁打 高橋7号(F) 江藤5号 中村38号 赤田2号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
28試合4勝1敗0S
2 1/3イニング 打者8 球数37 被安打2 奪三振2
与四死球0 失点0 自責点0 防御率3.53

2番手坂元が好救援で4勝目
日本ハムの2番手で登板した坂元が悪い流れを変えた。先発
武田勝が3被弾で4回途中で降板後から、6回まで無失点。
押せ押せムードだったレオ打線を内野安打2本だけに封じ、
流れを渡さなかった。4勝目を手に入れ「フォークボールが
いいところに落ちてくれた。自分の仕事ができて良かった」と
笑顔だった。
移籍初年度の今季はロングリリーフ役を託された。
春季キャンプから「使ってもらえればどこでも」と話していたが、
新天地で明確な仕事が与えられたのがうれしかった。
先発が早い回に降板した試合を、11日ぶりの登板だったが
しっかりフォロー。梨田監督は「よく放ってくれた。坂元に尽きる」と
賛辞を送った。
親せきとの直接対決も実現した。5年前に結婚した恵美夫人は
西武平尾のいとこにあたる。偶然の関係で「会えばあいさつする」
程度という親せき付き合いだったが、グラウンドで向かい合った。
「初めてなんで緊張しました。でも(二塁内野安打を)
打たれたのは悔しいですね」と苦笑いも、充実感が漂っていた。
4勝目はヤクルト時代の03、04年に並んだ。「5勝目?ないより
はあった方がいいけど、自分の仕事をする方が大事」。
地元埼玉で輝いた浦和学院高出身の右腕は、
最後に気持ちを引き締めていた。

2008年9月11日 日刊スポーツ掲載
9月10日
大竹寛 22期 現:広島
対横浜戦 先発登板
今季8勝目

BAYSTARS
CARP
【Bs】●三浦・石井裕−相川
【C】○大竹・ブラウワー・シュルツ・S永川−石原
▼本塁打 村田35号(Bs)


★大竹寛 投球結果
24試合8勝12敗0S
6イニング 打者28 球数99 被安打7 奪三振5
与四死球4 失点3 自責点3 防御率3.76

★大竹寛 打席結果
2打数 0安打 打点0 打率.179

8勝の大竹、反省しきり
8勝目を手にした大竹は、まるで敗者のような顔つきだった。
6回3失点の投球を「序盤は最低でした」と力なく振り返った。

制球が甘く、立ち上がりに2失点した。
「入り方は別にあれだけど…」と言葉少な。
三回は村田にバックスクリーンへ運ばれる豪快な一発も浴びた。
「すごく悔しい。石原さんに迷惑もかけた。途中から
無心だったけど今日はきつかった」。
チームの逆転勝利にも笑顔はなかった。
広島情報
強いカープ復刻!黄金時代ユニホーム着用

黄金時代よ、よみがえれ! 広島カープが今月23日、24日、25日に広島市民球場で行われる巨人戦で復刻版ユニホームを
着用する。77年から12年間採用されたもので、リーグ優勝4度、日本一3度の「黄金期」を象徴するデザイン。
同球場のラストイヤー企画の一部として、ファンの目に当時の感動を届ける。

栗原と
大竹(22期)が照れくさそうな顔で現れた瞬間、会見場からどよめきが起きた。今ではめずらしいアイボリーの下地に
紺と赤が映えるスタイル。オールドファンだけでなく、当時を知らない子どもたちの目にも新鮮に映りそうだ。

栗原は「歴史のあるユニホーム。ビデオでしか見たことがないけど、広島市民球場の最後の年にこのユニホームを着られてうれしいです。
ファンの皆さんに歴史を感じてもらいながら、僕らはいい試合をしたい」とポーズを決めた。

大竹は「かっこいいです。想像だけですが(このユニホームには)強いイメージがあります。ファンの方にぜひ盛り上がってもらいたい。
僕も頑張ります」と笑顔で話した。


以前から球団内で検討されていたプランだった。8月中旬、広島市で選手・スタッフが行った決起集会で主力選手から
「ぜひ着たい」と声があがり、実現に至った。すぐに選手個々の採寸に入った。

実施される3日間はクライマックスシリーズ争い佳境。相手は巨人だ。山本浩二、衣笠祥雄らが躍動した黄金時代の
ユニホームを着て、当時の勇姿を再現できるか。

2008年9月9日 日刊スポーツ掲載
9月9日
清水隆行 12期 現:読売
イースタンリーグ
対東北楽天戦
今季1号ホームラン

GIANTS
EAGLES
【G】○門倉・福田・オビスポ−星
【E】●青山・佐藤・戸部−伊志嶺・井野
▼本塁打 清水1号(G)

★清水隆行 打席結果
3打数 2安打 打点2 打率.279
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対湘南戦
 3番手登板

SEAREX 14
FIGHTERS 11
【SR】○工藤・松家・吉川・佐藤・山北−斉藤俊
【F】●宮本・金澤・須永・内山・伊藤−渡部・駒居
▼本塁打 桑原義6・7号(SR) 金子洋14号 陽8号 中田10号(F)

★須永英輝 投球結果
12試合2勝6敗0S
1イニング 打者8 球数30 被安打3 奪三振2
与四死球2 失点4 自責点4 防御率8.75
赤坂和幸 28期 現:中日
ウエスタンリーグ
対福岡ソフトバンク戦 先発登板
今季5勝目

HAWKS
DRAGONS
【H】●スタンドリッジ・藤岡−荒川・的山
【D】○赤坂・ネルソン−前田
▼本塁打 藤井6号 中村公9号(D)

★赤坂和幸 投球結果
20試合5勝6敗1S
8イニング 打者33 球数106 被安打7 奪三振3 与四死球3 失点2 自責点2 防御率4.45

打席結果
3打数 0安打 打点0 打率.350

赤坂粘った8イニング2失点 連敗3でストップ!!5勝目
中日2軍は6日、すでに今季のウエスタン・リーグの優勝を決めているソフトバンクと豊田市運動公園野球場で対戦。
高卒新人の赤坂和幸投手が先発し、8イニング7安打3三振3四球で2失点。粘りの投球を披露し、今季5勝目(6敗)を挙げた。
試合は中日が6−2で勝った。
 失いかけていた自信を取り戻した。ここ4試合で21失点と打ち込まれ、3連敗中。気持ちを奮い立たせて呪縛を解いた。
 「6回途中から、いいときの感じを思い出しました。投げる度に不安で不安でしょうがなかったけど、今日の投球は自信になりました」
 立ち上がりは最悪だった。先頭打者に四球を与えると、そこから3連打を浴びてあっという間に2失点。4回までは毎回得点圏に
走者を背負う苦しい投球が続いた。だが、この日は踏ん張った。
味方打線の援護も大きな力になった。自らターニングポイントに挙げた6回にはこの日初めて3者凡退に。
「疲れが出てきたので、それが逆に良かったのかもしれない」と言う通り、余分な力が抜けて、本来の自分の球を取り戻した。
圧巻は8回。切れのある速球で、3者連続捕邪飛に打ち取った。
 「この感じを続けられるようにしたい。これからチームの勝利に1勝でも多く貢献したい」
 自信を取り戻した若武者に、もう怖いものはない。

2008年9月7日 中日スポーツ掲載 
9月6日
木塚敦志 16期 現:横浜
イースタンリーグ
対千葉ロッテ戦
3番手登板


MARINES
SEAREX
【M】●小野・大嶺・根本−金澤
【SR】○阿斗里・吉川・木塚・秦・S山北−斉藤俊
▼本塁打 関口1号(SR)

★木塚敦志 投球結果
7試合0勝0敗0S
1イニング 打者3 被安打0 奪三振2 与四死球0
失点0 自責点0 防御率3.68
9月4日
石井義人 17期 現:埼玉西武
対千葉ロッテ戦 追撃タイムリーも…

LIONS
MARINES
【L】●涌井・三井・大沼−細川
【M】清水・シコースキー・○川崎・S萩野−里崎
▼本塁打 今江12号(M)

★石井義人 打席結果
3打数 1安打 打点2 打率.295

石井義人のタイムリーで追撃
西武が0−3で迎えた6回表、石井義人内野手の2点タイムリーで
1点差に詰め寄った。二死満塁、左越えに二塁打を放ち「みんなが
つないでくれたチャンスだったので返すつもりで打席に
入りました」とコメントした。
9月6日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
1軍選手登録
9月4日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板

CARP
GIANTS
【C】●大竹・ブラウワー−石原
【G】金刃・越智・○山口・豊田−阿部・鶴岡
▼本塁打 小笠原28号(G)

★大竹寛 投球結果
23試合7勝12敗0S
7 0/3イニング 打者31 球数126 被安打8 奪三振6
与四死球3 失点4 自責点3 防御率3.73

★大竹寛 打席結果
2打数 1安打 打点0 打率.189

大竹 激投も小笠原に悲弾で5位転落
力尽きた。広島の大竹寛投手は、7回まで巨人打線を6安打2失点に抑える力投を見せた。だが8回、先頭の小笠原に
ソロアーチを浴びた。チームを勝利に導くことは出来ず、8月5日以来の5位に転落となった。だが、エースの意地とプライドを
かけた魂の126球は鯉党の心に響いた。

歯がゆい。情けない。自信への腹立たしさは頂点に達していた。荒れた。降板後の、大竹の怒号がベンチ裏の通路に響き渡った。
試合が終わっても気持ちの整理が付かない。ロッカーを出たのは最後。無言のまま20mほど歩いたところで立ち止まり、苦悶に
満ちた表情で一言だけ発した。「きょうは喋ることはありません。結果が全てです」同点で迎えた8回、先頭で迎えたのは小笠原だった。
カウント2−1からの4球目。石原が高めに構えた148キロの釣り球を豪快に振り抜かれた。右翼席上段への決勝弾。
ショックを隠せない。本塁方向を見つめ、膝に手を当てたまま動けなかった。駆け寄った梵の声も聞こえていないかのように
ぼう然としていた。続くラミレスに二塁打を浴びて降板。しかし、誰も大竹を責めることはない。降板後にはスタンドから拍手が湧いた。
交代を告げたブラウン監督は三塁側ベンチ前で迎え、肩をたたき握手を求めた。
「大竹は集中力を維持しながら全てを出し切った。きょうの彼はチャンピオンみたいな投球を見せてくれた」不運の展開にも踏ん張った。
2点リードの初回一死1・3塁でシーボルが何でもないサードゴロを後逸して適時失策。併殺でチェンジのはずが、1点を返されてなお
一死1・2塁。苛立ちはおくびにも出さず、うつむく助っ人に声を掛けた。直後の高橋由に同点適時二塁打を浴びるも、勝ち越しは
許さなかった。初回に16球を要しながらも、2〜7回は三塁も踏まさなかった。7回0/3を4失点(自責は3)。
リーグワーストの12敗を喫したが、ナインに、ファンに勇気を与えた今季最多の126球だった。
借金は4となり、ヤクルトに1ヶ月ぶりに4位の座も奪われた。3位奪取を誓った8月26日からのビジター6試合は2勝4敗と
負け越した。だが、3〜5位までが1ゲーム差にひしめく大混戦。チャンスはある。15日から広島で阪神と3連戦。
大竹を救うためにも負けられない。

2008年9月5日 デイリースポーツ掲載
9月3日
木塚敦志 16期 現:横浜
イースタンリーグ
対東北楽天戦
3番手登板


10
EAGLES
SEAREX
【E】ドミンゴ・佐藤・渡辺恒・小倉・●吉崎−銀次
【SR】三橋・川村・木塚・秦・○入来−斉藤俊・新沼
▼本塁打 ビグビー2号(SR) 大広4号(E)

★木塚敦志 投球結果
6試合0勝0敗0S
1イニング 打者5 被安打3 奪三振0 与四死球0
失点1 自責点1 防御率4.26
9月3日
三浦貴 17期 現:埼玉西武
イースタンリーグ
対千葉ロッテ戦
今季13号ホームラン!


10 11 12
LIONS
MARINES
【L】武隈・長田・岡本真・岩崎・山岸・松永・山本歩−上本
【M】唐川・古谷・相原・中郷−新里
▼本塁打 角中1号 渡辺正3号 細谷10号(M) 三浦13号(L)

★三浦貴 打席結果
5打数 3安打 打点1 打率.270
9月2日
木塚敦志 16期 現:横浜
イースタンリーグ
対東北楽天戦
3番手登板


EAGLES
SEAREX
【E】一場・山村・吉崎・●松本−伊志嶺・中谷
【SR】松家・吉川・木塚・○秦・川村−黒羽根
▼本塁打 下園10号(SR)

★木塚敦志 投球結果
5試合0勝0敗0S
1イニング 打者4 被安打1 奪三振0 与四死球0
失点0 自責点0 防御率3.38
9月2日
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
イースタンリーグ
対東京ヤクルト戦

先発登板 今季2勝目

SWALLOWS
FIGHTERS 13
【S】●高市・高井・西崎・上原−水野・小野・大塚
【F】○須永・星野・歌藤・山本・内山−今成(26期)
▼本塁打 梶本3号 鬼崎5号 牧谷5号(S) 金子洋13号(F)

★須永英輝 投球結果
11試合2勝6敗0S
5イニング 打者20 球数82 被安打5 奪三振1
与四死球3 失点3 自責点3 防御率7.97


★今成亮太 打席結果
3打数 0安打 打点2 打率.307


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