(プロ)
平成25年6月~


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試合結果も翌日発表になることもあります
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大竹寛 22期 現:広島
広島 大竹に魔の4回…ミス重なり決勝点許す「ボクの暴投です」
右腕の粘りは実らず…だ。広島は28日のDeNA戦(マツダ)で今季8度目の零敗。
大竹寛投手が7回を4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれないまま8敗目を喫した。
勝った4位・中日とのゲーム差は2・5。
悲願のクライマックスシリーズ(CS)進出へ、停滞は許されない。29日、スカッと5カード連続勝ち越しを決める。

最後までチームの逆転勝利を念じ、ベンチで必死に声をからしていた。思いは、しかし、届かなかった。
敗戦を見届けた右腕に、野村監督が「ナイスピッチング」と声を掛ける。
大竹はニコリともせず、自らのふがいなさに身をよじらせた。

「腕は振れたけど、負けたので悔しい…」

右腕の後悔は4回の1イニングに凝縮された。
先頭・石川の遊ゴロが不運にも内野安打となり、モーガンの詰まった当たりの中前打で1死一、二塁。
ブランコのカウントが3―2となった直後、絶妙の間合いで菊池が二塁ベースに入る。ところが…。

「暴投です。ボクの暴投です…」

振り向きざまのけん制は、アウトのタイミングだったが、無情にも悪送球となって中前へ。
石川に三進を許し、ブランコにはゴロで三遊間を破られた。続く中村の5球目にモーガンが三盗。
これも微妙なタイミングだったが、女房役の石原が送球し損ない、中村には右翼へ犠飛を運ばれた。

4回を除けば完ぺきだった。6イニング無安打。制球が安定し、直球は140キロ台半ばの数字を常時計測、
調子のバロメーターとするスライダーも切れた。
「アグレッシブに腕を振り、攻めの投球ができていた」と山内投手コーチ。それだけにわずか1イニングの乱れが悔しい。

その脳裏には昨季の記憶が残る。9月5日の中日戦(ナゴヤドーム)で自己最多の11勝目を挙げながら、
右手人差し指のマメをつぶしたため、CS争い渦中の翌6日に登録抹消。
17日に再昇格したものの、低調な打線にも足を引っ張られ、以降は未勝利に終わった。

「悔しい思いをした記憶がある。投げる試合は勝って貢献したい。それは皆が思っていること」

昨季の分まで…と思いを込めた粘投は実らなかった。
「不運やミスがあるのも野球。スピードも出ていたし、よかったと思う」と指揮官。
この悔しさは次回、きっと晴らしてくれるに違いない。

5カード連続勝ち越しだけでなく、DeNA戦の6年連続勝ち越し、8月の月間勝ち越しも懸かる、29日の一戦。
スカっと勝って前進あるのみ。白星の積み重ねがまた右腕の粘りを呼ぶ。

2013年8月29日 スポーツニッポン掲載


大竹“魔の四回”けん制悪送球で動揺
広島・大竹寛投手が7回4安打2失点(自責点1)と好投したが、打線の援護に恵まれず8敗目を喫した。
自身3連勝を逃し、黒星が一つ先行。
3回まで無安打投球だったが、4回に浴びた初安打をきっかけに2点を失い、これが最後まで響いた。
ただ先発としての役割は十分に果たした。次はやり返してくれるはずだ。

自分自身へのいら立ちが隠せなかった。最後の打者・岩本が空振り三振に倒れ、試合が終わった。
誰よりも早くベンチから引き揚げてきた大竹。
顔は紅潮し、唇はわずかに震えていた。「負けたことが悔しい」。多くを語らず、ロッカールームへ引き揚げた。

魔の4回だ。3回までの完全投球から一変。1本の内野安打をきっかけに、一気に崩れ落ちた。
先頭の石川を内角低めのスライダーで、遊ゴロに打ち取ったかに思われた。しかし打球が梵の前でイレギュラーバウンド。
精いっぱい伸ばしたグラブの先に当たり、内野安打となった。

1死後、モーガンに中前打を浴び1死一、二塁。
初めて得点圏に走者を背負い打席に4番・ブランコだ。気持ちの整理がつかない右腕は、ここで痛恨のミス。
「僕の暴投です」。二塁へのけん制が悪送球となり、1死一、三塁とピンチを広げてしまった。

「自らのけん制で悪送球があると動揺しかねない」と山内投手コーチ。ブランコにあっさりと左前適時打を浴び先制点を献上。
その後、ベンチから指揮官自らがマウンドへ向かい間を取ったが、冷静さを取り戻せず、
1死一、三塁から中村にも右犠飛を許し2点目を与えた。

それでも5回以降は立ち直り、逆転の望みをつないだ。6回は、キラの失策で背負った走者を併殺打に打ち取るなどで無失点。
味方のミスをカバーした。7回4安打2失点(自責点1)。直球は最速147キロを計測した。
山内投手コーチは「アグレッシブに腕を振って、攻めの投球ができていた」と納得顔。
野村監督も「先発の役割は果たしてくれた。自分のミスもあった。その中でいかに抑えるかだったけど、合格点でしょう」とねぎらった。

4位・中日とゲーム差は2・5に縮まった。それでも3位はキープしている。「また次、張ります」と力を込めた背番号17。
この悔しさで、自らの心を燃やし、チームを勝利に導いてくれるはずだ。

2013年8月29日 デイリースポーツ掲載
8月28日
大竹寛 22期 現:広島
対横浜DeNA戦 先発登板
DeNA
CARP
【DB】○須田、大原、長田、山口、ソーサ-鶴岡
【C】●大竹、久本、ソコロビッチ-石原

★大竹寛 投球結果
20試合7勝8敗0S
7イニング 打者26 投球99 被安打4 奪三振4 与四死球1 失点2 自責点1 防御率3.53

大竹DeNA相手に4年ぶり敗戦
広島大竹寛投手(30)が、4年ぶりにDeNA(前横浜)に黒星を喫した。
3回までは完全投球も、4回につかまった。
自身のけん制悪送球も絡み1死一、三塁のピンチを招き、ブランコに先制の左前適時打を許す。
なおも、1死一、三塁から中村紀に右犠飛を打たれ2点を失った。

7回まで投げ、安打を許したのは4回のみ。だが、8敗目を喫し、DeNA戦は横浜時代の09年8月28日以来の敗戦となった。

「腕は振れていたけど、負けたのが悔しい。次、がんばります」と悔しさをあらわにした。

2013年8月28日 日刊スポーツネット掲載

大竹 4年ぶりに負けた いら立ち隠せず「悔しい」
広島の大竹は4回に自らのけん制悪送球も絡んで2点を失い、このカードでは2009年以来の黒星を喫した。

失点した回を除くと、ほぼ完璧な内容だっただけに「腕は振れていたけど、負けたので悔しい」といらだちを隠さなかった。

4回のピンチの場面でマウンドに大竹の動揺を鎮めに行った野村監督は「きょうは合格点。十分先発の役割は果たしている」と話した。

2013年8月28日 スポーツニッポンネット掲載
大竹寛 22期 現:広島
予告先発
8月28日
マツダスタジアム 18:00
大竹寛×DB須田幸太
3軍戦
8月21日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対広島経済大学 先発登板
広島経済大学
HAWKS 0
【H】南、伊藤大、大立、伊藤祐、吉本-笹沼、拓也

★南貴樹 投球結果
9試合 0勝0敗
2/3イニング 被安打0 奪三振0 与四死球6 失点5 自責点0
大竹寛 22期 現:広島
広島大竹 2回以降盤石投球で竜倒6連勝
不敗神話継続だ! 広島大竹寛投手が、6回3失点に抑え7勝目を挙げた。
09年から続く中日戦の連勝を「6」とした。1回に3点を失いながら、2回以降は無四球で連打を許さない盤石の投球。
4位中日を今季最大タイの2・5ゲーム差まで突き放し、借金も「9」と1ケタに戻した。

竜キラーが本領発揮した。大竹が今季初めて、中日打線の前に立ちはだかった。
持ち味の右打者へのシュートを武器に、走者を背負いながらも粘りの投球。
6回7安打3失点で7勝目を挙げ、09年から続く中日戦の連勝を6とした。申し分のない投球だった。1回を除いては…。

「3点をもらって一番やりたくないことだった」

勝った喜びに、後ろめたさも同居していた。1回に3点の援護をもらいながら、直後の立ち上がりだ。
1死一、二塁から和田に左翼線へ2点適時二塁打を浴びるなど、4安打で3失点。すぐさま同点にされた。
うつむきながらベンチに戻ると、気持ちが落ち込みかけた右腕に近づいてきたのは野村監督だった。

「打たれるのは構わない。だけど、自分から重い空気を発するのはやめろ」

険しい表情の指揮官は、打たれたことよりも、頼りないマウンドでのしぐさを厳しい口調で指摘した。この言葉で目が覚めた。
1回に41球を投げながら、2回以降は無四球で、連打を許さず6回まで無失点。先発としての仕事を果たした。

前回登板の勝ちが、良薬となっていた。14日阪神戦で8回1失点と好投し、約3カ月ぶりの勝利を手にした。
そこからの1週間は気持ちが違った。勝てない期間は「ふとした瞬間に、次勝てるかな。勝てないかなとか考えてしまって、
それが、登板ごとに強くなっていってました」と精神状態が不安定になっていたことを明かした。

「何を言っても、勝ったので、うれしいです。内容は反省しないといけないですけど、上を目指して頑張ります」

シーズンもクライマックスを迎えようとしている。この日の勝利で、中日に2・5ゲーム差を付けると、
3カード連続の勝ち越しを決め、今季初の同一カード3連勝に王手をかけた。ここからは、結果がすべてだ。

2013年8月22日 日刊スポーツ掲載


大竹“変身”7勝 初回3失点から一転
ナインと勝利のタッチを終えると、ようやく広島・大竹の表情が緩んだ。粘りの投球でつかんだ7勝目。
CS進出争いをする中日から挙げた白星に「何といっても勝てたことがうれしい。野手の人に感謝したい」と、ホッと息を吐いた。

初回、味方打線が3点のプレゼント。しかしその裏のマウンドは制球が定まらず、アドバンテージをはき出した。
1死一、二塁で和田に左翼線突破の適時二塁打を浴びると、さらに2死二、三塁からはクラークに中前2点適時打を
打たれて同点とされた。「3点をもらった次の回。一番やってはいけないことをしてしまった…」

力なくベンチに戻った右腕に対し、野村監督は一喝したという。
「自分から重い空気を出すなと。変な空気を出していたので、怒らせてもらいました」。
信頼しているからこそ、試合中にあえて厳しい言葉で奮起を期待した。

大竹はその言葉に応えた。2回から6回まではスコアボードにゼロを並べた。
結局、6回7安打3失点。苦しんで手にした勝ち星だ。

中日に連勝し、ゲーム差は2・5に広がった。まだまだ続くし烈なサバイバルレース。
「立ち上がりは反省して、満足することなく上を目指していきたい」。力強い言葉で締めくくった大竹が、頼もしい。

2013年8月22日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹中日戦6連勝も「内容反省」
広島大竹寛投手(30)が、09年から続く中日戦の連勝を「6」とした。
3点の援護をもらった1回に、1死一、二塁から和田に適時二塁打を許すなど、
4安打を浴び3点を失うが、2回以降に立ち直った。

無四球で、連打を許さず6回まで無失点。7回にチームが勝ち越し、7勝目を手にした。
「3点取ってもらったのに、次の3失点は1番やりたくないことだった。でも、勝ったのはうれしい。
内容は反省して、上を目指していきたい」と語った。

2013年8月21日 日刊スポーツネット掲載
8月21日
大竹寛 22期 現:広島
対中日戦 先発登板
今季7勝目
CARP
DRAGONS
【C】○大竹、横山、今村、ミコライオ-石原
【D】●西川、岡田、小熊、武藤-谷繁

★大竹寛 投球結果
19試合7勝7敗0S
6イニング 打者26 投球111 被安打7 奪三振6
与四死球2 失点3 自責点3 防御率3.66
大竹寛 22期 現:広島
予告先発
8月21日
ナゴヤドーム 18:00
D西川健太郎×大竹寛
イースタンリーグ
8月18日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対横浜DeNA戦 3番手登板
LIONS
DeNA
【L】○藤原、川崎、坂元、田中-藤澤、中田
【DB】●高崎、長田、安斉、大原慎、佐藤-高城

★坂元弥太郎 投球結果
1イニング 打者3 球数16 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率7.18
イースタンリーグ
8月17日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対横浜DeNA戦 5番手登板
10
LIONS
DeNA
【L】中崎、岡本篤、田中、●宮田、坂元-上本、中田
【DB】眞下、安部、篠原、吉川、小林太、○牛田-高城

★坂元弥太郎 投球結果
1/3イニング 打者2 球数7 被安打1 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率7.46
3軍戦
8月14日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対龍谷大学 2番手登板
HAWKS
龍谷大学 0
【H】吉本、南-拓也、飯田一

★南貴樹 投球結果
8試合 0勝0敗
1イニング 被安打0 奪三振0 与四死球2 失点0 自責点0
イースタンリーグ
8月14日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東北楽天戦 2番手登板
EAGLES
LIONS X
【E】●片山、高堀、土屋、福山-下妻
【L】○佐藤、坂元、岡本篤、田中- 中田、藤澤
▼本塁打 中田 6号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
1 2/3イニング 打者6 球数22 被安打1 奪三振1
与四死球1 失点0 自責点0 防御率7.56
大竹寛 22期 現:広島
大竹84日ぶり復活星!悲願CSへ光明
広島・大竹寛投手が84日ぶりにうれしい白星をつかんだ。初回から5点の援護を受け、8回5安打1失点で6勝目。
5月22日の西武戦(西武ドーム)で勝って以来、10試合に投げ0勝6敗だったが、ついに脱出した。
チームは連勝で3位をキープ。
野村謙二郎監督(46)も「大きい」とCS進出へ不可欠な右腕の復活星を喜んだ。

84日ぶり勝利の味を大竹はかみしめた。
敵地でのヒーローインタビューで「本当に久しぶり。ホッとしています。悔しい思いを持っていた」と安どの表情。
両手を上げ、鯉党の「オオタケ」コールに何度も応えた。

大竹のためにチームは必死になった。初回、大量5点を奪う猛攻で援護。
2回に連続四球で背負った2死一、二塁では広瀬が右中間への飛球をフェンスに激突しながら捕球した。

「いいプレーに助けられた。序盤のピンチをしのいだのは大きかった」と勇気をもらった。
5‐0の3回には、1死満塁から押し出し四球で失点はしたが、続く新井を三ゴロ併殺で最少失点。
4回以降は完全に自信を取り戻した。

「粘り強く低めを突くこと」を意識。4回以降は危なげない投球を見せた。
8回まで投げて仕事完。8回5安打1失点で、三振はゼロ。
持ち味の打たせて取る投球で、5月22日以来、84日ぶり、11試合ぶり6勝目を手にした。

「野手の方に勝たせてもらった。声もかけてもらい頑張れた」と、感謝しきり。
初回に自ら適時打も放ったことには「まぐれですよ」と笑った。

勝てない日々。「勤続疲労ってあるのかな。30歳だもんな。若くないよな」と悩んだ。
プロ入り初めて、自身の投球フォームをビデオで見てチェックした。

前回7日の阪神戦(マツダ)では5回5失点で7敗目。登板後、野村監督から熱く諭された。
「内容は言えませんが、いっぱい考えさせられた」。言葉が胸に響いた。

野村監督は「投手陣のムードメーカー」と大竹を評する。
悲願のCS進出へ欠かせぬ右腕の復活星に「結果が出て良かった。大きいよ。
マエケンで完投、大竹も勝って流れをつくった。大きいよ」と
手放しで、喜んだ。

阪神に連勝し3位をキープ。「CS争いはこれから厳しくなる。自分が勝利に貢献する強い気持ちを持ちたい」。
マエケンに並ぶローテの軸が、ここから“倍返し”する。

2013年8月15日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
今成退場マートン代打で押し出し
阪神今成亮太捕手は突然の代打登場で輝いた。

5点を追う3回1死満塁、0ボール2ストライクで打席の4番マートンが審判に対する侮辱行為で退場処分。
急きょ打席に立つと3球ファウルで粘り、最後は押し出し四球を選んだ。
「急だったんで。でもスイングとか準備はしていたんで。最悪、くさいところは全部打ちに行こうと思っていました」。
福留の右翼スタメン復帰に伴い、ベンチスタートだったが、存在感を見せつけた。

2013年8月15日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹ホッ…5・22以来の6勝目
広島が阪神に快勝した。1回に5点を奪うなど終始優勢に試合を進め、投げては6連敗中だった大竹寛投手(30)が、
8回1失点で5月22日の西武戦以来の6勝目を挙げた。
大竹は「ほっとしています。野手の方に助けられたし、感謝しています。
勝てないときは悔しい思いで練習してきました」と振り返った。

この日も序盤は制球に苦しみ、3回には連続四球で押し出しで失点するなど不安定な投球だった。
そこを1失点で切り抜けたのが大きかった。
野村謙二郎監督(46)は「大竹が勝ててよかった。ときどき不安そうに投げていて、ムダな四球もあったけど、
久しぶりに8回まで投げたし、前日は前田健で、この日は大竹で勝てたのは大きい」と復活勝利を喜んでいた。

2013年8月14日 日刊スポーツネット掲載

大竹 8回1失点で84日ぶり白星に「ほっとしてます」
広島・大竹が5月22日の西武戦(西武D)以来82日ぶりの白星に安どした。

「本当に久しぶりです。ほっとしてます。いっぱい点を取ってもらって感謝してます」

初回に自らの適時打を含む打者10人の猛攻で5点の援護をもらった。
2、3回だけで4四球の不安定な投球も1失点でしのぎ、8回5安打1失点と踏ん張った。

「きょうも特にこれがいいという(ボールは)なかった。粘り強く低めを突いて投げられた」と6勝目を振り返った。

2013年8月14日 スポーツニッポンネット掲載

1回に打者一巡の猛攻5点、大竹3か月ぶり6勝
広島が12安打で大勝した。1回にキラの適時打など6長短打、打者一巡の猛攻で5点。
5、6回にも各1点を加えた。大竹は8回1失点で5月22日以来の6勝目。
阪神は岩田が立ち上がりに乱れ、打線も低調で4カードぶりの負け越し。

大竹は自身の連敗を6で止め、約3か月ぶりに白星を手にした。
「内容はそこまで良くない。野手のみなさんに勝たせてもらった」と振り返った。

野村監督が「不安そうに投げていた」と評したように、1回に5点の援護を受けても序盤は不安定だった。
3回には押し出し四球で失点した。
だが、ここを最少失点に切り抜けると、中盤からは立て直した。

2013年8月14日 スポーツ報知ネット掲載

広島の大竹 84日ぶりの6勝目
広島先発の大竹が、8回5安打1失点の好投で、5月22日の西武戦以来、84日ぶりとなる6勝目を挙げた。

大竹は二回に押し出し四球で1点を失ったが、その後は粘り強い投球で阪神打線を無得点に抑えた。

久々の勝利に「ホッとしています。いっぱい点を取ってもらって、感謝しています」と野手に感謝した。
ここまで先発10試合、勝ち星がなく、6連敗だった。「勝てないと悔しい。そういう気持ちを持って練習してきた。
しっかり練習するしかないんで」と振り返った。CS争いが続くが「これからCSをかけて厳しい戦いが続く。
自分がチームに貢献するという強い気持ちで投げていきたい」と気合をみなぎらせた。

2013年8月14日 デイリースポーツネット掲載
8月14日
大竹寛 22期 現:広島
対阪神戦 先発登板
今季6勝目
CARP
TIGERS
【C】○大竹、ソコロビッチ-石原
【T】●岩田、久保田、筒井-清水

★大竹寛 投球結果
18試合6勝7敗0S
8イニング 打者31 投球108 被安打5 奪三振0
与四死球4 失点1 自責点1 防御率3.62
大竹寛 22期 現:広島
予告先発
8月14日
京セラドーム 18:00
T岩田稔×大竹寛
イースタンリーグ
8月11日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対読売戦 4番手登板
GIANTS
LIONS
【G】○福田 、土田 、一岡 、公文 、田原 - 加藤 、河野
【L】●藤原 、髙橋 、宮田 、坂元 、松下 、川崎 - 中田

★坂元弥太郎 投球結果
2/3イニング 打者2 球数3 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率8.10
イースタンリーグ
8月9日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対読売戦 2番手登板
GIANTS
LIONS
【G】○雨宮、公文、一岡- 鬼屋敷
【L】●武隈 、坂元 、宮田 - 中田

★坂元弥太郎 投球結果
2/3イニング 打者2 球数7 被安打0 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率8.34
大竹寛 22期 現:広島
大竹5回KO「情けないです」
<広島1-7阪神>◇7日◇マツダスタジアム

広島大竹寛投手(30)が、5回でKOされた。
1回先頭今成に四球を与えると、2死二塁からマートンに中前適時打を打たれ先制を許す。
味方が1点を返した直後の4回は、1死一、三塁から大和に中前適時打を許し失点。
5回には新井良に2ラン本塁打を浴び、7安打5失点で降板した。
「自分の思うボールを投げ切れていない。情けないです」とコメント。
5月22日西武戦(西武ドーム)を最後に、10戦連続で勝ち星から遠ざかっている。

2013年8月7日 日刊スポーツネット掲載


大竹、10試合勝ち星なし
◆広島1―7阪神(7日・マツダスタジアム)
広島は投打で精彩を欠いた。先発の大竹は立ち上がりから制球が甘く、5回5失点で自身の連敗は6に伸びた。
5月22日を最後に10試合勝ち星がない右腕は「チームに申し訳ない」とうなだれた。

打線も4併殺打と拙攻を繰り返し、野村監督は「相手が上回ったということ。完敗だった」とお手上げだった

2013年8月7日 スポーツ報知ネット掲載
8月7日
大竹寛 22期 現:広島
対阪神戦 先発登板
TIGERS
CARP
【T】○岩田、松田、安藤、久保-清水
【C】●大竹、久本、小野-石原
▼本塁打 新井良11号(T)

★大竹寛 投球結果
17試合5勝7敗0S
5イニング 打者27 投球106 被安打7 奪三振2
与四死球4 失点5 自責点4 防御率3.80
イースタンリーグ
8月7日

須永英輝 24期 現:読売
対東京ヤクルト戦 3番手登板
SWALLOWS
GIANTS
【G】今村、久保、須永、土田、○一岡-市川
【S】●徳山、日高、松岡

★須永英輝 投球結果
0/3イニング 被安打1 奪三振0 与四死球1 失点0
大竹寛 22期 現:広島
予告先発
8月7日
マツダスタジアム 18:00
大竹寛×T岩田稔
イースタンリーグ
8月3日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対千葉ロッテ戦 2番手登板
LIONS
MARINES
【L】○小石 、坂元 、川崎 - 中田
【M】木村 、●藤谷 、橋本 、伊藤 - 小池

★坂元弥太郎 投球結果
1イニング 打者3 球数10 被安打0 奪三振0
与四死球1 失点0 自責点0 防御率8.59
3軍戦
8月2日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対KIAタイガーズ戦
4番手登板
HAWKS 15
KIAタイガース 0
【H】蕭、清水、大立、南、川原-拓也、飯田一

★南貴樹 投球結果
7試合 0勝0敗
1イニング 被安打5 奪三振0 与四死球2 失点5 自責点5
8月1日
大竹寛 22期 現:広島
対横浜DeNA戦 先発登板
BAYSTARS
CARP X
【【DB】小林寛、大原、●加賀美、加賀- 鶴岡
【C】大竹、○永川勝、横山、ミコライオ-石原
▼本塁打 モーガン8号(DB) ルイス4号(C)

★大竹寛 投球結果
16試合5勝6敗0S
6イニング 打者27 投球99 被安打9 奪三振5
与四死球2 失点4 自責点4 防御率3.63
石井義人 17期 現:読売
8月1日
一軍出場選手登録抹消
大竹寛 22期 現:広島
予告先発
8月1日
マツダスタジアム 18:00
大竹寛×DB小林寛
イースタンリーグ
7月31日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対横浜DeNA戦 6番手登板
10
BAYSTARS
LIONS
【DB】伊藤 、佐藤 、吉川 、安部 、○冨田 - 高城 、西森
【L】武隈 、山本 、髙橋 、大石 、田中 、●坂元 、川崎 - 上本 、藤澤

★坂元弥太郎 投球結果
1/3イニング 打者3 球数6 被安打2 奪三振0
与四死球0 失点2 自責点2 防御率9.00
3軍戦
7月30日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対三星ライオンズ戦
4番手登板
HAWKS
三星ライオンズ
【H】吉本、大立、蕭、南-拓也

★南貴樹 投球結果
6試合 0勝0敗
1イニング 被安打1 奪三振0 与四死球1 失点0 自責点0
今成亮太 26期 現:阪神
今成「必死で」走者一掃の三塁打
<阪神8-1中日>◇30日 ◇甲子園
阪神今成亮太捕手(25)が6回1死二、三塁から2点適時三塁打を放った。

インコース低めをすくい上げた打球は右翼フェンスを直撃。走者一掃の一打となった。今成は
「打ったのはスライダー。1、2打席と凡退してしまったので、この打席では打ちたいと思っていました。
マートン、新井さんが出てくれたので、打って2人をかえそうと必死でした。いいところで打ててよかったです」と話した。

2013年7月30日 日刊スポーツ ネット配信


今成 西岡抹消も一丸勝利「チームの雰囲気も下がるかと思ったけど」
阪神のもう1人のヒーローは1―0の6回1死二、三塁、右翼線へ2点適時三塁打を放った今成。
重苦しい雰囲気を変える貴重な一打になった。

この日、西岡が出場選手登録抹消。「剛さん(西岡)がいなくてチームの雰囲気も下がるかなと思ったんですけど、
こういう時に勝てて本当によかったと思います」とチーム一丸の勝利を喜んだ。

最後は「景気づけに一発、行きたいと思います」とマイクを手に取り、自分の名前に引っ掛けて「明日も勝つナリー!」と
聖地の4万5000大観衆に叫んだ。

2013年7月30日 スポーツニッポン ネット配信


2点三塁打の今成「明日も勝つなり~」
あしたも勝つなり~ッ!!阪神・今成が、お立ち台で絶叫した。

1点リードの六回、1死二、三塁から中田の内角スライダーを右翼越えに2点適時三塁打。
難しい球をうまく捕らえ、貴重な追加点をたたき出した。
ここから打線が猛爆モードに突入。10勝目を挙げたメッセンジャーと共に、文句なしのヒーローとなった。

「ランディが頑張って投げていたので、なんとか追加点をと思って…水谷さんのミーティングでも
『次の1点が大事だぞ』と言っていたので何とか取りたかった。いいところで打てて本当によかったです」

ムードメーカーだった西岡が抹消され、ベンチの盛り上げ役としても期待される今成。
「剛さんがいなくてチームの雰囲気も下がるかと思ったんですけど、こういう時に勝ててよかったと思います」と
殊勝に言った後、最後はこう絶叫だ。

「景気づけに一発行きたいと思います!あしたも勝つなり~ぃッ!!」

2013年7月30日 デイリースポーツ ネット配信
イースタンリーグ
7月27日

須永英輝 24期 現:読売
対千葉ロッテ戦 2番手登板
MARINES
GIANTS
【G】●ホールトン、須永、土田、公文、久保、越智-加藤、鬼屋敷
【M】○木村、上野、レデズマ、伊藤

★須永英輝 投球結果
2/3イニング 被安打1 奪三振0 与四死球1 失点0
7月26日
大竹寛 22期 現:広島
対東京ヤクルト戦 先発登板
10
SWALLOWS
CARP 1x
【S】村中、バーネット、木谷、江村、松岡、石山、●山本哲-中村
【C】大竹、永川勝、横山、ミコライオ、○今村-會澤、倉
▼本塁打 ミレッジ13号(S)、堂林5号(C)

★大竹寛 投球結果
15試合5勝6敗0S
6イニング 打者26 投球97 被安打8 奪三振5
与四死球1 失点4 自責点3 防御率3.49
大竹寛 22期 現:広島
7月26日
1軍出場選手登録
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 7月26日

マツダスタジアム 18:00
大竹寛×S村中恭兵
今成亮太 26期 現:阪神
阪神今成もう代役じゃない、左撃ち2点打

もう代役なんて言わせない。阪神今成亮太(25)が「恐怖の6番」ぶりを発揮した。1回に1点を先制してなおも2死一、二塁。
左対左をものともせず、7球目の高めに浮いた直球をたたいた。右中間をライナーで破る2点二塁打。
新井良の2ランへつなぎ、一挙5点のワッショイ先制劇を演出した。

「2アウトだったから、つなげる気持ちで。追い込まれてから厳しいコースをカットして、甘いところを打つことができました」

1ボール2ストライクから低めの変化球を見極めた。5球目、内角の厳しいコースはファウルにした。選球眼の良さも持ち味。
背中からボールが来る感覚になるサウスポーにも、体を開かず、コンパクトなスイングで勝負球を仕留めた。

右手中指負傷の大和には大事を取らせた。右の浅井は勝負どころに温存した。すべては今成が、対左でも使えると判断したから。
試合前まで左投手にも5打数2安打。柔らかいリストでボールを引き付けることができる打撃センスは、右も左も関係ない。
スタメンへ送り出した指揮官も、大勝発進の殊勲者に挙げた。

和田監督 よーいドンで流れを引き寄せた新井貴のタイムリー。そのあとの今成の2点タイムリーが大きかったね。
今成で、そのあとが良太か。1点で終わらなかったから。

福留の左膝痛でチャンスがきた。打ち出の小づちのように打ち始めた7月は40打数19安打で打率4割7分5厘。
3試合連続でマークする打点も7になった。
日増しに光る存在感で、阪神では唯一、月間MVP打者賞候補10人にノミネートされている。
「気負わずに自分のやるべきことをやろうと。チームにとっても、自分にとっても大事な試合。そこで打てて良かったです」。
1カ月後には福留も戻ってくる見込み。つかみかけている定位置は、渡さない覚悟だ。

2013年7月25日 日刊スポーツ掲載
3軍戦
7月24日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対ロッテジャイアンツ(韓国)戦
2番手登板
HAWKS
ロッテ
ジャイアンツ
11
【H】吉本、南、清水、伊藤大-飯田一、拓也

★南貴樹 投球結果
5試合 0勝0敗
1/3イニング 被安打0 奪三振0与四死球4 失点2 自責点2
イースタンリーグ
7月23日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対北海道日本ハム戦 6番手登板
10 11
FIGHTERS
LIONS
【F】トーマス 、榊原 、森内 、榎下 、根本 、齊藤勝 - 近藤
【L】涌井 、石井 、田中 、平野 、川崎 、坂元 、中崎 - 星孝 、中田

★坂元弥太郎 投球結果
1/3イニング 打者3 球数12 被安打1 奪三振1
与四死球1 失点0 自責点0 防御率8.84
大竹寛 22期 現:広島
大竹「まさか」の敢闘賞
広島の大竹は3回を1安打無得点に抑え、敢闘賞に選ばれた。「まさかです。シーズンでもゼロで抑えられないのに」と笑った。

3回から2番手で登板し、中田(日本ハム)を空振り三振に仕留めるなど4回まで完璧な投球。
5回の先頭打者に右前打を許したが「しっかり腕を振ろうと思った」と速球主体で後続を断った。

後半戦も先発陣の一角として期待がかかる。右腕は「いい緊張感で投げられたので後半につなげたい」と意気込んだ。

2013年7月22日 スポーツニッポン ネット配信
7月22日
大竹寛 22期 現:広島
オールスター第3戦 2番手登板
全セントラル
全パシフィック X
【全セ】能見、大竹、三嶋、●山本哲(0勝1敗)、西村 -藤井彰
【全パ】木佐貫、西野、岩崎、矢貫、○益田(1勝0敗)、S青山(1セーブ)-嶋、伊藤

★大竹寛 投球結果
3イニング 打者10 球数25 被安打1 奪三振1 与四死球0 失点0 自責点0 防御率0.00

敢闘選手賞受賞
大竹寛 22期 現:広島
大竹、東北の野球少年らを「笑顔に」
広島・大竹寛投手(30)は21日、東北 の野球少年らを「笑顔にする」快投を誓った。
22日の球宴第3戦(いわき)に2番手で登板予定。
昨年の盛岡に続き、東日本大震災の被災地が舞台とあり「次、(いわきで) 投げることだけを考えてきた」と、
シーズンさながらの気合の入りっぷりだ。

「去年も少年野球の子供たちがたくさん来た。練習場所だってない子らもいた。でも少年らは夢を持っている。それをすごく感じた。
その場所でまたやらしてもらえるので、 プレーすることで、野球を通じて気持ちを明るくしたい」。

昨年は三回途中から登板。四回には4安打を浴び2失点した。
「今年はゼロで抑えたい。直球だけで抑えられる投手じゃない。マ エケンのようにはいかない。
全部の球種を使う」と雪辱に意気込んだ。

2013年7月22日 デイリースポーツ掲載
イースタンリーグ
7月17日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東京ヤクルト戦 2番手登板
LIONS 10
SWALLOWS 10
【L】武隈、坂元、宮田、田中-藤澤、岳野
【S】ラルー、日高、増渕、ロマン-西田
▼本塁打 木村5号 駒月2号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
1 2/3イニング 打者7 球数25 被安打2 奪三振1
与四死球0 失点1 自責点1 防御率9.00
今成亮太 26期 現:阪神
阪神今成、先発復帰で即逆転V打
できが悪い男の仕事ではない。阪神今成亮太捕手(25)が先発復帰即、逆転V打だ。1点を追う6回。
DeNA三浦からようやくつかんだ1死満塁のチャンスをものにした。

「晋太郎が辛抱強く踏ん張っていたので、何としてでも点を取りたかった。一打逆転のチャンスだったし、
絶対に打ってやろうと思って打席に立ちました」

5番新井貴が四球を選んだ直後。その初球だ。130キロの外角フォークを右中間へ打ち返した。
12日のDeNA戦初戦の2回から続いていたゼロ行進を21イニングでストップ。
二塁から鳥谷もかえり、一挙の逆転だ。今成は一塁ベースからベンチにガッツポーズ。
ルーキー藤浪の黒星を消し去り、逆に白星を届けた。

5日広島戦(マツダスタジアム)に6番右翼でスタメン出場し、今季1号を放った。この日からチームは6連勝。
左腕藤井相手にスタメンを外れた前日13日のDeNA戦は完封負けで連勝が止まっていた。

積極的な“一打”は、甲子園初のお立ち台でも放った。「すみません、出来の悪いリョウタです!」。
藤浪に、満塁弾を放った新井「リョウタ」とトリオで並び、自虐的にあいさつし た。虎党の拍手が、活躍を証明していた。

「初めてのヒーローインタビューでは噛んでしまったので、きょうは噛まずに…あしたもガガガガガガガガ頑張ります!」。
締めの言葉まで“フルスイング”した。この存在感、勝利を 導くラッキーボーイの枠には収まらない。

2013年7月15日 日刊スポーツ掲載

虎・今成、暗~いムード切り裂く逆転V打!
その打席に限って、迷いは消えていた。四球のあとの初球。狙うしかない!とにかく積極的に…。
今成の思いは、素直にバットにこめられた。

「フォークだったと思います。内角なら当たってでもつなごうと思ってました」

1点を追う六回一死満塁。新井を歩かせた直後、無類の制球を誇る番長・三浦の変化球が、魅入られるように甘くなった。
一閃!打球は二塁手の左を抜ける逆転タイムリー。12日の一回の3得点以来、チームにとっても22イニングぶりの得点。
打線に火をつけて今季最多の1イニング7得点だ。
そして、可愛い後輩・藤浪の甲子園不敗伝説が途絶えそうな空気を、ひと振りで吹き飛ばした。

「デキの悪いリョータです!」

初めて経験した甲子園でのお立ち台。その第一声で叫んだ。隣には、満塁弾の新井良。
でも、甲子園を埋めた4万人超の阪神ファンは、誰もそうは思っていない。今ではデキのいいほうのリョー タだ。

福留の穴。首位巨人を猛烈に追うタテジマにとって、アキレス腱ともいえるのが、右翼のポジション。
和田監督も、次々と候補者にチャンスを与えてきた。が、期待は裏切られ続けてきている。
そんな中、本来は捕手の今成を当てはめると、この1ピースはチャンスを生かしている。

7月の声とともにスタメンに名を連ね、2日の巨人戦以外はすべて安打を重ねている。

なのに…。前日(13日)はベンチに。相手先発が左腕・藤井だったことが理由だ。

「(スタメンは)僕が決めることじゃないので。まだ、足りないものがあるということでしょう。
でも、ああいう場面でヒットを打てたことは自信になります」

捕手への未練がないといえばウソになる。でも、試合に出られる幸せは、そんな気持ちを隅に追いやる。

「出られれば、そのポジションで頑張るだけです」

勢いは間違いなく、この男にある。左腕にどう対応するのか。ますます見たくなった。

「あしたも、ガガガ、ガンバルゾー」

ヒーローインタビューの締めは、それほどでもなかった!? が、巧みなバットコントロールはブレる気配がない。

2013年7月15日 サンケイスポーツ掲載


今成から六回イッキ7点! 逆転V打や
重い、重い扉を一振りでこじあけた。聖地にたまったフラストレーションも一気にはじけ飛んだ。
大歓声が、ガッツポーズを繰り返す阪神・今成にそそがれる。こん身の力で放った逆転タイムリー。
何度も何度も試練を乗り越えてきた男に、勝負の神様が微笑んだ。

場面は1点を追う六回だった。
1死満塁で迎えた第3打席。
「何としてでも点を取りたかった」と三浦が投じた初球、カウントを取りに来た130キロの変化球を見逃さなかった。
こん身のフルスイングで捉えた打球は、前進守備の二遊間を痛烈に破っていった。

チーム22イニングぶりの得点。その瞬間、割れんばかりの大歓声に包まれ、一塁ベースを回ったところで
ド派手なガッツポーズを繰り返した。
三塁に到達したところで代走に俊介を送られたが、ベンチへ退く際にも割れんばかりの拍手がスタンドから送られた。

「絶対に打ってやろうと思って打席に立った。打てて良かったです」。意地もあった。
6連勝中は19打数12安打と奮闘しながら、相手が左投手ということで先発を外された。
普通の若手なら勢いを失ってもおかしくない状況。
それでも「それは自分の力が足りない」と真摯(しんし)に受け止めた。

今年1月も同じ。自主トレ中にキャンプ2軍スタートを通告された。
それだけでなく、 野手転向の可能性も同時に伝えられた。
昨季途中に加入しながら60試合に出場し、何度もマスクをかぶった。
投手の特徴を熟知すれば捕手として経験を積んでいける自負もあった。

「捕手で勝負したいんです」。関係者にこう打ち明け、ショックを隠さなかった。
そのまま腐ってもおかしくなかったが、前を向いた。
「出る限りはそのポジションで頑張る」。どんな状況でも前を向く“強さ”が、 今成にはある。

先発出場したゲームは、これで8試合連続安打。存在感は日に日に増している。挫折を乗り越え、居場所をつかんだ男。
勝負どころで初球を打った逆転タイムリーは、決して偶然ではない。

2013年7月15日 デイリースポーツ掲載
イースタンリーグ
7月15日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東京ヤクルト戦 2番手登板
LIONS
SWALLOWS
【L】涌井、●坂元、川崎、藤原-中田
【S】○徳山、久古、増渕、正田-西田
▼本塁打 米野3・4号 嶋1号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
1/3イニング 打者3 球数15 被安打2 奪三振0
与四死球1 失点2 自責点2 防御率9.35
イースタンリーグ
7月14日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対千葉ロッテ戦 2番手登板
MARINES
LIONS
【M】○吉見、藤谷、橋本-江村
【L】●岩尾、坂元、田中-岳野
▼本塁打 岳野2号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
1 2/3イニング 打者7 球数22 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点1 自責点0 防御率8.47
今成亮太 26期 現:阪神
今成が貴重な逆転2点打
2試合ぶりのスタメン出場となった阪 神・今成が、甲子園不敗伝説継続中の藤浪を援護する貴重な逆転打を放った。

1点を追う六回、先頭・大和が遊内野 安打で出塁し、二盗成功。鳥谷四球で無死一、二塁とし、
マートンは進塁打の一ゴロで二、三塁。
新井四球で満塁とし、 今成が三浦の初球のフォークを中前に運んだ。

この2点適時打で逆転に成功。なおも坂四球で再び満塁となった場面で藤井が3点目の右前適時打を放った。

2013年7月14日 デイリースポーツ ネット配信


2人の「リョータ」でビッグイニング 今成逆転打、新井良は満塁弾
阪神ベンチの重苦しいムード を2人の「リョータ」が打ち 破った。

1点ビハインドの6回、DeNA三浦を攻め1死 満塁の好機を築くと1人目の「リョータ」、
6番今成亮太が、積極的に初球を振り抜き中前逆転2点適時打。
1点を加えた2死満塁からは2人目の 「リョータ」、西岡に代わって1番に途中から入った
新井良太が、自身2本目、5月18日以来の満塁弾を左翼に叩き込んだ。

一気の7点、ムードは変わり鮮やかな逆転勝ちを収めた。
お立ち台で新井良は「ここ最近、芯に当たってなかった。実感というのがなかった」という
必死のプレーは29打席ぶりの安打となった。
甲子園で初お立ち台の今成は「(藤浪)晋太郎がピンチを乗り越えたので何とか打ちたかった」と気迫の一打を振り返った。

15日からは首位巨人との3連戦。直接対決で、首位が入れ替わる絶好のチャンスだ。

新井良は「身を粉にして働きたい。色気出さず、 まずあしたね勝たないと始まらない」と気合十分、
今成は「初めてのお立ち台ではかんでしまったのでかまずに言いたい。ガ、ガ、ガ、ガ、ガンバリマース!」と
叫んでマイクパフォーマンスを締めた。

2013年7月14日 スポーツニッポン ネット配信

今成、番長撃ち!6回 2点適時打
阪神今成亮太捕手(25) が会心の逆転打を放った。
1 点を追う6回裏1死満塁で、 DeNA三浦のフォークを中前にはじき返し、 2者を生還させた。

「(藤浪)晋太郎がブランコにホームランを打たれた後も、辛抱強く踏ん張っていたので、 何としてでも点を取りたかった。
一打逆転の チャンスだったし、絶対に打ってやろうと思って、打席に立った」。
打球の行方を見ながら、 右手で派手にガッツポーズ。一塁ベースに到達した後にも、再び喜びを爆発させた。

2013年7月14 日刊スポーツ ネット配信

大竹寛 22期 現:広島
7月14日
一軍出場選手登録抹消
イースタンリーグ
7月13日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対千葉ロッテ戦 3番手登板
10
MARINES
LIONS
【M】木村、レデズマ、○南昌輝、内-小池
【L】西口、宮田、●坂元-中田
▼本塁打 青松9号(M)

★坂元弥太郎 投球結果
1イニング 打者5 球数16 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点1 自責点0 防御率9.39
大竹寛 22期 現:広島
大竹今季最短6失点でKO
広島大竹寛投手(30)が今季最短の4回6失点でKOされた。
1回に先制点をもらったが、その裏に上田、バレンティンにソロアーチを浴びて逆転されると、
2回にはバレンティンに31号満塁弾を浴びた。「打たれたことは反省します」とがっくり。

野村謙二郎監督(46)は、連日の先発陣の大量失点に「打線は粘っているが、こういう試合が続くとね。なんとかしないと」
と、立て直しに頭を悩ませていた。

2013年7月13日 日刊スポーツネット掲載


大竹 6失点KO5連敗、先発総崩れに山内コーチ「連鎖している」
広島の大竹は失投が目立ち、4回6失点で自身5連敗となった。
1回にソロ2発を浴び、2回には満塁でバレンティンに2打席連続本塁打を打たれた。
5月22日の西武戦を最後に白星のない右腕は「打たれたことは反省します」と不機嫌そうに話した。

チームはここ4試合のうち、3試合で先発が5回まで持たない事態となっている。
山内投手コーチは「連鎖しているというのはある。何とか断ち切らないと」と悩ましげだった。

▼野村監督(大量失点の試合が続き)「チーム全体で踏ん張りがきいていない」

▼キラ(一回に先制打)「厳しい球だったが、うまくバットに当てることができた」

2013年7月13日 スポーツニッポンネット掲載
7月13日
大竹寛 22期 現:広島
対東京ヤクルト戦 先発登板
CARP
SWALLOWS X
【C】●大竹、永川(勝)、福山、福井-石原、倉
【S】○小川、石山、バーネット-中村

★大竹寛 投球結果
14試合5勝6敗0S
4イニング 打者20 球数90 被安打7 奪三振1
与四死球1 失点6 自責点6 防御率3.42
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 7月13日

神宮球場 18:00
大竹寛×S小川泰弘
今成亮太 26期 現:阪神
今成左腕任せろ「苦手意識ない」
打撃好調の阪神の今成亮太捕手が11日、サウスポー打ちに
自信を示した。最近5試合で16打数11安打の成績を残し、
右翼の定位置を獲得しつつある。

ここまで左腕との対戦は2打席のみに限られているが
「左に苦手意識はない」と強調した。

12日からのDeNA3連戦(甲子園)は2戦目に藤井と
当たる見込み。先発左腕との対戦は阪神にとって約3週間ぶりで、
今成のスタメン起用が焦点になりそう。

「レギュラーの人とは違う。一球一球を大事にしたい」
と貪欲だった。

2013年7月11日 日刊スポーツ ネット掲載
3軍戦
7月8日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対愛媛マンダリンパイレーツ
先発登板
愛媛
HAWKS
【H】南、伊藤祐、伊藤大、鈴木、清水-拓也

★南貴樹 投球結果
4試合 0勝0敗
1/3イニング 被安打0 奪三振0 与四死球4 失点1 自責点1
今成亮太 26期 現:阪神
今成、自身初4安打!実力証明 マエケンから3本
勢いだけではないことを証明してみせた。広島・前田健から3安打を放ったのだから、その実力は本物だ。
初めて5番に座った阪神・今成が、自身初の4安打。
この広島戦は初戦がプロ1号、2・3戦目が連続猛打賞…。右翼奪取へまたまた大きく近づいた。

「出来すぎですね。(前田健は)甘い球が少ないので、初球からどんどん行こうと思っていました」

2回先頭は2球で簡単に追い込まれたが、ボールを1球挟んだ後、ファウルで2球粘ると
6球目の外角カーブを逆らわず左翼線へ落とした。
技ありの二塁打。4回2死からは三塁方向へ意表を突くセーフティーバントで2安打目。
そして、6回には2死から146キロ直球を引っ張り右前打した。

エース・キラーと呼ぶのはまだ早いか。昨年、6月6日楽天戦(Kスタ宮城)では田中から3安打。
そして、この日も広島の絶対的エースを攻略してみせた。
「たまたま打てただけです。今後続くかわからないですし自分の打撃を続けることが大事。
ピッチャーが誰、とかは関係なくやっていきたい」。プロ8年目の苦労人は、どこまでも謙虚だった。

これで5試合連続先発出場となり、その間の打撃成績は16打数10安打、1本塁打。
マツダスタジアムでの爆発ぶりに、和田監督からも「この3連戦、元気だったね。
やっと来たな、出てきたという感じだね」と手放しに褒め称えられた。

打順については「5番というのではなく、5番目という感覚でやりました」と重圧は感じていない。
ベンチの盛り上げ役だった男が、グラウンドの主役へと変貌を遂げている。

2013年7月8日 スポーツニッポン掲載


今成3戦連続猛打賞に挑戦
阪神今成亮太捕手(25)が9日、中日戦(沖縄セルラー那覇)で球団タイ記録達成に挑む。

2戦連続で3安打以上を決めており、3戦連続猛打賞となれば12年5月のマートン以来、阪神史上16人目となる。
「何試合かポーンと打っても、続かないと意味がない。これで打てなくなってはダメ。コンスタントに結果を出せるように」。
ここ4試合で13打数10安打、打率7割6分9厘の1本塁打。この日は広島から空路で沖縄に移動した。

2013年7月8日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹 制球難で自滅…野村監督「もう言うのをやめる。言い飽きた」
広島の大竹は6回まで3安打無失点だったが、7回に3失点。5月22日を最後に白星がなく、5敗目を喫した。

7回は2四球を与えるなど制球難で2死満塁に。西岡の押し出し四球でみすみす先制点を献上すると、
坂には2点適時打を浴び「狙ったところにいかなかった。自分のミス」と自滅に肩を落とした。
投手陣に注意してきた四球からの失点に、野村監督は「もう言うのをやめる。言い飽きた」とあきれ気味だった。

2013年7月6日 スポーツニッポンネット掲載
7月6日
大竹寛 22期 現:広島
対阪神タイガース戦 先発登板
TIGERS
CARP
【T】○榎本、安藤、加藤、福原-日高、藤井
【C】●大竹、菊地原、上野、久本-石原

★大竹寛 投球結果
13試合5勝5敗0S
7イニング 打者29 球数107 被安打5 奪三振3
与四死球4 失点3 自責点3 防御率2.97
イースタンリーグ
7月6日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東京ヤクルト戦 3番手登板
SWALLOWS 11
LIONS
【S】○ラルー、バーネット、大場-西田、星野
【L】●西口、宮田、坂元-中田
▼本塁打 佐藤3号 川崎3号(S)齋藤3号 カーター1号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
2イニング 打者12 球数47 被安打4 奪三振1
与四死球3 失点3 自責点3 防御率10.05
今成亮太 26期 現:阪神
今成 プロ1号 苦節8年通算 200打席目で出たV弾
福留さん、負けませんよ!5日の広島戦(マツダ)に「6番・右翼」で先発出場した阪神・今成亮太捕手(25)が
2回、自身プロ1号となる決勝ソロ。前を打つ5番新井貴浩内野手(36)の同点弾に続いての連弾だった。

左膝手術からの復活を目指す正右翼手・福留孝介外野手(36)の経過も順調だが、
若武者もポジションを簡単に明け渡すつもりはない。
チームの連敗を3で止め、定位置奪取へのアピールに成功した。

快音とともに生み出された打球は、右翼方向へ高々と舞い上がった。
ところが打った本人は、打球を目で追うこともなく無我夢中で全力疾走を続けた。
オーバーフェンスに一番驚いたのは、他でもない今成だった。

「行くとは、思いませんでした。入って、ビックリしました。外野を越えてくれ、と思いながら走っていました」

2回、1死無走者から5番・新井の9号ソロで同点。その直後だ。カウント2ボールからの139キロ直球を強振した。
水谷打撃コーチから掛けられた「全打席、代打のつもりで行け」という言葉を胸に、ファーストストライクから
好球必打を実践。結果につなげた。ちょうど、プロ通算200打席目だった。

「1本出るまで長かったですけど、チームの勝利に貢献できて嬉しい」

敵地で立った、お立ち台。8年目で放った初本塁打が決勝弾とくれば、喜びもひとしおだ。
本塁打を打った者にだけ許される、至福のひと時を堪能した気分は、いかばかりか。
「両親もそうですが、嫁さんにも感謝しています」。この日の結果は、周囲の助けがあってこそ。
家族と喜びを分かち合うことも忘れない。

「ボクもアピールして、孝介さん(福留)が帰ってきても、ライトのポジションを守れるように頑張りたいと思います」

大先輩にも、簡単にポジションを譲るつもりはない。本来ならばライトは、福留の「聖域」だった。
だが、福留は左膝手術からの復活を目指し、現在リハビリ中。今こそが、今成をはじめとする若手にとっては、アピールの時。
福留の経過は順調と伝わり、シーズン中の復帰も視野に入る。だからと言って、負けるつもりはない。
「まだまだ(福留)孝介さんとは実力も違います。自分ができることは全力プレーで毎日元気を出してやることだけ」と
謙そんする一方、「孝介さんに、そう(ライバルの1人と)思ってもらえるように頑張ります」と言葉に力を込める。

和田監督も若武者の働きに目を細め、期待を寄せる。
「ライトのポジション争いで若手がアピールしてくれると、ね。そのうち福留も帰ってくるだろうから、
その(福留不在の)間にしっかりアピールしてほしい」。
阪神の2者連続本塁打は11年9月30日の中日戦(甲子園)以来で、「2者連発以上」が出た試 合は10連勝。
「与えられた仕事(右翼)をしっかりできるよう、元気出してやっています」。
頼もしき若武者のバットが、猛虎に勢いをもたらした。

2013年7月6日 スポーツニッポン掲載


阪神今成猛烈アピール プロ1号がV弾!
いつ打つの?そりゃ今なり!6番右翼で先発した阪神今成亮太捕手(25)が、プロ8年目でうれしい1号を右翼席へかっ飛ばした。
新井の同点弾に続くソロがV弾になった。前カードの巨人戦ではバントと守備のミスで落ち込んだが、
汚名返上の チャンスをものにした。
福留の長期離脱で埋まらない右翼。捕手登録の好打者がバットで猛烈アピールだ。

「主役」に、やっとなれた。阪神今成が感激のプロ初アーチをかけた。信じられないという顔つきでベースを1周する。
和田監督が笑顔で迎えていた。ヘルメット越しにたたかれる頭が 心地いい。さあ、締めだ。
何度も何度も、盛り上げ役としてやってきた、あのポーズ。
指を3本立てて、思い切りバックスクリーンへ向けて両腕を振った。

今成 自分でもどうなったか分からないぐらいです。外野を越えてくれ、と思ったけど、入ってビックリしました。
1本出るまで長かったですが、勝利に貢献できてうれしいです。

「貢献」と簡単に片付けられないほど、値千金だった。1点を追う2回、1死から新井が同点本塁打。
余韻が残る3球目、武内の高め直球をたたくと緩やかな弧を描いた。右中間スタンド3列目に着弾する2者連続アーチ。
プロ8年目、ちょうど通算200打席で初めてフェンスを越えた打球が決勝弾になった。

「感謝」を繰り返した。日本ハムから加入した昨季は単身赴任。年明けから11年に結婚した裕衣夫人を関西へ呼んだ。
「両親もそうですし、嫁さんにも感謝です」。
父は阪神チーフスカウトを務めた泰章氏。野球に導いてくれた親、恩師、栄養バランスを考えてくれる最愛の人の顔が浮かんだ。
1球じゃ足りない。ホームランボールの行き先は「ノーコメントです」 と、いたずらっぽく笑った。

「好機」だ。本来は捕手。柔らかいリストを生かした打撃で、外野での出場が増える。
慣れない右翼で2日の巨人戦では拙守もあった。バントミスもした。
それでも、打撃コーチに「毎 打席、代打の気持ちで」とアドバイスされた前日4日に今季初のマルチ安打。
福留が故障離脱する今、交流戦中から新星出現を願う指揮官を喜ばせた。

和田監督 徐々にスタメンに慣れてきて、これを続けてほしい。(右翼に)定着してくれたら一番いいけど、
まだポジション争いする若手はアピールしてほしい。もっと競争していかないと。
ちょっと時間がたてば、(福留)孝介も帰ってくるしね。

殊勲者はお立ち台で照れた。「藤井さんにおもしろいこと言えと言われたのですが…」。
日本ハムではイベントで披露する特異?なダンスで愛された。6月23日DeNA戦の試合前は、
湘南乃風の歌にノリノリで踊った。明るい性格で欠かせないムードメーカー。
「まだまだ実力が違うけど、孝介さんが戻ってきてもライトのポジションを守れるように頑張りたい」。
たくましく定位置奪取を宣言した。

2013年7月6日 日刊スポーツ掲載

今成「びっくり」プロ1号V弾!阪神、連敗脱出
いつ誰が右翼のレギュラーを獲るの? 今成でしょ!!阪神は「6番・右翼」で先発した今成亮太捕手(25)が同点の二回、
右中間にプロ1号ソロを放ち、広島に逆転勝ち。
連敗を3で止めて、7月初勝利を飾った。福留の左ひざ手術後、固定できない右翼の定位置をダークホースが奪い取る。

打った本人が一番ビックリだ。夕暮れ時の広島の空に白球の放物線を見事に描いた。8年目の今成がプロ初本塁打。
両親、監督、そして、妻へささげる一発で連敗を「3」で止めた。

「どう打ったのかもわからない。まさか入ってビックリしました。1本目まで長かったです」

1点を追う二回。一死から新井がソロを放ち、同点にした。
次の打席に立ったのは3試合連続で「6番・右翼」でスタメンの今成だった。
前回6月28日の対戦で、六回まで無安打無得点と手こ ずった武内が投じた高め139キロ直球を一閃。
高々と上がった打球は右中間最前列に着弾した。驚きの表情を浮かべながら、二塁を回った。
ベンチに帰ると、西岡不在の中、お決まりの祝福ポーズの中心に立った。
2011年9月30日の中日戦(甲子園)で新井、ブラゼルが放って以来。2年ぶりの2者連続アーチ。
あっという間に逆転した。

息子を見るような優しい目つきで和田監督は今成の積極性を称えた。

「代打のときは積極的にいくし粘り強い打撃ができるけど、(スタメン時は)3、4回立つという(余裕)のが
心のどこかにあるかもしれないね。
それを打撃コーチが『全打席代打の気持ちでいけ』と。それが結果につながったと思う」

指揮官をプロの世界に導いたのは当時、阪神のスカウトだった今成の父・泰章氏(57)=現日本ハムスカウト=だった。
ファーストストライクを仕留めた一発はプロ初の決勝打。孝行息子に感謝した。

今成は一昨年に同い年の裕衣さんと結婚。
昨年は虎風荘で単身赴任だったが、今季からは西宮市内でともに暮らしている。
プロの世界に飛び込んだが、定位置を勝ち取れない日々が続く。このままではいけない-。
結婚を機に責任が芽生え、父に漏らした言葉がある。

「1軍で試合に出て活躍しなければ、プロ野球選手じゃない」

福留が「左ひざ内側半月板のクリーニング手術」を受け離脱し、右翼には多くの若虎にチャンスが与えられたが、
つかんだ者は誰1人いない。実績十分の福留の復帰が8月中に早まる見通し。今成にとっても多くの時間はない。
本職は捕手だが、試合に出るためなら、自慢の打力を生かす。
ドラフト1位の伊藤隼が2軍落ちする現状で、大きなチャンス。勝負の7月になる。

「もちろん両親もそうですが、嫁さんに感謝したい。与えられた仕事に元気を出してやっています。
孝介さんが帰ってきてもライトを守れるように頑張りたい」

もちろんこの1試合だけでは終わらない。若虎のハングリーさが必ず巨人追撃のガソリンになる。

阪神・今成の父、泰章氏「一発よりヒット3本」
阪神・今成亮太捕手が同点の二回、右中間にプロ1号ソロを放った。現在は日本ハムスカウトとして
らつ腕を振るう今成の父・泰章氏は移動中に息子のプロ初本塁打の知らせをサンケイスポーツ記者からの連絡で知った。
「今聞いたよ。まぁ、ホームランバッターじゃないから、ホームラン1本より、ヒットを3本打ってほしい」。
生涯の伴侶を得て精神的にも成長したことを感じていた。
「1人もんのときは学生野球の延長みたいだったが、結婚してからは自覚が出てきた」と話していた。

2013年7月6日 サンケイスポーツ掲載

今成「ビックリ」V弾! 200打席目で1号
阪神が逆転勝ちで広島を下し、3連敗でストップした。1点ビハインドの二回、新井貴浩内野手(36)の9号ソロで追いつくと、
「6番・右翼」で先発した今成亮太捕手(25)がプロ8年目、126試合200打席目で初アーチを右翼へ放った。
試合を決める一発で自信を得た今成は、福留復帰後も右翼の 定位置を獲る意気込みだ。

ゲームセットの瞬間、三塁ベンチで笑顔がはじけた。チームメートから祝福を受けた今成は、目をキラキラさせて喜んだ。
プロ8年目の苦労人が、チームの連敗を「3」でストップさせるプロ初本塁打を放った。

劇弾が飛び出したのは二回だ。新井の同点弾の余韻が残る中、打席に立った。2ボールからの3球目。
完璧に捉えた打球はライナーで右翼席に飛び込んだ。

「行くと思わなかったので入ってびっくりしました。自分でもどう打ったか分からないです。
外野を越えてくれと思いながら走っていました」。試合後、興奮気味に振り返った。

昨季途中に日本ハムからトレード移籍。今や、チームに欠かせないムードメーカーだ。
6月23日DeNA戦(横浜)の試合前には「湘南乃風」のライブに飛び入り参加。
タオルを振ってキレのあるダンスを披露した。「みんなに行け!って言われたんです。
自分から行ったんじゃないです(笑)。ダンスも得意じゃないですよ!」

こう照れながら舞台裏を明かしたが、今成の周りではいつも笑いが絶えない。
6月21日、DeNA戦が雨で中止になった長野の練習後。
大勢の報道陣を引き連れて歩くルーキー藤浪の隣に現れて、突撃取材を自ら敢行した。

「1番尊敬してる選手は?」

「今成さんです(笑)」

「1番対戦したいバッターは?」

「背番号49の今成さんです(笑)」

「よし!」

今成先輩の爆笑取材には晋ちゃんもタジタジ。今成の明るいキャラクターはチームに、なくてはならない存在だ。

もちろん、地道な努力も忘れない。2日の巨人戦(甲子園)で坂本の右翼線のフライにスライディングキャッチを試みたが、
ボールはグラブからこぼれ落ちた。翌日、甲子園の外野では右翼線に放たれた打球の捕球練習を黙々と繰り返した。

ヒーローインタビューでは高らかに右翼のレギュラー取りを誓った。

「孝介さんが帰ってきても、ライトのポジションを守れるように頑張りたいと思います」

プロ8年目で訪れたビッグチャンス。「毎日、元気を出して全力でやりたいと思います!」。
もう、右翼のレギュラーがいないとは言わせない。今成は本気だ。

2013年7月6日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
虎が連弾で快勝!新井貴9号ソロ&今成プロ1号
フルスイングで振り切った打球は、スピンの効いた低いライナーとなって伸びる。そのまま左中間フェンスを越えた。
1点を先行された直後の二回一死から新井貴が同点の9号ソロを放った。

「ランナーなしだったので、思い切っていきました。先制された直後に取り返せてよかったです」

6月8日のロッテ戦(甲子園)以来、14試合ぶりの一発。これで5試合連続安打となった。
この流れに次打者の今成が乗った。右中間へ1号ソロで勝ち越した。

「プロ入り初のホームランだったので、自分でもびっくりしています。まさかスタンドに入るとは思いませんでした。
新井さんに続いていい結果になってよかったです」

打力がウリで、捕手登録も外野手で出場している今季。実はプロ8年目で初本塁打となった。
2011年9月30日の中日戦(甲子園)で新井貴、ブラゼルが放って以来、2年ぶりとなる2者連続アーチ。
三回には先頭のメッセンジャーが中前打、坂が右前打などで無死満塁となり、鳥谷の二ゴロ併殺打の間に3点目をあげた。

投げては、メッセンジャーが追撃を許さず1失点完投。
チームは連敗を3で止めて、貯金は再び「9」。7月初勝利で虎が勢いに乗る。

2013年7月5日 サンケイスポーツネット掲載


メッセンジャー完投で7勝目!今成がプロ初本塁打!
阪神が連敗を3で止めた。メッセンジャーは5安打1失点で無四球完投し、5月23日以来の7勝目。
打線は2回に新井貴の9号ソロで同点。続く今成のプロ初本塁打で勝ち越した。
広島は2回の逸機が響いた。武内がプロ初黒星。

阪神の今成が8年目でプロ初本塁打を放った。1―1の2回、武内の速球を捉えて右翼へ。
新井貴と2者連続となる、勝ち越しの本塁打に「自分でもびっくり。まさかスタンドに入るとは」
と信じられない様子だった。

2013年7月5日 スポーツ報知ネット掲載

今成 右翼手争いに名乗り「孝介さんが帰ってきても守れるように」
阪神・今成のプロ初アーチが決勝弾となり、右翼手争いに名乗りを挙げた。

打力を買われ、昨季途中に日本ハムからトレードで阪神に移籍したが、ことしはキャンプ、開幕とも2軍スタート。
「しんどい」と漏らしたこともあったが、「1本ホームラン出るまでながかったですけど、勝利に貢献できてうれしいです」
と8年目の初ホームランをかみ締めた。

福留が左膝内側半月板を痛めて離脱して以来、阪神は右翼手を固定できない日々が続く。
この日も相手投手が左の久本に変わった第3打席は右打者の俊介が代打に送られたが、
今成は「(福留)孝介さんが帰ってきてもライトのポジション守れるように頑張ります」と“下克上”を宣言した。

2013年7月5日 スポーツニッポンネット掲載

今成「ビックリ」プロ初アーチ
阪神の今成亮太捕手(25)が値千金のプロ初アーチだ。2回、新井の本塁打で同点に追い付いた直後、
広島武内の139キロを右中間スタンドへ運んだ。

「打ったのはストレート。プロ入り初のホームランだったので、自分でもビックリしています。
まさかスタンドに入るとは思いませんでした。新井さんに続いて、いい結果になって良かったです」と話した。

2013年7月5日 日刊スポーツネット掲載
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 7月6日

マツダスタジアム 14:00
大竹寛×T榎田大樹
7月5日
今成亮太 26期 現:阪神
対広島戦 プロ入り初本塁打
TIGERS
CARP
【Tメッセンジャー-藤井
【C】●武内、今井、久本、上野-會澤

★今成亮太 打席結果
2打数 1安打 打点1 打率.264
大竹寛 22期 現:広島
オールスター
セ・リーグ監督選抜選手として選出される!
イースタンリーグ
6月30日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対読売戦 4番手登板
LIONS
GIANTS
【L】●岩尾、松下、小石、坂元-藤澤、岳野
【G】江柄子、○岩尾、公文、土田、香月-河野
▼本塁打 石川1号 木村3号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
1イニング 打者3 球数10 被安打1 奪三振1
与四死球0 失点0 自責点0 防御率9.49
6月29日
大竹寛 22期 現:広島
対阪神戦 先発登板
CARP
TIGERS 1X
【C】大竹、上野、●久本-會澤、石原
【T】メッセンジャー、渡辺、安藤、加藤、○福原-日高

★大竹寛 投球結果
12試合5勝4敗0S
6イニング 打者27 球数106 被安打7 奪三振4
与四死球2 失点3 自責点3 防御率2.89
イースタンリーグ
6月27日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東北楽天戦 4番手登板
EAGLES
LIONS
【E】●レイ、ハウザー、井上、辛島、土屋-伊志嶺、下妻
【L】○藤原、武隈、ウイリアムス、坂元-中田
▼本塁打 枡田5号(E)

★坂元弥太郎 投球結果
1イニング 打者5 球数20 被安打1 奪三振0
与四死球1 失点1 自責点1 防御率10.32
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 6月29日

阪神甲子園球場 14:00
大竹寛×Tメッセンジャー
イースタンリーグ
6月23日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対横浜DeNA戦 2番手登板
LIONS
DeNA
【L】○中崎、坂元、ウイリアムス、長田-藤澤、岳野
【DB】●コーコラン、安部、小林寛、今井、須田-黒羽根、西森

★坂元弥太郎 投球結果
2イニング 打者9 球数40 被安打2 奪三振3
与四死球1 失点1 自責点1 防御率10.45
6月22日
大竹寛 22期 現:広島
対東京ヤクルト戦 先発登板
10
SWALLOWS
CARP
【S】○小川-中村
【C】●大竹、ミコライオ-石原

★大竹寛 投球結果
11試合5勝4敗0S
8イニング 打者29 球数95 被安打5 奪三振5
与四死球1 失点3 自責点3 防御率2.76
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 6月22日

マツダスタジアム 14:00
大竹寛×Y小川泰弘
3軍戦
6月22日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
ハンファ・イーグルス戦
3番手登板
HAWKS
ハンファ
【H】鈴木、伊藤祐、南、笠原、清水、簫-拓也

★南貴樹 投球結果
3試合 0勝0敗
1イニング 被安打1 奪三振2 与四死球1 失点0 自責点0
3軍戦
6月15日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
SKワイバーンズ戦
4番手登板
HAWKS
SK X
【H】吉本、伊藤大、甲藤、南、大立、笠原-拓也

★南貴樹 投球結果
2試合 0勝0敗
1イニング 被安打0 奪三振1 与四死球2 失点0 自責点0
大竹寛 22期 現:広島
大竹、一発に泣く「避けないといけないところで打たれた」
広島の大竹はバレンティンに浴びた一発に泣いた。
4回1死一、三塁で甘く入ったシュートを低い弾道で左中間席にたたき込まれ
「一発で負けた。避けないといけないところで打たれた」とうなだれた。

8回を3点に抑えたものの、連敗を止めることはできず4敗目。
野村監督は「よく粘ってくれた」とかばったが、大竹は「チームを勝たせる投球ができずに悔しい」と責任を背負った。

2013年6月22日 スポーツニッポンネット配信
交流戦
6月12日
大竹寛 22期 現:広島
対東北楽天戦 先発登板
10
CARP
EAGLES
【C】大竹、河内、今村、○ミコライオ-石原
【E】戸村、ハウザー、齋藤、青山、●小山伸-嶋

★大竹寛 投球結果
10試合5勝3敗0S
7イニング 打者29 球数117 被安打8 奪三振4
与四死球2 失点2 自責点2 防御率2.69
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 6月12日
交流戦
Kスタ宮城 18:00
大竹寛×E戸村健次
3軍戦
6月9日
南貴樹 31期 現:ソフトバンクホークス
対愛媛マンダリンパイレーツ戦
5番手登板
HAWKS
愛媛 X
【H】鈴木、伊藤祐、清水、笠原、南

★南貴樹 投球結果
1試合 0勝0敗
1イニング 被安打0 奪三振0 与四死球1 失点0 自責点0
イースタンリーグ
6月6日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対横浜戦 先発登板
DeNA
LIONS
【DB】○伊藤、吉川、佐藤、冨田、藤江-つる岡
【L】●坂元、メンドーサ、松下、山崎-藤澤、中田
▼本塁打 石川2号 森本3号(DB)オーティズ4号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
4イニング 打者20 球数59 被安打7 奪三振1
与四死球1 失点5 自責点5 防御率11.88
大竹寛 22期 現:広島
広島6連敗 大竹でもエルでも止まらない
連敗ストッパーの神通力も効かなかった。大竹は今季連敗中に4試合に登板し3勝を上げていた。
だが、1回に井口に先制2ランを浴びると、その後も毎回安打を許す苦しい投球。
今季ワーストタイの8安打を浴び、6回4失点で3敗目を喫した。

「今日は絶対に勝つという気持ちでいた。負けた責任は僕。自分に悔しい」

前回登板5月29日の日本ハム戦から始まった連敗だった。そして、もう1つ。大竹にとっては、因縁の相手でもあった。

忘れられない屈辱がある。09年6月11日、舞台は千葉マリン。
先発した大竹は今江に満塁本塁打を浴びるなど、2回2/3を6安打7失点で降板した。
悲劇は、これだけで終わらなかった。
6回に打者2巡の猛攻を受け、プロ野球記録となる1イニング15得点を“アシスト”することになった。
今季のQVCマリン付近に貼られたポスターには「今年こそ、1イニング打者三巡狙います。」と、
挑発フレーズが書かれていた。だが、雪辱を果たすことはできなかった。

この日は、右手骨折から復帰し2軍戦3試合に出場したエルドレッドを緊急昇格させ、4番一塁手でスタメンで起用。
2点ビハインドで、今村を投入し細かい継投を見せるなど手は尽くした。あと、もう1歩。今が我慢のときだ。

2013年6月5日 日刊スポーツ掲載 一部抜粋
交流戦
6月5日
大竹寛 22期 現:広島
対千葉ロッテ戦 先発登板
MARINES
CARP
【M】阿部、○上野、服部、中郷、ロサ、益田-江村
【C】●大竹、今村、小野、河内、今井-石原、倉

★大竹寛 投球結果
9試合5勝3敗0S
6イニング 打者26 球数108 被安打8 奪三振4 与四死球1 失点4 自責点4 防御率2.70
大竹寛 22期 現:広島
予告先発 6月5日
交流戦
マツダスタジアム 18:00
大竹寛×M阿部和成
イースタンリーグ
6月2日

坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東北楽天戦 3番手登板
LIONS
EAGLES
【L】武隈、増田、坂元、○川崎-藤澤
【E】上園、齋藤、長谷部、●橋本-小山桂、下妻

★坂元弥太郎 投球結果
1/3イニング 打者3 球数13 被安打2 奪三振0
与四死球0 失点1 自責点1 防御率12.46



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