(プロ)
平成25年9月~


無断転載厳禁!

ファームの個人成績発表内容は各球団により異なります
試合結果も翌日発表になることもあります
3軍戦は数日遅れて発表になる場合もあります
ご了承ください

大竹寛 22期 現:読売
オレ攻略法教えて!大竹 カモにされたG主力にお願い
広島からFA宣言して巨人入りした大竹寛投手(30)が30日、今季まで敵として対戦してきた野手陣に、
自身の攻略法を聞き取り調査する意向を明かした。
癖、配球など、これまで自分では分からなかった情報があれば、強力打線を味方につける来季は、
今季の10勝からさらなる上積みを期待できる。
大竹は来春キャンプで、積極的に野手陣との交流を図るつもりだ。

僕をどうやって打っていたんですか?移籍1年目から結果を出すために、大竹はプライドをかなぐり捨てて、
新たなチームメートに自身の攻略法を聞いて回る。

「聞いてみたいのは、全員ですよね。どういうふうに自分を見ていたか聞いてみたい。
カープの時も(石井)琢朗さんが移籍してきた時にそういうことも聞いたので」

きのうの敵はきょうの友。大竹はつい2カ月前まで敵として対戦した巨人の打者に興味津々だ。
きっかけは今月6日に大阪で行われたミズノのアンバサダー会議だった。移籍決定直後に村田ら巨人ナインと対面。
その際に大竹の投球についての話題になり、自分がどう見られていたか聞いてみたくなった。
その時はわずかな時間で深くは話せなかったため、来春キャンプでより深い話を聞くつもりだ。
「今までずっと対戦していた人なので、僕も言えることであればお話ししたいし、僕の方こそ聞きたい。プラスになる」と
キャンプでの情報交換を心待ちにしている。

大竹は巨人打線について「坂本には打たれていますし、阿部さんでしょ、村田さんも」と苦手意識を吐露した。
実際、今季は坂本に4打数4安打の打率10割と打ち込まれ、村田にはプロで対戦した打者の中で最多の8本塁打を許している。
打者目線からの印象、攻略法を聞き出せば、他球団に対してこれまでとは違った対策を講じることが可能になる。

チームからは昨年2桁勝利を挙げた内海、杉内、菅野に続くローテーションの柱として期待されている。
「背番号くらい勝ちたい」と入団会見で自身に課した17勝のノルマへ向け、なりふり構わず、貪欲に新しい情報を吸収していく。

2013年12月31日 スポーツニッポン掲載


亀井4割!村田は8発 大竹打ち込んだG打線
広島時代の大竹は巨人の中でも特に亀井、坂本、長野に対して分が悪く、今季までの通算打率はいずれも3割を大きく上回った。

横浜時代から対戦した村田に対しては、打率.289ながら、プロで対戦した全打者中最多の8本塁打を喫している。
また西武に在籍していた片岡にも、交流戦で通算.381とよく打たれていた。

2013年12月31日 スポーツニッポン掲載

大竹、阿部ら主力に自分の弱点ヒアリング
巨人大竹寛投手(30)が30日、“聞き取り調査”を敢行する意向を明かした。
「自分のクセや投球がどう見えているのか、特に坂本、阿部さん、村田さんに聞いてみたい」と、レベルアップのための弱点を聞き出す。
今季、村田には6打数2安打、阿部は3打数1安打。坂本には4打数4安打と、打ち込まれている感じは否めない。
「何で打たれているのか、自分だけでは分からない部分がある」と、リーグを代表する打者ならではの視点を参考にしない手はない。

昨年は、12月に結婚したこともあり、自主トレを満足にこなせなかった。
だが、今年は「例年より早い調整」と言うように、12月中旬から肩作りに取り組み、早めのブルペン入りに備えている。
「みんなからいろんなことを吸収して自分の投球の幅を広げる参考にしたい」。
“広島大竹”を研究し、新たに最強の“巨人大竹”を作り上げる。

2013年12月31日 日刊スポーツ掲載

大竹、元・天敵から学ぶ!坂本、阿部、村田らに助言要請
広島からFAで巨人に加入した大竹寛投手(30)が、新たなチームメートに「聞き取り調査」を行っていくことを明かした。
「どういうふうに自分のピッチングを見ていたのか聞いてみたい」と坂本や阿部、村田らの名前を挙げ、味方になった強力打線に助言を要請。
「元・天敵」からの生きた情報に自らの考えを合わせ、移籍1年目のマウンドに臨む。

ライバルだった男たちは自分をどう思い、いかに攻略しようとしていたのか。大竹は貪欲だった。
村田が「広島が巨人に対し、どんな攻め方をしていたのか聞けるのは大きい」と話していたことを知ると、
「これまで対戦してきた人たちなので、言えることがあれば言っていきたい。
何より僕の方が絶対にプラスになる。ありがたいことです」と目を輝かせた。

今季、大竹は巨人戦2試合先発し1勝1敗、防御率は3・00。数字だけを見れば、まずは抑えていたと言っていい。
それでも「選手全員に聞いてみたいですね。坂本、阿部さん、今季は村田さんにも打たれました」と苦笑い。
中でも坂本には4打数4安打。CS最終ステージでも本塁打を打たれるなど完全にカモにされた。
村田は昨季まで抑えていたが、今季は6打数2安打。通算で許した20安打中8発を浴びただけに貴重な機会となりそうだ。

お互いが相手に感じていた情報を交換する意味は大きい。
広島時代の09年、石井琢が横浜(現DeNA)から移籍してきた際も、同様に話を聞いた経験がある。
「こういうところに投げたら抑えられる、抑えられないというのが確認できる。そういう機会がなければ分からないことですから」。
得意とするシュートの使い方、配球の傾向、打者の得意なコース、球種などの情報を重ね合わせることで、
さらに投球の深みを増したいところだ。

年末のこの日は休養に充てたが、今オフは肩を休めず調整中で年明けに愛知・豊橋市内で始動する予定だ。
すでに年内のイベントで村田や亀井に会い話もできた。「まずはしっかりあいさつをして、いろいろなことを吸収する。
自分をしっかりもって、聞いて、なじんでいきたい」。移籍1年目から結果を残すため準備に余念がない。

2013年12月31日 スポーツ報知掲載
大竹寛 22期 現:読売
村田、大竹と不敗神話作る!「FA=力み」打って取り除く
巨人の村田修一内野手(33)が29日、広島からFA加入した大竹寛投手(30)と不敗神話を作る意欲を見せた。
他球団からFAで巨人入りしただけでなく、弟の高規さん(30)と大竹は1983年生まれの同級生という縁もある。
「FAで巨人に入ってきた選手の気持ちは分かる。弟と同じ年だし、いい形で援護できれば」。
新天地でのアニキ分として、大竹の勝ち星を量産していく考えだ。

FA戦士に対する強力援護は、すでに実証済みだ。
今季、杉内(11年オフにソフトバンクからFA加入)が先発した試合では、92打数33安打の打率3割5分9厘、
8本塁打、18打点と打ちまくった。
「(杉内は)同じ福岡出身だし、自然と力が入る。大竹くんは『期待に応えないと』という気持ちで投げるだろうし、
早い段階で点を取って楽に投げさせたい」。2ケタ勝利を期待される右腕を思いやった。

33回目の誕生日だった28日には生まれ故郷の福岡へ空路で帰郷し、家族とともに祝った。
「大竹くんのシュートをもう攻略しないでいいと思うとホッとする」。
実力を認めているFA右腕を援護すべく、男・村田がバットに火を噴かせる。

2013年12月30日 スポーツ報知掲載
春季キャンプの日程を発表 宮崎と沖縄で2部制
巨人は27日、2014年春季キャンプの日程を発表した。
1軍は2月前半を宮崎、後半を沖縄で過ごす2部制となり、1軍メンバーは1月28日に宮崎で合同自主トレを開始する。
2月1日にキャンプインし、14日に沖縄に移動。15日から沖縄セルラースタジアム那覇で練習する。27日まで沖縄キャンプを行う。

1軍は16日に韓国SK、18日に中日、20日に韓国LG、25日に韓国サムスン、26日に広島と練習試合が、22日にDeNA、
23日に楽天とのオープン戦が組まれている。練習試合、オープン戦の球場は、ともに那覇セルラースタジアム。

2軍は1月27日から29日までG球場で合同自主トレ、2月1日から28日まで宮崎でキャンプを行う。
休養日は1、2軍同じで2月5、10、14、19、24日。なお、すべてのスケジュールは変更になる可能性がある。

2013年12月28日 スポーツ報知掲載
西武、キャンプ日程発表 主力組は宮崎・日南で
西武は27日、来年の春季キャンプの日程を発表した。主力組のA班は2月1日から21日まで宮崎県日南市で、
B班は2月1日から20日まで高知県高知市春野で行う。

2013年12月27日 スポーツニッポン ネット配信
巨人、キャンプ日程発表
巨人は27日、来春のキャンプを宮崎市で2月1日から13日まで、那覇市で15日から27日まで実施すると発表した。
那覇市ではオープン戦と練習試合を計7試合行う予定。

1軍メンバーはキャンプに先立ち、1月27日から宮崎市で合同自主トレーニングを行う。

2013年12月27日 スポーツ報知 ネット配信
赤坂和幸 28期 現:中日
台湾Wリーグ参加の中日3選手が帰国報告
台湾のウインターリーグに参加していた中日の浜田達郎投手(19)、川崎貴弘投手(20)、赤坂和幸外野手(24)と
小笠原孝投手コーチ(37)が25日、球団事務所を訪れ佐々木球団社長に帰国報告を行った。

報告後の会見で浜田は「秋季キャンプで取り組んできたことを試すことができた」、
川崎は「フォークボールのコツをつかんだ」とそれぞれ収穫を語った。
リーグ7位の打率・318を記録した赤坂は「この打撃を自分のものにして、来季につなげたい」と14年シーズンを見据えていた。

各球団の連合で臨んだ日本チームはリーグ戦1位の成績を残し、同2位の韓国との優勝決定戦に敗れた。

2013年12月25日 スポーツニッポン ネット配信
【ソフトB】筑後市にファーム本拠地を移転
ソフトバンクは25日、2、3軍のファーム本拠地の移転先を福岡県筑後市に決定したと発表した。
球団側が新球場や雨天練習場などを建設し、2016年からの移転を目指す。
記者会見した舘賢治取締役は「16年シーズンから本格供与できるか、コストで有利か、がポイントになった」と選考理由を説明した。

移転先は九州新幹線筑後船小屋駅近くにある約7ヘクタールの土地。
舘取締役は「今までしにくかったネーミングライツや広告看板の制約はなくなる」と話し、事業の拡大に意欲を示した。

ソフトバンクは現在の本拠地として利用している福岡市東区の雁の巣球場の老朽化などを理由に、8月に異例となる移転先の公募を開始。
球団によれば、佐賀、長崎、熊本、大分を含む5県33の自治体が誘致を表明し、筑後のほか、福岡、北九州、宮若の福岡県内4市に候補を絞っていた。

2013年12月25日 スポーツ報知 ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
今成、糸井らと浜松自主トレ「まず下半身」
阪神・今成が23日、大阪市内でファンクラブのクリスマス会に参加した。
今成は来年1月に浜松で行う自主トレで、糸井(オリックス)ら日本ハム時代のメンバーと行うことを明かした。
「打撃もあるけどまず下半身。午後まで、とにかく走りますよ」。
500メートルの坂道ダッシュで脚力を鍛え、ノックも数多く受ける予定だ。

2013年12月24日 サンケイスポーツ掲載


今成、超人ボディーでレギュラー奪取だ
阪神今成亮太捕手(26)がレギュラー奪取へ、超人ボディーを手に入れる。
23日、能見とともにトークショーに参加。年明けからは静岡・浜松でオリックス糸井らと自主トレを行う計画を明かした。
「走り込み中心に、下半身強化ですね。500メートルくらいずっと上りっぱなしの『天竜の坂』という名物コースがあるんです。
終わったら息ができませんよ」。
球界の超人と言われるほど身体能力抜群の糸井とともに、徹底的に体を鍛え、三塁定位置奪取への足固めをする。

2013年12月24日 日刊スポーツ掲載
豊田拓矢 25期
豊田投手「活躍する姿で恩返し」 西武入団、激励会で抱負
ドラフト3位指名を受けて西武への入団が決まったTDKの豊田拓矢投手(26)=浦和学院高-上武大=の激励会が20日、
にかほ市の温泉旅館「いちゑ」で開かれた。豊田投手はチームメートや職場の同僚ら約100人の前で
「お世話になった秋田に感謝しつつ、プロの世界で活躍できるよう頑張りたい」と決意を述べた。

乾杯の後、2011年にTDKから横浜に入団した大原慎司投手(28)=明秀学園日立高-常磐大=が飛び入り参加。
突然の登場に驚く豊田投手に向け「プロの世界は想像以上に華やかで、厳しい。
来年は交流戦のグラウンドで会えるよう頑張ってほしい」と語り掛けた。

豊田投手は「秋田で過ごした5年間で、野球以外にも多くのことを学んだ。活躍する姿を見せることが恩返しになると思う。
TDKが来年も都市対抗で活躍することを願いながら、自分も頑張りたい」と力強く語った。

2013年12月21日 秋田魁新報掲載
大竹寛 22期 現:読売
大竹デビューは開幕3連戦 本拠阪神戦へ「ローテ入りたい」
巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が20日、愛知・豊橋市内の愛知大グラウンドで
青木高広投手(32)とともに自主トレを公開した。
開幕カードの阪神3連戦(東京D・3月28日から)での本拠地先発デビューの青写真も披露。
この時期としては異例の「6、7割」の強さで約50メートルのキャッチボールを行うなど、
ハイペース調整で宮崎キャンプ初日でのブルペン入りを目指す。

寒風吹きすさぶ中、大竹はジャージーの上着を脱ぎ捨てた。熱がこもったキャッチボール。
伸び上がる球筋が約50メートル先、青木のグラブに吸い込まれた。
「シーズン中の6、7割。今年は休まず投げて肩の可動域と筋力を維持したい。移籍1年目という意識もあります」。
昨年は自身の結婚式などもあり、年末は肩を休めていた。しかし新天地でスタートする来季へ意気込みは違う。

その先に見据えるのは開幕カード、伝統の一戦だ。阪神戦はこれまで通算39試合で10勝13敗、3セーブで防御率は3・83だ。
今季も5戦2勝2敗と相性のいい相手ではないが、「開幕ローテに入りたい。阪神戦は、やはり違う雰囲気があると聞いています。
しっかり合わせて体をつくりたい」と意欲を見せた。
一発が出やすいといわれる東京Dについても「三振をバッタバッタ取る投手じゃないので、より低めに投げる意識が大事。
シュートが生命線になる」と、ゴロを打たせる投球術に磨きをかけるつもりだ。

原監督は2月1日、宮崎キャンプ初日に100%の状態を全選手に指示している。スロースターターの右腕もマイペース調整は返上。
「肩を休めてしまうと投げ始めがしんどい。できるのがキャンプ終盤くらいになってしまう。100%で動ける状態にしたい。
ブルペンにも入れる状態にしたい」ときっぱり。初っぱなから2年連続2ケタ勝利の実力をアピールしていく。

この日は、広島時代から親交がある青木の母校である愛知大で約3時間汗を流した。入団発表から約2週間。
「いろいろ声をかけられて巨人ファンは各地に多いんだなと実感しています。やらなくちゃいけないという気持ちです」。
本拠地での先発デビューを勝ち取るため、大竹はもう臨戦態勢に入っている。

2013年12月21日 スポーツ報知掲載


G大竹、開幕“伝統の一戦”投げる
広島から巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が20日、来年3月28日からの
開幕カード3連戦(東京ドーム)での先発に意欲を示した。
「開幕にしっかり合わせたい。開幕をしっかり見据えてやっていきたい」と決意を語った。

開幕3連戦の相手は阪神。FA右腕にとって“伝統の一戦”は想像もつかないようだ。
「(今年、広島から巨人に移籍した)青木さんに聞いたら『すごい雰囲気』ということでした。まだ分かりません」と話した。

母校・浦和学院の後輩である阪神・今成が、大竹に対し「伝統の一戦で戦えたら」と対戦を熱望した。
大竹は今成に通算9打数4安打と打ち込まれている。
「あいつによく打たれるんですよ」と苦笑いしながらも「『はい、分かりました』と
(今成に)言っておいてください」と受けて立つ構えだ。

この日は愛知県豊橋市の愛知大で青木とともに自主トレした。
来季に向け「注目されるだろうし、やらないといけない、という気持ちです」と決意を新たにしていた。

2013年12月21日 デイリースポーツ掲載

巨人・大竹 マイペース返上 都内への引っ越しも終了
広島からFA宣言して巨人に移籍した大竹が、愛知県豊橋市のグラウンドで
チームメートの青木とともに約2時間の自主トレを公開。マイペース返上を誓った。

肩や肘に故障歴があり「これまで12月はあまり投げたことがなかった」が、体幹トレーニングや走り込みを行った後、
キャッチボールは50メートルの距離まで伸びた。

「キャンプで自分の課題に取り組める体をつくっていかないと。状態は60%くらいだけど、
今年は投げながら肩の筋力を維持していきたい」。
例年「肩ができあがるのはキャンプが終わるころ」というスロースターターだが、
新天地で迎える来季の責任が早めの調整に表れた。
数日前に都内への引っ越しも終えた右腕は、来年2月1日のキャンプインのブルペン入りも明言した。

2013年12月21日 スポーツニッポン掲載

G大竹、新天地へ向け準備万端!1000円カットでスポーツ刈り
「伝統の一戦」でデビュー!? 
広島からフリーエージェント(FA)権を行使して移籍した巨人・大竹寛投手(30)が20日、
愛知・豊橋市の愛知大豊橋キャンパスで行う自主トレを公開した。
髪形も1000円カットでスッキリさせ、例年よりハイペースで調整するなど準備万端。
阪神との来季開幕カード(3月28-30日、東京ドーム)でのデビューに意欲をみせた。

早くも本気モードだ。広島時代の同僚でもある青木との自主トレを公開した大竹は、
約50メートルの距離で力のこもったキャッチボールをくり返した。

「例年より意識的に投げています。肩の筋力を維持したいと思っているので。
キャンプでしっかり自分の練習ができて、課題に取り組める体を作らないといけない」

ここ数年はキャンプインから肩を作り、終盤から投げ込むペースだったが、
現在も6、7割の力でのキャッチボールを続ける。
例年以上のハイペースは、来年2月1日のキャンプインから首脳陣にアピールするためだ。

新天地へ向けて、準備万端だ。都内への引っ越しも終わり「やっと落ち着いた」。
3年総額5億円で移籍した右腕は、前日に夫人の実家近くにあった10分で散髪する
通称「1000円カット」でスポーツ刈りにしたことを明かし、
青木から「そんなとこで切るなよ」と突っ込まれる場面も。
自主トレ公開を前にしての散髪は「常に紳士たれ」という巨人の教えを意識したからだ。

「伝統の一戦」でのデビューにも意欲をみせた。開幕カードは10年ぶりとなる阪神戦(東京ドーム)。
相性は決していいとはいえないが「開幕にはしっかりあわせたい。(阪神戦が)すごい雰囲気だというのは、
青木さんから聞いています」。
本拠地での「伝統の一戦」で、阪神打線を封じる。これ以上のデビューはない。

2013年12月21日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:読売
巨人入りの大竹が自主トレ公開「もちろん先発ローテにいたい」
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言して巨人入りした大竹寛投手(30)が20日、愛知県豊橋市内で
チームメートの青木高広投手とともに自主トレを公開した。
約2時間みっちりと汗を流し「キャンプでしっかり自分の課題に取り組める体をつくっていかないと」と充実した様子だった。

体幹のトレーニングや走り込みを行った後には「今年は投げながら肩の筋力を維持したい」とキャッチボールで感触を確かめた。
最近は引っ越しなどで忙しい日々を送っていたといい「休ませすぎるとしんどい。青木さんに誘ってもらって自分としてはプラス」と話した。

新たな環境で開幕を迎える右腕は「もちろん1軍の先発ローテーションにいたい」と力を込めた。

2013年12月20日 スポーツニッポン ネット配信


【巨人】大竹が青木との自主トレ公開
広島から巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が20日、愛知・豊橋市内の愛知大で自主トレを公開した。

広島時代のチームメートで、同大学出身の巨人・青木高広投手(32)と一緒にランニング、キャッチボールなどで体を動かした。
大竹は「キャンプでしっかり、動かせる体をつくらないといけない。寒いけど、休んでいたら、体力は落ちていくのでね」と話した。

2013年12月20日 日刊スポーツ ネット配信

G移籍の大竹、元同僚・青木と自主トレ
広島から巨人にFA移籍した大竹寛投手が20日、愛知県・豊橋市内の愛知大学で自主トレを公開した。

広島時代のチームメートで、愛知大出身の巨人・青木高広投手と一緒にランニング、キャッチボールなどを行い、じっくり体を動かした。
FA右腕は「例年よりは意識的に投げてます。キャンプでしっかり自分の練習ができて、
課題に取り組める体をつくらないといけない」と語った。

さらに「青木さんが誘ってくれて、(愛知大で自主トレを行い)自分にとってプラスです」と先輩に感謝していた。

2013年12月20日 デイリースポーツ ネット配信
石井義人 17期 現:読売
石井、来季目標「1000試合」 大台まで68試合
巨人・石井義人内野手(35)が、来季の目標を1000試合出場に定めた。
現在、プロ通算932試合で、大台まで残り68試合。
「1000試合はずっと目標にしてきた。来年こそは達成したい」と意気込み
「体もバットもスリムになるよ」と明かした。

バットは重さ870グラムで従来と変わらないが、木の皮を2枚ほど削り、約0・4ミリ細くした。
「バットの重心が少し上になるから、ヘッドを利かせて打てるようになる」と説明。
今季は62試合に出場したが、打率は2割3厘と低迷した。
体が前に突っ込む悪癖が出ていたと分析。新バットで修正する。体重も2キロは減量するという。

19日はG球場でマシンを相手に打ち込んだ。
来年1月には毎年恒例の元世界王者・鬼塚勝也氏とボクシングトレを行う予定だ。

2013年12月20日 スポーツ報知掲載
福岡ソフトバンク 春季キャンプの日程発表
ソフトバンクは19日、来春のキャンプは2月1日から27日まで宮崎市の生目の杜運動公園で行われると発表した。
主力中心のA組、その他のB組の組分けは1月下旬の監督・コーチ会議以降に発表される。

2013年12月19日 スポーツニッポン ネット配信
2・16 初開催の石垣で開幕 来季オープン戦日程発表
プロ野球のセ、パ両リーグは17日、来年のオープン戦の日程を発表した。
沖縄県石垣市で初開催となる2月16日のロッテ―オリックスの1試合で幕を開ける。

同22日の6試合で本格的に始まり、今季日本一の楽天はヤクルト、セを連覇した巨人はDeNAと対戦。
今季よりも10試合少ない計101試合が組まれ、3月23日まで行われる。
最多はソフトバンクとオリックスの19試合で、最少は広島の12試合。
15試合予定されているナイターは全てドーム球場で実施される。

公式戦は3月28日に4年連続で両リーグが同時開幕する。

2013年12月17日 スポーツニッポン ネット配信
亜州冬季棒球聯盟2013
(アジアウインターリーグ2013)

11月26日~12月23日
台湾:台中洲際棒球場・桃園国際棒球場・斗六棒球場


赤坂和幸 28期 現:中日
参加
試合開始予定時間は現地時間(日本との時差-1時間)

日 時 球 場 試合開始 対   戦
11月26日 台中 18:00 日本 3-8 台湾
★赤坂和幸 3打数 1安打 打点0 打率.333
27日 18:00 日本 5-4 台湾
★赤坂和幸 5打数 4安打 打点1 打率.625
ゲームMVP獲得!
28日 18:00 日本 5-3 ドミニカ
★赤坂和幸 3打数 0安打 打点0 打率.455
29日 18:00 日本 15-0 ドミニカ
★赤坂和幸 8回裏守備交代により出場
30日 18:00 日本 13-3 韓国
★赤坂和幸 3打数 2安打 打点0 打率.500
12月1日 桃園 18:00 日本 6-3 韓国
★赤坂和幸 5打数 2安打 打点0 打率.412
2日 休日
3日 斗六 12:00 日本 9-5 ドミニカ
★赤坂和幸 5打数 2安打 打点0 打率.409
4日 12:00 日本 16-8 ドミニカ
★赤坂和幸 2打数 2安打 打点1 打率.458
5日 台中 12:00 日本 7-1 韓国
★赤坂和幸 5打数 1安打 打点1 打率.414
6日 12:00 日本 8-5 韓国
★赤坂和幸 4打数 2安打 打点0 打率.424
7日 桃園 18:00 日本 0-8 台湾
★赤坂和幸 4打数 1安打 打点0 打率.405
8日 台中 18:00 日本 16-4 台湾
★赤坂和幸 8回裏 守備交代により出場
9日 休日
10日 斗六 18:00 日本 0-0 韓国
★赤坂和幸 4打数 0安打 打点0 打率.366
11日 18:00 日本 9-4 韓国
★赤坂和幸 3打数 0安打 打点1 打率.341
12日 台中 12:00 日本 4-0 台湾
★赤坂和幸 4打数 0安打 打点0 打率.312
13日 12:00 日本 3-8 台湾
★赤坂和幸 1打数 0安打 打点0 打率.306
14日 斗六 12:00 日本 5-0 ドミニカ
★赤坂和幸 3打数 2安打(本塁打x1) 打点2 打率.327
15日 休日
16日 台中 18:00 日本 7-0 ドミニカ
★赤坂和幸 4打数 1安打 打点0 打率.321
17→20日 台中 18:00 日本 5-0 台湾
★赤坂和幸 3打数 1安打 打点0 打率.322
18日 台中 18:00 日本 18-0 ドミニカ
★赤坂和幸 5打数 2安打 打点2 打率.328
19日 12:00 日本 0-1 韓国
★赤坂和幸 8回裏 守備交代により出場
チーム 勝-敗-分 勝率 ゲーム差
日本 15-4-1 .789
韓国 11-8-1 .579 4.0
台湾 8-12-0 .400 7.5
ドミニカ 5-15-0 .250 10.5
優勝決定戦
21日 台中 18:00 日本 2-6 韓国
★赤坂和幸 2打数 0安打 打点0 打率.318
契約更改
氏名 球団 増減 更改日
須永英輝 24期 読売 -10% 11月8日
赤坂和幸 28期 中日 ±0%(育成契約) 11月13日
南 貴樹 31期 福岡ソフトバンク -20%(育成契約) 11月13日
今成亮太 26期 阪神 +67% 11月25日
石井義人 17期 読売 -21% 12月2日
坂元弥太郎 21期
西武・坂元が現役引退 トライアウト参加も獲得球団現れず
西武から戦力外通告を受けていた坂元弥太郎投手(31)が今季限りで現役を引退することが13日、分かった。
10月2日に戦力外通告を受け、2度の12球団合同トライアウトに参加したが、獲得する球団はなく、引退を決めた。

「まだ野球がしたかったけれど、やれることはやったと思って決めた。悔いはありません」と話した。

同投手は浦和学院(埼玉)3年夏の甲子園1回戦・八幡商(滋賀)で大会タイ記録(当時)の19三振を奪って一躍脚光を浴びた。
00年ドラフト4位でヤクルトに入団。08年に交換トレードで日本ハムに移籍。同年に救援で自己最多の6勝を挙げた。
その後、横浜(現DeNA)、西武でプレー。昨年7月に右肘を手術し、今季は11試合の登板に終わった。
プロ13年で通算238試合、19勝20敗、防御率4・37。今後は一般企業への就職を目指す予定。

2013年12月14日 スポーツニッポン掲載
今成亮太 26期 現:阪神
オフも猛練習!阪神・今成、小谷野に弟子入り志願
阪神・今成と伊藤隼が13日、サンテレビ「熱血! タイガース党」に生出演。
今成は正月に、古巣日本ハムの先輩、小谷野らと創価大で1日限定の合同自主トレを行う予定で、「三塁がめちゃくちゃ上手い。
ボールが来たときの反応や送球について色々と聞きたいことがあります」と
3度のゴールデングラブ賞を獲得した三塁の名手に弟子入り志願。
また伊藤隼は「(シーズン中と比べて)バットの振る数を減らさないように練習しています」とオフも鳴尾浜で猛練習する。

2013年12月14日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
虎・今成、サヨナラ男目指す!今季対戦した抑え投手すべて攻略
阪神・今成亮太捕手(26)が12日、俊介外野手(26)とともに、大阪・泉大津市内の知的障害者施設
「ワークショップかりん」を訪問。来季はサヨナラ打を放つことを誓った。

「サヨナラ打は記憶にないですね。来年は打てるようにがんばります」

資質は十分だ。今季は対戦した抑え投手をすべて攻略した。岩瀬(中日)に2打数1安打。
ミコライオ(広島)とソーサ(DeNA)に2打数2安打と抜群の成績。

「いい投手になるほど気持ちが入るし、接戦で出る投手。そういうところで打ちたいという目標はありました」

この日は約60人のファンと交流。野球にちなんで、9個のゲームで俊介と対決した。
1つのアトラクションを1イニングに見立てて得点を加える形式。
同点に終わったため、後攻を務めた今成にとっては悔しい。ならば本業で、というわけだ。
隠れ守護神キラーが、来季はその存在を証明する。

2013年12月13日 サンケイスポーツ掲載
豊田拓矢 25期
【西武】ドラ1森は「10」新人背番号発表
西武の新入団選手発表会が12日、埼玉・所沢市内で行われ、新人7選手がファンにユニホーム姿を初披露した。

ドラフト1位の森友哉捕手(18=大阪桐蔭)は背番号「10」に決定。
2位の山川穂高内野手は「33」、
3位の豊田拓矢投手は「19」、4位の金子一輝内野手は「56」、
5位の山口嵩之投手は「40」、6位の岡田雅利捕手は「37」、7位の福倉健太郎投手は「50」に決まった。

2013年12月12日 日刊スポーツ ネット配信 
今成亮太 26期 現:阪神
今成と俊介が介護施設でふれあい
阪神今成亮太捕手(26)と俊介外野手(26)が、大阪・泉大津市の生活介護施設「ワークショップかりん」を訪問した。

球団として今年で5度目、2人にとっては初めての訪問。
子供のころの夢を語ったり、有名選手のものまねをしてだれのものかをあて合うなど、楽しい時間を過ごした。
最後に来季の抱負を色紙に書いて披露。
俊介は「レギュラー定着」を、今成は「144試合に出場しレギュラーを取る」と書き、大きな拍手を浴びていた。

2013年12月12日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:読売
G大竹 あるぞ虎との開幕3連戦先発!
広島から巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が、来年3月28日からの阪神との開幕カード(東京ドーム)で
先発する可能性が10日、浮上した。

大竹は今オフの“目玉補強”。そんな右腕をいきなり伝統の一戦で投入するプランが浮上した。
大竹を開幕カードで激突する阪神との3連戦で先発させることについて、川口投手総合コーチは
「可能性は十分、ありますよ」と明かした。

現状のチームの戦力を考慮するとエースの内海、2年目でさらなる飛躍を目指す菅野が開幕カードの先発有力候補だろう。
そんな中、新たな候補として名前が挙がっているのがFA右腕なのだ。

広島に在籍した今季の阪神戦は2勝(2敗)、防御率3・09。
川口投手総合コーチは「(大竹は)開幕に合わせてくるわけだからね」と説明した。
実績のある右腕が阪神を相手にする開幕に照準を合わせれば、伝統の一戦がさらに注目されることは間違いない。

4日の巨人の入団会見で大竹は「あくまでも開幕でいい状態で、シーズンに向けて戦える体を一番に目指して」と誓った。
万全の状態にして挑む公式戦。FA右腕がいきなり虎を制圧すれば、来季の開幕ダッシュに弾みがつきそうだ。

2013年12月11日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
今成 目標は先輩大竹の打倒「“伝統の一戦”で戦いたい」
阪神・今成亮太捕手(26)が7日、今オフFA権を行使して広島から巨人へ移籍した大竹の打倒を来季目標のひとつに掲げた。

「連絡は取っていませんが、巨人へ移籍されたので来年からは“伝統の一戦”で戦いたい」。
浦和学院の4学年先輩とは毎冬に開催されるOB会で顔を合わせ、食事を共にしたこともある間柄だ。
対戦を振り返れば、今季は8打数3安打、阪神へ移籍した昨季を含めれば通算9打数4安打の好成績が残る。

「今年に限っては広島戦での相性がよかったというのもあった。来年はどうなるか分からない。いいイメージを持って対戦できるようにしたい」

来季は大竹を加えた巨人と開幕カードで激突。
「最初の3試合で投げる可能性もあると思う。自分が(開幕から)出られるか分からない。出られるように頑張りたい」。

この日は第9回タイガースカップの閉会式に出席し優勝旗、金銀メダルの贈呈役を務め「一生懸命に野球をやっている姿を見て、
そういう気持ちを忘れてはいけないと思った」と初心に回帰。今秋から挑戦する三塁の定位置獲得へ決意を新たにした。

2013年12月8日 スポーツニッポン掲載
今成亮太 26期 現:阪神
今成、少年野球観戦で初心に返る
阪神今成亮太捕手(26)が7日、第9回タイガースカップ2013少年野球関西NO・1決定戦の閉会式で、プレゼンターを務めた。

優勝旗の贈呈や優勝、準優勝の記念メダルを選手1人1人の首にかけた。

延長サヨナラで劇的な終わり方だった決勝戦。観戦していた今成は
「一生懸命に野球をやっている姿を見て、そういう気持ちを忘れちゃいけないなと思いました」と話した。

2013年12月7日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:読売
大竹、グラブ一新!赤からGカラー「オレンジ」へ
広島から巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が6日、大阪市内のホテルで開催されたミズノ社のスタッフ会議
「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に出席。
来季から自身の使用するグラブをカープカラーの赤から、ジャイアンツカラーのオレンジに新調することを決めた。
ほかの用具にもオレンジを取り入れていくことを明かした右腕は、同じく会議に参加した菅野智之投手(24)、
村田修一内野手(32)、長野久義外野手(29)らと談笑するなど早くもチームに溶け込んでいた。

入団会見からわずか2日。大竹は身も心もジャイアンツ一色だった。
各球団の主力選手が出席、来季に向け、用具の変更などを話し合う会議を終えると、うれしそうに切り出した。
「形は変わらないですけど、グラブの色を赤からオレンジにします。
赤は卒業というわけではないですが、心機一転。なるべくジャイアンツの色にします」。
スパイクは赤から黒となるが、アップシューズなどにも“巨人愛”を配色していく。

それだけではない。大竹はチームに対する理解を深めようと必死だった。
「携帯サイトにも入りました」と、球団のニュースなどが閲覧出来る公式サイトの「モバイルGIANTS」に
月額210円を払い加入したことを告白。
新たなチーム、仲間のことを事前に“予習”する真面目な一面をのぞかせた。

この日はメーカー側から用具の説明を受けるグループが菅野と一緒となり、たびたび談笑。
面識はあったが「ここまで話したのは初めて。住まいのことなどを聞きました。
話しやすかったですし、『何でも聞いて下さい』と言ってもらってうれしかった」と笑った。
ほかのG戦士ともあいさつを交わし、選手会長の村田とは電話番号の交換も済ませた。

巨人のユニホームを着てプレーする日に向けて、順調過ぎるスタートだ。
「一つ一つ進んでいっているな、という感じがします」とうなずいた。
チームメートのおもてなしに感謝し、また、新たな使命も感じた。
「アットホームな雰囲気だ、と聞いていましたけど、本当にそうですね。
そこに甘えていないでしっかりやらないといけない」。
巨人・大竹は、1年目から結果を残すための準備を整えている。

2013年12月7日 スポーツ報知掲載


大竹の巨人愛!大好物ラーメン断ち&グラブはオレンジ色
新天地での決意だ! 広島からフリーエージェント(FA)権を行使して移籍した巨人・大竹寛投手(30)が
6日、大阪市内で行われた「ミズノ ブランド アンバサダーズ ミーティング」に出席。
巨人の選手として初めて公の場に登場した右腕は、大好物であるラーメンを断つと誓った。
さらにはグラブをオレンジ色にすることも宣言し、移籍初年度に向けて意気込んだ。

G党の大歓声を受けるためには、大好物だって我慢する。大竹はラーメンの話を振られると一瞬表情を崩したが、すぐに引き締め直した。

「(東京にはラーメン店が)いっぱいあるんですよね。でも、誘惑を断ち切らないと太ってしまう。僕はやらないといけないので」

広島時代は関東遠征の際、外国人選手や若手を引き連れて名店を回ったほどのラーメン好き。
特に濃厚な味の「家系」が好みだ。
それを知った原沢球団代表兼ゼネラルマネジャーは入団交渉の際に、ガイドブックを手渡したほど。
東京には池袋、高田馬場、新宿と激戦区が数多くあるが、名店巡りもお預けだ。

ジャイアンツの一員になるため、道具もチェンジする。
この日、自身がブランドアンバサダー契約を結んでいるミズノ社のミーティングに出席。
広島時代は赤のグラブを長年使用していたが、来季からは「気持ちを新たに」とオレンジに変える
。巨人選手として“初仕事”に臨んだ右腕の気持ちは、すっかり巨人カラーに染まっている。

ミーティングでは、同僚となった菅野と親交を深めた。
実際に会って話すのは、今年のオールスター以来。
「よろしくお願いします」とあいさつされた大竹は「トモ(菅野)は話しやすかったし、
住む場所はどこがいいとか聞いた」と話に花を咲かせた。

「一つ一つ進んでいる」。巨人・大竹がひのき舞台で輝くための土台を少しずつ、確実に整えていく。

2013年12月7日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:読売
大竹「背番号くらい勝てるように」 15勝期待の原監督
広島からFA権を行使して巨人入りした大竹寛投手(30)が4日、都内ホテルで入団会見に臨んだ。
同席した原辰徳監督(55)から15勝のノルマを課せられたが、大竹は背番号と同じ17勝を高らかに宣言した。

和やかに進んだ入団会見。21分が過ぎた時、原監督が大竹に公開ノルマを課した。
「この場を借りて言わせていただくなら、15勝を期待したいと思います。
打線もしっかり援護して彼を15勝するピッチャーに育てる」。
表情を崩さずにいた大竹に、指揮官はすかさず「それを受けて大竹君どうですか」と水を向けた。
間髪入れずに大竹は「背番号くらい勝てるように頑張りたい」と指揮官のノルマを自ら上方修正。
原監督が思わず「心強い」と笑みをこぼすほどの力強さだった。

今オフの補強の最優先事項だった大竹獲得。
3年総額5億円の条件に加え、広島で12年背負った背番号17を提示するなど誠意を持って迎え入れた。
大竹は「先発でとにかく1年間ローテーションを守り続ける。日本一目指してその力になれるようにしたい」と意気込んだ。
今季は10勝10敗ながら、6回を自責点3以内に抑えるクオリティースタートが17試合。
打線の援護さえあれば、17勝も十分狙える数字だ。

原監督とグータッチも交わした右腕。
「いつも優勝争いをしているし、一言で言えば強い。チームが勝てるように必死に投げたい」。
会見後、丁寧に一礼して会場を後にした生真面目な男が口にした、決意の17勝宣言だった。

2013年12月5日 スポーツニッポン掲載


大竹、17勝宣言!「背番号ぐらい勝てるように」
巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が4日、都内のホテルで入団会見を行った。
同席した原辰徳監督(55)から15勝の目標を設定され「背番号ぐらい勝てるように頑張ります」。
年間通して先発ローテを守り、指揮官の期待より2勝多い17勝を宣言した。契約は3年総額で5億円以上。

サプライズにも、大竹が動じることはなかった。入団会見の最後。指揮官から切り出された。

原監督「この場を借りて言わせていただくなら15勝を期待したい。
打線もしっかり援護し、15勝できる投手に育てていく。
それを受けて大竹君、どうだ?」

会場が沸く中、堂々と即答した。

大竹「背番号ぐらい勝てるように頑張りたいと思います!」

原監督「心強い!」

今季は10勝(10敗)。自己最多は昨年の11勝だが、17勝は決して不可能ではない。
原沢球団代表兼GMはメジャーで先発投手の基準となるクオリティースタート(QS=6回以上自責3以内)を用いて説明。
大竹は今季68%で、数字上は内海、杉内よりも安定している。「今年、QSを達成して、負け、勝ち負けつかずが7度ある。
10勝10敗という数字は来年そのままにならないだろうと思う」と期待を寄せた。

背番号17のユニホームに袖を通し、原監督とグータッチ。
5月頃からFA宣言の可能性を含めて調査を続け、相思相愛が実現したことを明かした指揮官は
「4月開幕時に85%。月々5%割り増しするくらいのつもりで戦ってくれ」と青写真を描いた。
大竹は「偉大な先輩がつけていた番号。ありがたいし、責任も感じています。まずは1年間ローテを守ることが一番大事」。
目標の17勝へ向け、気を引き締めた。

「広島に絶対勝つ。ぶざまな姿見せたくない」…大竹に聞く
巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が4日、都内のホテルで入団会見を行った。

◆大竹に聞く

Q.入団を決断した理由は?
「埼玉で生まれ育ち、子供の頃から野球中継は巨人戦。初めて見たプロ野球も東京D。そういったところが決め手になりました」

Q.広島への思いは。
「12年間育ててもらった。しっかり結果を出し、いい投球、元気な姿を出せれば。そこを見てもらえればうれしいです」

Q.古巣との対戦はどういう気持ち?
「カープだけには、とにかく絶対に勝ちたいと思っています。ぶざまな姿を見せたくない気持ちはすごくあります」

Q.巨人のイメージは?
「とにかく強い。いつも優勝争いをしている。厳しい争いがあることは覚悟の上で成長していけたらいいと思います」

Q.自らの強みは?
「1年間トータルでいいときも悪いときも、粘り強く投げること。必死で投げるのが強みです」

2013年12月5日 スポーツ報知掲載

巨人入団大竹「カープには絶対勝ちたい」
原監督とがっぷり四つで渡り合った。広島から巨人にFA移籍した大竹寛投手(30)が4日、都内ホテルで入団会見を行った。
推定の条件は3年総額5億円で、背番号は「17」。
会見の終盤、原辰徳監督(55)から「この場をお借りして言います。15勝してほしい」との命を受けた。
直々に「これを受けて、どうでしょう?」と返事を求められた大竹は「背番号くらい勝ちます!」と、
上振れ修正で威勢良く切り返した。

お世話になった広島への思いは断ち切った。「カープにだけは、絶対に勝ちたい。ぶざまな姿は見せたくない」。
原監督をして「野球少年が、そのまま大きくなった印象」の素朴な右腕が情を捨て
「新しい世界に入る。厳しい競争があるが、その中で成長していく」と誓った。
「早い段階から調査していた」と明かした原沢球団代表兼GMは
「先発の軸を固めることで、若い投手が出てくる。波及効果は大きい」と期待した。

2013年12月5日 日刊スポーツ掲載

G・原監督から公開ノルマ15勝!大竹「背番号ぐらい頑張る」
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言して巨人入りした大竹寛投手(30)が4日、
東京・千代田区のパレスホテル東京で入団会見に臨んだ。
同席した原辰徳監督(55)は、記者会見場でシーズン15勝をノルマに設定した。
背番号17のユニホームに初めて袖を通した大竹は、「背番号ぐらい勝てるように頑張ります」と
指揮官の思惑を超える覚悟をみせた。

師走の東京がホットになった。皇居を望む高級ホテルの一室で開かれた入団会見。原監督が大竹に直球を投げ込んだ。

「(会見前の会談で)具体的な数字は言っておりません。この場を借りて言わせていただくならば、15勝を期待したい」

指揮官の口から、突然の15勝指令が飛び出した。
予想外の展開に集まった約50人の報道陣がざわつくなか、原監督がたたみかけた。
「それを受けて大竹くんどうだい?」

それまで「1年間しっかりローテーションを守りたい」と謙虚な言葉を並べていた大竹だが、
指揮官によるまさかの公開ノルマの設定に、「背番号ぐらい勝てるように頑張ります」と胸を張った。
歯切れのいい返答に原監督は「心強い!!」と満足げ。会場がどっと沸いた瞬間だった。

決して高いハードルではない。
大竹は今季10勝10敗ながら、クオリティースタート(6回以上投げて自責点3以内)を達成しながら
勝ち星がつかなかった試合が7回もあった。巨人の強力打線を味方につければ、15勝は可能な数字だ。
「打線もしっかりと援護をする。勝ちにいったときに勝てる投手を目指してもらいたい」と原監督からは必勝指令も飛び出した。
契約は3年総額5億円。背番号はかつて沢村栄治、槙原寛己らがつけた右腕エースの代名詞ともいえる17だ。
先発補強を目指した巨人は大竹の獲得調査を5月ごろから始めるなど、相思相愛だった。

「特にカープだけには絶対に勝ちたい。ぶざまな姿を見せたくない。強い気持ちで投げます」

古巣とも完全決別。憧れ続けた巨人のユニホームに初めて袖を通した30歳は、子供のように無邪気に笑っていた。

2013年12月5日 サンケイスポーツ掲載

【大竹トーク】厳しい競争も覚悟した上の決断、成長していけたら
Q.入団が決まった
「埼玉で育ち、子供のときから、野球中継はジャイアンツ戦を見てきた。
初めてプロ野球の試合を見たのも東京ドームでした。非常に楽しみな気持ちとプレッシャーと両方の気持ちです。
でも楽しみが少し強いです。日本一を目指して、その力に自分がなれるようにしたい」

Q.自身の強みは
「良いときも悪いときも、1年通して粘り強く、1試合に対しても粘り強く、チームが勝てるように必死になれるのが強みだと思います」

Q.巨人の選手と話は
「カープの先輩の青木高広さんとは電話をさせていただきました。同級生の山口とは少しメールをやりとりしました」

Q.巨人のイメージは
「いつも優勝争いをしていて、とにかく強い。新しい世界を知りたいという気持ちもありましたし、
厳しい競争も覚悟した上での今回の決断。そのなかで自分が勉強して成長していけたらと考えています」

2013年12月5日 サンケイスポーツ掲載


大竹投手が入団会見 背番号「17」を背負い「しあわせ」
広島からフリーエージェント(FA)宣言し、巨人移籍が決まっていた大竹寛投手(30)が4日、
東京・千代田区のホテルで記者会見し、新天地での活躍に決意を込めました。
また、背番号は巨人歴代の名投手が背負ってきた「17」に決まり、ユニホーム姿を披露しました。

大竹投手は会見で「こうやって入団会見ができることを幸せに思います。
優勝の力になれるように、自分の野球人生を歩んで行きたい」とあいさつ。
入団を決めた理由について「埼玉で育ち、野球中継は巨人戦。
初めてプロ野球を見たのも東京ドームだった。それが決め手だった」と明かしました。

会見に立ち会った原監督は「きょうを迎えられたということは、2014年度に向かって非常にいいスタート。
相思相愛でジャイアンツを選んでくれたことは、監督としても心強い。巨人軍・大竹投手誕生ということに大変喜んでいる」と歓迎。
原沢代表も「投手陣の整備はどの球団にとっても永遠のテーマ。来年のリーグ優勝、日本一奪回だけでなく、
若い投手を育てる上でも、加入による波及効果は大きい。先発ローテの一角を担ってほしい」と期待を寄せていました。

そして、原監督から背番号「17」のユニホームを手渡されると、この日一番の笑顔を見せました。
槙原寛己氏や高橋尚成氏ら歴代の主力投手がつけた番号を背負うことになり、「しあわせです」と一言。
原監督から「15勝を期待したい」と言われると、「背番号くらい勝てるように頑張ります」と心強く答え、
最後はグータッチで来季の活躍を誓い合いました。

2013年12月5日 読売巨人軍公式サイトより
大竹寛 22期 現:読売
大竹、笑顔の入団会見「背番号くらい勝ちたい」
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言して巨人入りした大竹寛投手(30)が4日、東京都内のホテルで入団記者会見に臨み
「楽しみな気持ちとプレッシャーと両方の気持ち。1年間ローテーションを守り続けることが大事だと考えている」と心境を語った。

背番号は広島時代と同じ「17」に決まった。
同席した原辰徳監督から「15勝は期待したい。打線もしっかり援護する。それを受けてどうだね」と問われると
「背番号くらい勝てるように頑張りたい」と力強く応じた。

2年連続で2桁勝利を挙げ、先発右腕として期待される。プロ入り後の12年を過ごした広島との対戦に向けては
「カープだけには絶対に勝ちたい一心。ぶざまな姿は見せたくない」と決意を口にした。

2013年12月4日 スポーツ報知 ネット配信


大竹「ハイ」と元気よく入団会見
巨人は4日、都内のホテルで広島からFA移籍した大竹寛投手(30)の入団会見を行った。背番号は17。

大竹は、原監督と原沢球団代表兼GMに挟まれ、ひな壇に上がった。質問のたびに「ハイ」と元気よく答え、終始堂々としていた。

「今日、こうやって会見できたことを幸せに思う。先発で、1年間(ローテを)守り続けていくことが一番大事。
日本一を目指して、力になれるように頑張ります」と語った。

原監督は「いつも、しのぎを削って戦っている同士。多少、慣れ親しんだ部分もある。
大竹を出したら勝てる、勝つんだという投手を目指してほしい」と歓迎の言葉を口にした。

2013年12月4日 日刊スポーツ ネット配信


大竹巨人入団会見 背番号は17に
巨人は4日、都内のホテルで広島からFA宣言し、移籍した大竹寛投手の入団会見を行った。
背番号は「17」に決定。
原監督、原沢球団代表に挟まれて会見に臨んだ大竹は「1年間しっかりローテーションを守ることができるように
頑張りたい」と意気込んだ。
原監督は「野球少年がそのまま大きくなったような、さわかやな好青年。
技術的、体力的なものを含めAクラスのピッチャー」と期待を寄せていた。

2013年12月4日 デイリースポーツ ネット配信
石井義人 17期 現:読売
巨人・石井 今季13安打で700万円減 2600万円で更改
巨人・石井義人内野手(35)が2日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
700万円ダウンの2600万円でサインした。

昨年は代打で勝負強さを発揮したが、今季は低めの球の見極めに精度を欠き、淡泊な打席が目立った。
今季は主に代打で、62試合に出場。13安打、0本塁打、2打点、打率・203にとどまった。
「来年は粘り強くやっていきたい。無我夢中でバットを振りたい」と意気込みを語った。(金額は推定) 

2013年12月2日 サンケイスポーツ ネット配信
大竹寛 22期
FAで大竹&片岡獲得…巨人、補強ポイント埋まる
巨人はFAで大竹と片岡を獲得し、中日を退団した井端の加入も決まった。
原監督は「ローテーション投手と二遊間を守れる選手は、補強ポイントだった」と満足そうに話した。

日本一奪回へ向けて着々と補強が進んでいるようにみえる。
だが、原沢球団代表は「この成果が問われるのは来年ということなのではないか。
まだチームづくりは道半ばで、やるべきことを一つ一つやっている段階」と慎重だった。

2013年12月1日 スポーツニッポン ネット配信
大竹寛 22期
巨人入り大竹「たまたまです」…G色ウエアで広島コンペ参加
広島のバッテリー会のゴルフコンペが広島市の西隣・廿日市市のゴルフ場で開かれ、
巨人へのFA移籍が決まった大竹も参加した。

退団表明後、初めて選手や裏方と顔を合わせた右腕はジャイアンツカラーのウエアを着てプレー。
「昨夜、(ゴルフの)用意をしている時に“これは皆に言われるだろうな”と思った。
服は(契約)メーカーからいただいたもの。たまたまです」と苦笑い。
広島で最後のラウンドを「皆には頑張れと言ってもらった。楽しかった」と笑顔で振り返っていた。

2013年11月30日 スポーツニッポン掲載


大竹、ゴルフコンペで早くも「ジャイアンツ愛」
広島から巨人へFA移籍を決めた大竹寛投手(30)が29日、早くも「ジャイアンツ愛」を見せた。
広島・廿日市市のゴルフ場でのバッテリー会コンペに“巨人カラー”のウエアで登場。
ひと足早く、自らを新天地の色に染めた。

25日の移籍表明からわずか4日。「巨人・大竹」を強く印象づけるオレンジ色のダウンベストに身を包み、
右腕がコースに姿を見せた。ほかの参加選手は、目を白黒させて反応。
「みんなからいじられました。横山さんから、真っ先に言われました」と、冷やかし交じりで声をかけられた。

「ジャイアンツ色」の効果も抜群だった。
巨人をはじめ、ソフトバンクや楽天との入団交渉などで忙しく、ゴルフの練習は全くしていなかったが、
自己ベストの「95」のスコアでホールアウト。
「楽しめました」と、残り少なくなった、広島ナインとの時間を楽しんでいた。

2013年11月30日 スポーツ報知掲載
大竹寛 22期
大竹、広島コンペで”オレンジGベスト”
広島のバッテリー会ゴルフが29日、広島・廿日市市の鷹の巣ゴルフクラブで行われた。

エース前田健太(25)は野村祐輔(24)や今村猛(22)ら後輩投手陣となごやかにラウンド。
巨人にFA移籍する大竹寛投手は鮮やかなオレンジの防寒ベストで登場し
「昨日から『明日は突っ込まれるな』と覚悟していました」と苦笑いしていた。

2013年11月29日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期
青木、大竹と母校トレ「いろいろ話していきたい」
巨人の青木高広投手(32)が28日、FA移籍が決まった大竹寛投手(30)と、
来月下旬、自身の母校・愛知大で合同自主トレを行うことを明かした。
今季加入した左腕は広島時代から仲の良かった後輩との練習に「僕も不安を持って入ったので
いろいろ話していきたい」と、“Gの先生役”に名乗り出た。

青木、大竹ともに夫人の実家が愛知大から近いため、お互いそこから通う“マスオさん”自主トレが実現。
これから巨人の雰囲気やルールを伝えていくつもり。
「年下でも見習う部分もあるので成長できたらと思う」と、切磋琢磨していく。

2013年11月29日 スポーツ報知掲載
今成亮太 26期 現:阪神
今成 名三塁手の掛布グラブでなりきる
ミスタータイガースへの道は型から!?三塁に挑戦している阪神の今成亮太捕手(26)が26日、
掛布雅之DC(58)モデルの三塁用グラブを使用するプランを明かした。

新ポジションを始めたばかりの秋季キャンプは、他の選手のグラブを使用した。どんな型にしようか…。
いろいろなタイプのグラブの中から目をつけたのが、掛布DCの相棒だった。

「(安芸)キャンプでグラブを見せてもらって、あれいいな、と思った」

同DCは現役時代に6度もダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)を獲得した名手。
道具へのこだわりも強く、今成は秋季キャンプ中にグラブについての助言をもらったという。

アドバイスを参考にしてメーカーへ数種類のグラブを発注済み。
「大きくて深い形になる。三塁は捕ることが最優先なので。感覚を確かめて、合う形を探していきたい」と到着を心待ちにした。

阪神ではゴールデングラブ賞の三塁手部門は、92年のオマリー(現打撃コーチ補佐)が最後。
日本人受賞者は掛布DCのみで85年が最後だ。
この日は秋季練習最終日の鳴尾浜で、三塁で打球を追った“小掛布”。偉大な先輩を目指し、一歩ずつ追い掛ける。

2013年11月28日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期
大竹、新チームメートの“おもてなし態勢”に感謝
広島から巨人へのFA移籍を表明した大竹寛投手(30)が26日、新チームメートの歓迎ムードに感謝した。
移籍表明から一夜明け、「巨人・大竹」として、古巣のマツダで初練習した。
内海ら巨人ナインが、さっそく歓迎会など“おもてなし態勢”を整えることを報道で知り
「ネットで見ました。うれしいですね」。
広島関係者が心配するほどの人見知りだけに、精いっぱいの心遣いに感謝した。

前夜は10分ごとに祝福メールが届くほど、周囲の反響は大きかった。
今後は11月末までしか広島の施設を使えないため、練習後にロッカーの荷物を運び出した。
近日中に新居を探して、12月中旬までに引っ越す。「忙しくなりますね」と気持ちを高ぶらせていた。

2013年11月27日 スポーツ報知掲載


元広島前田氏「大竹のシュートは苦しむ」
大竹警報発令! 今季限りで現役引退した元広島の前田智徳氏(42)が26日、東京都内で行われた
「2013プロ野球コンベンション」に出席し、特別功労賞の表彰を受けた。
前日25日に広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が巨人入団を表明。
「あのシュートボールには右打者は苦しむと思う」と古巣に警戒を促した。

前田氏は古巣を案じ、苦笑いを浮かべた。「せっかく4本柱ができて、若手の底上げもあって楽しみにしていたのに…。
戦力ダウンは間違いない」。前日25日に大竹が巨人へのFA移籍を表明。実力を認めるからこそ、警戒感を強めた。

「右打者はシュートボールに苦しむと思う。うん、間違いなく苦しむ。分かっていても、よほどの投げミスじゃないと打てない」

球種や性格など、手の内を知り尽くした相手との勝負。有利か不利か。経験があるから分かる。
プロ5年目を終えた94年オフ、広島のエース格だった川口が巨人へFA移籍。
元同僚との対決を「もちろん、嫌だった。僕なんかフォアボールばかり狙っていたもん」と振り返る。

ただでさえ、やりにくい。そんな右腕がシュートの使い手となれば、難敵に違いない。
大竹はCSファイナルステージ初戦で巨人相手に6回2失点と粘投。
前田氏は「巨人にあれだけシュートを投げ込めるんだから」と力を込めた。

とはいえ、間近ではい上がる姿も見てきた。大竹は10、11年の2年間は右肩痛に苦しみ、計2勝しかあげていない。
大野練習場で懸命にリハビリする姿を思い返せば、後輩を応援しないわけにもいかない。

「ケガして苦しんだ者同士としては、頑張ってほしい。移籍すれば力が入る。その辺だけが心配です」

前田氏のプロ生活24年間はケガと戦い続けた歴史。
両アキレス手術から復活するも、死球による左手尺骨骨折で現役引退に踏み切った経緯がある。
だから、どちらの肩も持ちづらい。

「ケガに気をつけて頑張ってほしい。平等に応援します」

古巣と後輩。心が震えるような、真っ向勝負を期待している。

2013年11月27日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期
特別功労賞に前田智氏、後輩大竹にエール
今季限りで現役引退した元広島の前田智徳氏(42)が26日、「2013プロ野球コンベンション」に出席し、
特別功労賞に選ばれた。

前日25日には広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が巨人入団を表明。
「あのシュートボールには右打者は苦しむと思う。うん、間違いなく苦しむ。
分かっていても、よほどの投げミスじゃないと(打てない)」と警戒し、
同時に「移籍すれば気持ちが高ぶるし、力が入る。その辺だけが心配です。
ケガに気をつけて頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。

2013年11月26日 日刊スポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
今成 来季は“6刀流”や!柔軟性武器に生き残る
阪神・今成亮太捕手(26)が25日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。
今年は捕手、内・外野と4ポジションで自己最多の88試合に出場し800万円増の2000万円で更改した。
秋季キャンプでは三塁守備も練習。来季は「1人6役」で全試合出場を目指す。(金額は推定)

生きる道は分かっている。他の選手にない強みは、どのポジションでもこなせる柔軟性。
今季は右翼の他に捕手、一塁、左翼と4ポジションに就いた今成は来季、最強のマルチプレーヤーになることを誓った。

「チャンスが広がれば、どういう形であってもいい。144試合出られるようにしたい」

20日まで行われた高知・安芸での秋季キャンプでは三塁守備にも挑戦した。
来季、中堅も守ることになれば4プラス2で1人6役となる。

もちろん器用貧乏で終わるつもりはない。狙うはスーパーサブではなくスタメン出場。
「ポジションが定かではない中で、空いているポジションを狙ってほしいと(球団から)言われた。
来季に向かって目標ができたし、いい評価をしていただいた」。
センスあふれる打撃を生かすため、守備位置にはこだわらない。

7月5日の広島戦(マツダ)ではプロ8年目で自身初の本塁打を放った。
「打つのが遅すぎたというか…。どちらかというとヒットを打つタイプなので打率、打点を残してチームに貢献したい。
オフは(秋季)キャンプでやってきたことを継続してやっていきたい」。
720万円と思われた年俸は1200万円だったことが判明し800万円増の2000万円でサイン。
来季は“スーパーマルチ手当”で大幅アップを狙う。

2013年11月26日 スポーツニッポン掲載
大竹寛 22期
大竹、G移籍表明!実力でローテ奪取「勝負すると決めた」
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、マツダスタジアムで巨人移籍を表明した。
20日の初交渉で3年総額5億円以上の提示を受けた埼玉出身の右腕は、
関東の球団でプレーすることが決断の決め手になったと明かし、
常勝軍団の一員となって競争に挑むことを誓った。
吉報を受けた原辰徳監督(55)は「実力至上主義」を打ち出し、先発ローテを勝ち取るよう指令。
迎える村田選手会長らGナインも歓迎ムードに包まれた。

晴れ晴れとした表情を大竹が浮かべた。

「今回、ジャイアンツさんにお世話になることを決めました」

獲得のオファーを受けていたソフトバンク、楽天に断りの連絡を入れ、訪れたマツダスタジアムでは
広島の松田オーナーに「期待に応えられなかったことが多くてすみませんでした」と謝罪した。
FA宣言から約2週間。悩み抜いた末、前夜(24日)に移籍を決めた。

午前11時前。携帯電話を手にして、巨人・原沢代表兼GMにコールし決意を伝えた。

「よろしくお願いします」

「背番号17をつけてほしい」

その場で、12年間背負い続けた愛着のあるナンバーを提示された。
巨人では戦前の沢村栄治、スタルヒン、最近でも槙原寛己、高橋尚成ら歴代の大黒柱に与えられた背番号だ。

「先輩の活躍に恥じないよう頑張ります」

広島を含め、交渉した4球団から熱意を感じ取ったが、決断させたのは郷土愛だ。

「決め手となったことはやはり地元、関東で野球がしたいということです。カープを出ることも悩みましたし、
答えが出たと思ったら次の日にまた変わった。最後は家族(両親ら)も近いのが決め手になりました」

幼い頃から慣れ親しんだ場所で、再出発することを決めた。

巨人の初交渉は20日。原沢代表兼GMから、交渉の終盤に原監督とつながった携帯電話を手渡された。
「日本一連覇を達成できるチームを作るために力を貸してほしい」と、指揮官から送られたラブコールが胸に響いた。
ストレートな口説き文句に「素直にうれしかった」と喜んだ。

新天地では、広島以上に激しい競争が待っている。先発に強いこだわりがある中、あえて険しい球団を選んだともいえる。

「どこに行っても厳しい戦いはある。野球選手としてやっていかないといけない。
挑戦したい、新しい世界を知りたい中で勝負すると決めた。自分の中では区切りであり、新たなスタート」

実力でローテを勝ち取ることを宣言した。近日中に入団発表を行う通算74勝右腕が、新天地でさらなる飛躍を誓った。

2013年11月26日 スポーツ報知掲載


原監督、大竹にいきなり猛ゲキ!「実力主義」ローテ奪え!
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、
マツダスタジアムで巨人移籍を表明した。
20日の初交渉で3年総額5億円以上の提示を受けた埼玉出身の右腕は、
関東の球団でプレーすることが決断の決め手になったと明かし、常勝軍団の一員となって競争に挑むことを誓った。
吉報を受けた原辰徳監督(55)は「実力至上主義」を打ち出し、先発ローテを勝ち取るよう指令。
迎える村田選手会長らGナインも歓迎ムードに包まれた。

朗報に、原監督は素直な言葉を並べた。都内での納会ゴルフ後、原沢代表兼GMから大竹の入団を聞いた。
その直後の会見だった。
「彼の野球人生というものがステップアップできるように、私も含めてチーム全体でカバーしていき、
ジャイアンツの大きな力になってもらうことを願っています」と目を輝かせた。

日本一奪回へ、これ以上ない戦力が加わった。
指揮官は「投手陣、ナインに対しての影響というものも非常に大きい」と相乗効果も期待。
その上で「ジャイアンツのスタイル、実力至上主義に変わりはありません」とも言い切った。
2年連続2ケタ勝利の右腕であろうと、競争の中で先発の一角を勝ち取るよう、メッセージに込めていた。

20日の初交渉から5日後のスピード決着。
午前11時前に連絡を受けた原沢代表兼GMは「監督と話していて、早くから補強の軸だというふうに
位置づけていた選手。まずは、目標を達成できて良かった」とホッとした。
「来年、日本一どうこうじゃなくて、長期的に、常に優勝狙えるチーム作りをする上で、
投手は固めていかないといけない」と、近未来も見据えながらの補強だったことも明かした。

2013年11月26日 スポーツ報知掲載

内海、呼び名は「寛ちゃん」大竹のおもてなし係任せて!
巨人の内海哲也投手(31)が25日、大竹の加入を歓迎し、1学年年下の右腕の愛称を早くも「寛(かん)ちゃん」に決定した。
昨年はFA移籍した杉内を「俊兄(としにい)」、今季途中、トレードで加入した青木を「ペロさん」と親しみを込めて呼び、
チームに定着させ、親しみやすい雰囲気を作った。
恒例となった新入団選手の歓迎会についても「もちろんやります。皆が集まる宮崎になると思います。
チームに溶け込みやすくなればいいです」と、おもてなししていく。

大竹に余計な心配はさせない。
納会ゴルフを終え、正式入団を聞いた内海は「いい投手だし、チームにとってプラスになる。
寛ちゃんは球宴でも一緒になったことがあるし面識はありますしね。呼び名? 寛ちゃんですよ」と即決。
早くも、チームメートとしてウエルカムの姿勢を示した。

選手会長を退任しても「おもてなし係」は続投していく。毎年新人やFAで加入した選手をエースが率先して食事に誘ってきた。
杉内も「内海がよくしてくれたので、やりやすかった」と感謝している。
元チームメートの青木によれば大竹は「人見知りするタイプ」だけに最初から壁を取っ払っていく。

“寛”迎会はキャンプイン直前、来年1月下旬の宮崎1軍合同自主トレ中の開催を予定している。
投手、野手にかかわらず、無礼講で酒を酌み交わし一気にうち解けることが狙いだ。
「これから一緒に戦う仲間なんで、何でも話し合える方がいい」。
寛ちゃんが野球に集中し最高のパフォーマンスが出せるように内海は協力を惜しまない。

2013年11月26日 スポーツ報知掲載

菅野、大竹の技術吸収に意欲「練習の取り組み方など盗む」
巨人・菅野智之投手(24)が25日、大竹の技術吸収に意欲を示した。
「誰が見てもいい投手と分かる。チームとしても喜ばしいことだと思います。キャンプで一緒にやる中で、
練習の取り組み方などを見て盗めたらいい」と声を弾ませた。

1年目の今季は年間を通して先発ローテーションを守り、チーム最多タイの13勝(6敗)をマーク。
日本シリーズ第6戦では今季無敗の楽天・田中に投げ勝った。
来年もローテの柱として期待されるが「自分も来年、再来年は大事な年になるので頑張りたい」と気持ちを引き締める。
同じ右腕の大竹は、生きた教材として大きな存在になりそうだ。

2013年11月26日 スポーツ報知掲載

村田、大竹歓迎!広島の攻め方徹底取材で“マツダの呪い”解く
思わず目を丸くした。村田は25日の納会ゴルフ中に飛び込んできたニュースを聞くと、自然と表情を緩めた。
「ホントに大竹くんの巨人入り決まったの? よし! すごくいいニュースです。ありがとうございます!」。
右手を強く握りしめ、広島からFAでやってくる右腕の決断を喜んだ。

喜ぶのにも理由がある。なぜかマツダでは打てなかったからだ。
旧本拠地の広島市民球場時代では07年に佐々岡の引退登板で特大アーチを放ち、初の本塁打王をゲットしたが、
マツダでは10年8月4日に本塁打性の大飛球をフェンスに上った中堅・赤松にキャッチされた。
本拠が移った09年からの通算108本塁打のうち、マツダではわずか7本だ。

「広島市民では打たせてもらっていたけど、最近の広島戦は抑えられたイメージがある。
大竹くんのシュートもなかなか攻略できなかったし、広島がどんな攻め方をしてたかを聞けるのは大きい」。
今季の広島戦はカード別ワーストの打率2割8分3厘(92打数26安打)、3本塁打、9打点。
さらに、大竹には今季は6打数2安打だったが、昨季15打数2安打の打率1割3分3厘と苦しんだとあって、
加入後に徹底取材するつもりだ。

もちろん、大竹のバックアップも忘れない。自身も2年前に国内FA権を行使して横浜(現DeNA)からやってきた。
「内海を中心に投手陣がキャンプ中に歓迎会をやるだろうけど、僕も参加できれば参加したい。
普通に投げれば、十分に戦力になる投手。彼がやりやすい環境を作ってあげたい」。
来季から選手会長を務める男の自覚は十分だ。

2013年11月26日 スポーツ報知掲載

大竹巨人表明「感謝の気持ち」
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、
広島市のマツダスタジアムで巨人への移籍を表明した。
この日、獲得に乗り出していたソフトバンクと楽天に断りの連絡を入れ、
松田元オーナーを訪れて伝えた。
埼玉県出身の右腕は地元の関東地区でのプレーを希望。
背番号は広島時代と同じ17。一方、広島のエース前田健は大竹補強の王者巨人を警戒した。

巨人入団を表明した大竹は、マツダスタジアムを訪れ、広島松田オーナーに決断を報告した。
「今回、ジャイアンツさんにお世話になることを決めました。どの球団も条件面、環境面、サポート面で
高い評価をしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」と胸中を話した。

巨人に決めた理由について「家族に近い関東というところが決め手になりました」と明かした。
悩み抜いた末に広島からFA宣言した。
ソフトバンク、楽天、巨人と交渉し、地元・埼玉に近い巨人入団が決定的となっていた。
前日24日の夜、最終的に決断。
この日、ソフトバンクと楽天に断りを入れ、巨人側にも連絡した。
広島を退団することには「何がつらいかといえば、広島を出るということ。
12年間、僕を育ててくれたカープ、オーナーをはじめ首脳陣、仲間、
何よりファンには感謝の言葉しかない」と明かした。

右肩痛を克服し、2年連続で2桁勝利。常勝を義務づけられたチームの一員となるが、
「今回話をさせていただいた4球団は、どの球団も優勝の可能性がある。
野球選手としてそこ(重圧のかかる環境)でやっていかないと」と決意を語った。

2013年11月26日 日刊スポーツ掲載

原監督「歓迎します」大竹巨人入り表明
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、
広島市のマツダスタジアムで巨人への移籍を表明した。
この日、獲得に乗り出していたソフトバンクと楽天に断りの連絡を入れ、松田元オーナーを訪れて伝えた。
埼玉県出身の右腕は地元の関東地区でのプレーを希望。背番号は広島時代と同じ17。

「野球小僧」のまま飛び込んでこい! 巨人原辰徳監督(55)はこの日、巨人入りを表明した
大竹にメッセージを送った。
都内で行われた納会・選手会ゴルフのラウンド後に吉報を受けた原監督は上気していた。
「野球に取り組む姿勢、ひたむきさ。まさに野球少年。野球選手の原点である姿。
ナインに対しても大きな影響を与えてくれる。歓迎します」と言った。
カープでもまれた本格派の加入は、単なるローテ投手の補強にとどまらないと踏んでいる。
競争はもちろん野球に取り組む姿勢。チーム全体への相乗効果まで期待した。

敵ながらあっぱれと認めていた。
06年3月8日、22歳の大竹が寒風吹く倉敷で巨人相手に力投。
FA交渉時には電話越しに直接伝え、心を揺さぶった。
「当時のブラウン監督に『大きく育てたいピッチャーがいるんだ』と言われた。
春のオープン戦で大変寒い中、150キロのボールを投げ込む姿。
素晴らしい選手だな、と思うと同時に尊敬した。新しい記憶ですね」と、色あせないままの印象を明かした。

歳月を経て磨かれた原石を、「脱皮した」と原監督は表現した。
「パワーピッチャー、プラスして、インサイドワークに変化球。積み重ねて、今の大竹を作り上げた」と、
カープの屋台骨を支えてきた右腕を見ていた。
「実力至上主義に変わりはない」とした上で「本人、私を含め、先発の一角を担う役割を期待している」と強い言葉を続けた。

来月上旬にも契約を結ぶ予定。「アスリートに到達点はない。大きな目標に向かって手助けする」と原監督。
悩む時間は終わった。大竹らしく大海原に飛び込んでくるのを待つ。

2013年11月26日 日刊スポーツ掲載

マエケン闘志!大竹と「投げ合い楽しみ」
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、
広島市のマツダスタジアムで巨人への移籍を表明した。
この日、獲得に乗り出していたソフトバンクと楽天に断りの連絡を入れ、松田元オーナーを訪れて伝えた。
一方、広島のエース前田健は大竹補強の王者巨人を警戒した。

大竹は抜けるが、広島のエース前田健太投手(25)がリーダーの自覚をにじませた。
健康診断のためマツダスタジアムを訪れて、大竹の巨人入り表明に決意を新たにした。

「寂しいですけど、仕方がない。最初は違和感があると思いますが、投げ合えるのを楽しみにしたい」と
5学年上で慕っていた右腕との対戦を思い描いた。
今季は大竹とともに「2桁勝利カルテット」を形成し3位に浮上。だがCSファイナルシリーズでは巨人に敗れた。
ライバル球団の補強に「巨人に行くということで、(巨人が)手ごわくなる。
来年はバリントンを除けば、(先発陣で)一番年齢が上になる。
成績的にも大竹さんの穴を少しでもカバーできたら」と、15勝した今季を上回る投球を誓った。

広島野村監督は「大竹が抜けるのは痛いけど、彼が決めたことなので」と、一定の理解を示しながら
「しっかりやっつけられるように頑張りたい」と話した。

◆大竹とマエケン
前田健にとって大竹は、同じ高卒、ドラフト最上位入団で5学年上となる先輩。1年目の07年から指導を仰いだ。
特に大竹の決め球だったシュートに影響され、右打者の内角に制球する変化球の必要性を痛感。
ツーシームの習得につながったという。
大竹がFA権行使を表明した翌日の13日に前田健は「シュートの握りを聞いたこともある。
先輩だけど何でも言える相手。大竹さんが僕に聞いてきてくれることもあった」と話した。

2013年11月26日 日刊スポーツ掲載

大竹 巨人入り表明!来春キャンプはマイペース“特権”
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、マツダスタジアムで巨人入りを表明した。
20日の初交渉で3年総額5億円を提示した巨人は、入団を決断した大竹に対しあらためて背番号17を提示。
球団は来春のキャンプでマイペース調整を認め、原辰徳監督(55)も来季のローテーション投手の
一角としての役割に大きな期待を寄せた。

激しい争奪戦の末に獲得したベテランに、巨人が最大限の待遇を示す。
大竹の表明を受け、東京都稲城市内で行われた納会ゴルフに参加していた原監督は
「素晴らしい決断をしてくれたと。何の不安もなくジャイアンツの一員になってほしい」と歓迎した。

広島からのFA選手獲得は3人目。今季、CSに初めて進出した広島で先発の柱として活躍した
右腕の経験には大きな期待をかけている。
沢村、宮国ら若手先発陣が伸び悩んでいる現状を踏まえ、指揮官は「(大竹の)野球に取り組む姿勢、ひたむきさ。
野球少年、野球選手の原点である姿を持っている、非常に強い選手。影響を与えてくれる」と印象を述べた。

その一方で大竹は肩、肘の故障歴を抱えており、来春のキャンプではマイペース調整の特権を与える。
通例では2月1日のキャンプインにはブルペンに入ることになっているが、免除される可能性が高い。
川口投手総合コーチも「スロースターターなのは知っている。じっくり調整してもらってね。
彼のペースでやってくれればいい」と説明した。

12日にFA宣言してから14日目。大竹はこの日の午前11時ごろ、巨人・原沢敦球団代表兼GMの携帯電話を鳴らした。
「よろしくお願いします」。
同時にソフトバンク、楽天への断りの連絡を入れ、マツダスタジアムで広島・松田オーナーへ報告した。
移籍の決め手は「やはり地元の関東で野球がしたいということ」。
野球人生の新たなスタートを切り「いろいろ考えて、ジャイアンツさんにお世話になると決めました。決めたのは昨夜。
どの球団からも高い評価をいただきましたが、総合的に考えて決めました」と続けた。

この日、あらためて背番号17を提示された。
広島で12年間背負った思い入れの強い番号は、新天地でも沢村栄治、槙原寛己らがつけた
名投手の象徴でもある。「(17番は)非常に偉大な先輩がいるので、
そういう偉大な先輩に恥じないようにしたいです」と決意表明した。

2013年11月26日 スポーツニッポン掲載

巨人選んだ大竹「自分の中では区切り、新たなスタート」
【大竹に聞く】

Q.決め手は何か?
「本当に悩みました。家族も常に一緒に考えてくれたけど、最後は自分で決めました」

Q.一番の思い出は?
「今年のCS。真っ赤になったスタンドの応援を受けながら、プレーできたことですね」

Q.入りについて。
「自分の中では区切りであり、新たなスタートと思っています」

Q.4球団と交渉した。
「カープを含め、高い評価をいただいた。どの球団からも、必要とされている気持ちが伝わり、ありがたかった」

Q.広島を出る。
「広島を本当に出るのか。それを一番悩みました。FA宣言しようと決めた時も、出るのはやめようとか、カープに残ろう…とか」

Q.広島相手に投げる。
「正直、まだイメージが湧かない。現実にあることだけど、その時になってみないと…」

2013年11月26日 スポーツニッポン掲載

マエケン 大竹と「対戦楽しみ」野村監督は「やっつけたい」
大竹がFA宣言してから約2週間。巨人入りは早くから決定的な情勢だったが、
25日の正式表明を受け、前田健は神妙な表情をのぞかせた。
思い出していたのは、プロ初先発となった08年4月5日の横浜戦(現DeNA)。
記憶をたどり、大竹への思いを吐露した。

「先発の準備、調整を教えてもらった。初先発の時には声も掛けてもらった。
寂しいけど、仕方のないこと。(移籍しても)付き合いは変わらない。対戦が楽しみです」

感傷にふけったのは、しかし、一瞬だった。何しろ、チームの屋台骨を支える絶対的エース。
4人が2桁勝利を挙げた今季の先発陣から、大竹という1本の柱が抜けた現実に、リーダーとしての自覚をにじませる。
いきおい、インパクトのある言葉が口を突いて出た。

「4人の中から大竹さんが抜けると、バリントンを除いては自分が一番(年齢的に)上になる。
自分が大竹さんの穴を少しでもカバーしたい」

今季15勝を挙げた前田健が、同10勝右腕の穴を埋める…堂々の“20勝超え”宣言。
セ界のエースだけに、発したメッセージには説得力がある。
併せて、若ゴイにも「枠が一つ空いたことで、新しい選手が出てほしい。チャンスと思えるように」と奮起を促した。

チームを指揮する野村監督も闘志を燃やしていた。
大竹の巨人入りには「残念だけど、悩んだ末の結論。FAは選手の権利だから」と理解を示しつつ、
「我々は残ったメンバーでカバーしていくしかない。同じリーグのライバルなので、やっつけたい」ときっぱりだ。

2013年11月26日 スポーツニッポン掲載

大竹、巨人に決定!「偉大な先輩の活躍に恥じないよう頑張る」
巨人は25日、広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)の獲得を発表した。
背番号は沢村栄治、スタルヒン、槙原寛己ら本格派右腕が着けていた「17」を提示し、
原辰徳監督(55)も先発ローテーションの一角に大きな期待を寄せた。
これで今オフの補強第1弾は、大勝利。26日にも交渉する前中日の井端弘和(38)、
西武からFAの片岡治大(30)両内野手の獲得に全力を注ぐ。

ソフトバンク、楽天と争った今オフの大型補強第1弾は、原巨人の完勝だった。
午前11時過ぎ、20日に交渉した大竹から原沢球団代表の元に電話で「よろしくお願いします!!」と吉報が届いた。

「すばらしい決断をしてくれた。われわれは彼を歓迎している。何の不安もなく、ジャイアンツの一員となってください。
大きな目標に向かって、われわれもしっかりと手助けをしていく」

東京・稲城市のよみうりゴルフ倶楽部で納会ゴルフを終えた原監督もホクホク顔。
イン36、アウト40のトータル76とプロ顔負けのスコアよりも、右腕の獲得を喜んだ。

電話の中で原沢球団代表は、前回交渉で伝えることができなかった背番号「17」も提示。
大竹自身が広島入団の2002年から背負い、巨人では代々、エース級の投手が背負ってきた。
大竹は「槙原投手とか、非常に偉大な先輩がいるので、そういう先輩の活躍に恥じないように頑張ります」と喜んでいたという。

4年総額10億円を提示したソフトバンク、3年5億円以上の楽天に対して、3年5億円と金額は劣った巨人だが、生活面のサポートや
原監督からの生電話など、熱意もプラスして完勝した。これで内海、杉内、菅野に続く先発4枚目が大竹でほぼ確定。
2010年に右肩痛を発症したことも踏まえ、川口投手総合コーチは「焦る必要はない。スロースターターというのは知っているし、
開幕にあわせてやってくれればいい」と自己流調整を認める方針だ。

広島・前田健
「寂しいけど仕方ない。敵とは思えないけど、投げ合いを楽しみたい」

広島・野村監督
「大竹が抜けるのは痛いが、彼が決めたこと。残ったメンバーでカバーしていきたい」

広島・松田オーナー
「(入団当初は)性格的に子供だったが、ずいぶん大人になった。ピンチの時とかにカッとなりやすいから気をつけろと声を掛けた」

楽天・立花球団社長
「ベストは尽くした。選手が来たくなるような球団、いいチームをつくらないといけないと再確認した」

ソフトバンク・小林海外兼中長期戦略担当部長
「地元でプレーしたいのがまさったということだった。残念だが、後ろは振り返っていられない」

2013年11月26日 サンケイスポーツ掲載

G入り大竹が感謝…鯉党の声援忘れない
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が25日、マツダスタジアムで巨人入りを表明した。
FA宣言後、巨人、ソフトバンク、楽天の3球団とFA交渉を行い、悩み抜いた末、巨人を選んだ決め手は「在京球団」だった。
12年間親しんだ赤いユニホームと決別した右腕は来季、野村鯉のライバルとなる。

表情は、明らかに緊張していた。松田オーナーへのあいさつを終えた大竹はテレビカメラの前に立ち、ゆっくりと口を開いた。

「(結論は)出ました。今日、巨人の方にお世話になることを決めました」

FA宣言した選手の中で、今オフ最大の目玉だった大竹。オファーが来たのは3球団。
ソフトバンクからは4年総額7億円、楽天からは3年総額5億円など、高い評価を受けた。
巨人も3年総額5億円以上の条件を提示したもようだが、「最終的にはそこではなかった」と強調した。

条件面はどの球団も十分なものだった。では、巨人を選んだ理由は何か。それは「在京球団」だからだった。

「どの球団も高い評価を頂いたが、環境面を含めて総合的に考えた。決め手は地元の関東で野球をしたいというところです」

大竹は埼玉県出身で、高校も埼玉の浦和学院。広島に入団以降も在京志向は強い上、両親の体調面の問題もあり、
「関東(の球団)ならば、家族が近くにいるので」という思いが球団選びを左右したようだ。

ただ、12日にFA宣言した後は、苦悩の日々だったという。
「FA宣言しようと思った次の日は、やっぱりカープでやろうと思ったり…こんなに考えるとは思わなかった」と本音を漏らした。

広島に決別する大竹だが、12年間育ててくれた感謝の思いは忘れない。
「思い出を一つと言われれば、今年CSに出られたこと。たくさんのカープファンの声援を受けながら、
チームのみんなとプレーできたことですね」と言葉をかみしめた。

来年は巨人のユニホームを身にまとい、広島を相手に投げる。
「(対戦する)イメージは湧かない。現実的にあることだけど、その時になってみないと」。
広島を今季初のCS出場に導いた右腕は来季、野村鯉のライバルとして立ちはだかる。

2013年11月26日 デイリースポーツ掲載

マエケン、大竹との対戦「楽しみ」
広島・前田健太投手(25)は25日、FAで巨人移籍を表明した大竹に対し「対戦を楽しみにシーズンを迎えたい」と話した。

入団以来、先輩の大竹は大きな存在だった。「準備、調整法だったり、いろいろ教えていただいた。
プロで初先発した時も声をかけていただいた」。「17」の背中を追い、今はエースへと成長した。

「不思議な感じがするし、敵とは思えない。同じリーグだし、これまでの付き合いと一緒」と、
チームが変わっても慕う気持ちは変わらない。それでもマウンドでは別だ。

「ジャイアンツは今年以上に手ごわくなるし、カープが先発1人を失うのは痛い。自分が大竹さんの分を少しでもカバーする」。
23年ぶりV奪回へ先頭に立ち、大竹の穴を埋める。

2013年11月26日 デイリースポーツ掲載

大竹が巨人入り表明 広島での12年に感謝
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)は25日、巨人への移籍を表明した。

大竹は同日、広島市南区のマツダスタジアムを訪れ、松田元オーナーに決断を報告。
入団交渉したソフトバンクと楽天には断りの電話を入れた。
埼玉県出身の大竹は巨人入りの決め手を「地元の関東で野球がしたい」と語った。

大竹は2002年に埼玉・浦和学院高からドラフト1巡目で広島入り。
主に先発で活躍し、今季は10勝10敗で2年連続2桁勝利を挙げた。
通算成績は74勝78敗17セーブ、防御率3・75。

広島からのFA移籍は2008年に米大リーグ、ブルージェイズ入りした高橋建以来。
大竹を含め、FA宣言した全7選手が他球団へ移籍した。

▽オーナーに退団伝える「関東で野球がしたい」

午後0時20分、スーツ姿で球団を訪れた大竹は、松田オーナーに退団の意志を伝えた。
報道陣の前で、最も時間を割いて語ったのはチーム、ファンへの思い。
「こういう形になったけど、12年間育ててくれたカープ、やじや温かい声援を送ってくれたファンの皆さんに、
ありがとうと伝えたい」と繰り返した。

FA宣言後、ソフトバンク、楽天、巨人の3球団と入団交渉した。
3年総額5億円(推定)とされる巨人より、高額なオファーもあったという。
「高い評価をしてもらい、感謝の気持ちでいっぱい。だけど最終的にはそこではなかった。
関東で野球がしたい、ということ」と決断の理由を語った。

「新しい世界での挑戦」と位置づける同一リーグ内での移籍。
広島戦での登板について質問が及ぶと、緩んでいた表情はぐっと引き締まった。
「今はイメージが湧かないが、現実的にはあることだと思う」。気持ちは早くも次の道を歩き出していた。

2013年11月26日 中国新聞掲載
大竹寛 22期
大竹が巨人入り表明「関東が決め手」
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が25日、マツダスタジアムを訪れ、巨人入団を表明した。

松田オーナーに決断を報告。「今回、ジャイアンツさんの方にお世話になることを決めました。
どの球団も条件面、環境面、サポート面で高い評価をしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。
(決断理由は)最終的にそこ(金額面)ではなかった。家族に近い関東というところが決め手になりました」。

広島からFA宣言後はソフトバンク、楽天、巨人と交渉し、地元・埼玉に近い巨人入団が決定的となっていた。

2013年11月25日 日刊スポーツ ネット配信


大竹、巨人入りを表明「地元の関東で野球がしたい」
広島から国内FA宣言した大竹寛投手(30)が25日、巨人への移籍を表明した。

マツダスタジアムに松田元オーナーを訪ね、巨人入りを報告、退団の意思を正式に伝えた。

約20分間のあいさつを終えた大竹は会見で「いろいろ考え、ずっと悩んでいたが、
ジャイアンツにお世話になることを決めた。
決め手はやはり、地元(埼玉県出身)の関東で野球をやりたかったということ。
12年間お世話になったカープ球団、チームメイト、ファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱい」と語った。

大竹は2002年に埼玉・浦和学院高からドラフト1巡目で広島入り。
主に先発で活躍し、今季は10勝10敗で2年連続2桁勝利を挙げた。
通算成績は74勝78敗17セーブ、防御率3・75。

大竹の話「きのう(24日)の夜に決めた。どの球団もいいものがあったので悩んだ。
(巨人入りは)関東という部分が、家族も近いし決め手になった。
けがをしたときも温かく応援してくれたカープファンの皆さんにはありがとうと伝えたい」

2013年11月25日 サンケイスポーツ ネット配信


大竹が巨人入り表明「昨夜、決めました」
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、巨人入りを表明した。
この日、マツダスタジアムを訪れ「今回、ジャイアンツさんの方でお世話になることを決めました。昨夜、決めました」と表明。
決め手については、埼玉出身でもあり「地元の関東で野球がしたいと思った」と明かした。

この日朝に獲得に乗り出していたソフトバンク、楽天に断りの連絡を入れ、
FA宣言後の残留を認めていた広島にも退団のあいさつを行った。

巨人・原監督
「素晴らしい決断をしてくれた。野球に取り組む姿勢、ひたむきさ、まさに野球選手の原点である姿を持っている選手。
巨人の大きな力となることを願っている」

巨人・原沢球団代表
「先発投手はチームづくりの一番基本になるところ。監督とも話し合い、早くから補強の軸だと位置づけていた選手だったので、
まずは目標が達成できて良かった」

広島・野村監督
「大竹が抜けるのは痛いが、彼が決めたこと。残ったメンバーでカバーしていきたい。
今度はライバルになるが、やられないように頑張りたい」

広島・松田オーナー
「(入団当初は)性格的に子供だったが、ずいぶん大人になった。
ピンチの時とかに感情がカッとなりやすいから気をつけろと声を掛けた」

2013年11月25日 スポーツ報知 ネット配信

大竹、巨人に「よろしくお願いします」
巨人は25日、広島からFA宣言した大竹寛投手の獲得を発表した。
この日、大竹から電話で連絡を受けた巨人の原沢敦球団代表は「『よろしくお願いします』と言っていた」と説明した。

ついに朗報が届いた。
報告を受けた原辰徳監督は「素晴らしい決断をしてくれた。何の不安もなくジャイアンツの一員となってください。
歓迎します」と話した。
起用法については「先発の一角を担ってもらう。そういう役割を期待し本人もそれを希望していると思います」と明言した。

2013年11月25日 デイリースポーツ ネット配信

「地元の関東で野球がしたい」…大竹に聞く
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が25日、巨人入りを表明した。

Q.決断したのは。

「昨日(24日)の夜。どの球団からも高い評価をいただいていたので迷った。
決め手は地元の関東で野球がしたいと思ったこと」

Q.巨人入りを決めた。

「自分をどう必要としているのか、環境面や球団の方針などトータルで考えた。
(他球団に)条件面で高いものをいただいたが、最終的にはそこではなかった」

Q.広島を退団する。

「何がつらいかと言えば、広島を出るということ。FA権を行使しようと思ったときもあれば、
残るんだという気持ちの時もあった。12年間、僕を育ててくれたカープ、オーナーをはじめ首脳陣、仲間、
何よりファンには感謝の言葉しかない」

Q.一番の思い出は。

「ことし、CS(クライマックスシリーズ)に出ることができたこと。
本当にたくさんのカープファンの声援を受けてCSでチームのみんなとプレーできたこと」

Q.来季は広島が敵。

「今は正直なところ、イメージはできない。現実的にあることだが、そのときになってみないと分からない」

2013年11月25日 スポーツ報知 ネット配信

【広島】松田元オーナーが大竹にエール
広島松田元オーナー(62)が25日、広島からFA宣言して巨人入りを表明した
大竹寛投手(30)に温かいエールを送った。

球団事務所まで決断報告に訪れた右腕に対し、「よう育ってくれた」とねぎらいの言葉。
大竹は「最後まで温かい言葉をかけていただいて…。オマエは感情が出やすいから我慢してやっていけよ、
と言っていただきました」と感謝した。

2013年11月25日 日刊スポーツ ネット配信

広島 松田オーナー “息子”大竹に「ずいぶん大人になった」
広島から国内FA宣言した大竹寛投手(30)が25日、巨人への移籍を表明した。

マツダスタジアムに松田元オーナーを訪ね、巨人入りを報告、退団の意思を正式に伝えた。

広島を去ることになった大竹に広島・松田オーナーは「ピンチの時とかに感情がカッとなりやすいから
気をつけろ」と声をかけたという。2桁の勝ち星が計算できる投手の退団となるが、オーナーは「(入団当初は)性格的に
子供だったが、ずいぶん大人になった」と成長した“息子”を送り出した。

2013年11月25日 スポーツニッポン ネット配信

原監督、大竹「いい時期に門を」
巨人原辰徳監督(55)が25日、FA移籍の決まった大竹を歓迎した。

納会・選手会ゴルフのラウンド後に吉報を受け、取材に応じた。
「野球人生の中で、いい時期に門をたたいてくれた。さらにステップアップできるように、チームでカバーしていきたい。
ファンから大きな声援、賛辞を受けるような選手になってほしい」と話した。

2013年11月25日 日刊スポーツ ネット配信

マエケン大竹移籍「手ごわくなる」
広島前田健太投手(25)が25日、広島からFA宣言していた
大竹寛投手(30)巨人入り表明に対し、リーダーの自覚をにじませた。

「寂しいですけど、仕方がない。巨人に行くということで、(巨人が)手ごわくなる。
成績的にも大竹さんの穴を少しでもカバーできたら、と思っています」。
この日はマツダスタジアムを訪れた。

2013年11月25日 日刊スポーツ ネット配信

広島・前田健、大竹の移籍表明で「投げ合いを楽しむ」
大竹の巨人移籍表明を受け、今季までプレーした広島や獲得に向け交渉していた
ソフトバンクと楽天の関係者は25日、さまざまな反応を示した。

広島の野村監督は「今度はライバルになる。やられないようにしないと」と来季の対戦相手として警戒し、
エースの前田健は「寂しいけど仕方ない。敵とは思えないけど、投げ合いを楽しみたい」と述べた。

FA宣言した大竹と最初に交渉したソフトバンクの小林海外兼中長期戦略担当部長は
「仕方ない。後ろは振り返っていられない。補強はまだまだこれから」と切り替えを強調。
楽天の立花球団社長は「選手が来たくなるような球団、いいチームをつくらないといけないと再確認した」と話した。

2013年11月25日 サンケイスポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、800万円増でサイン
阪神・今成亮太捕手が25日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
1200万円から、800万増となる2000万円でサインした。

今季は主に外野手として、自己最多の88試合に出場。打率・265、1本塁打、17打点だった。
高知・安芸での秋季キャンプでは、本格的に三塁の守備練習も取り組んだ。

定位置獲得を懸けた来季へ向けて、「どういう状況であれ、144試合出られる準備をしたい。
打率、打点を稼いでチームの勝利に貢献したい」と意気込んでいた。

2013年11月25日 デイリースポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹が入団決断!充実施設&原監督の直電が決め手
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が、巨人入りを決断したことが24日、分かった。
きょうにも巨人側に入団する意思を伝える模様だ。同時に獲得に乗り出していたソフトバンク、楽天には
断りを入れ、広島にも正式に退団を伝える。
今季、10勝を挙げて広島を16年ぶりにAクラスに導いた通算74勝右腕。近日中にも正式契約を結ぶ。

熟考の末、大竹がついに決断した。
「自分のことを必要としていただいているかということが大事です」と、移籍への決め手を明かしていたが、
その思いをひしひしと感じたのが、巨人だった。
関係者の話を総合すると、20日の広島市内での初交渉で、原監督から「日本一連覇を達成できるチームを
作るために力を貸してほしい」と電話でラブコールを受けたことで、一気に心が傾いたという。

埼玉・浦和学院高出身。プロ入りまでの18年間を埼玉で過ごし、地域性を「(移籍先を)考える要素の一つ」と
明かしていたように、在京志向が強い。
3年総額5億円以上の金銭面に限れば、4年最大10億円を提示したソフトバンクが上回っていたが、
それ以上に魅力を感じたのが、充実したハード面だった。

10年に右肩痛を発症。懸命のリハビリを続けた。
「今年、ダメなら野球人生が終わるかも」と不退転の決意で挑んだ昨季から、2年連続2ケタ勝利を挙げたが、
今も入念なケアは欠かせない。
12日にFA宣言した際、「野球をする上での環境も聞いてみたい」と語っており、
巨人が誇る練習施設、サポート体制の充実は、長く野球を続ける上で譲れないポイントだった。
初交渉後にも「今日の話を聞いて、ジャイアンツさんからの気持ちは伝わりました」と、相思相愛をアピールしていた。

23日には広島のファン感謝デーに飛び入りで参加。球団側の配慮で予定に組み込まれていなかったが、
感謝の気持ちを示したかった。愛着のあったユニホームに袖を通し、チームメートや本拠地・マツダスタジアムを
赤く染めた2万8000人のファンに別れを告げたのも、大竹なりのけじめの行動だろう。

25日にも巨人側に連絡を入れ、入団する意思を伝えることになりそうだ。
近日中に行われる次回交渉で、20日には条件として出されなかった背番号「17」も、正式に提示される見通し。
これまで原沢代表兼GMが「先発ローテーションの一角を占めていける投手になれると思う」と評価していた通り、
通算74勝右腕の加入は、日本一奪回への、これ以上ない戦力となる。

◆大竹 寛(おおたけ・かん)
1983年5月21日、埼玉県生まれ。30歳。浦和学院では2000年夏、甲子園出場も出番なし。
01年ドラフト1巡目で広島に入団。03年にプロ初勝利。04年はシーズン途中から抑えを務め17セーブ。
05年に自身初の2ケタ勝利となる10勝を挙げた。今季10勝を挙げ、前田健らとともに球団26年ぶりの
2ケタ勝利カルテットを形成。183センチ、90キロ。右投右打。既婚。

◆FA選手のランク
移籍する選手の旧年俸の上位1~3位がA、4~10位がB、11位以下がCランクとなる(外国人選手は除く)。
AあるいはBランクの選手を獲得した場合、旧球団に補償(Aの場合は年俸の80%か人的補償+年俸の50%、
Bは年俸の60%か人的補償+年俸の40%)を与える。Cは人的、金銭補償ともに必要ない。

2013年11月25日 スポーツ報知掲載

「巨人・大竹」25日にも誕生へ
広島からFA宣言した大竹が25日にも、進路を表明し「巨人・大竹」が誕生する見通しとなった。
前日、ファン感謝デーが行われたマツダスタジアムを訪問。そこで球団幹部やナインらに退団のあいさつを済ませ、
ソフトバンク、楽天には25日にも断りを入れる見込みだ。

巨人とは20日に初交渉。3年総額5億円の条件提示を受け、原監督からは直接、電話で口説かれた。
「しっかり考えて、できるだけ早く決めたい」と話したように、巨人入りを決めたことで、
交渉球団にも速やかに態度を伝えるとみられる。

2013年11月25日 スポーツニッポン掲載

FA大竹、きょうにも巨人入り表明
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)は、今日25日にも巨人入団を表明する見込みだ。
前日23日は不参加の予定だった広島のファン感謝デーに飛び入り参加。24日はマツダスタジアムで練習した。
ソフトバンク、楽天との交渉は終えており、巨人大竹誕生は秒読み段階だ。

2013年11月25日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹 広島関係者に退団あいさつ “けじめ”ファン感飛び入り参加
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)の巨人移籍が事実上、決まった。
同投手は23日、ファン感謝デーが開催されていたマツダスタジアムを訪れ、球団幹部やナインらに退団のあいさつを
行ったことが関係者の話で明らかになった。

右腕は広島球団に意思表示をしたことについて「それはないです」とはぐらかしたが、退団の決断を伝えた後は
スーツからユニホームに着替え、2万8000人のファンが見守るグラウンドに姿を見せた。
前日には「出ません。出られないでしょう」とファン感謝デーには不参加を明言していたが、急きょ顔見せ。
イベントには参加しなかったが、「大竹っ~」と絶叫にも似た残留を望む声援が飛ぶ観客席にサインボールを投げ入れた。
大竹なりのけじめ。12年間在籍したチームとファンに別れを告げた。

「皆と話をしていて、ベンチに顔をのぞかせようかな…と思った。人が多かったですね。
楽しかった。顔を出すことができてよかったです」

帰り際には吹っ切れた表情を見せた大竹。
20日の巨人との初交渉から3日での決断。交渉では3年総額5億円の条件提示とともに、途中には巨人・原監督から
「日本一連覇を達成できるチームをつくるために、力を貸してほしい」と電話で口説かれた。
金銭面では先に交渉したソフトバンク、楽天を超えるものではなかったが、結果的に原監督からの「愛フォン」が
決断の大きな決め手となったもようだ。25日にも「巨人・大竹」が正式に誕生する。 

2013年11月24日 スポーツニッポン掲載


大竹、ファン感飛び入り参加「来て良かった」
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が23日、マツダで行われた「2013カープファン感謝デー」にサプライズ参加した。
巨人と相思相愛とされ、退団が決定的なことから当初は不参加を表明していたが、所用で球場を訪れ飛び入り。
12年間育ててくれたファンに別れを告げた。

予定外の行動だった。プログラムが進むなか、昼過ぎに大竹がユニホームの上に赤いフリースを着て一塁ベンチに現れた。
「せっかく来たから、ちょっとのぞいてみようかな」。久々に顔を合わせたチームメートと談笑。気付いたファンからは声援も飛んだ。

去就について早期決着を目指す右腕は「楽しかったです。来て良かった」と、イベントの終了を待たずに球場を後にした。
広島のユニホーム姿は、この日で見納めになりそうだ。

2013年11月24日 スポーツ報知掲載

お別れ会!?FAの大竹、マエケンらと記念撮影「楽しかった」
広島ファン感謝デー(23日、マツダ)広島からFA宣言した大竹が、マツダスタジアムで行われた
ファン感謝デーに姿を見せた。巨人への移籍が有力視され、荷物整理などで球場を訪れていたが、
「せっかく来たので。ちょっとのぞいてみようかなと思って」とポツリ。
ファンへの挨拶もFAの話もなく、前田健らと記念撮影などして「楽しかった」。
その光景は12年をともに過ごした仲間との“お別れ会”のようだった。

2013年11月24日 サンケイスポーツ掲載

大竹“サプライズ参加”最後の赤ユニ?
 広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が23日、マツダスタジアムで行われたファン感謝デーに“サプライズ参加”した。

前日までは欠席予定だったが、所用で同スタジアムを訪問。
「(チームの)みんなと話していたら、ベンチをのぞこうかと思った」と心変わりし、
ユニホームに着替えてベンチに姿を現した。

イベント途中で退席したが、選手と記念撮影し、ファンから声援も受けた。
大竹は「顔を出して良かった。(ファンの)人が多かったし、楽しめた」と笑顔を浮かべた。
巨人入りが濃厚な状況だけに、広島のユニホーム姿はこれが最後となる可能性大だ。

2013年11月24日 デイリースポーツ掲載


杉内、FA宣言の大竹に3つの金言
巨人の杉内俊哉投手(33)が23日、ファンフェスタに参加し、広島からFA宣言した
大竹寛投手(30)に「3つの金言」を贈った。

〈1〉「巨人の雰囲気はいい。人見知りでも大丈夫」
ソフトバンクからFA移籍した2年前は人間関係が不安だったというが「すぐに内海や山口が声をかけてくれたから、
すんなりチームに入れました」。巨人に来れば、自分も積極的に声をかけることを約束した。

〈2〉「スタイルを変える必要はない」
練習方法や体のケアなど「自分のやりたいようにやらせてもらえる」。
巨人には個人を尊重してくれる環境が整っているという。

〈3〉「住環境だけは考えろ」
東京は渋滞が多い。巻き込まれると練習時間を削られる。
「渋滞がないところに住むほうが練習できる。しっかりと調べた方がいい」

経験を踏まえたメッセージは、大竹の胸にどう響く?

2013年11月24日 スポーツ報知掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成 ファン感“MVP” ナインのモノマネでヒット連発
阪神・今成が紅白戦で爆笑モノマネの「ヒットパレード」を奏でた。

新井良のユニホームを着て、打席入りからスイングまで一通り披露すると、続いて左打席に移動し
西岡の打撃フォーム、走り方をまねた。さらにバットを極端に短く持つ関本、マウンドでは帽子のつばが水
平のメッセンジャーまで。「きょうはそういう日。喜んでもらえてよかった」と声を弾ませた。

2013年11月24日 スポーツニッポン掲載


亮太改め良太なり!今成の虎“完コピ”にスタンド大爆笑!
阪神ファン感謝デー(23日、甲子園)藤浪でも西岡でもない。笑いの主役は今成だった。
紅白戦の打席で西岡、関本、上本、新井良のフォームを完全コピー。
その都度、選手に合わせてユニホームを着替える入念さでスタンドを大爆笑させた。
「ファンが喜んでいた? そういう日なんで良かった。MVPを獲れなかったんでがんばりました」。
9年目の来季へ、秋季キャンプから三塁に挑戦中。持ち前の元気と明るさも武器に競争を勝ち抜く。

2013年11月24日 サンケイスポーツ掲載

今成「小コロッケ」虎の「モノマネ王」
小掛布あらため小コロッケ!? 阪神今成亮太捕手(26)が23日、甲子園でのファン感謝デーで「モノマネ王」の本領を発揮した。
球場がもっとも沸いたのは打席に入った紅白戦だ。背番号32のユニホームを着て打席に入り、
新井良の独特なテークバックを披露。直後にユニホームを脱ぎ捨てると背番号4が現れる。
上本のオープンスタンスを大げさにこなすと場内は大爆笑だ。

「練習はしていないです。持ちネタです」と笑うモノマネ王。西岡の走るマネに拍手喝采。
ボールを見送る関本の動きを再現すれば、ナインも腹を抱えて大笑い。
マウンドに上がるとメッセンジャーのしぐさも披露。チーム屈指のエンターテイナーの独壇場だった。

紅白戦の敢闘賞に輝いたが、最優秀選手賞は能見に譲った。「MVPをとりたかったです。今日はそういう(笑いの)
日ですからね」と声をはずませる。
安芸キャンプで三塁に挑戦する若武者が、明るさたっぷりに存在感を示した。

2013年11月24日 日刊スポーツ掲載
赤坂和幸 28期 現:中日
ウインターリーグ参加
中日の1年目・浜田達郎投手(19)と杉山翔大捕手(22)、2年目・川崎貴弘投手(20)、
育成・赤坂和幸外野手(24)の4選手が、台湾でのウインターリーグに参加することが決まった。
日本、台湾、韓国、ドミニカ共和国の選抜4チームによるリーグ戦で、期間は11月下旬から約1カ月間行われる。
大竹寛 22期 現:広島
FA大竹ファン感謝祭に飛び入り
広島からFA宣言し、巨人入団が決定的となっている大竹寛投手(30)が23日、
マツダスタジアムで行われたファン感謝デーに飛び入り参加した。

前日22日までは不参加の予定だっただけに、「サプライズ登場」した形。
「もともと荷物とかもあったので球団(施設)には来ようと思っていたんですが、
みんなと話している中でベンチをのぞこうかな、顔を出そうかなと思って。楽しかったです」と説明し、
イベント途中で球場を後にした。

2013年11月23日 日刊スポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
今成が多芸ぶり発揮「持ちネタ」
阪神の「ファン感謝デー」が甲子園球場で行われ、紅白戦で今成亮太捕手(26)が多芸ぶりを発揮した。

紅組の「4番三塁」で出場し、初回の初打席は新井良のユニホーム姿で登場。
新井良から上本へと1球ずつユニホームと打撃フォームを変え、
最後の3球目は西岡のユニホーム姿と西岡の打撃フォームで投ゴロ。

西岡そっくりの走り方で一塁ベースを駆け抜け、スタンドと両軍ベンチの爆笑を誘った。
マウンドではメッセンジャーの投法を披露。
試合後は紅白戦の敢闘賞を受賞し「持ちネタです」と胸を張っていた。

2013年11月23日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹、ファン感「出ない」 巨人移籍は「悩んでます」
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が、23日にマツダで行われる「2013カープファン感謝デー」に
参加しないことを22日、明かした。
巨人と相思相愛の右腕は「いや、まだ。悩んでます」と明言を避けたが、すでに退団は決定的となっている。

この日は、マツダで久本を相手に2日ぶりに練習。キャッチボールなど約2時間汗を流した。
23日は広島のユニホーム姿で首脳陣やチームメート、ファンと顔合わせできる可能性もあったが、
予定を問われると「出ないです」と答えた。

20日に広島市内で行われた巨人との初交渉では、原監督から直接電話で熱いラブコールを送られ、さらに心が動いた。
獲得に名乗りを上げるソフトバンク、楽天との交渉も終え、あとは最終決断をするだけだ。

2013年11月23日 スポーツ報知掲載


大竹「出られる訳ない」ファン感欠席へ
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が23日に開催される「2013カープファン感謝デー」を欠席することを22日、明かした。
巨人入りへ秒読み段階の状況だが、カープファンの前で最後のあいさつをすることなく、広島と決別することになった。

20日に行われた巨人とのFA交渉後、大竹が初めて報道陣の前に姿を現した。「プライベートで、練習に来た」。
険しい表情でマツダスタジアムに足を踏み入れると、ランニングなどで汗を流した。

練習後、“ファン感”への参加について問われると、「出ないです。出られるわけないでしょう」と、語気を強めた。
残留の可能性があれば出席するかもしれない。しかしFA宣言後、ソフトバンク、楽天、巨人とFA交渉を行い、移籍が確実な状況。
それでも“ファン感”への出席は可能だが、カープへの思いを断ち切るためなのか、移籍することへの後ろめたさなのか、
最終的に「欠席」することを決断した。

FA交渉を終え、現在は移籍先を公表する最終段階に入っている。「悩んでいます」と話したが、巨人入りが濃厚な状況。
次にカープファンが大竹に会えるのは、敵チームのユニホームを身にまとった姿になりそうだ。

2013年11月23日 デイリースポーツ掲載
坂元弥太郎 21期
15人参加 第2回合同トライアウト速報
<第2回合同トライアウト>◇22日◇ナゴヤ球場

元阪神の小林宏之投手(35)ら15人が参加。
全員が10日に静岡で行われた第1回合同トライアウトの受験者で再チャレンジとなる。
午前10時30分からシート打撃(カウント0-0から)を行っている。中日落合GMも視察。

▼坂元弥太郎 投球結果
横山 3-2から137キロ直球外れ四球
青野 スライダー打ってボテボテの三ゴロ
梶本 3-2からフォークボール外れ四球
三家 スライダー打ち上げ遊飛

2013年11月22日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
FA大竹は動きなし、広島3年4億円も心は揺れ動いている?
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹は21日、連日行っていた
マツダスタジアムでの自主トレに姿を見せなかった。
広島の鈴木球団本部長は「(連絡などは)特に何もない」と話した。広島は3年4億円を用意しているとされるが、
前日20日に巨人が3年5億円を提示。
すでに交渉を終えている楽天は3年5億円以上、ソフトバンクは4年で最大10億円の条件を
提示したとされ、心は揺れ動いている?

2013年11月22日 サンケイスポーツ掲載

今オフの巨人の補強 FA選手では大竹獲得が決定的
巨人は、今オフは補強に積極的に動いている。
40年ぶりの連覇を逃した後、渡辺恒雄球団会長(87)が「来年以降は連覇。今度はあらゆる補強をして勝つ」と日本一奪回を厳命。

FA選手では広島・大竹寛投手(30)、中日・中田賢一投手(31)、西武・片岡治大内野手(30)獲得に
乗り出す意向を見せたが、中田賢はソフトバンク入りが濃厚なことから撤退。
片岡は楽天、オリックスとの争奪戦となっている。

一方、大竹とは20日に広島市内で初交渉し、3年総額5億円の条件提示をした。
交渉途中には原辰徳監督(55)から電話で「8年越しの愛」を伝えており、大竹も好感触を口にし、
「巨人・大竹」の誕生は秒読み段階に入っている。

2013年11月22日 スポーツニッポン掲載

巨人は大竹シフト 大親友「青木」に浦和学院閥は本人にも魅力?
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)は20日、広島市内で巨人と初交渉に臨んだ。

交渉では原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャーの携帯電話を通じ、秋季練習中の原辰徳監督から「(今季逃した)日本一連覇を
達成できるチームをつくるために力を貸してほしい」とラブコールを受け、大竹は「びっくりした。ありがたい」と感激しきりだった。

だがそれだけではない。巨人のチーム内では早くも大竹を迎え入れる“ウエルカム・シフト”が整いつつあるのだ。

巨人には自他ともに認める大竹の「大親友」青木高広投手がいる。4月末までは広島でチームメート。
今季中に小野淳平投手とのトレードで巨人に加入し中継ぎ左腕として34試合で5勝1敗、防御率2・87と活躍した。

青木は「巨人の選手は球場に来るのも早いし、みんな自覚を持って練習している。
広島の選手は足りないところが多かったと感じています」と話すが、この印象を大竹に伝えているようだ。
2人は移籍後も食事を共にする仲。青木によると、大竹は「巨人はすごいんですね。青木さんも巨人に行ってから、
たくましくなりましたよ」と感心しているという。

「大竹はおとなしく人見知りするタイプ。
そこは、僕も杉内さんや内海に話しかけてもらい、歓迎会も開いてもらったので、今度は橋渡し役になりたい」と請け合った。

また、左の代打の切り札、石井義人内野手は母校の埼玉・浦和学院高の先輩だ。

「巨人では清水打撃コーチ、須永(投手)も浦学出身。12球団全体でも他には阪神の今成(捕手)、
中日の赤坂(外野手)くらいしかいないのに、巨人に4人も集まるとすると、すごいね」と石井も歓迎ムード。

さらに、投手陣を統括する川口和久投手総合コーチは現役時代、広島から巨人にFA移籍し大竹と同じ境遇を経験。
「年齢を重ねた上でよその球団に移るには決断がいる。その辺のサポートができればね」と相談に乗るつもりだ。

こんな盤石の受け入れ体制なら、契約年数、金銭的条件で上回るソフトバンクを振ってでも、巨人に来る価値はあるのかもしれない。

2013年11月22日 夕刊フジ掲載
石井義人 17期 現:読売
[ジャイアンツ日記]石井
石井が何やら待ちきれない様子だった。「大竹くん、どうなった? 進路決まった?」。
球団はこの日、FAで獲得を目指している広島・大竹と広島市内で交渉。
通算74勝を挙げている右腕は埼玉・浦和学院高の後輩だ。
「やりやすい球団だと思うよ。清水打撃コーチがいて、後輩に須永がいて…
他球団にこれだけ浦学出身者がいるチームはないでしょ?」と移籍を心待ちにしていた。

2013年11月21日 スポーツ報知掲載
大竹寛 22期 現:広島
「巨人・大竹」決定的!原監督“愛フォン”効いた!
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)の巨人移籍が決定的となった。
20日、広島市内で巨人と初交渉し、3年総額5億円の条件提示を受け、
交渉途中には原辰徳監督(55)から電話で「8年越しの愛」を伝えられた。
ソフトバンク、楽天に続き巨人との初交渉を終えた大竹は好感触を口にし、「巨人・大竹」の誕生は秒読み段階に入った。

穏やかな表情だった。巨人との約1時間半の初交渉を終えた大竹からは感謝と喜びの言葉が口をついた。

「ジャイアンツさんからの気持ちは伝わりましたし、非常に高い評価をしてもらい感謝しています」

交渉解禁日の15日から6日目。満を持して動いた巨人側は一気呵成(かせい)に畳み掛けた。
3年総額5億の条件提示は、先に交渉したソフトバンク、楽天には及ばないとみられる。
しかし、金銭面以上に大きかったのは原監督の「生電話」だった。
神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習最終日を視察した指揮官。
午後2時30分頃に帰途についた直後、交渉役を務めていた原沢敦球団代表兼GM(57)の携帯電話を鳴らした。
「日本一連覇を達成できるチームをつくるために、力を貸してほしい」との切なる声が大竹の耳に届いた。

さらに右腕の心を揺さぶったのは、原監督が06年3月8日の巨人―広島のオープン戦(倉敷)での
話を持ち出したことだった。極寒の中、大竹が先発し4回を1安打無失点に抑えたマウンド。
「ウチの選手は寒くてベンチでも震えていたのに、大竹君は150キロの速球をビュンビュン投げていた。
こういう時代の中でこれだけひたむきに投球する投手がいるんだと、非常に印象に残った」と7年前を振り返った指揮官に、
大竹も「自分でもその試合はすぐに思い出したんですけど、まさかその試合をそういう見方で見ていただいているとは…。
その時の自分は無我夢中でしたから。うれしかった」と感激の面持ち。2つのメッセージが大竹の心をKOした。

原沢球団代表は交渉後、「手応えはあった」と獲得に自信をのぞかせた。
さらに「球団としてはどれを提供するというのは決めてます」と、大竹が広島で12年間背負い続ける
愛着のある背番号17を用意していることも明かした。

巨人側の手応えに呼応するかのように、埼玉県出身の大竹も「(地域性は)考えるひとつの要素。
自分の中でできるだけ早く答えを出したい」と話した。
巨人がソフトバンク、楽天との争奪戦を制し、近日中に勝ち名乗りを上げるのは必至の情勢となった。

2013年11月21日 スポーツニッポン掲載


FA大竹 決め手は「自分を必要としてくれるか」
FA大竹 巨人と初交渉
【大竹に聞く】
交渉ではどんな話が。

「先発投手として、ローテーションを守る力を褒めていただきました」

調整法などの話は。

「そういうことについても話はできましたし、よかったと思います」

3球団と交渉を終えて、決断する上で大切にすることは。

「やはり、自分のことを必要としていただいているかが大事です」

3球団で交渉は終わりか。

「自分のところに来ているのは今のところ、以上です」

原監督と電話で話したのはどのくらいか。

「そんなに…。5分もないですね。1、2分くらいです」

今まで原監督と話したことは。

「オールスターの時にあいさつをしたくらいですね」

2013年11月21日 スポーツニッポン掲載

大竹のハートつかんだ原監督の告白7年愛
ハートをわしづかみにされた! 広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が20日、
広島市内のホテルで巨人と初交渉した。
席上、携帯電話を通して原辰徳監督(55)から「日本一連覇を達成できるチームを作るために、力を貸してほしい」と
直接ラブコールを送られた。3年契約の年俸5億円(金額は推定)と条件提示も受けた。
ソフトバンク、楽天に続き3球団目の交渉を終え、在京球団志望の右腕の巨人入団は決定的。
近日中にも正式発表する運びとなる。

大竹の心に染みた。「日本一連覇を達成できるチームを作るために、力を貸してほしい」。
1時間半の交渉が半ばに差しかかったころ。交渉場所の1泊8万円のスイートルームが静寂に包まれた。
原沢球団代表兼GMの携帯電話に耳を傾けると、原監督からの熱い言葉が聞こえてきた。
「いろいろ評価していただいた中で原監督からの言葉は印象に残った」と笑みがこぼれた。

名もなき試合を覚えていてくれた。06年3月8日のオープン戦、広島-巨人戦。
倉敷マスカットスタジアムでの一戦は底冷えする中で行われた。
巨人の選手がベンチでガタガタと震える中で、当時22歳だった大竹は最速150キロを計測。
4回1安打無失点と、ねじ伏せた。

大竹 原監督は覚えていて、寒い中で一生懸命に投げる姿に好印象を持っていただいたそうです。
言われてすぐに思い出したけど、まさか、その試合をそういう見方で見てもらっていたとは思わなかった。
その時は無我夢中だったので。素直にうれしかった。

球宴出場時にあいさつを交わすぐらいしか接点がなかった指揮官の存在が大きくなった瞬間だった。

ソフトバンクから出来高を含めて4年最大8億円、楽天から3年6億円前後と破格の条件提示を受けている。
その中で巨人は3年5億円と条件面では下回る。だが原監督の熱意は十分に伝わった。
背番号はこの日は提示されなかったが、愛着ある17番も用意されている。
埼玉県出身で在京球団への志望が強いと言われる男は言葉を選びながらも地域性について「考える要素の1つになる」と認めた。

全球団との交渉が終了。他球団への連絡などもあるため即日表明とはならなかったが、近日中に正式決定する流れだ。
「ジャイアンツさんの気持ちは自分の中では伝わった」。巨人に、原監督の胸に飛び込む日は近い。

2013年11月21日 日刊スポーツ掲載

FA大竹に原監督が直電!日本一連覇へ「力を貸して欲しい」
巨人が20日、広島市内のホテルで、広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)と初交渉に臨んだ。
原沢敦球団代表兼GM(57)がプロ通算74勝を挙げた実績を高く評価。
交渉の終盤に原辰徳監督(55)が直接電話でラブコールを送ると、右腕は大感激。
すでに相思相愛だった気持ちは、大きく巨人に傾いた。

約1時間半の交渉を終えた原沢代表は会見の冒頭で「手応えはあったと思います」と珍しく語気を強めた。
広島記念公園や広島湾が見えるホテルの29階、1泊8万円のスイートルーム応接室で、巨人にどうしても必要であると訴えた。

話し合いも終盤にさしかかると、原沢代表は自らの電話で秋季練習に参加していた原監督に電話をかけ、大竹に手渡した。
「日本一連覇を達成できるチームを作るために力を貸してほしい」

指揮官の熱いメッセージにFA右腕は「ありがとうございます」とうなずいた。

2、3分間の会話のなかで、原監督は若き日の大竹のがむしゃらさを評価した。
06年3月8日、倉敷でのオープン戦。巨人相手に先発した大竹は4回1安打無失点と好投。その雄姿を電話越しでたたえた。
やりとりを耳にした原沢代表は「非常に寒い日で、うちの選手はベンチでがたがた震えていたそうです。
彼はマウンドに立って150キロを超えるような速球も投げた。
今のこういう時代でこれほどひたむきに投球する投手がいるんだというのを見て、監督は印象に残ったそうです」と説明。
大竹も「まさかその試合をそういう見方で見ていただいてるとは思っていなかった。ありがたい」と喜んだ。

指揮官だけでなく、原沢代表も熱く訴えた。「正直なところ、新聞報道を見ていると、金銭条件面で(他球団に)
勝てるとはまったく思っていません。そうではなく、彼をなぜ必要とするのか。野球をする上でのプレー環境や
生活環境等々を訴えさせていただいた」と説明。3年5億円以上の金銭面だけでなく、施設や医療体制など
サポートできる準備があると伝えた。今季、登板した全試合をチェックしたことも明かし、投球だけでなく、
けん制やクイックモーションなど投手としての総合力を評価した。

さらに食通で知られる大竹のために、東京ラーメン店ガイド数冊もプレゼント。
「手応えがあっても釣り逃がすこともあるしね。何とも言えないけど、伝えるべきことは伝えられたし、
上の空ではなく、非常に熱心に聞いてくれた」と
原沢代表は笑みを浮かべた。これは自信の裏返しだろう。「巨人・大竹」誕生の日は、すぐそこだ。

2013年11月21日 スポーツ報知掲載

大竹の巨人入り加速!原監督、ナマ電話で「日本一連覇の力に」
愛のメッセージ作戦は大成功!!
巨人は20日、広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した広島・大竹寛投手(30)と広島市内のホテルで初交渉した。
3年5億円の条件を提示するとともに、秋季練習中の原辰徳監督(55)が電話で
「日本一連覇を達成できるチームを作るために、力を貸してほしい」と
ラブコール。交渉役の原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)は「手応えはあった」と
獲得に自信をのぞかせた。

広島市街を見下ろす高層ホテルの29階にあるスイートルーム。
巨人が大竹に贈ったのは、野球人の琴線に触れる熱いメッセージだった。約1時間半の交渉を終えた30歳は目を輝かせた。

「非常に高く評価をしていただいて、感謝しています。いろいろ評価していただいた中で、
原監督からは『日本一連覇に向けて、力になってほしい』という言葉をいただきました」

提示条件は3年5億円とみられ、ソフトバンクの4年総額10億円、楽天の3年5億円以上より劣る。
だが、違うもので右腕の心を動かした。交渉の終盤、19日に原監督と会談した原沢球団代表兼GMから
「今年は日本一連覇を逃した。日本一連覇を達成できるチームを作るために、
力を貸してほしい!!」と伝言をもらった。その直後、原監督からの電話が鳴った。サプライズだった。

原監督が感銘を受けた試合がある。2006年3月8日に寒風が吹く倉敷で行われたオープン戦。
背番号17は150キロ超の速球で押しまくり、4回を1安打無失点に抑えた。
指揮官は「今のこういう時代に、これほどひたむきに投球をする投手がいるんだというのを見て、
とても印象に残った」と感激。その思いをこの日、大竹に伝えた。

巨人は埼玉出身の右腕に住宅環境や施設面の優位性も説明。
この日は提示しなかったが、広島での背番号17も準備している。
原沢球団代表兼GMは「伝えるべきことは伝えたし、非常に熱心に聞いてくれた。
われわれがなぜ大竹君という選手に絞ってきょう来たのかということに、
非常に熱心に耳を傾けてくれたので手応えはあった」と獲得に自信をのぞかせた。

右腕は「できるだけ早く答えを出したいと思っています」と語り、近日中にも「巨人・大竹」が誕生する可能性が高まった。

2013年11月21日 サンケイスポーツ掲載

【大竹トーク】埼玉出身「考える一つの要素」
どういう評価を

「先発投手として、ローテーションを守る力をほめていただいた」

原監督からは

「電話をいただきました。僕がもうちょっと若いとき、オープン戦の寒いときの話なんですけど、
原監督が覚えてくださっていて、一生懸命投げている姿に好印象を持っていただいたと。
野球に対する姿を見ていただいたという話をしていただきました」

背番号の提示は

「きょうはなかった」

埼玉県出身だが

「考える一つの要素ではあります。付け加えるならば、各球団から話を聞いたことで総合的に判断していきたい」

次回の交渉までに詰めることは

「これまでいろいろな球団と話して、その中で自分がしっかり考えて答えを出していけたらなと思います」

2013年11月21日 サンケイスポーツ掲載

大竹が感激!原監督から直電ラブコール
巨人は20日、広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)と広島市内のホテルで初交渉を行った。
交渉の途中で原辰徳監督(55)が電話で直接ラブコールを送り右腕は大感激。
在京志向が強いとされる大竹が、近日中に巨人入りを表明することは決定的な状況となった。

時折、のぞかせた最高の笑顔が全てを物語っていた。
約1時間半の交渉を終えた大竹は「非常に高く評価していただいて感謝してます」と正直な気持ちを吐露した。

スイートルームで行われた交渉。条件面では3年総額5億円以上を提示されたもよう。

「先発ローテーションを担う右の投手。これが今のチームに必要」(原沢球団代表)と考える巨人の猛アタックを受けた。

交渉の途中でサプライズが待っていた。
原監督から電話で直接、「日本一連覇を達成できるチームをつくるために力を貸してほしい」と
熱烈なラブコールを送られた。さらに06年3月8日のオープン戦(倉敷)で寒い中、ひたむきに投げる大竹の姿が
原監督の印象に残っていることも伝えられた。

原巨人の猛アプローチに右腕は大感激。在京志向が強いとされる大竹のハートはさらに揺さぶられた。
交渉を行った原沢球団代表は「(手応えは)あった。非常に熱心に聞いてくれた」と話した。

すでにソフトバンク、楽天とも交渉したが「その中で自分がしっかり考えて、一つ答えを出していけたらなと思います」と大竹。
近日中に巨人入りを表明することが確実な状況となった。

2013年11月21日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹グラリ、交渉で原監督の直接ラブコール
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が20日、広島市内のホテルで巨人と交渉した。
席上で、原沢敦球団代表兼GMの携帯電話を通し、原辰徳監督(55)から直接ラブコールを受けた。
「日本一連覇を達成できるチームを作るために、力を貸してほしい」。
先発補強を今オフの課題にしているため、3年5億円の条件提示とともに加入を情熱的に訴えかけた。

大竹はソフトバンク、楽天に続き、3球団目の交渉を終えた。他球団からの連絡はなく、交渉は終了。
「非常に高く評価をして頂き、感謝している。いい話ができたと思う」。
埼玉県出身で、在京球団を志望していると言われている。「もちろん、考える1つの要素ではある」と認めた。
交渉した原沢球団代表兼GMは手応えを聞かれ、「あった」と即答。
巨人入りは決定的な情勢だ。(金額は推定)

2013年11月20日 日刊スポーツ ネット配信


大竹交渉「巨人さんの気持ち伝わった」
広島からFA宣言した大竹寛投手が20日、広島市内のホテルで巨人と交渉した。

ソフトバンク、楽天に続き、3球団目。巨人からは、3年5億円以上の提示を受けた模様。

約1時間30分の交渉を終えた大竹は、「非常に高く評価していただいた。感謝している。
条件を含めて、野球の話などいろいろさせていただいた。巨人さんからの気持ちは自分の中に伝わった」と笑顔をみせた。

交渉役を務めた原沢敦球団代表は「彼がなぜ必要かということを話させていただいた。
先発ローテとして、右の投手がチームに必要。この1点です。(手応え?)あったということです」と話した。

大竹は埼玉県出身。在京球団を志望していると言われ、巨人入りが濃厚だ。

2013年11月20日 デイリースポーツ ネット配信

大竹 巨人と交渉 原監督から電話「力を貸してほしい」
巨人は20日、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と広島市内のホテルで初交渉を行った。

既にソフトバンク、楽天と交渉した大竹だが、埼玉県出身で在京球団への希望が強いとされるだけに、
巨人と相思相愛ともいわれているが、約1時間半にわたって話し合いをした。
原監督からも電話が入り「日本一、リーグ連覇のために力を貸してほしい」と言われたことを明かした。

大竹は「先発投手としてローテーション投手として、高く評価していただいた。感謝している」と笑顔。
ソフトバンク、楽天からも声がかかり、大モテの右腕は「早く答えを出さないといけない」と話した。

交渉時間中には、原監督からも電話で「(今年逃した)日本一連覇を達成できるチームを作るために、
力を貸してほしい」と伝えられたという。
ソフトバンク、楽天と合わせ、これで3球団との交渉を終えた大竹は、「出来るだけ早く答えを出したい」とした。

2013年11月20日 スポーツニッポン ネット配信
豊田拓矢 25期 現:TDK
【西武】ドラ3豊田、理想の投手像は「松坂大輔」
プロ野球のドラフト会議で西武から3位指名を受けたTDK・豊田拓矢投手(26)が19日、秋田市内で契約交渉を行い、
契約金6000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約した。

会見で目指す投手像を聞かれた豊田は「(元西武、現メッツの)松坂大輔投手です」と即答。
豊田が小学時、テレビで横浜高時代の松坂の投球を初めてみて以来、その後VTRを何度も見返すほど強い衝撃を受けた。
浦和学院時に練習試合で横浜高を訪れたときは、明治神宮大会、春夏の甲子園、国体と4冠を達成した松坂の代の選手全員の
名前が記された石碑を見たという。そして来年、松坂と同じ西武のユニホームに袖を通す。

「直球とスライダーがすごい、という印象。
チームを勝たせるところもすごいし、自分もあんな投手になれればいい」と話す豊田。
社会人5年を経てのプロ入りだけに、即戦力の期待は高い。プロ1年目の松坂は16勝を挙げ、
最多勝や新人王など多くのタイトルを獲得した。
松坂に負けじと、1年目からフル回転して活躍を目指す。

◆豊田 拓矢(とよだ・たくや)
1987年3月28日、埼玉県八潮市生まれ。26歳。
小作田ベイスターズで野球を始め、八潮中では八潮シニアに所属。
浦和学院では1、3年夏に甲子園出場。上武大では4年春に全日本大学野球選手権8強。
TDKに加入して5年目。176センチ、88キロ。右投げ右打ち。血液型O。

2013年11月20日 スポーツ報知掲載


西武ドラ3豊田 100勝以上&AJ斬り宣言
西武ドラフト3位指名のTDK豊田拓矢投手(26=上武大)が19日、
秋田市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸1200万円で合意に達した。
プロでの目標を「100勝以上」と掲げ、「(楽天の)ジョーンズ、マギー選手と力勝負したい」と
元メジャーリーガー斬り宣言した。(金額は推定)

社会人5年目でプロの夢を実現させた豊田は、晴れ晴れとした表情で会見に臨んだ。
「100勝以上する投手になりたい。タイトルも全部狙う」。苦労を重ねた分だけ掲げた目標は高く、大きかった。

浦和学院で2度甲子園のマウンドを踏んだ。上武大では最速152キロをマークした。
それでもプロの扉は開かなかった。
TDK入社後はへんとう炎や肩痛に悩まされた。プロを目指し、のどを手術して迎えた今季、「
最後の年なんです。先発させてください」と志願登板した都市対抗2回戦でヤマハ打線を
7回2死までパーフェクトに抑え、道を切り開いた。
「マウンドさばきや気迫、投げっぷりがいい。開幕からすぐに投げてもらえると思って指名した。
2ケタ勝ってほしいね」と水沢スカウト。
先発、中継ぎ、抑えと全てのポジションで即戦力として期待されている。

自慢の速球で強打者をねじ伏せる。
「ジョーンズ選手やマギー選手と力勝負したい。日本人では打率を残している(オリックス)糸井選手とも
対決してみたい」と目を輝かせた。背番号は未定だが、憧れる松坂大輔(メッツ)の西武時代につけた「18」については
「結果を残してから。いつかその番号に見合う投手になれれば」とし
「まず1軍で1勝。社会人の5年間の経験をプロで生かしたい」と語った。

会見には婚約者の鷹島千春さん(23)も同席した。
交際2年で「夫婦の日」の今月22日に婚姻届を出すことも報告した。
すでに同居しながら豊田を支える千春さんは「驚きました。いいプレーができるよう食事などで
サポートしていきたい」と笑顔。プロ入り後も二人三脚で、掲げた目標へ1歩ずつ歩んでいく。

2013年11月20日 日刊スポーツ掲載


【西武】ドラ3豊田“いい夫婦の日”に婚姻届提出へ
西武から3位指名を受けたTDK・豊田拓矢投手(26)が結婚することが19日、分かった。
お相手はホテル従業員の鷹島千春さん(23)。
“いい夫婦の日”の11月22日に婚姻届を提出し、今月下旬から豊田の地元である埼玉県内で
新婚生活をスタートさせる。人生の伴侶を得た豊田は「さらに頑張っていきたい」と決意を新たに語った。

この日、豊田は契約交渉を行い、契約金6000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。
遅咲きのルーキーは「目標は開幕1軍。できるだけ早く1勝したい」。
チームのため、そして新妻のため、即戦力の働きを見せる。

2013年11月20日 スポーツ報知掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹に背番号「17」用意 相思相愛の巨人が誠意見せる
巨人が広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)に、
背番号17を用意していることが19日、分かった。
20日に広島市内のホテルで初交渉を行う。
既にソフトバンク、楽天と交渉した大竹だが、埼玉県出身で在京球団への希望が強いとされるだけに、
巨人と相思相愛ともいわれる。日本一奪回へ最大の補強ポイントである先発投手の獲得へ向け、
FA右腕を一気に口説き落とす。

FA交渉解禁日から5日目。満を持して大本命が動いた。20日に大竹と交渉するという球団の発表を受け、
原監督は報道陣の前で「吉報を待つだけです」と話し、ソフトバンク、楽天との争奪戦に参戦することを表明した。

巨人の切り札は背番号17だ。広島時代の12年間、ずっと17を背負い続けてきた大竹に配慮し、同じ背番号を用意する。
現在、17は香月がつけているが、この日に本人の承諾も得たことから20日の初交渉で、大竹への提示が可能になった。

巨人の背番号17といえば、かつて沢村栄治が初年度に1年間背負い、その後スタルヒンや槙原寛己らそ
うそうたる投手が背負ってきた番号。さらに条件面でもFA選手との契約年数は通常2年が基本線だが、
大竹には3年の好条件を用意した。
契約金&出来高を含めると総額5億円の大型契約を提示。
最大限の誠意を示し、即日合意も視野に一気に猛アタックをしかける。

さらに原監督も間接的に交渉に参戦する。
ジャイアンツ球場で大竹への印象を問われると「それは(原沢球団代表に)伝えてあるので、
交渉の場で伝わるでしょう」と説明。
獲得への熱いメッセージが、交渉の席で口説き文句として大竹に伝えられる。

大竹はソフトバンクから4年総額10億円、楽天には3年総額6億円と初交渉で好条件の提示を受けた。
だが埼玉県出身で在京球団への志向が強いことから長年、関東でのプレーを望んでいたという。
20日に巨人から原監督のメッセージと背番号17という、猛アピールが届く大竹が、
一気に巨人入りに気持ちが傾くことは確実だ。

巨人は今季、内海、杉内、菅野の3投手が2桁勝利を挙げたが、沢村、宮国ら期待した若手投手が伸び悩んだ。
年間通して先発ローテーションを固定できなかった上に、ドラフトでも即戦力投手を獲得できず、
今オフの先発投手の補強が最大のテーマだった。
他球団の動向などを慎重に見極めた上でのFA参戦で、その最大の補強ポイントを埋めることになる。

リーグ3連覇と日本一奪回へ。今季両リーグトップの39度の逆転勝利を挙げた巨人が、オフの争奪戦も後半勝負で強さを見せる。

▼槙原寛己氏(スポニチ本紙評論家、87~01年に巨人の背番号17)背番号には誰もが愛着がある。
球団は今年、17を背負っていた香月を説得してから提示するはずだし、それだけ期待が大きいということでしょう。
歴史がありますから、もし入団したら頑張ってほしい。

2013年11月20日 スポーツニッポン掲載


大竹にスタルヒン背番「17」用意!原監督の誠意で初交渉、一発合意へ
巨人は19日、広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)と、
20日に広島市内で初交渉を行うと発表した。
3年総額5億円以上の金銭的条件のみならず、この日までに大竹が現在背負い、愛着のある背番号「17」を
用意したことが分かった。巨人では戦前のスタルヒンをはじめ、159勝を挙げた槙原寛己らがつけた歴戦の番号。
先発の一角を担える貴重な右腕に、最大限の誠意を見せ、一発回答を狙う。

尽くせる手を尽くし、誠意を伝える。巨人が大竹獲得に向けて、最終兵器を用意した。
2001年のドラフト1巡目で広島に入団してから12年間、背負い続けた背番号「17」だ。
今季は香月がつけていたが、この日までに番号変更についての説明を済ませ、
初交渉となる20日、広島で待つ大竹に提示することとなった。

巨人にとって、背番号17は18番にも劣らぬ偉大な番号といっても過言ではない。
戦前の1935年には沢村栄治が1年だけ背負い(後に14に変更)、そして36年からはビクトル・スタルヒンが袖を通した。
いずれも伝説として語り継がれる名投手だ。また、戦後では日本プロ野球史上初の完全試合を達成(50年)した藤本英雄が、
87年からは槙原寛己がつけ、斎藤雅樹、桑田真澄と先発3本柱を形成。こちらも94年に完全試合を達成した。
その槙原から02年に受け継いだ高橋尚成(現ロッキーズ傘下3A)も、36からの変更となった1年目に
初の2ケタ勝利(10勝)を挙げるなど、先発ローテ軸として、チームを引っ張っていく投手たちが背負ってきた。

大竹は01年の広島の新入団発表時、背番号について「17番という素晴らしい背番号を早く覚えてもらいたい」と活躍を誓い、
今季も2年連続2ケタ勝利となる10勝を達成するなど、これまで4度、2ケタ勝利を記録してチームを支えてきた。

巨人サイドは大竹が17に愛着を持っていることを当然、理解しており、
さらに、巨人の偉大な先輩たちに続いてほしい―との願いも込めて17を用意した。

すでに16日にはソフトバンクが4年最大10億円、18日には楽天が3年総額5億円の条件を提示している。
巨人は初交渉で3年総額5億円以上の契約内容に加え、野球施設の充実ぶりや生活環境面のサポートも訴える。
さらにこの日、秋季練習中のG球場で原監督は「吉報を待つ、ということだけです。
僕の彼への思いは交渉の席で(交渉にあたる原沢球団代表兼GMらから)伝えていただければいい」と説明。
指揮官の熱いメッセージも、球団フロントを通じて伝えられることになりそうだ。

あらゆる誠意を20日に示し、来季、日本一奪回に欠かせない大きなピースを、初交渉でしっかりとつかむ覚悟だ。

2013年11月20日 スポーツ報知掲載

巨人大竹きょうにも誕生!3年5億提示へ
巨人が20日、広島市内のホテルで、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と初交渉する。
3年5億円(推定)を提示するものとみられ、今日にも「巨人大竹」が誕生することになりそうだ。
原辰徳監督(55)が高く評価する右腕の加入で、巨人のリーグ3連覇に向けての動きが加速する。

決め手は原監督の熱意になる。他の球団が大竹に示した条件は破格とも言えるもの。
契約年数も年俸も、巨人の3年5億円という条件が最高というわけではない。しかし指揮官が熱望する気持ちだけは別だ。
その思いが、大竹の気持ちを揺さぶる。この日、川崎市内のジャイアンツ球場で行われた秋季練習に参加した原監督は
「吉報を待つだけですね」と静かに話した。

今は待つ身だが、大竹獲得に向けて球団内で真っ先に希望を示したのが、原監督だった。
数年前から、対戦するたびに、いい投手だと認めていた。今回、その高い評価を聞いて、フロントも大竹の調査を行った形。
「チームにとって必要とあらば動きます」と言った監督の期待は、伝言か直接電話の形で大竹にも届けられる。

大竹は埼玉県出身で、在京球団への志望が強いと言われる。
また今季、広島から巨人にトレード移籍した青木とも仲が良く、巨人のチーム内の雰囲気や練習環境の良さは、
すでに伝わっているものとみられる。
指揮官のあつい期待と、優勝を常に狙えるチーム力は、大竹を強く引きつける材料になるはずだ。

今オフ、巨人の補強の最重点ポイントが先発投手だった。開幕ローテーションの6人は、宮国が負傷してリハビリ中。
沢村はリリーフに転向してシーズンを終えた。日本シリーズでは杉内、ホールトンが打ちこまれ、
信頼できる先発は内海と菅野だけだった。ドラフトでも即戦力投手の獲得を逃しており、原沢敦球団代表兼GMは
「ウチの補強ポイントに合うかどうかを判断し、やるべきことをやります」と
決意を見せていた。大竹の獲得はそれだけの重大使命だった。

大竹が広島でつけていた背番号17は香月が背負っており、球団からは13と21から
選べるように提示される見込み。
いずれにせよ、他球団よりも低い条件で大竹は飛び込んで来ることになる。
そんなジャイアンツ愛に満ちた男の加入を歓迎しないわけにはいかない。
2ケタ勝利の計算が立つ右腕。もろ手を広げて迎え入れる。

◆大竹のFA交渉経過
広島から年俸1億4000万円を提示されていた模様だが、12日に「他球団の話を聞いてみたい」と
FA権行使を表明。14日に公示。
16日にソフトバンクが広島市内で初交渉し、出来高払いなど含めて4年最大8億円を提示。
小川編成・育成部長の「日本一になるために大竹君の力が必要」というラブコールに、
大竹は「チームとして勝利に向かう方向性を強く感じた」。
楽天は18日に広島市内で交渉し、出来高を含め3年6億円前後の条件と星野監督の
「真っすぐで強気に押すスタイルでローテを守ってほしい」という
メールを提示。大竹は「緊張しました。すごくありがたかったです」と話した。(金額は推定)

2013年11月20日 日刊スポーツ掲載

巨人、大竹に背番号「17」&原監督の究極“殺し文句”用意
速攻で落とす!! セ・リーグ連覇を果たした巨人が19日、広島からフリーエージェント(FA)宣言した
大竹寛投手(30)と20日に広島市内のホテルで初交渉を行うと発表した。
通算4度の2桁勝利を挙げている鯉の右腕に、3年5億円以上の大型契約とかつて沢村栄治らがつけた
背番号「17」を準備するなど、最大限の誠意を示す予定。さらに、同席しない原辰徳監督(55)もとっておきの
「愛のメッセージ」を託し、一発回答を狙う。

ついに巨人が動く。
16日にソフトバンク、18日に楽天とFA交渉を済ませた今オフの目玉、大竹と
広島市内で第1回交渉のテーブルにつくことを発表した。

この日の秋季練習前に川崎市のジャイアンツ球場で原沢球団代表と話し合い、獲得に向けた動きを最終確認した原監督も
「明日(20日)、正式に大竹くんのところに行って交渉するようです。まあ、吉報を待つだけですね」と目を輝かせた。

大竹取りの大トリを飾る原巨人は、一発回答を狙っている。
今季は左腕のエース内海が13勝、杉内が11勝を挙げたものの、先発右腕ではルーキーの菅野が
13勝を挙げたのみ。成長を期待していた沢村は5勝、宮国は6勝に終わった。
ドラフトで狙っていた即戦力投手を逃したこともあり、今オフの先発右腕の補強は急務。
どうしても獲得したい存在だ。

交渉に当たる原沢球団代表も「今季の成績を見れば、先発ローテーションの一角を占めていける投手」と
語るなど、評価はもちろん最大限。渡辺球団会長も補強に大号令をぶち上げており、3年5億円以上の大型契約だけでなく、
巨人では初代の沢村栄治からスタルヒン、槙原らそうそうたる面々が
背負い、大竹が2002年の広島入団1年目からつけてきた背番号「17」も準備しているもようだ。
さらに、とっておきの奥の手も用意している。

「印象? まあ、その部分はちゃんと伝えています。その言葉でそこの交渉に言ってもらって
伝えてもらうことのほうがいい」と指揮官が明かしたのは“愛のメッセージ作戦”だ。
可能であれば出馬する考えも示唆していたが、20日は秋季練習のために同席はできない。
ただ、交渉役の原沢球団代表に大竹を口説き落とすため、“殺し文句”を託すことを決めた。

過去のFA交渉では、2006年に小笠原を「巨人にないものをすべてもっている」と直接口説き、
11年は杉内に生電話をかけて、「悔いのない決断をしてほしい」と文字通りの“ラブコール”で入団を決断させた指揮官。
この日はその内容についてマル秘としたが、ソフトバンク、楽天と争う大竹も得意の作戦で口説き落とすつもりだ。

「言えることは、吉報を待ちたい、という思いです」と原監督。大竹は埼玉出身で在京球団を希望しているともいわれている。
来季の日本一奪回にどうしても必要なピースを、最高級の愛情で迎え入れる。

★巨人のFA交渉・過去の“殺し文句”

1993年に、巨人からFA宣言した槙原の自宅を長嶋監督が電撃訪問。
槙原の背番号と同じ17本のバラとカスミソウの花束をプレゼントし、残留を決意させた。
その後も長嶋監督は「僕の胸に飛び込んできてほしい」(96年清原)、
「男の花道を飾ってくれ」(99年工藤)など名ゼリフを連発。
有力選手たちを次々と口説き落とした。原監督も「巨人にないものをすべてもっている」(2006年小笠原)などの
決めゼリフで交渉を成功に導いている。

2013年11月20日 サンケイスポーツ掲載

ソフトバンク、大竹にラブコール「ウチは一本」
16日に大竹と交渉を行い、4年最大10億円の大型契約を提示したソフトバンクは、現時点では“静観”だ。
小川育成・編成部長は19日、「こちらの思いは十分に伝えた。連絡をいただけるのを待っている状態」と語った。
再交渉の場を持つ可能性については「まだ連絡がないので、特にそういうこともない」と話した。
また、18日に交渉した楽天は3年5億円以上を用意し「(条件面では)一番じゃないかもしれないが、
ウチは大竹一本」(立花球団社長)とラブコールを送っている。

2013年11月20日 サンケイスポーツ掲載

巨人が20日に大竹とFA初交渉!!
巨人は19日、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と20日に広島市内のホテルで交渉を行うと発表した。
球団は先発投手の補強が急務。右腕は在京志向が強いとみられ、“巨人大竹”が誕生する可能性が高い。

どうしても欲しい。その熱意を伝えるしかない。20日に広島市内のホテルで行われる大竹との初交渉。
テーブルにつく巨人としては、猛アプローチをかける構えだ。

原監督も“殺し文句”を用意した。「ちゃんと(球団に)伝えてます。新聞で私が言うんじゃなくてね。
その言葉を交渉に行ってもらう方に伝えてもらう方がいいと思います」。そのセリフは明かさなかった。
だが交渉に出席しない指揮官も、大竹のハートをわしづかみにするつもりだ。

大竹をめぐっては争奪戦となった。15日のFA交渉解禁後、16日にソフトバンク、18日には楽天と交渉した。
だが右腕は、在京志向が強いとみられる。
巨人が20日に交渉を行うことで、“巨人大竹”が誕生することが濃厚となった。

原巨人にとってもその存在は日本一奪回に向けて不可欠。
内海、菅野、杉内の先発3本柱を形成しているが、4人目以降は確定していない。
今季まで2年連続2桁勝利をマークした右腕が加われば、強力な戦力になることは間違いない。

「私が今、言えることは吉報を待ちたい、ということです」と原監督。その思いは、届くことになりそうだ。

2013年11月20日 デイリースポーツ掲載

大竹G加入なら…村田、全面支援を約束
巨人・村田が19日、広島からFA宣言した大竹が入団した際には全面バックアップすると約束した。
来季から新選手会長に就任。自身がFA移籍してきた経験もあるだけに「野手、投手の隔ては作らない。
個人的に食事に誘っていく」と、率先して溶け込みやすい環境をつくる。

2013年11月20日 デイリースポーツ掲載
豊田拓矢 25期 現:TDK
西武 ドラ3豊田と合意 契約金6000万円
西武がドラフト3位で指名したTDKの豊田拓矢投手(26)=1メートル76、85キロ、
右投げ右打ち=の入団が19日、決まった。契約金6000万円、年俸1200万円で合意した。

2013年11月19日 スポーツニッポン ネット配信


TDK豊田投手、西武と仮契約 「実感湧いてきた」
西武がドラフト3位で指名したTDKの豊田拓矢投手(26)の入団が19日、決まった。
豊田は秋田市の秋田ビューホテルで、水澤英樹スカウト(経法大付高出、元広島)と前田俊郎チーフスカウトと交渉。
契約金6千万円、年俸1200万円で仮契約した。

会見で豊田は「やっとプロになった実感が湧いてきた」と笑みを浮かべ、対戦したい打者に楽天のジョーンズ、マギー、銀次を挙げた。
「持ち味の直球を磨き、将来的には100勝が目標。1年を通して活躍できるように体力強化に努め、早く1勝したい」と抱負を語った。

TDKに加入した2009年から注目していたという水澤スカウトは「投げっぷりが良く、チームに勇気を与える投球をする。
先発として2桁以上の勝ち星を期待したい」と話した。
今後は、12月中旬の入団発表で本契約を結び、来年1月に新人合同自主トレに参加する予定。(金額は推定)

2013年11月19日 秋田魁新報 ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹に闘将メール
仙さんメールで猛アプローチ!
楽天が18日、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と広島市内のホテルで初交渉した。
夕食を共にしながら2時間近くに及んだ交渉。
アジアシリーズで台湾遠征中の星野監督から送られた携帯メールを、口説き文句にした。

立花球団社長は前日17日夜、指揮官から1通のメールを託された。
「真っすぐで強気に押すスタイルでローテを守ってほしい」。
携帯画面を直接見せられた大竹は、「緊張しました。すごくありがたかったです」と表情を緩ませた。

立花社長 ゴロを打たせる投手でホームランを打たれにくい。(ヤンキースの)黒田選手に近い評価です。
パ・リーグの方が球場が大きいし、勝つ可能性が高いと思っています。

楽天は遊撃松井、二塁藤田を中心に堅い守備力を誇る。
同社長は「うちの内野手はリーグを通してもいい数字を出している」と独自のデータを披露しながら、
持ち味は仙台で生きると訴えた。条件面は出来高払いなども含めて3年6億円前後を提示したとみられる。
すでにソフトバンクは推定で4年最大総額8億円を提示した模様で、今週中には巨人も初交渉に臨む可能性がある。
資金面、環境面を考えればソフトバンク優位の情勢だが、「聞き入るというか、
熱意がヒシヒシと伝わってきた」と大竹の心を動かした。

2013年11月19日 日刊スポーツ掲載


お金より誠意!楽天、大竹と初交渉 3年契約で5~7億円提示
楽天は18日、広島市内のホテルで、広島から国内FA権を行使した大竹寛投手(30)と初交渉を行った。
3年契約で最低5億円以上を提示したとみられ、4年最大10億円のソフトバンクには条件面で見劣りしたものの、熱意を伝えた。

タイとイカの刺し身にサワラの幽庵焼き、むかごご飯…。6000円の松花堂弁当を食べた後で、交渉が始まった。

席上、立花球団社長は星野監督から前日17日に届いたメールを大竹に見せた。
「先発ローテーションで回ってほしい。ストライクで強気に押すスタイルがいい。一緒に頑張ろう」。
大竹は約2時間の交渉を終えると「僕のスタイルやメンタルのことも褒めていただいて、そこはうれしく思いました。
評価をしていただいて感謝しています」と笑顔を見せた。

メールで心はつかんだものの、条件提示は3年契約で5-7億円の模様で、ソフトバンクには及ばない。
「ウチが一番じゃないかもしれない。ただ投手は大竹一本、野手は片岡一本です。吉報を待ちます」と
立花社長は苦戦を覚悟しているように語った。大竹は、他球団の話をすべて聞いてから結論を出す意向だ。

2013年11月19日 サンケイスポーツ掲載

FA大竹の巨人入り濃厚 強い在京志向
巨人が広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と近日中に交渉を行うことが18日、明らかになった。
大竹は埼玉県出身で在京志向が強く、巨人を移籍先に選ぶことが濃厚。
原巨人にとって右腕の獲得はこのオフの“目玉補強”だったが、近日中に朗報が届く可能性が高い。

原巨人が、意中の右腕を獲得するため本格的に動きだす。近日中に交渉を行うのは、広島からFA宣言した大竹だ。

15日の交渉解禁日後、大竹は16日にソフトバンク、18日には楽天と交渉した。
ただ大竹は埼玉県出身で、強い在京志向があるとされている。
巨人が本格的に獲得競争に参戦することが決まったことで、巨人入りを決断することが濃厚となった。

巨人は先発補強が最重要課題だった。内海、菅野、杉内に続く4人目以降の先発投手が固定できなかった。
大竹は昨季11勝、今季10勝と、2年連続で2桁勝利をマークした。
2桁勝利を計算できる投手はのどから手が出るほど欲しい。

渡辺恒雄球団会長は6日に取材に応じた際、「来年以降は連覇だ。そのために補強でも何でもいくらやったっていい。
あらゆる補強をして勝つ」と大補強を明言していた。

球団ではかねて大竹の獲得を“目玉”と位置づけ、調査を進めてきた。
近日中に行う大竹との交渉では、巨人は誠意を尽くし、猛アタックして獲得へとこぎつける構えだ。

大竹を獲得すれば、先発陣が強固になるのは間違いない。巨人がついに動きだす。

2013年11月19日 デイリースポーツ掲載

巨人 大竹獲り一本化 ソフトB“相思相愛”中田賢から撤退
FA市場から先発陣の補強を目指す巨人は、この日までに広島・大竹に照準を定めた。
11日には原沢敦球団代表兼GMが「ドラフトで即戦力投手を獲得できていないことを考えると、
そこを埋めていく候補になる」と高評価していた。近日中にも交渉の席を設けるとみられる。

大竹は交渉解禁翌日の16日に、広島市内のホテルでソフトバンクと交渉。
4年最大10億円という大型契約を提示されていた。
18日には楽天とも交渉の席に着いている。2年連続で2桁勝利を挙げた右腕の獲得を目指すライバル球団は多いが、
巨人もここまで水面下で検討を行いながら、その推移を見守ってきた。

背景にあるのは同じく調査をしてきた中日・中田賢の存在だ。交渉解禁当日の15日に、地元・ソフトバンクと即日交渉。
大竹と同じく4年最大10億円を提示され、相思相愛とみられている。この情勢を巨人サイドもキャッチし、
獲得は厳しいと判断したもようだ。今オフ最大の課題である先発補強へ、まずは大竹獲得に全力を注ぐ。

2013年11月19日 スポーツニッポン掲載

FA大竹獲る!3年5億以上、一両日中に初交渉で一発合意も
巨人が、広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)と一両日中に
初交渉を行うことが18日、分かった。
3年総額5億円以上を用意するだけでなく、12球団随一の練習環境や住環境でも最大限の誠意を見せて、
いきなりハートをわしづかみするつもり。
埼玉県出身の大竹自身も巨人に大きな魅力を感じているとみられ、相思相愛のまま初交渉を迎えることになりそうだ。

日本一奪回に向け、巨人が水面下で調査を行ってきた大竹獲得に本格参戦する。
関係者の話によると、一両日中に1度目の交渉を行うことが判明。
先発投手獲得に向け、最大限の誠意で迎え入れる準備に取りかかる。

巨人サイドが用意したのは3年契約で、契約金や出来高などを含めて総額5億円以上とみられる。
ただ、アピールするのは金額だけではない。

大竹は2度目の2ケタ勝利となった09年以降、右肩痛などにも悩まされた。
12年に自己最多となる11勝を挙げ、カムバック賞を受賞。
すべては懸命なリハビリによるものだった。練習熱心な大竹にとって、
12球団一の練習環境は大きな武器になる。
ジャイアンツ球場はもちろん、ウエート施設などが充実している本拠地・東京ドームはオフ中も使用できる。
ハード面で訴える要素は多い。
昨年1月に結婚したばかりの右腕にとって、東京での住環境も気になるところだが、
大竹サイドの意向を聞いた上で、最大限サポートするつもりだ。

今季の巨人は内海、杉内、新人の菅野が2ケタ勝利を挙げる一方、開幕投手の宮国が好調を維持できず、
10月上旬には右下腿内側(かたいないそく)痛で戦線から離脱。
沢村も終盤は中継ぎに回るなど、先発の駒不足に悩まされた。

さらに、ドラフトで即戦力投手を獲得しなかったため、原沢球団代表兼GMは
「ドラフトで即戦力投手を獲得できていないことを考えると(大竹は)そこを埋めていく候補になるでしょう」と
説明していた。今村、小山ら候補者はいるが、2年連続2ケタ勝利を挙げている大竹獲得に動くのは当然の流れだ。

ソフトバンク、楽天との交渉を終えた大竹は埼玉県出身で、在京球団志向が強いものと思われる。
巨人の猛烈アタックを受けて初交渉で入団合意にいたる可能性は高い。
巨人サイドは、国内他球団のFA投手の調査を一時凍結し、まずは大竹獲得に全力を注ぐ。

2013年11月19日 スポーツ報知掲載


巨人 大竹と20日に交渉 ソフト、楽天と競合へ
巨人は19日、広島から国内FA宣言した大竹寛投手(30)と20日に広島市内で交渉すると発表した。
大竹と交渉を行うのはソフトバンク、楽天に続き3球団目となる。

原沢敦球団代表が「今年の成績を見たら先発ローテーションの一角を占める投手ではないかと考えている」と話していたように、
巨人は大竹の安定感を高く評価。先発投手陣の強化を目指している。

2013年11月19日 スポーツニッポン ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
【楽天】FA大竹感激 星野監督ラブコール
楽天が18日、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と広島市内のホテルで初交渉した。

楽天側は立花球団社長、安部井スカウト部部長が出席。夕食を共にしながらの交渉となった。

アジアシリーズのため台湾に滞在中の星野仙一監督(66)から届いたメールを同球団社長が披露。
「まっすぐで強気に押すスタイルがいい。ローテーションで回ってほしい」というラブコールだった。これには、大竹も感激。
「緊張しました。でも、うれしかった」と笑みを浮かべた。楽天側は複数年契約を提示し、熱意で加入を訴えかけた。

大竹はすでに16日にソフトバンクと初交渉を終了。巨人からも調査を受け、争奪戦が過熱してきた。

2013年11月18日 日刊スポーツ ネット配信

大竹「感謝 熱意伝わった」 FA交渉、楽天は弱気も…
広島から国内FA宣言した大竹寛投手(30)が18日、広島市内のホテルで楽天と初交渉した。
16日のソフトバンクに続き、2球団目。
複数年契約などを提示され「しっかり評価してもらって感謝している。熱意がひしひしと伝わった」と感想を述べた。

一方、交渉した楽天の立花陽三球団社長は「条件は他球団が上回っているかもしれない。うちは熱意しか取りえがない」と弱気ものぞかせた。

大竹は主に先発で活躍し、今季も2年連続で2桁勝利を挙げた。
楽天には星野監督の「真っすぐで強気に押すスタイルがいい」との言葉を伝えられ、野球への姿勢にも評価を受けたとした。

2013年11月18日 スポーツニッポン ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
ソフトB FA大竹に破格4年最大10億円提示 独自調整も容認
ソフトバンクは16日、広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)と広島市内で初交渉を行った。
4年契約で、総額は最多勝などのタイトルに応じて最大10億円まで増える破格の条件を提示。
交渉に当たった小川一夫編成育成部長は「条件には満足していただいた」と好感触を口にした。

「評価と気持ちはしっかり伝わった」と感想を述べた大竹が、印象に残った条件として挙げたのが、独自調整。
秋山監督の方針で、春季キャンプは2月1日のブルペン入りを原則義務づけているが、
小川編成育成部長は右肩の故障歴がある右腕に配慮し、
VIP調整を容認した。大竹は気温の低い春先は投げ込みを控えてきただけに「大事なことです」と納得顔。
ただし、現時点での気持ちは「どこに行くとかより、きょうはソフトバンクさんの話を聞いた」とフラットを強調した。

大竹争奪戦には巨人と楽天も参戦。埼玉出身で在京球団志向があるだけに、巨人が有利との見方もある中、
ソフトバンクとしては誠意は示した。
15日の中田賢、16日の大竹に続き、19日には日本ハムからFA宣言した鶴岡と交渉を行う。

2013年11月17日 スポーツニッポン掲載

FA大竹、ソフトと初交渉4年最大10億に「高く評価」
広島からフリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が16日、
広島市内のホテルでソフトバンクと初交渉を行い、移籍へ前進した。
4年契約で出来高を含めて最大10億円の提示を受けたうえ、来春キャンプでの「スロー調整」も容認されるなど、
右肩に故障歴がある右腕の不安は解消。移籍への障害はなくなった。

グレーのスーツに身を包んだ大竹は、柔和な表情で会見場に姿を見せた。
ソフトバンクとの初交渉では、4年で出来高を含め最大10億円となる大型提示を受け
「高く評価していただいていると感じました」と満足そうにうなずいた。

広島との交渉では、単年で4000万円増の1億4000万円プラス出来高を提示されていた右腕。
金銭面だけでなく、福岡の町の特長や温かいファンの気質など、熱心なラブコールを受けた。
約2時間の交渉のうち、ほとんどを聞くことに費やしたが、1つだけ要望を出した。
「春先のこととか自分のペースでとか、そういう部分で…。
こういう感じでやらせてもらえれば」と、来春キャンプで右肩のコンディショニングを優先する独自調整を申し入れた。

2010、11年は右肩を痛めた影響で1勝ずつしか挙げられなかったが、12年以降はキャンプからの
スロー調整の成果もあり、11勝5敗、10勝10敗と2年連続で2ケタ勝利をマーク。
「日本一を目指すチームのピースとして力が必要」と熱意を伝えたソフトバンクの小川一夫編成・育成部長(59)は
「シーズンで活躍してもらうためのもの。一任すると伝えました」と、文句なしで“オレ流調整”を容認した。

大竹は「施設、環境も充実していると思いました」と、右肩を含めた体のケアの面でも
球団のサポート態勢が整っていたことに、納得の表情を浮かべた。
アジアシリーズに出場している楽天が獲得の意思を示しており、巨人も調査を続けるなか、
通算74勝右腕がソフトバンク入りへ前進した。

2013年11月17日 スポーツ報知掲載


ソフトB、大竹に4年8億 ローテの軸だ
ソフトバンクが16日、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と広島市内で1回目の交渉を行った。
出来高払いなど含め、推定で4年最大8億円を提示したとみられる。大竹が未体験の優勝争いが球団の至上命令で、
その先発ローテの柱に“指名”して口説いた。

小川編成・育成部長は「日本一になるために大竹君の力が必要」と訴えかけ、常勝軍団としての方針、環境を丁寧に説明。
交渉後、大竹に「しっかり高く評価していただいた。チームとして勝利に向かう方向性を強く感じた」と言わしめた。

プロ入り後7季で24試合以上先発、規定投球回数をクリアした実績、ここ2年連続の2桁勝利を評価。
小川部長は「うちは期待できる投手はいるが、計算できる投手は少ない」とし、V奪回ローテの軸だと口説いた。

「質問するより、いろんな話を聞かせていただいた」という大竹が唯一、球団に問うたのは春季キャンプでの調整。
「春先のことです。自分のペースでというのを理解していただいた。大きなことではないけれど大事なので」。
右肩痛の影響で10年からの2年間で9試合どまり。古傷再発を最も心配した。
FA移籍なら新天地での期待も大きく、無理な調整になりそうだが、
小川部長は「そういう状態ならね」と独自調整も許可した。

中日からFAの中田賢に続き、情熱プラス資金面で他球団より先手を打った。後は朗報を待つだけだ。

2013年11月17日 日刊スポーツ掲載

速攻で心つかまれた!?鷹、大竹に4年最大10億円提示
速攻で心つかまれた!?鷹、大竹に4年最大10億円提示

福岡はいい街です! 広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)が16日、
広島市内のホテルでソフトバンクと初交渉を行った。
4年最大10億円の好条件を提示されたとみられ、右腕は納得の表情。
本拠地・福岡についても「いいところという印象を受けた」と語った。
大竹には巨人、楽天も興味を示しており、出方が注目される。

福岡の明るいイメージが目に浮かんだ。ソフトバンクとの初交渉を終えた大竹は、笑顔で会見場に現れた。

「(福岡は)いいところだなと思いました」

交渉は約1時間半。ソフトバンクが最も力を入れたのは、本拠地のPRだった。
交渉にあたった小川一夫編成・育成部長は「知らない場所への不安が一番。分かりやすい説明をしようと思った。
条件には満足していただいた」と語った。

埼玉出身の大竹は関東で育ち、広島で12年を過ごした。福岡にはこれまで縁がなかったが、
「空港が近くて便利だし、何でも近くにあって住みやすいと(聞いた)。ファンの多さもキャンプの施設もすごい」と
不安は一掃されたようだ。さらに福岡名物の屋台は、無類のラーメン好きにとって魅力的なはずだ。

右肩を痛めた経験がある30歳は慎重に肩を作る自己流が通るのか、調整について尋ねたという。
「自分のペースはこうでしたと伝え、理解していただいた」。
最大の不安が消えれば、残るは条件のみ。
4年契約の年俸変動制で最大10億円近い大型契約を提示されたとみられ、
「僕が聞く前に、ほとんど話していただいた」と満足そうだった。

百点満点のプレゼンを受けて、あとは他球団との比較。
大竹には巨人や楽天も興味を示しているが、中日からFA宣言した中田賢に続き、
最初にアタックしたソフトバンクがまず右腕の心をくすぐった。

2013年11月17日 サンケイスポーツ掲載


ソフトが大竹に4年最大7億円を提示
ソフトバンクが16日、広島からFA宣言した大竹と広島市内で初交渉し、4年契約で最大7億円の大型契約を提示。
加えて、故障歴のある右肩に不安がある大竹に対して、来年2月春季キャンプでの「独自調整」を容認するなど、
約1時間20分の交渉で猛アプローチした。

「エース待遇」の確約だった。古傷の右肩に問題はないとみられるが、小川編成・育成部長は「春先は、去年も一昨年も
(右肩が)不安だったということだった。シーズンで役割を果たしてもらえばいい。調整に関しては一任する」と明言した。

「大竹君は4度2桁勝っている。期待できる投手はいても、計算できる投手はなかなかいない」と
安定感を評価した小川編成・育成部長。
大竹は18日に楽天と初交渉に臨むが、ソフトバンクが先行しているのは確かだ。

2013年11月17日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
FA大竹「評価いただいた」ソフトB初交渉
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)は16日、ソフトバンクと広島市内のホテルで第1回のFA交渉を行った。

交渉を終えた大竹は「チームとしての方向性、勝利に向かう部分を強く感じた」と印象を口にした。

条件面については、複数年契約を提示されたもようだが「自分のことを評価していただいている」と話すにとどめた。

ソフトバンク小川一夫編成・育成部長は、2年連続2桁をマークする大型右腕と面談し
「今季、優勝を逃したのは先発ピッチャーが機能しなかったからで、大竹くんが
ワンピースとしてハマってほしい。日本一を勝ち取るための戦力」と必要性を力説していた。

2013年11月16日 日刊スポーツ ネット配信

大竹、ソフトバンクと初交渉「ありがたい言葉いただいた」
広島からFA宣言した大竹が16日、広島市内のホテルで、獲得目指すソフトバンクと初交渉を行い
「チームが勝つために、先発として力が必要だと、ありがたい言葉をいただきました。
野球の話から、福岡の町のことなど、いろいろな話を聞かせていただいた」と話した。

通算74勝の右腕を巡っては巨人、楽天なども争奪戦に参戦することが予想されているものの、
大竹は他球団との交渉予定については「まだ決まっていません」。

埼玉県出身で在京球団希望ともされるが、14日には「話は全部聞くつもり」と話しており、
今後、他球団との交渉が本格化するとみられる。

2013年11月16日 スポーツニッポン ネット配信

FA大竹、ソフトBと初交渉で好印象
広島から国内フリーエージェント宣言した大竹寛投手(30)が16日、
広島市内のホテルでソフトバンクと初交渉に臨んだ。
移籍が有力視される右腕は複数年契約の条件提示を受けるなどし
「評価と気持ちはしっかり伝わってきた。勝利に向かっていくというのを強く感じた。施設も充実しているなと思った」と
好印象を口にした。

ソフトバンクが本拠地を置く福岡についても「いいところという印象を受けた」と話した。
交渉に当たった小川一夫編成・育成部長は「条件には満足していただいた。期待している」と話した。

2013年11月16日 スポーツ報知 ネット配信

【楽天】広島・大竹と18日に初交渉
楽天が広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した大竹寛投手(30)と
18日に広島市内で初交渉することが16日、分かった。

今季は田中、則本に次ぐ先発ローテーションの3番手が固まらず、投手陣の戦力アップが課題となっていた。
楽天は西武から国内FA権を行使した片岡の獲得も目指し、17日に東京都内で初交渉することになっている。

2013年11月16日 スポーツ報知 ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
FAの大竹 ソフトBと初交渉へ「しっかり話ができたらいい」
広島からFA宣言した大竹は、16日に広島市内のホテルで行うソフトバンクとの初交渉を前に、
「手を挙げていただいたことはありがたい。しっかり話ができたらいい」と話した。

前日同様に、マツダスタジアムでキャッチボールなど約3時間半の自主トレを行った右腕は
「年末まで時間を見つけて投げたい。去年は挙式や旅行でできず、今年の春先はしんどかったので」。
宣言残留の可能性もわずかに残すが、新天地へ向けた調整は順調だ。

2013年11月16日 スポーツニッポン掲載


広島FAの大竹、ソフトBと交渉へ「いろいろな話できたら」
広島からFA宣言した大竹は交渉解禁日の15日、練習のためにマツダスタジアムを訪れ、
16日に広島市内でソフトバンクと交渉を行うことを明かした。
「手を挙げてもらったことはありがたい。いろいろな話をできたらいいと思う」。
2年連続で2桁勝利をマークした右腕には巨人と楽天も興味を示しているが、ソフトバンクが真っ先に動いた。
ランニングやキャッチボールなどで体を動かした右腕は「今オフは年末まで投げようと思う。
肩を休め過ぎると春がしんどいので」と
来季への準備に余念がなかった。

2013年11月16日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
【ソフトB】広島FA大竹と16日に初交渉
ソフトバンクが、広島からFA宣言した大竹寛投手(30)と16日に広島市内で1回目の交渉を行うことが決まった。

交渉解禁日の15日には中日からFA宣言した中田賢一投手(31)と名古屋で交渉。連日のアタックとなる。

2013年11月15日 日刊スポーツ ネット配信
南貴樹 31期 現:福岡ソフトバンク
198cm南が216cm男と対面
今季日本人最長198センチのソフトバンク南貴樹投手(21)が15日、テスト生の216センチの
ローク・バンミル投手(29=レッズ傘下3A)と初めて対面した。

宮崎秋季キャンプB組に参加している南はなかなか時間が合わず、バンミルが合流して3日目にようやく会うことができた。
「自分が斜め上を見てしゃべってましたよ。デカイ」と驚いていた。

来季4年目の南は13日に育成選手として契約。再び支配下に戻るために今キャンプは連日の投げ込みを行っている。

2013年11月15日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
広島FAの大竹、交渉はオープンに「何か決まったらいいます」
広島秋季キャンプ(14日、日南)大竹はマツダスタジアムで約4時間練習した。
交渉解禁となる15日は予定がなく、ラブコールを待つ。「予定は入れていないし、練習ができる日は練習したい。
実際にどれだけ話があるかも分からないから」しばらくは広島に滞在するといい、「何か決まったらいいます。
基本的にそうしたい」と交渉などはオープンにする構え。結論を出す期限も設けず、じっくり検討する。

2013年11月15日 サンケイスポーツ掲載


大竹、来る者拒まず!長期戦も辞さず
広島からFA宣言した大竹寛投手(30)が14日、マツダスタジアムで久本とともに約4時間の練習を行った。
12日のFA宣言後、初めて公の場に姿を現した右腕は、移籍先の決断時期について
「考えていない」と期限を設定しない方針を示した。

終始笑みを浮かべ、リラックスした表情だった。晴天の中、キャッチボールやランニングで汗を流した大竹。
FAの進ちょく状況を知りたがっている報道陣を横目に、「しっかり練習できましたよ」とにやりと笑った。

FA宣言後は、新聞やテレビで他球団の動向などをチェックしたという。
ソフトバンクや巨人、楽天などが興味を示しているが「すべての球団と話をするつもり」ときっぱり。
進行状況についても「できるだけそう(オープンに)したいと思っている」と語った。

納得するまで決断しない。「どれだけの球団が来るのかわからない。しっかり話をできたら」。
自分を最も評価している球団はどこなのか。長期戦も辞さず、吟味する覚悟だ。

今後も移籍先が決まるまでは広島県内に滞在し、練習をしていく予定だ。15日から交渉が解禁される。
いよいよ“大竹争奪戦”の幕が開く。

2013年11月15日 デイリースポーツ掲載

大竹、今のところ交渉の予定なしも「話は全部聞くつもり」
FA権を行使した広島・大竹寛投手(30)が14日、宣言後初めて公の場に姿を見せた。
マツダスタジアムで久本を相手に、約4時間にわたってキャッチボールやランニングなどに汗を流し、
「しっかり練習できた」と笑顔で話した。

15日から広島以外の球団との交渉が解禁となるが、「どれだけの球団がくるか、正直わからない。
今のところ(交渉)予定はない」ときっぱり。
通算74勝の右腕を巡っては巨人、ソフトバンクなどによる争奪戦が予想されるが、
大竹はあらためて「話は全部聞くつもり。しっかり話ができたらいい」と語っていた。

2013年11月15日 スポーツニッポン掲載

広島大竹あすにも交渉「いつでも話伺う」
フリーエージェント(FA)宣言選手が14日に公示され、国内FA権を行使した広島大竹寛投手(30)、
西武涌井秀章投手(27)ら8選手が名を連ねた。

争奪戦開戦を控え大竹はFA公示日のこの日、マツダスタジアムで約4時間練習した。
2日前にFA権行使を表明した右腕に対し、ソフトバンク、巨人、楽天などが獲得への動きを見せている。
「新聞やニュースを見て知りました。何もないことは…ないかな」と、ラブコールへの謝意もにじませた。
早ければ明日16日から他球団との交渉が始まる。
「いつでも話はうかがいますし、特にいつまでとは決めてはいません」と新天地について熟考する。

2013年11月15日 日刊スポーツ掲載


ソフト両獲りだ!解禁日15日中田賢、16日は大竹と交渉
ソフトバンクはFA交渉解禁日の15日、中日からFA宣言した中田賢一投手(31)と名古屋市内で交渉する。
16日は広島市内で広島からFA宣言した大竹寛投手(30)との交渉を予定しており、
連日の速攻アタックで先発候補のダブル獲りに挑む。

「(FA選手は最大限の条件に)近いものを出したい。やりがいのある形にしたい」と
交渉を担当する小林至海外担当兼中長期戦略担当部長。4年総額10億円を提示する準備がある。

マツダスタジアムで自主トレを行った大竹は「どれだけの球団がくるか、正直分からないが、話は全部聞くつもり」と話した。

2013年11月15日 スポーツニッポン掲載

巨人 大竹、中田賢、片岡欲しい…「場合によっては」原監督出馬
巨人・原監督がFA交渉への出馬も辞さない構えを見せた。
15日に交渉解禁となるFA補強に関し「その部分はGM、編成に一任しています。しかし、ジャイアンツは一つ。
場合によってはチームのためであるならば、ということはある」と話した。

秋季練習第1クール最終日だったこの日、ジャイアンツ球場で練習を見守った原監督は、
過去に06年の小笠原とのFA初交渉に同席したこともある。
調査を進める広島・大竹、中日・中田賢、西武・片岡をめぐる
争奪戦での勝利へ、全力を尽くす構えだ。

渡辺恒雄球団会長の「今度はあらゆる補強をして勝つ」という大号令の下、
他球団の動向も見極めながら、最善のFA戦略でストーブリーグの勝利を狙う。

2013年11月15日 スポーツニッポン掲載
大竹寛 22期 現:広島
【ソフトB】広島・大竹に4年10億円!球団社長「必要な要望にはすべて応えたい」
ソフトバンクが、フリーエージェント(FA)権行使を表明した広島・大竹寛投手(30)の獲得へ
4年の長期契約と最大10億円のビッグマネーを用意することが13日、分かった。
3年ぶりのリーグ優勝と日本一奪回が使命となる来季へ、潤沢な孫マネーをバックに巨人、楽天との争奪戦を制する。

絶対に必要な戦力に、資金は惜しまない。
15日に交渉解禁となる大竹について、球団関係者は「他球団の評価を聞いてみたいということは金銭面ということでしょう」と、
ライバル球団とのマネーゲームを“予告”。
後藤球団社長兼オーナー代行も「必要な要望にはすべて応えたい」と、74勝右腕の獲得へ全面バックアップを約束した。

球団がモデルケースとするのが、11年オフに西武からFAで獲得した帆足だ。
年俸1億1000万円だった左腕に対し、提示したのが4年最大10億円だった。大竹の今季の推定年俸は1億円。
FA移籍の規定では成績にかかわらず今季年俸の1億円が来年年俸の上限となるが、帆足と同様に4年の複数年契約を提示し、
出来高や2年目以降の年俸も含めた最大10億円を提示するとみられる。
実際、日本一に輝いた11年に活躍したFA初年度の内川が出来高分だけで9000万円を手にした例もある。

今季はシーズン終盤に先発不足に陥っただけに、1年間フル稼働できる先発投手の獲得は急務。
この日、小林海外兼中長期戦略部長は「先発投手が補強の最有力ポイント」と話すにとどめたが、
交渉解禁を待って大竹に猛アタックをかける。

2013年11月14日 スポーツ報知掲載
大竹、涌井、片岡らが行使 FA申請期間が終了
プロ野球のフリーエージェント(FA)権行使の申請期間が13日で終了し、有資格者80選手のうち、
広島の大竹寛投手、西武の涌井秀章投手らが国内FA権行使を表明した。大竹は巨人など複数球団、
涌井はロッテが獲得に乗り出すとみられる。

国内FA資格を取得した西武の片岡治大内野手、日本ハムの鶴岡慎也捕手、阪神の久保康友投手、中日の中田賢一投手、
ソフトバンクの山崎勝己捕手も権利の行使を表明し、片岡は巨人、鶴岡と中田賢は阪神が獲得に興味を示している。
巨人の小笠原道大内野手は海外FA権の行使を表明している。

海外FA資格を保有する阪神の鳥谷敬内野手、広島の石原慶幸捕手と栗原健太内野手、ロッテの今江敏晃内野手、
国内FAの日本ハムの小谷野栄一内野手らは、権利を行使せずに残留が決まっている。

申請手続きを行った選手は14日に「FA宣言選手」として公示され、15日から契約交渉が可能となる。

2013年11月13日 スポーツニッポン ネット配信
赤坂和幸 28期 現:中日
【中日】赤坂更改「クビだと思っていた」
中日育成選手の赤坂和幸外野手(24)が13日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の400万円でサインした。
今季は2軍で79試合に出場して打率2割9分7厘、4本塁打、23打点。

「クビだと思っていたので、また野球をやらせてもらえる感謝でいっぱいです」と笑顔で話した。
一方で「(同じ育成組だった)井藤選手と赤田さんに(支配下登録への)先を越されたのは悔しいです。
でも僕自身の技術もアップしました。落合GMから言われたのは『打て』の一言。
求められている打撃に重点を置いて、支配下登録されるように頑張ります」と気合を入れていた。(金額は推定)

2013年11月13日 日刊スポーツ ネット配信
南貴樹 31期 現:福岡ソフトバンク
【ソフトB】南、伊藤、中原らと育成契約

ソフトバンクは13日、南貴樹投手(21)伊藤大智郎投手(20)中原大樹内野手(21
)安田圭佑外野手(26)と育成選手契約を結んだと発表した。

南は今季は支配下登録で、背番号は59から123となる。

2013年11月13日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
FAの大竹 巨人有力 残留一転、埼玉出身在京希望強く
今季国内フリーエージェント(FA)権を取得し、去就が注目されていた広島・大竹寛投手(30)が
12日、権利を行使することを表明した。広島市内の球団事務所で4度目の交渉を終え、意向を明かした。
球団は宣言残留も認めるが、このまま退団となる可能性が濃厚。
巨人、ソフトバンク、楽天が獲得に名乗りを上げる見込みだが、埼玉県出身の右腕は巨人への移籍が有力視される。

大竹の決意は固かった。午後1時すぎから約30分間行われた4度目の残留交渉。
終了後には日本野球機構にFA申請書を提出し、表明した。

「相当悩んだし、考えましたが、他球団の話を聞いてみたいと思った。FA権を行使します」

急転だった。ここまで広島と3度の交渉の席に着き、球団首脳が「条件面を含めて話がついていた。
大丈夫だと思っていた」と明かした通り、残留が基本線とみられていた。
大竹もこの日「条件面はクリアしている。感謝しています」とした。
それでも「自分がどう評価されているか。家族と一緒に考え、総合的に判断した結果」と
10日の夜に球団に考えを伝えた。

広島は宣言残留を認めており、大竹も「カープを含めて考えたい」としたが、
その一方で「挑戦したい、新たな世界を知りたい」と吐露。
このまま退団となる可能性が高い。01年のドラフト1巡目で入団。今季は自身初の2年連続2桁勝利となる
10勝(10敗)、防御率3・37をマークした。
前田健とともに球団初のクライマックスシリーズ進出への原動力となった。

獲得に名乗りを上げるとみられるのは巨人、ソフトバンク、楽天だが、
移籍先として有力視されるのは巨人だ。
シーズン中からその動向に注目し、視察を重ねていた。すでに渡辺恒雄球団会長(87)も
「今度はあらゆる補強をして勝つ」と今オフの大型補強を明言。
都内の球団事務所で対応した原沢敦球団代表兼GM(57)も「ドラフトで即戦力投手を獲得できていないことを
考えると、そこを埋めていく候補になる。
今年の成績をみれば先発ローテーションの一角を占めていける投手ではないかと思っている」と
獲得参戦に向けた意欲を示した。

今季の巨人はリーグ2連覇を達成しながら先発陣の力不足も響いて2年連続の日本一は逃した。
開幕ローテーションを担った宮国、菅野、内海、杉内、沢村、ホールトンの6投手で
来季も活躍が計算できるのは内海、菅野のみ。右腕の獲得に成功すれば来季の懸念材料は格段に軽減する。
関係者の話を総合すれば、埼玉県生まれで浦和学院出身の大竹は在京球団を希望しているという情報もある。
本拠地・東京の巨人は魅力的に映るはずだ。

「全球団の話を聞くつもり。野球の環境とか、自分をどう評価していただけるのか、聞いてみたい」と大竹。
15日の交渉解禁と同時に予想される争奪戦だが、その中心は巨人となりそうだ。

▼広島・野村監督 本人が頑張って取った権利だし、よくよく考えてのことだろうから。希望を持ち続けたい。

◆大竹 寛(おおたけ・かん)
1983年(昭58)5月21日、埼玉県生まれの30歳。浦和学院から01年ドラフト1巡目で広島入団。
04年後半に抑えとして頭角を現し、05年から先発ローテーションに 定着。
自身初の2桁勝利となる10勝。08年は開幕投手を務めたが、10、11年は右肩痛の影響で登板機会が激減。
12年に自身最多の11勝でカムバック賞を受賞した。
1メートル83、90キロ。右投 げ右打ち。

▼FA補償
宣言選手の移籍前所属球団での年俸ランキング(外国人選手は除く)によって補償は変わる。
Aランクは上位1~3位、Bランクは4~10位、Cランクは11位以下。
A、Bランク選手については、前所属球団は「人的補償+金銭補償」か「金銭補償のみ」を選択できる。
人的補償は、外国人とプロテクト表に記載された28選手を除いた選手の中から選ぶ。
また1シーズンのFA宣言選手が20人以下の場合、FA選手の獲得は1球団2人まで。
21~30人は3人、31~40人は4人までとなる。Cランクの選手には、獲得人数に制限はない。

2013年11月13日 スポーツニッポン掲載


ソフトB 初のFA3人獲りだ 鶴岡、中田賢に加え大竹“歓迎”
ソフトバンクの王貞治球団会長はこの日、大竹がFA権行使を表明したことを受け、
「今年もウチはピッチャーが苦労したから。そういう(FA宣言)ことであれば、
いい人が手を挙げてくれた」と獲得に参戦する意向を示した。

今季チームは2桁勝利は15勝(8敗)の摂津1人。
3年ぶりの日本一奪回には2桁勝利が計算できる先発投手の補強が必要不可欠となっている。
さらに日本ハム・鶴岡、中日・中田賢の獲得も目指しており3選手となれば92年のFA導入以来史上初となる。

2013年11月13日 スポーツニッポン掲載

広島大竹FAで巨人、楽天、ソフト争奪戦
広島大竹寛投手(30)が12日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。
この日、広島市内のマツダスタジアムで球団側に最終決断を報告し、鈴木清明球団本部長にFAの申請書を提出した。
「FA権を行使します。他球団の話を聞いてみたい」と心境を明かした。
大竹には、巨人、ソフトバンク、楽天が調査を進めており、争奪戦は必至だ。

大竹が広島を去り、新たな道を踏み出しそうだ。
手続きを終え「FA権を行使します。他球団の話を聞いてみたい。
どう評価してくれるのか、野球する上での環境を中心に聞いてみたい」と言い切った。

球団とはすでに3度の残留交渉を行い、大竹自身は単年契約を希望していたもよう。
4000万円増の推定年俸1億4000万円を提示されたとみられ、条件面では大筋合意に達していた。
悩み抜いた末、10日に球団側へ意思を報告。
「(広島で)優勝したい気持ちはもちろんある。それ以外にも大事なものはいっぱいある。
挑戦したい、新たな世界を知りたいというのが正直なところ」。
野球人としての欲求がカープ愛を上回った。

「カープも含めて考えたい」と話したが、すでに巨人、ソフトバンク、楽天と複数球団が獲得に名乗り出ており、退団は決定的。
鈴木球団本部長も「悩むだろうけど、その中の選択肢に(広島が)入ることはないだろう」と白旗を上げざるをえない情勢だ。
今季自身初の2年連続2ケタ勝利を記録し、16年ぶりのAクラス入りに貢献。
前田健、バリントン、野村と「2ケタ勝利カルテット」を築きあげたが、わずか1年での解体となる。

2013年11月13日 日刊スポーツ掲載

大竹がFA行使!ソフトB有力、王会長「いい人が手を挙げてくれた」
広島の大竹寛投手(30)が12日、マツダスタジアムで球団と4度目の交渉に臨み、今季初取得した
国内フリーエージェント(FA)権を行使すると表明した。
球団を通じ、NPB(日本野球機構)に申請書を提出。
複数球団が獲得に名乗りを上げるとみられるが、ソフトバンク入りが有力だ。

大竹と広島の4度目の残留交渉は、30分足らずであっけなく終わった。
すっきりした笑顔で姿を見せた大竹は、球場内の駐車場で「FA権を行使します」と宣言。
「他球団の話を聞いてみたいと思いました。自分でもこれほどまで考えるのか、
というぐらい悩みました」と新たな挑戦に踏み出す覚悟を決めた。

関係者によると、大竹が関心を示しているのはソフトバンクだ。
この日、秋季キャンプ地の宮崎に入った王貞治球団会長(73)は「いい人が手を挙げてくれた」と獲得を目指すことを表明。
5年ぶりのBクラス(4位)に終わった今季は先発投手不足に悩んでいただけに、うってつけの存在だ。
大竹自身もローテの一員として投手陣を再建し、優勝に導くことに意欲を見せているもようだ。

広島から提示された条件には、納得していた。これまでの3度の交渉で自ら単年契約を希望。
年俸は4000万円増の1億4000万円プラス出来高で合意していたが「挑戦したい、新たな世界を知りたいのが正直なところ」と
悩んだ末に、10日に球団にFA宣言すると伝えた。
「野球をする環境を中心に聞いてみたい。優勝したい気持ちもありますし、それ以外に自分にとって大事なことがある」と慎重に言葉を選んだ。

他球団との交渉は15日に解禁。潤沢な孫マネーを誇るソフトバンクだけでなく楽天も争奪戦に加わるもようで、巨人も調査するとみられる。
「カープも含めて考えたい。まずは自分をどう評価していただけるのか話をしたい」と宣言残留も視野に入れると話した右腕だが、
慣れ親しんだ広島と決別し、13年目の来季は福岡で自身初の優勝を目指す可能性が高くなった。

2013年11月13日 スポーツ報知掲載

大竹がFA宣言「優勝したい」…広島、宣言残留認める方針も白旗
広島・大竹寛投手(30)が12日、広島市のマツダスタジアムで鈴木清明球団本部長にFAの申請書類を提出。
3度交渉した末の決断に「10日夜、球団に伝えた。相当悩んだ。(他球団に)自分の評価、野球をする環境を聞いてみたい。
野球選手として優勝したいという気持ちもある」と語った。

鈴木本部長は「(前回交渉で)内容的には合意していた。残ると決めたわけじゃないと言っていたが、
ひっくり返るとは…」とショックの色がありあり。
球団は「(FA宣言後に)戻るのはウエルカム」(松田元オーナー)と宣言残留を認める方針だが、
鈴木本部長は「複数球団が手を挙げると思う。うちが選択肢に入ることはないだろう」と引き留めに白旗ムードだった。

2013年11月13日 サンケイスポーツ掲載

巨人、大竹&片岡W獲りへ!日本一奪回へ渡辺会長号令のFA大補強
日本一奪回へ、FA大補強だ!! 広島・大竹寛投手(30)が12日、国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明。
水面下で調査を進めてきた巨人は、原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM、57)が
「先発ローテーションの一角を占めていける投手」と高い評価を口にした。
また、西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)の調査を進めていることも判明。
15日に全球団との交渉が解禁となるFA戦線は、巨人が主役になりそうだ。

大竹は今季、2年連続の2桁勝利となる10勝をマーク。広島の16年ぶりのAクラス入り(3位)に貢献した。
今年は投手の国内市場が冷え込んでおり、通算74勝右腕のFA宣言を受けて日本一奪回に燃える巨人が真っ先に反応。
原沢球団代表兼GMが東京・大手町の球団事務所で、大竹の獲得を前向きに検討していく方針を明らかにした。

「今年、ドラフトで即戦力投手が獲得できていないことを考えると、そこを埋めていく候補になるでしょうね。
今季の成績を見れば、先発ローテーションの一角を占めていける投手ではないかなと思っています」

今季は独走でリーグ連覇を飾ったものの、楽天との日本シリーズに3勝4敗で敗れ、球団40年ぶりとなる連続日本一は逃した。
先発陣は杉内とホールトンが精彩を欠き、第7戦終了後に原監督が「うちの先発と相手ピッチャーの差かな」と
敗因分析するなど、先発投手は今オフの大きな補強ポイントだ。

6日には渡辺恒雄球団会長(87)=読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆=が「来年以降は連覇だ。
そのためには補強でもなんでも、いくらやったっていい。あらゆる補強をして勝つ」と語るなど、
バックアップの姿勢も整っている。その目玉となるのが大竹だ。
楽天なども興味を示しているが、埼玉県出身の右腕は在京志向とみられ、
FA宣言によって「巨人・大竹」の可能性は一気に高まった。

2年連続でV逸した2011年オフは、FA宣言した村田修一内野手(32)=前横浜(現DeNA)=と
杉内俊哉投手(33)=前ソフトバンク=を獲得し、リーグ2連覇につなげた。
渡辺球団会長の大号令の下、日本一奪回へ、あらゆる策を講じて戦力アップを図っていく。

2013年11月13日 サンケイスポーツ掲載一部抜粋

大竹FA宣言!退団決定的で争奪戦必至
広島の大竹寛投手(30)が12日、今季取得した国内FA権を行使することを明かした。
この日、広島市内の球団事務所を訪れ、鈴木清明球団本部長(59)に正式に伝えた。
FA宣言後の残留の可能性もあるが、広島では前例がなく退団は決定的。
複数球団が獲得に名乗りを上げることは確実で、交渉解禁となる15日から“大竹争奪戦”が幕を開ける。

笑顔はない。スーツ姿の大竹が約30分の交渉を終え、球団事務所から姿を現した。

「今、鈴木(球団本部長)さんと話をしてきました。FA権を行使します」

苦悩の末の決断だった。この日で行われた残留交渉は計4回。
2回目の交渉では単年1億5000万円か、3年計4億円を提示されたもようだが、希望する条件と差があったため保留した。

しかし次の交渉で条件が上乗せされたことで「条件面やお金はクリアして自分の中では問題ない」と話した。

それでもFA宣言したのは、新たな環境で挑戦したい気持ちが強かったからだ。
「自分が挑戦したいとか、新たな世界も知りたいというのが正直なところ。そういう面もあったので、
今回FAを行使するというふうになりました。あとは本当に総合的にいろいろ考えました」と大竹。

他球団でのプレーは、慣れない環境だけにリスクが伴う。しかしマンネリ化した自分に刺激を与え、
進化を遂げる可能性もある。
「カープはファンも熱いし、いいチーム」と愛着はあるが、それ以上に環境の変化を、大竹は選んだ。

FA宣言後も広島残留の可能性は残されている。
松田オーナーは「戻るのはウエルカムだけど」と話したが球団史上でも前例がないため、退団は決定的だ。

15日から巨人など獲得を希望する球団との交渉に入る。
「まず話をさせていただいて、その中で自分の評価はどういうものなのか。
いろいろな話をできたらと思うし、その中で(最良の答えを)見つけていけたら」

12年間身にまとったカープのユニホームを脱ぎ、大竹は新たな道へ進み始める。
2013年11月13日 デイリースポーツ掲載

ソフトB“大竹争奪戦”速攻アタックへ
ソフトバンクは12日、FA宣言した広島・大竹寛投手の獲得に乗り出す方針を固めた。
複数年契約を含めた破格の条件を用意し、交渉解禁となる15日以降、速攻アタックをかける。

この日、東京から空路で宮崎入りした王貞治会長(73)は、大竹のFA宣言を知らされると
「うちは(今季)投手が苦労したからね。そういうことであれば、いい人が手を挙げてくれた」と、
争奪戦に参戦する意向を示した。
今季の投手陣で規定投球回数に達したのは摂津のみ。
先発陣の整備は最優先課題であり、広島で2年連続2桁勝利を挙げた右腕は補強ポイントに合致している。

大竹の今季推定年俸は1億円。FA移籍のルールでは現状維持が来季年俸の上限となるが、
契約年数や出来高払い(インセンティブ)、移籍2年目以降の年俸上昇幅に制限はない。
そのためソフトバンクが複数年での破格条件を提示することは必至。
他球団との争奪戦になったとしても、一歩も引かない構えだ。

2013年11月13日 デイリースポーツ掲載

巨人もFA大竹狙う!懸案の先発補強へ
巨人が、国内FA権の行使を表明した大竹寛投手の獲得に乗り出すことが12日、確実となった。

大竹について原沢球団代表は「今年のドラフトで即戦力投手を獲得できていない。
そこを埋めていく候補になるでしょうね」と説明。
今後、ソフトバンクなどとの争奪戦に参戦することになりそうだ。

来季に向けて先発投手は重要な補強ポイント。
大竹は今季10勝を挙げており、同球団代表は「先発ローテーションの一角を占めていける
投手ではないかと思ってます」と印象を語った。

また、西武から国内FA権の行使を決めている片岡治大内野手の獲得も検討している。
原沢球団代表は「FAに関して言えば、(交渉解禁日の)15日まで慎重に検討した方がいいんでしょうね」との考えを示した。

2013年11月13日 デイリースポーツ掲載


ソフトB王会長大竹獲りへ巨人と争奪戦
ソフトバンクが、国内権行使を表明した広島・大竹寛投手(30)に速攻「ラブコール」だ。
12日、編成トップの王貞治球団会長(73)が大竹に言及。
「いい人が手を挙げてくれた」と、獲得調査に本腰を入れる構えを示した。
既にFA権行使を表明している中日中田賢、日本ハム鶴岡の獲得に乗り出す方針を固めており、
球界初となるFA選手3人同時獲得の可能性も出てきた。

事実上のラブコールだった。ソフトバンク王会長は夕刻、キャンプ地の宮崎空港に到着。
待ち受けた報道陣から大竹がFA権行使を決断したと聞き「そうなの?」と声のトーンを上げた。
「まずは広島とのアレ(残留交渉)があるだろうから」と前置きしながら、言葉は自然と弾んだ。

「今年、ウチはピッチャーで苦労したから。そういうことであれば、いい人が手を挙げてくれた」

まさに補強ポイントに合致する右腕だ。今季のチーム防御率3・56はリーグ4位で、先発投手は4・14。
6回以上投げて自責3点以下のクオリティー・スタート(QS)率は39・6%とリーグワーストだった。
2年連続で2桁勝利を挙げた大竹は、王会長が「いい人」と言うほど喉から手が出る存在と言える。

楽天、巨人と日本シリーズを戦った両軍など複数球団の争奪戦になりそうだ。
ソフトバンクは15日の交渉解禁を待って、正式アタックする見込み。
過去に内川、帆足らとのFA交渉では4年契約をベースにしており、今回も同様の大型契約を用意するとみられる。

大型補強へなりふり構わない。小林至海外兼中長期戦略部長が「今年は積極的に動く年と思う」と話すように、
まさかのBクラス低迷から巻き返しを図る。
今オフは大竹と同じ先発要員として中日中田賢、さらに日本ハム鶴岡のFA2選手獲得に
乗り出す方針を固めている。3人同時獲得なら球界初。ソフトバンクの複数同時獲得は2度ある。
過去、94年オフに西武から石毛と工藤を、10年オフに細川と内川を獲得した。

1シーズンでFA宣言選手が20人以下の場合、1チームが獲得できるのは2人まで。
ただし今季年俸で格付けされたCランクの選手は適用外で、推定年俸7000万円の中田賢はこれに該当するとみられる。
大竹、鶴岡との3人同時獲得も可能だ。新任の後藤球団社長兼オーナー代行は「必要な要望にはすべて応えたい。
リスクテイクしなければいいパフォーマンスは生まれない」と青天井での補強を示唆している。
本社の手厚いバックアップを受け、過去に例を見ない大補強を完成させる。

2013年11月13日 日刊スポーツ掲載

楽天 大竹獲りに本腰 マー君の穴埋める筆頭候補に
楽天も大竹獲得に本腰を入れている。
球団関係者も「今オフの最大の懸案事項はセンターライン。先発投手は重要」と
話しており、交渉解禁日となる15日に即接触を図る考えだ。

田中がメジャー移籍した場合の穴を埋める筆頭候補として期待している。
CSファーストステージで大竹の投球をテレビ観戦した星野監督は「いい投球をしていた。
何かあれば編成から話があるだろう」と語った。

2013年11月13日 スポーツニッポン掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成が実戦初サード、和田監督「すべてがいい練習」
阪神秋季キャンプ(12日、安芸)阪神はオリックスとの練習試合を行った。
三塁挑戦中の今成が、「3番・三塁」で出場。5打数1安打も守備ではゴロを4度、処理した。
1点差に迫られた九回二死満塁では鋭いゴロを捕球。
走ってくる二走を一瞬、追いかけにいってしまったが…。一塁に送球して、試合を締めた。

「(最後は)はっきりしないといけない。併殺も取れなかったし。ただ試合で打球をとれたことはよかったです」

和田監督は「すべてがいい練習、勉強になる」と話し、今後も経験値を上げさせていく。

2013年11月13日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹FA「他球団の話を」
今季中に国内FA権を広島大竹寛投手(30)が12日、FA権を行使することを発表した。

広島市内のマツダスタジアムで、申請の手続きを行った。
「FA権を行使します。他球団の話を聞いてみたいと思いました。
野球をする上での環境で聞いてみたい。野球選手として優勝したい気持ちはあります」と語った。
獲得に乗り出す全球団との交渉を行う構えで、広島残留の可能性も残した。
14日に公示され、15日から他球団との交渉が解禁となる。

2013年11月12日 日刊スポーツ ネット配信

広島・大竹、FA権行使を表明「カープも含めて考えたい」
国内FA権を持つ広島の大竹寛投手が12日、球団と今オフ4度目の交渉に臨んだ。

鈴木清明球団本部長と約30分間にわたって会談した後、権利を行使することを表明した。
大竹は「他球団の話を聞いてみたいと思った。カープも含めて考えたいと思います」と語った。

大竹は埼玉・浦和学院高から2002年にドラフト1巡目で広島入り。
今季は2年連続で2桁勝利となる10勝を挙げ防御率3・37。
エースの前田健とともに広島を球団初のCS進出に導いた。
通算74勝の実績、経験は申し分なく、巨人、楽天、ソフトバンクなど
複数球団が獲得に乗り出すとみられている。

2013年11月12日 スポーツニッポン ネット配信


大竹、FA権行使を決断「他球団の話聞いてみたい」
今季国内FA権を取得した広島の大竹寛投手は12日、広島市内の球団事務所で4度目の残留交渉を行い、
FA権を行使することを伝えた。

約20分間の話し合いを終え、「FA権を行使します。他球団の話を聞いてみたいと思いました。
相当悩んだし、考えました」と険しい表情で語った。
今後は他球団との話し合いとなるが「カープも含めて考えたいと思います。自分を評価しているのか、
野球をする上での環境面とか、ここでは言い切れない部分はあるが聞いてみたいです」と話した。

2013年11月12日 デイリースポーツ ネット配信

広島オーナー「戻るのはウエルカム」 大竹、FA権行使に
国内FA権を持つ広島の大竹寛投手が12日、鈴木清明球団本部長と約30分間にわたって会談した後、
権利を行使することを表明した。
大竹は「他球団の話を聞いてみたいと思った。カープも含めて考えたいと思います」と語った。

鈴木球団本部長は
「ショックだ。(前回交渉で)内容的には合意していた。残ると決めたわけじゃないと言っていたが、
ひっくり返るとは…。意志が固かった」と動揺を隠せない

広島・松田元オーナーは
「しようがない。本人も葛藤があったと思う。気持ちはもう切り替えたし、次のことを考えている。
FA権行使後の残留?うちは問題ない。戻るのはウエルカム」とコメントした

2013年11月12日 スポーツニッポン ネット配信

大竹がFA行使「自分の評価聞いてみたい」
広島の大竹寛投手(30)が12日、広島市のマツダスタジアムで鈴木清明球団本部長と会談し、
今季初取得した国内フリーエージェント(FA)権の申請文書を提出した。
広島と3度交渉した末の決断に大竹は「他球団の話を聞いてみたいと思った。自分の評価はどうなのか」と理由を説明した。

鈴木本部長は「(他球団で)挑戦するという話をしていた。うちが選択肢に入ることはないだろう」と
退団は避けられないとの見解を示した。
今季10勝(10敗)で2年連続2ケタ勝利を挙げた大竹には巨人など複数球団が獲得に動くとみられる。

大竹は埼玉・浦和学院から2002年にドラフト1巡目で広島入り。
主に先発で活躍し、右肩痛を克服した昨季は11勝でカムバック賞に輝いた。
通算成績は74勝78敗17セーブ、防御率3・75。

大竹寛投手
「10日夜に球団に伝えた。最後まで揺れていた。(他球団に)自分の評価、野球をする環境を聞いてみたい。
その中で(結論を)見つけていけたら」

広島・松田元オーナー
「しょうがない。本人も葛藤があったと思う。気持ちはもう切り替えたし、次のことを考えている。
FA権行使後の残留?うちは問題ない。戻るのはウエルカム」

2013年11月12日 スポーツ報知 ネット配信

【巨人】広島大竹獲得へ調査開始
巨人は、国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した広島大竹寛投手(30)の獲得に向けた調査を行う。

原沢球団代表兼GMが12日、大竹について「今年は、ドラフトで即戦力の投手を獲得できていない。
先発の穴を埋めていく候補になる。(交渉解禁の15日まで)時間はある。検討します」と述べた。

2013年11月12日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹“沈黙”残留かFA移籍か明言せず
今季国内FA権を取得した広島の大竹寛投手(30)は11日、FA権について沈黙を貫いた。
この日は廿日市市の大野練習場に姿を現し、チームメートと練習した。
宣言期限の13日まで時間はないが、残留か、移籍か、結論を出すことはなかった。

練習中の表情は明るかった。キャッチボールやウエートトレーニングなどで汗を流した大竹。
今までと同じようにチームメートと談笑し、苦悩しているそぶりを感じさせなかった。

ただ、報道陣の前に立つと、表情は一変。淡々とした口調で「今日は何もありません」を繰り返した。
「今日は何でここに来たんですか?」と、“逆質問”でFA権についての話題から、そらそうとした。

FA宣言の期限は13日。間近に迫ったリミットに、「それは分かっています」と語気を強めた。
残留か、それともFA権を行使しての移籍か。結論を出すまで時間がない現状に、焦っている心中をうかがわせた。

4日に球団と3度目の残留交渉を行ったが態度を保留。
だが2度目の交渉時よりも条件面で上積みがあったもようで「僕が考えているものと開きはありません。
話ができてよかった」と笑顔を浮かべる場面もあった。

大野練習場にいた選手、首脳陣も「大竹はどうなの?」と興味津々だ。
来季優勝を狙うには、欠かせない戦力だけに注目が集まるのは当然のこと。
この日は女房役の石原が残留を表明した。果たして大竹の行方は‐。早ければ12日にその答えは出る。

2013年11月12日 デイリースポーツ掲載

広島大竹、今日FA行使か否かの結論
今季国内FA権を取得した広島大竹寛投手(30)が、今日12日に熟考の結論を出す。
11日は、広島・廿日市市内の大野練習場でトレーニングを行い「今日は何もありません」と明言を控えた。
これまで3度の残留交渉では、当初球団が提示した複数年ではなく、大竹が求めた単年契約を軸に
話し合いを進めてきたとみられる。一時は権利行使に大きく傾き、4日の前回交渉後も
「それも含めて考える」と可能性を残していた。
今日、4度目の交渉でFA行使か否かの結論を伝える。

2013年11月12日 日刊スポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
“小掛布”今成、マルチで結果!
野手陣の充実ぶりが目立った。
“小掛布”こと今成は左右に2安打を打ち分け、夜間の掛布道場でスイングチェックを繰り返している伊藤隼もマルチ安打。
16人の合計で、38打数17安打の打率4割4分7厘と驚異の数字をたたき出した。

兵庫・鳴尾浜で成果を伝え聞いた掛布DCは「意識している部分をやろうとしている中で、結果が出るのは自信になる。
車輪が動き出したね」と目を細めた。キャンプに再合流する14日を心待ちにしている。

2013年11月12日 スポーツ報知掲載 一部抜粋
坂元弥太郎 21期
西武戦力外の坂元トライアウトも安打許す
西武坂元弥太郎投手(31)は、ほろ苦いマウンドとなった。

雨が降ったため室内練習場での登板に変更され、カウント1ボール1ストライクからの想定で打者4人と対戦。
梶本(オリックス)と高須(楽天)に安打性の当たりを許した。

今後は未定だが「ストライクが取れたのでよかった。(独特の)雰囲気があって、あっという間に終わりました」と
吹っ切れた表情を見せていた。

2013年11月10日 日刊スポーツ ネット配信
坂元弥太郎 21期
トライアウト速報
トライアウト方式
シート打撃方式で行う。
カウントは1ボール、1ストライクから。走者は「なし」「あり」の両パターンがある。
盗塁あり。四球の場合は指示に従う。

投手は4人の打者と対戦。四球の場合は指示に従う。走者が出た場合はそのままセットで投球。

投手:坂元弥太郎(前西武、31歳)結果
1:梶本勇介(前オリックス、29歳) ライト方向への痛烈な当たり。
2:中谷翼(前広島、29歳) レフト方向へのフライ。
3:申成鉉(前広島、23歳) 空振り三振。
4:高須洋介(前楽天、37歳) センター方向へのヒット性のライナー。
須永英輝 24期 現:読売
須永540万「もう後がない」

巨人須永英輝投手(28)が8日、東京・大手町の球団事務所で契約更改し、
60万円減の540万円でサインした。

「1年間投げられていないので、しょうがない。来年頑張るしかない。もう後がないと思うので」と、
来季は背水の陣で臨む構えだ。(金額は推定)

2013年11月8日 日刊スポーツ ネット配信
清水隆行 12期 現:読売 コーチ
原巨人、超異例「打撃コーチ」3人!橋上&村田&清水で日本一奪回へ
巨人が来季の日本一奪回へ、打撃コーチを3人に増やす方針を7日までに固めた。
橋上秀樹戦略コーチ(48)を打撃コーチに配置転換し、左右のバランスを考え、
2軍の清水隆行打撃コーチ(40)が、江藤智打撃コーチ(43)と入れ替わりで1軍コーチとなる。
村田真一打撃コーチ(49)を加えた「トリプル体制」は、V9が始まった1965年以降では初。
短期決戦での雪辱を果たすため、攻撃面をさらに強化していく。

連続日本一をあと一歩のところで逃してから4日が経過し、原巨人が来季へ向けて水面下で動き出した。
日本シリーズで課題が浮き彫りとなった攻撃面の強化へ、1軍の打撃コーチを現体制の2人から3人に増員することが判明。
関係者の話を総合すると、チーム全体の戦略面を担当してきた橋上コーチが、打撃コーチに配置転換される見込みだ。

同コーチは、11年オフに新設された戦略コーチとして、リーグ連覇に貢献した。
データ分析に優れ、攻撃や走塁における戦術面から相手打者の傾向で守備位置を動かすなど、チームの頭脳的役割を果たしていた。

だが、シリーズでは楽天の田中、則本、美馬、辛島を打ち崩すことができず、7試合で平均2・3得点と自慢の打線が沈黙した。
いずれも縦の変化に苦しんだ。阿部、村田、坂本、長野を擁し、12球団一の攻撃陣をもってしても、
短期決戦では威力を発揮できなかった。加えて、パ・リーグの情報収拾の難しさを改めて痛感。
橋上コーチの持つ知識を攻撃面に集中させたい狙いがあるようだ。

さらに球団は、1軍の江藤打撃コーチを2軍に配置転換し、若手育成を任せる意向だ。
代わって2軍から清水打撃コーチを昇格させるという。
右打者だった村田コーチと左打者の清水コーチを置くことで、左右のバランスをとる考え。
主軸の阿部がシリーズで22打数2安打と不振に陥ったことも敗因の一つだった。
同じ左のコーチがアドバイスできる環境を整える意味もある。

今後、肩書などを変更する可能性は残っているが、打撃コーチが3人となれば、V9が始まった1965年以降では初めてだ。
原政権では06年に4位に終わった翌07年に打撃コーチ2人、打撃コーチ補佐1人でV奪回を果たしていた。

楽天に敗れた直後、原監督は「ジャイアンツはまだまだ途上のチーム。
さらに強いチームを目指さなくてはいけない」と語った。
コーチ改革は、日本一奪回への第一歩に過ぎない。

◆清水 隆行(しみず・たかゆき)
1973年10月23日、東京都生まれ。40歳。
02年にセ最多安打の191安打で日本一に貢献。
09年現役引退。11年から巨人の2軍打撃コーチ。
通算成績は1485試合、打率2割8分9厘、131本塁打、488打点。右投左打。

2013年11月8日 スポーツ報知掲載


来季コーチングスタッフを発表
巨人は8日、来季のコーチングスタッフを発表した。
○は転任、◎は新任

【1軍】
監督 原辰徳
ヘッドコーチ 川相昌弘
投手総合コーチ 川口和久
投手コーチ 斎藤雅樹、○田畑一也
打撃コーチ 村田真一、○橋上秀樹、
○清水隆行
内野守備走塁コーチ勝呂壽統
外野守備走塁コーチ 大西崇之
バッテリーコーチ ○吉原孝介
トレーニングコーチ 白坂契、内藤重人

【2軍】
監督 岡崎郁
二軍投手総合コーチ 尾花高夫
投手コーチ 阿波野秀幸、豊田清
打撃コーチ ○江藤智、荒井幸雄
内野守備走塁コーチ 福王昭仁
外野守備走塁コーチ 小関竜也(打撃兼務)
バッテリーコーチ ○秦真司
育成コーチ ◎後藤孝志
トレーニングコーチ 伊藤博、木村龍治、会田有志

2013年11月8日 日刊スポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
虎・今成がサク越え18発!掛布DC、「小カケフ」と命名
阪神秋季キャンプ(6日、安芸)「小(コ)バース」の次は…。
今成亮太捕手(26)がフリー打撃の練習中に、掛布DCから「小カケフ」と命名された。
左打者で三塁にも挑戦中と「大カケフ」との共通点で多い今成。名付けられた気分は?

「いいですねぇ。小カケフっス! きょうは感じがよかった」とノリノリ。
特打では名前に恥じない打撃センスを見せ、サク越えは18発。森田とともに、スタンドを沸かせた。

後継者を見出した掛布DCは「小カケフはいいですねぇ」と絶賛。
技術面については「変化球で崩されて右手1本で拾うときに、右足が内側に入ってステップすると邪魔をするから」と、
フォームのバランスを指導していた。

2013年11月7日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
掛布DC身ぶり手ぶりで今成指導
阪神今成亮太捕手(26)が、秋季キャンプで掛布雅之DC(58)から打撃練習を中断してのレクチャーを受けた。

フリー打撃中だった今成が、バッティングケージから出た。掛布DCが地面にホームベースを書き出した。

「目付けだったり、ボールの見方を教えてもらいました」と今成。身ぶり手ぶりを交えての説明が行われた。

2013年11月5日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹、広島と3度目交渉もFA結論保留
国内FA権を取得した広島大竹寛投手(30)が4日、広島市内の球団事務所で、3度目のFA残留交渉を行った。
約70分の話し合いでは、契約条件とともに、プレー環境にも話は及んだ。
「いい話をすることができてよかった」と充実感を漂わせたが、結論については「期間があるのは分かっているが、
総合的にじっくり考えたい」と態度を保留した。

1日に行われた前回交渉で、自らの希望条件を初めて訴えた。
大竹の要望を受け、今回の交渉では細部の条件の見直しがあり「提示と僕の考えには開きがありません」と理解を示した。
交渉役の鈴木清明球団本部長(59)は「うちとしての話はついた。ボールは向こうにある」と説明し、
今後の交渉日は設定されていない。今日5日からはFA有資格者が権利を行使するための手続き期間が始まる。
FA権の行使についても「それも含めて考える」と依然として可能性も口にした。球団はFA宣言後の残留も認める方針だ。

2013年11月5日 日刊スポーツ掲載


巨人も熱視線!広島・大竹、3度目交渉も保留
まさにハムレットの心境!? 国内フリーエージェント(FA)権を取得している広島・大竹寛投手(30)が
4日、マツダスタジアムで球団側と3度目の交渉を行ったが、結論は出なかった。
“カープ一筋”で2年連続2桁勝利をマークした右腕は残留を明言せず、「じっくり考えたい」とFA移籍に含みを残した。
5日からFA宣言期間が始まるが、大竹の動向には巨人など他球団も注目している。

ジャケットにスニーカーというラフな格好で約70分の交渉に臨んだ大竹は報道陣に囲まれ、
「しっかりと話ができたことがよかった」と語った。
一方で、「きょうの段階で結論は出てない」ことも明かした。

この日の3度目の交渉が、最終交渉でもある。
条件面に関しては「球団の提示と僕の提示に開きはない」というものの、「残留」は明言しなかった。

交渉の席に着いた鈴木清明球団本部長は「あとは本人がどうするか。球団としては話を煮詰めた」と語り、
別の首脳は「(残留交渉の結果は)そう悪いとは思わない」と自信をのぞかせた。

2年連続となる2桁勝利の10勝をあげ、球団初のクライマックスシリーズ進出に貢献した右腕は、
浦和学院高(埼玉)から2002年に入団して以来、カープ一筋。一方で巨人などが興味を示している。

「総合的にじっくりと考えて答えを出したい。しっかりと考えたい」と大竹。
果たして、熟考の末に、その口から飛び出す「答え」は-。

2013年11月5日 サンケイスポーツ掲載

大竹3度目最終交渉も保留…FA熟考へ
今季、国内FA権を取得した広島・大竹寛投手(30)が4日、マツダスタジアムで球団と3度目の残留交渉に臨んだ。
1時間を超える話し合いでは、前回の交渉で提示された条件を詰めたが、大竹はまたも態度を保留。
有資格者が権利を行使する手続き期間は5日から13日まで。熟考を重ね、結論を出す。

2度目の交渉から3日。1時間を超える交渉を終えた大竹が報道陣の前に姿をみせた。
「結論は出ていません」。権利行使については、態度を保留した。

前回1日の交渉では球団側と大竹の間に、条件面の開きがあった。
球団側は5000万増の単年1億5000万円か、3年契約の総額4億円を提示したとみられるが、
大竹は「譲れない部分がある。球団の返答を待つことになる」と話していた。

この日は、条件面でほぼ折り合いがついた。
交渉役の鈴木球団本部長は強く慰留するとともに「要望を受け入れて煮詰めた」と、大竹が望む条件を提示したことを示唆した。
大竹は「僕が考えているものと開きはありません。話ができてよかった」と、時折笑みを浮かべながら話した。

条件面で進展はあったものの、権利行使へは含みを残した。交渉では環境面やチームのことに話が及んだ。
「野球の話をたくさんした。そういう部分も考えて総合的に答えを出したい」と話した。

今季は2年連続2桁勝利となる10勝を挙げた。先発ローテの一角を守り球団初のCS進出に貢献した。
他球団の評価は高く、FA宣言した場合は巨人、ソフトバンクが獲得を視野に調査する構えだ。

広島との交渉はこれが最後だ。鈴木球団本部長は「ウチとしては話はついた。あとは彼がどう考えるか」と残留宣言を期待した。
5日からは、有資格者が権利を行使する手続き期間(13日まで)が始まる。
「自分の思っていることや球団の思いも聞いた。しっかりと考えていきます」と大竹。決断の時がいよいよ迫る。

2013年11月5日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹 3度目交渉も結論出ず「総合的に考える」
巨人など3球団が狙う
広島の大竹が4日、マツダスタジアムで球団と3度目の残留交渉に臨んだが、結論は出なかった。

前回提示された条件面の確認をした大竹だが、態度は決められず。
「球団と僕の考えにほとんど開きはない。しっかりと話ができた。後は総合的に考えていきたい」と大竹。

球団からは3年総額4億円、単年で年俸1億5000万円の2種類の提示を受けたとみられる。
FA移籍の可能性に含みを持たせている大竹には巨人や楽天、ソフトバンクが獲得に動くとみられ、その動向が注目されている。

広島の鈴木球団本部長は「うちとしての話はついた。あとは彼がどう考えるか」と、後は大竹の決断を待つばかりとなった。

2013年11月4日 スポーツニッポン ネット配信
清水隆行 12期 現:読売コーチ
巨人コーチ人事 江藤→2軍、清水→1軍
巨人が来季、打撃部門のコーチの入れ替えを考えていることが3日、分かった。
1軍の江藤智コーチ(43)には、2軍のチーフ格を任せ、2軍の清水隆行コーチ(40)を1軍に昇格させる。
バランスを整えるのが目的。
巨人は今季、1軍打撃部門を村田真一コーチと江藤コーチが受け持ったが、2人とも右打者だった。
2軍は岸川勝也コーチが今季限りで退団し、荒井幸雄コーチと清水コーチの左打者2人が残った。
左右の打者への指導を考え、入れ替えた方がスムーズと考えたようだ。

2013年11月4日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
巨人 広島・大竹獲り 楽天も参戦濃厚、争奪バトルぼっ発へ
日本一を逃した巨人が、今季に国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島・大竹寛投手(30)の
獲得に乗り出すことが3日、分かった。
今オフは2桁勝利が計算できる右腕の先発投手が補強ポイントで、既に水面下で調査を開始。
同投手がFA宣言した場合は獲得に全力を注ぐ。大竹獲得には、絶対的エースだった田中将大投手(25)の
大リーグ移籍が決定的となった楽天も参戦。日本シリーズに続く争奪バトルとなる。

40年ぶりとなる日本一連覇を逃した巨人が、早くも覇権奪回へ動く。
今オフの国内FA市場で先発投手の目玉の一人となる大竹の獲得だ。

今季は独走でセ・リーグを制したが、先発ローテーションの一角として期待された
3年目の宮国は6勝止まり。沢村もシーズン途中で中継ぎに配置転換された。ホールトンの去就も不透明で、
今オフの最大の補強ポイントは不足している先発右腕であるのは明らかである。
ドラフトで獲得を狙った即戦力右腕の東京ガス・石川は、ロッテとの1位競合の末に抽選で外し、
2位以下の指名4選手は高校生。即戦力右腕の獲得をFA市場に切り替えて水面下で調査してきた。

大竹は今季、2年連続で2桁勝利となる10勝を挙げ防御率3・37。
エースの前田健とともに広島を球団初のCS進出に導いた。
通算74勝の実績、経験は申し分ない。巨人は先発左腕は経験豊富な内海、杉内が
いるだけに、先発右腕の軸となる投手の獲得は、日本一奪回には欠かせない。

ただ、大竹がFA権行使を決断した場合は、巨人以外にも楽天、ソフトバンクなど
複数球団が参戦するのは確実だ。特に楽天は、今季レギュラーシーズン24勝0敗1セーブの田中の穴を
いかに埋めるかが日本一連覇への最大の課題となる。
球団関係者も「今オフの最大の懸案事項は先発投手。特にFA(選手)の動向を見たい」と語り、
既に大竹については水面下で調査を進めているという。
気迫を前面に押し出す大竹の投球スタイルは、「田中や則本のように、気持ちを込めて投げる投手じゃないと駄目」と
日頃から話す星野監督の好みでもある。

大竹は既に広島と2度の残留交渉に臨み、3年総額4億円、単年で年俸1億5000万円の2種類の提示を受けたとみられる。
その中で「(チームに)残るか、残らないか…。その両方についてよく考えている」とFA移籍の可能性に含みを持たせている。
日本シリーズで第7戦までもつれ込む死闘を演じた両球団が、今度は大竹をめぐって火花を散らす。

◆大竹 寛(おおたけ・かん)
1983年(昭58)5月21日、埼玉県生まれの30歳。浦和学院から01年ドラフト1巡目で広島入団。
04年後半に抑えを務め、05年から先発ローテーションに定着。08年は開幕投手を務める。
その後故障に苦しむも、12年に自己最多の11勝でカムバック賞を受賞した。1メートル83、90キロ。
右投げ右打ち。今季年俸1億円。

≪“7日以内”に意思表示≫FA権を行使する場合は、日本シリーズの終了日から土、日曜日と祝日を除く
7日以内に在籍球団にその意思を表明する。
今年の場合は5日から同期間に入る。契約交渉は「FA宣言選手」として公示された翌日から可能となる。

2013年11月4日 スポーツニッポン掲載


広島・大竹、FA行使なら獲得に向け調査
巨人が、国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島・大竹寛投手(30)が権利を行使した場合、
獲得に向けて調査を開始することが3日、分かった。先発陣強化のため、2年連続2ケタ勝利の右腕に興味を示した模様だ。

投手陣にさらなる厚みを持たせるため、巨人が大竹に白羽の矢を立てた。
大竹は今季10勝(10敗)を挙げ、前田健、野村、バリントンとともに球団26年ぶりの2ケタ勝利カルテットを形成した。
浦和学院高から01年のドラフト1巡目で広島に入団。プロ12年間で2ケタ勝利4度の実績を持つ。
キレのある直球に加え、制球力の高い変化球でも勝負できるのが武器だ。

精神面での成長も見逃せない。
自身、2度目の2ケタ勝利となった09年以降は右肩痛などにも悩まされたが、懸命なリハビリを行い、
12年に自己最多となる11勝を挙げ、カムバック賞を受賞した。苦しみに耐えて復活した苦労人だ。

巨人は今季、シーズンを通してローテーションを守ったのは内海、杉内、菅野の3人だけ。
開幕投手の宮国は不調が続き、10月上旬には右下腿内側(かたいないそく)痛で戦線から離脱した。
沢村も先発では結果を残せず、シーズン終盤から中継ぎに回った。来季に向け、実績のある先発獲得に動くのは自然な流れだった。

ただ、大竹がFA宣言するまでは静観する構えで、決断を受け、巨人は最終結論を出すつもりだ。

2013年11月4日 スポーツ報知掲載

G先発補強で広島・大竹を調査へ
巨人が広島・大竹寛投手(30)がFA宣言した場合、獲得を視野に調査を行うことが3日、明らかになった。

来季に向け、チームとしては先発投手の補強が急務の状況であることは間違いない。
今季はチームトップの13を挙げた内海、菅野に加え、11勝の杉内と3本柱を形成した。
だが沢村が中継ぎに回り、宮国が伸び悩んでいる背景もあり、4人目以降が不確定だ。

そこで白羽の矢を立てる可能性があるのが、通算74勝の大竹だ。右腕は05、09年に10勝をマークした。
10年からの2年間は右肩痛などで2勝に終わったが、12年に11勝を挙げてカムバック賞を受けた。
今季も2年連続2桁勝利となる10勝を挙げ、広島がCSに進出する原動力の1人となった。

大竹は今季、国内FA権を取得。1日に広島と2回目の交渉を行ったが大竹は結論を出さず、自ら球団側に条件を要望した。
今後、FA権を行使する可能性もある。

巨人としては大竹の動向を見守り、FA宣言した場合は獲得を視野に調査に入る。
球団40年ぶりの日本シリーズ連覇を逃した原巨人が、来季の日本一奪回に向け戦力整備を進める。

2013年11月4日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
良太に負けへん!阪神・今成、三塁奪取へノックの嵐
高代コーチは「(今成は)理屈ではなくて、体で覚えないといけない。
このキャンプでは内野だけと考えている」と息を切らしながら、鬼シゴキの継続を予告した。

開幕サードは新井良だったが、不振でシーズン後半はスタメン落ち。
今季、固定できずに虎の泣きどころとなったのが、このポジションだ。

非凡な打撃センスを生かすため、外野手からコンバートされている今成は、サード2日目ながら軽快なグラブさばきを見せた。
「練習なら正面に入れるが、試合の打球は速い。堅実さと柔らかさを身につけたい」と定位置奪取へ意気込みを示した。

2013年11月3日 サンケイスポーツ掲載
豊田拓矢 25期 現:TDK
豊田選手、西武入団へ意気込み 「開幕1軍目指す」
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で西武から3位指名を受けたTDKの右腕・豊田拓矢選手(26)
=浦和学院高=上武大=が1日、野球部の作左部博美部長、川本大監督、松岡純平マネジャーと共に
秋田魁新報社を訪れ、「開幕1軍を目指す」と力強く語った。

豊田選手は入団の意向を示しており、ドラフト会議翌日の先月25日には西武から指名あいさつを受けた。
指名された後もTDKの練習に参加し、キャンプインに備えてトレーニングを積んでいる。
知人らから祝福の電話やメールが相次いでいるといい、「両親も喜んでくれている。一日も早く勝ち星を挙げたい」と意気込んだ。

豊田選手は今年のドラフト会議で指名された選手の中で最年長タイ。

2013年11月2日 秋田魁新報掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹、2度目の残留交渉も「いろいろ考えている」
今季国内FA権を取得した広島・大竹が、マツダスタジアムで球団側と2度目の残留交渉に臨み、年俸などの条件提示を受けた。

2年連続2桁勝利を挙げた右腕に対し、球団は3年契約の総額4億円、単
年契約で年俸1億5000万円の2種類を提示したとみられる。
交渉後、大竹は「(チームに)残るか、残らないか…。その両方についてよく考えている。いろいろ考えている」
と揺れる胸中を吐露。3度目の交渉は4日に予定されている。

2013年11月2日 スポーツニッポン掲載


FAか残留か大竹、4日にも“進路”決断
今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島・大竹寛投手(30)が1日、マツダで2度目の残留交渉に臨んだ。
約40分に及んだ交渉では、球団から示された条件に対して金額、年数など自身の希望条件を伝えた。
早ければ、3度目の交渉を行う4日にもFA権を行使するか決断を下す。

10月28日の初交渉は、全力で引き留めに動く球団の方針を聞くのみだったが、この日は自らの要望を伝えた。
「自分も譲れない部分がある。決断していかないといけない時期なので、こういう話をさせてもらった。
率直に残るか残らないかの話、両方をよく考えています」と慎重に言葉を選んだ。

交渉した鈴木球団本部長は「吟味します」と言葉少な。次回交渉は4日。
決断の時は迫っているが「球団の思いは伝わってくる。球団に委ねたので、手応えは分かりません」と熟考の日々は続く。

2013年11月2日 スポーツ報知掲載

大竹5000万増、3年4億どちらも保留
今季国内FA権を取得した広島・大竹寛投手(30)が1日、マツダスタジアムで球団と2回目の交渉に臨んだ。
大竹は結論を出さず、自ら球団側に条件を要望した。球団からは5000万増の単年1億5000万円か
3年計4億円(いずれも推定)を提示されたとみられるが、それ以上を希望したもよう。
4日にも行われる3回目の交渉で折り合えなければ、権利行使の可能性は高まる。

10月28日に行われた初交渉から4日、2回目の残留交渉で事態は進展した。
大竹が「譲れない」と言う条件を球団側に要望。球団側の返答を待つ形で態度を保留した。

「球団から条件面を提示していただいた。その上で自分の要望も伝えた。
単年とか複数年も言いましたし、聞いた。大げさかもしれないけど、譲れない部分がある。
次回の話し合いで球団の返答を待つことになる」と大竹は明かした。

球団提示は5000万増の単年1億5000万円か、3年契約で総額4億円とみられる。
一方、大竹の要求は年俸、年数ともに球団提示を上回っているのは間違いない。

今季は2年連続2桁勝利となる10勝(10敗)を挙げ、防御率3・37。
4本柱の一角として初のCS進出にも大きく貢献した。

1年間、先発ローテを守り、2桁勝利を計算できる右腕に対する評価は高い。
阪神、巨人、ソフトバンクなどが調査に動くなど、FA宣言となれば争奪戦が予想される。

一方、カープも戦力としてはもちろん、将来の幹部候補としても流出阻止に全力を注ぐ。
鈴木球団本部長は前回に続き、この日も強く慰留。条件面も「吟味します」と最大限要望に応える考えだ。

「決断していかないといけない時期。(次回話し合いで内容を)聞いた上で(去就を)考えていく。
自分の意思は伝えられたし、球団の残って欲しいという気持ちは伝わっている。
残るか残らないか。その両方を考えています。
(後は)球団に任せたので」と、大竹は強気に言い切った。

FA権行使の解禁日は早ければ5日。次回交渉はその前日の4日にも行われる。
条件面の折り合いが付けば残留し、決裂なら権利行使。
赤ヘルに不可欠な右腕の去就問題が、佳境に入ってきた。

2013年11月2日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神今成が三塁に再転向 高代コーチ提案
今成よ、江藤になれ! 上本よ、井端になれ! 
和田阪神に新しく入閣した高代延博内野守備走塁コーチ(59)が
秋季キャンプ初日から「改革」に乗り出した。
今季、外野手に挑戦したばかりの今成亮太捕手(26)を三塁に再コンバート。
広島で指導した元本塁打王・江藤智(現巨人コーチ)になぞらえて
「何とか一人前にします」と宣言した。
日韓合わせて7球団を渡り歩き、WBC日本代表でも指導経験のあるベテランコーチはエンジン全開だった。

秋季キャンプ初日、驚きのプランが明らかになった。午前中の投内連係。
捕手から外野手に挑戦したばかりの今成が内野グラブをはめて三塁にいた。
打力を生かすための再コンバート。仕掛け人は最初からノックバットを握った高代内野守備走塁コーチだった。

「あれだけの打者をスタメンで使えないというのはもったいない」

CSファーストステージ初戦、広島前田健から中前適時打を放ったが、その後、右翼守備で落球。
第2戦はスタメンを外れた。
これを見ていた高代コーチが和田監督に提案したという。

投内連係では表面上ミスではなくても、連係できていないと判断すれば、やり直させた。
選手の意識を試しているかのようだった。朝から夕方まで、若虎を鍛えた同コーチは、広島時代に指導した
江藤、木村拓の名前を挙げて「サード今成」に太鼓判を押した。

「広島で江藤が捕手から三塁手に、木村拓が捕手から内野手になったように。大いなる可能性がある。
何とか一人前にしますと、監督に言いました」

広島、巨人で活躍し、2度の本塁打王に輝いた江藤は捕手として広島に入団したが、3年目の91年に三塁手に転向。
開幕からスタメン出場すると、2ケタ本塁打を放って、飛躍のきっかけとなった。

「僕もできると思っています。チャンスが広がると思っているので、マイナス思考はないです」

今成も力強く言った。今季、固定できなかった三塁に新たな競争が生まれた。

さらに全体練習終了後にはサブグラウンドで森田、今成、西田、北條、上本を集めて特守。
この中で中日時代に井端にもやらせたという四股踏みを導入した。
「井端も最初は1分しかできなかったが、キャンプが終わる頃には5分できるようになった」という
捕球姿勢を低くするための名物練習だ。この中で最も安定した姿勢を保つことができた上本には
「この時期は技術ではなく、基本的な体力だけど、上本はスピードと体の強さがある。
魅力的な選手だ」と期待を示した。

今成が本塁打王・江藤に、上本が名手・井端に。そうなれば、計り知れない戦力の底上げ。
百戦錬磨のベテランコーチの若虎改革が始まった。

2013年11月2日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹 FA結論出ず「残るか残らないか両方を考えている」
広島の大竹が1日、マツダスタジアムで今季取得した国内FA権について球団と2度目の交渉に臨んだ。

大竹は初めて条件提示を受けたが「残るか残らないか両方を考えている」と結論が出ていない様子。
FA宣言するかどうか、時間は迫っており「もう決断をしていかないと」とだけ話した。

2013年11月1日 スポーツニッポン ネット配信
木塚敦志 16期 現:横浜DeNAコーチ
横浜DeNAベイスターズコーチングスタッフ決定

2014年度 横浜DeNAベイスターズのコーチングスタッフが下記の通り決まりましたのでお知らせいたします。

背番号 氏名
▼一軍
監督・70 中畑 清
総合コーチ兼内野守備走・83 馬場 敏史
打撃コーチ兼作戦担当・78 進藤 達哉
打撃コーチ・71 小池 正晃
投手コーチ・75 川村 丈夫 76 篠原 貴行
外野守備走塁コーチ・74 蓬莱 昭彦
バッテリーコーチ・79 新沼 慎二

▼ファーム
監督兼打撃コーチ・90 大村 巌
総合兼外野守備コーチ・72 二宮 至
打撃コーチ・84 嶋村 一輝
投手コーチ・73 木塚 敦志
内野守備走塁コーチ・82 万永 貴司
バッテリーコーチ・85 山下 和彦
投手コーチ兼育成担当・81 岡本 克道
育成コーチ・87 髙浦 己佐緒

2013年10月31日 横浜DeNA公式サイトより転載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神秋季キャンプメンバー
阪神は30日、11月1日から20日まで安芸(高知県)で行われる
秋季キャンプのメンバーを30日、発表した。参加選手はは以下の30人。

▼投手 藤原、二神、藤浪、筒井、岩田、歳内、秋山、西村、鶴、金田、松田、岩本、白仁 田、玉置

▼捕手 小宮山、清水、
今成、小豆畑

▼内野手 大和、北條、上本、新井良、西田、坂、森田

▼外野手 柴田、伊藤隼、中谷、緒方、俊介

2013年10月30日 スポーツニッポン ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹、球団の熱い残留要請にグラリ!?
今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島・大竹寛投手(30)が
28日、マツダで初の残留交渉を行った。
「残ってほしいと言ってもらった。正直にありがとうございます、と言いました」と
“直球”でのアプローチに満面の笑みを見せた。

この日、条件提示はなかったが、鈴木球団本部長との交渉を終えた大竹は終始、笑いが絶えなかった。
今季は2年連続2ケタ勝利となる10勝(10敗)を挙げ、今後出される条件面で年俸1億円からのアップは確実。
「きょうは球団の気持ちを聞かせていただいたのとFAの説明だけ。これからまた考えていきたい」。
残留へ総力を挙げる球団の熱意は感じ取ったが、まずは熟考モードを強調し、態度を保留した。

すでに球団では、将来の幹部候補であることを明言している。
松田オーナーは「将来的にいいコーチになれる。黒田(ヤンキース)のいい影響を受けている選手。
後輩にも受け継げる」と故障を乗り越え、人間的に成長した点も高く評価している。
今後は単年か複数年かの希望を本人に委ね、話し合いを重ねる。
「シーズンが終わってじっくり考えるようになった。
今はフラット? はい。権利があるということだから、これからどうするか。
しっかり考えます」と強調。悩める日々が続きそうだ。

2013年10月29日 スポーツ報知掲載


大竹 FA権行使に含み「しっかり考えたい」
広島・大竹寛投手(30)は28日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権について
マツダスタジアム内で球団側と話し合い、「しっかり考えたい」と態度を保留した。
報道陣からの「心境は五分五分か」の問いには「そうですね」と答え、権利行使の可能性に含みを持たせた。

ただ、石原が「条件はもらった。持ち帰って考えたい」としたのに対し、大竹は「条件の話はしていない」と説明。
進ちょく状況の微妙な差が浮き彫りになった。今季の大竹は2年連続2桁勝利。
権利行使なら他球団が関心を寄せる可能性は高く、次回以降の交渉が注目される。

2013年10月29日 スポーツニッポン掲載

大竹FA熟考…初交渉で残留宣言せず
今季、国内FA権を取得した広島の大竹寛投手(30)が28日、広島市内の球団事務所で第1回残留交渉に臨んだ。
球団から慰留されたが、この日は残留を明言しなかった。FA権を行使するかどうかは、熟考して結論を出す方針。
今季、球団初のCS出場に貢献し、来季の野村鯉の命運を握る右腕の去就が注目される。

その表情は、なぜか終始にこやかだった。初めて行われた残留交渉を終えた大竹は
「今日(FA権について)話しました。
FAについての説明や、球団の気持ちを聞かせてもらった。(残留してくれと)言ってもらったし、
それには正直に『ありがとうございます』と言った」と、内容を明かした。

球団の熱意は伝わった。ただ結論を急ぐことはなかった。
「まだ(FA権を行使するか)決めていないし、今日球団と話したばかりだから。
これから考えていきたい」と慎重に言葉を選んだ。

今年4月にFA権を取得したが、落ち着いてFA権と対峙(たいじ)できたのは全日程終了以降だという。
「シーズンが終わってからFA権について、じっくり考えるようになった」。
球団史上初のCS出場で慌ただしいシーズンだったが、今やっと自分のことを見つめられるようになった。

右肩痛で2年間苦しみながら、昨年11勝を挙げ、鮮やかに復活。今季も10勝し、2年連続2桁勝利をマークした。
球団にサポートしてもらった恩は感じている。ただ今後の人生を大きく左右する権利だけに、
簡単には決断を下すことはできない。
「(FA権行使には)期限があるし、しっかり考えたい」と、何が自分にとって最高の選択なのか、
納得できるまで時間を使うつもりだ。

球団としては全力で残留に臨む。鈴木球団本部長は「ウチとしては精いっぱいやります。
今年はローテ投手だったし、来年は今の戦力に上乗せして優勝争いをしないといけないから」と力説した。

大竹がFA権を行使すれば、複数球団が獲得に名乗りを上げるのは確実だ。
「他球団のことについては自分からは何も言えない」と白い歯を見せた大竹。
来季も必要不可欠な戦力だけに、鯉党は残留を祈るしかない。

2013年10月29日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹がFAで話し合い「残ってほしいと言ってもらった」
広島の大竹寛投手は28日、今季資格取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権について
マツダスタジアムで球団と話し合い、
「残ってほしいと球団に気持ちを言ってもらった。しっかり考えたい」と熟考する意向を示した。

2013年10月28日 スポーツ報知 ネット配信
フェニックスリーグ
10月18日
赤坂和幸 28期 現:中日
対北海道日本ハム戦 本塁打
DRAGONS
FIGHTERS
本塁打:赤坂(D)、谷口(F)

個人成績は発表されません。
フェニックスリーグ
10月27日
須永英輝 24期 現:読売
対ハンファ戦 4番手登板
ハンファ 0
GIANTS 10
【G】土田、阿南、田中、須永-鬼屋敷

個人成績は発表されません。
豊田拓矢 25期 現:TDK
TDK・豊田投手、西武が3位指名 秋田
24日のプロ野球ドラフト会議で、秋田県内からはTDK野球部(にかほ市)の豊田拓矢投手(26)
=埼玉県八潮市出身=が、西武から3位指名された。
同市のTDK平沢工場で部員たちから胴上げで祝福され、「この年齢での3位指名には、自分でもびっくり。
西武は地元なのでうれしい」と喜んだ。

浦和学院では1年生の夏と3年生の夏に甲子園出場。上武大(群馬県)を経てTDK野球部に加入し、現在5年目。
躍動感のあるフォームから繰り出す最速150キロ超の直球とカーブ、スライダーを駆使する本格派右腕だ。

昨年までは持病の扁桃(へんとう)炎に悩まされ、年に数回は高熱に襲われた。
昨年末、扁桃を切除する手術に踏み切って以来、体調が回復。
7月の都市対抗野球2回戦のヤマハ戦では、7回2死まで一人も走者を出さない完全投球を見せた。

この日は、平沢工場で部員や家族らとともに指名を待った。
会見では、社会人5年目での指名に、「迷惑ばかりかけてきた。正直、長かった」と
言葉を詰まらせたが、「最低でも開幕1軍。1年目から活躍したい」と力を込めた。

2013年10月25日 朝日新聞秋田版掲載

TDK豊田投手 西武3位
24日のプロ野球のドラフト会議で、TDK(にかほ市)の豊田拓矢投手(26)が
埼玉西武ライオンズから3位で指名された。

「TDKでの5年間は正直、長かった。秋田で野球をやらせてもらったから今がある」と
豊田投手は涙を浮かべ、喜びを語った。

豊田投手は埼玉県八潮市出身。176センチ、85キロで右投げ。浦和学院高(埼玉県)から
上武大(群馬県)に入学。
最速150キロを超す直球を武器に注目されたが、指名からは漏れていた。

TDK野球部入部1年目に右肘を故障。医師からは「手術しないと野球はできない」と宣告された。
それでも、「手術をして野球ができなくなったら、プロへの道が遠のく」と右肘の内側の筋肉を鍛える
トレーニングを重ねながら治療。今年7月の都市対抗野球2回戦では、七回二死まで走者を出さない快投を見せた。

川本大監督(37)は「即戦力で期待されていると思う。TDKの代表として頑張ってほしい」と激励した。

2013年10月25日 読売新聞秋田県版掲載

TDK・豊田投手を西武3位指名 「開幕1軍が最低条件」/秋田
24日あったプロ野球のドラフト会議で、県関係はTDKの豊田拓矢投手(26)が西武から3位指名を受けた。
埼玉県八潮市出身の豊田選手は「地元の球団に入れてうれしい。開幕1軍が最低条件で、早く1勝したい」と
新たなステージに向けて意気込みを語った。

にかほ市のTDK平沢工場では、野球部員、報道関係者ら約60人が3階会議室に詰めかけ、テレビでドラフト会議の様子を見守った。
豊田投手が指名されると、会場からは「おーっ」と驚きの声。豊田投手は川本大監督らと握手し、喜びを分かち合った。

豊田投手は会見で「TDKに入ってからはけがばかりで苦しかった」とこれまでの5年間を振り返って涙を見せたが、
プロ入り後は「同い年の涌井秀章投手から投球術を見習いたい」と話した。

川本監督は「即戦力として期待されている。しっかり準備してほしい」と激励した。
この日、ドラフト会議を一緒に見守った豊田投手の父・照夫さん(62)は「支えてくれたみなさんのおかげ。
これからは家族みんなで応援したい」と喜んだ。

豊田投手は176センチ88キロ、右投げ右打ち。躍動感あるフォームから繰り出す、最速150キロ台の
直球と緩い変化球が持ち味。浦和学院高時代には甲子園に2度出場。上武大に進んで4年時にはエースとして大学選手権に出場した。

TDKでは1年目から都市対抗野球に出場。
今年の都市対抗野球では、2回戦のヤマハ(浜松市)戦で先発登板。七回2死まで走者を出さない圧巻の投球を披露した。

TDKからプロ入りしたのは、2003年のドラフトで広島に指名された仁部智投手、
10年に横浜(現DeNA)の指名を受けた大原慎司投手の2人がおり、豊田投手が入団すれば3人目となる。

2013年10月25日 毎日新聞秋田県版掲載
豊田拓矢 25期 現:TDK

ドラフト会議2013
埼玉西武ライオンズ
3位指名


【西武】TDK豊田を3位指名
西武が3位でTDKの豊田拓矢投手(26)を指名した。176センチ、85キロの右腕。
150キロを超える直球に魅力がある。

担当スカウトは「投げっぷりのいい投手。先発もできるがセットアッパータイプ」とコメントした。

2013年10月24日 日刊スポーツ ネット配信
石井義人 17期 現:読売
楽天VS巨人 日本シリーズ出場資格者を発表
楽天と巨人が対戦する日本シリーズの出場資格を持つ各チーム40選手が24日、発表された。資格者は次の通り。

【楽天】

▽投手 則本、田中、長谷部、釜田、戸村、金刃、片山、美馬、青山、レイ、
斎藤、川井、ハウザー、小山伸、辛島、福山、ダックワース、宮川
▽捕手 岡島、小関、嶋、伊志嶺、小山桂
▽内野手 マギー、藤田、松井、阿部、枡田、銀次、小斉、西田、岩崎、仲沢
▽外野手 森山、牧田、中島、聖沢、ジョーンズ、島内、榎本

【巨人】

▽投手 沢村、香月、杉内、菅野、マシソン、内海、高木京、福田、西村、
田原、青木、山口、アコスタ、ホールトン、小山、笠原、今村、阿南
▽捕手 阿部、実松、加藤、河野
▽内野手 寺内、藤村、ロペス、坂本、脇谷、村田、
石井、高口、中井
▽外野手 長野、谷、亀井、鈴木、高橋由、松本哲、橋本、ボウカー、矢野

2013年10月24日 スポーツニッポン ネット配信
豊田拓矢 25期 現:TDK
TDK152キロ右腕豊田 待ってろ井納
1度はあきらめた夢をつかむ。
今日24日、プロ野球ドラフト会議(午後5時開始、東京・グランドプリンスホテル新高輪)が開催される。
TDK(秋田)の最速152キロ右腕・豊田拓矢(26=上武大)は、社会人5年目で完全復活。
プロ6球団から調査書が届いた。
多くの試練を乗り越えてきた豪腕が、ラストチャンスに懸ける。

2013年10月24日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
西武・涌井、広島・大竹ら80選手がFA有資格者に
日本野球機構(NPB)は23日、2013年度のフリーエージェント(FA)有資格者として、80選手を公示した。

国内FA資格を初取得したのは、西武・涌井秀章投手(27)、広島・大竹寛投手(30)、西武・栗山巧外野手(30)ら17人。
取得年数9年の海外FA資格を新たに取得したのは巨人・内海哲也投手(31)、
日本ハム・武田久投手(35)、故障者特例措置で条件を満たした西武・中村剛也内野手(30)ら12人。

FA権を行使する場合は、日本シリーズの終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に
在籍球団に意思を表明する。
「FA宣言選手」として公示された翌日から契約交渉が可能となる。

2013年10月24日 スポーツニッポン掲載
豊田拓矢 25期 現:TDK
【西武】ドラフト隠し玉はTDKの152キロ右腕・豊田
プロ野球ドラフト会議が24日に行われる。
運命の日まであと2日に迫ったが、注目は社会人野球TDK(秋田)で5年目を迎えた豊田拓矢投手(26)=上武大=だ。
最速152キロの直球を武器に、7月の都市対抗で好投した本格派右腕。
即戦力として豊田の出身地である西武など複数球団がマークする逸材。
“遅咲きの花”は咲くか。

社会人らしく落ち着きはらった表情で、静かに「10・24」を待つ。
豊田は「年齢も年齢だし、不安もある。指名されてから考えたい」と心情を語った。
昨年までプロから調査書が届いたのは1度だけで、「少しあきらめていたところもあった」と豊田。
それが5年目の今年、6~7球団が注目。自らの右腕で評価を高めてきた。

7月の都市対抗2回戦・ヤマハ戦で、7回2死までパーフェクトに抑える快投。
不運な安打などで試合は0―1で敗れたが、常時140キロを超える直球に「いかに直球を速くみせるかを考えた」(豊田)と
100キロ台のカーブを駆使し、投球の幅を広げた姿がスカウトの目に留まった。また昨年までけがが多かったが、
トレーナーの助言でウエートトレを減らすなど練習方法を修正。
1年間投げられる体づくりをしてきた成果が大一番で出た。

プロで活躍するイメージも描けている。TDKからは10年ドラフトでDeNAに入団し、
今年左の中継ぎとして58試合に登板した大原慎司投手(28)がいる。
DeNAには上武大の同期で、9月の巨人戦で完投勝利を挙げた井納翔一投手(27)も在籍している。
彼らのプレーを通してプロの実力を想像し、自分ならばどう抑えるかを考えることもあるという。

「(プロは)遠くも近くもない場所」と豊田。川本大監督(37)も「快く送り出してあげたい」と背中を押した。
埼玉県出身だけに豊田本人も関東圏の球団が第1希望。獲得に興味を持つとされる地元の西武に指名されれば、
“相思相愛”の形だ。社会人でじっと腕を磨いてプロの舞台に挑むときが、確実に近づいてきている。

◆2013年都市対抗2回戦・ヤマハ戦 キレのある直球にカーブ、スライダーを交え7回2死まで一人も走者を出さない完全投球。
しかし3番・長谷川雄に左前打を打たれると、4番・柳の飛球を左翼手が見失い失点(記録は三塁打)、そのまま0―1で敗れた。
豊田は7回2/3を投げ被安打2、7奪三振。「(三塁打は)打たれた自分が悪い。責められません」と語った。

◆遅咲きの東北地方出身プロ野球選手
08年ドラフト5位のソフトバンク・摂津正投手(31)、11年ドラフト5位の日本ハム・森内寿春投手(28)
=ともにJR東日本東北=が有名。
摂津は1年目の09年に中継ぎで70試合に登板して新人王、昨年は17勝して最多勝利と沢村賞をW受賞。
今年も15勝し投手陣の柱として活躍。
森内も1年目の12年に開幕1軍入りし、56試合に登板した。
摂津、森内ともにドラフト指名を受けたのは26歳のとき。豊田も2人の先輩に続く活躍を見せられるか。

◆豊田 拓矢(とよだ・たくや)1987年3月28日、埼玉県八潮市生まれ。26歳。
小作田ベイスターズで野球を始め、八潮中では八潮シニアに所属。
浦和学院では1、3年夏に甲子園出場。上武大では4年春に全日本大学野球選手権8強。
TDKに加入して5年目。
176センチ、88キロ。右投右打。血液型O。

2013年10月22日 スポーツ報知掲載
大竹寛 22期 現:広島
阪神に“コイ”広島・大竹を獲得調査へ
阪神が、今季国内FA権を取得した広島・大竹寛投手(30)の獲得調査に乗り出すことが20日、明らかになった。
現時点では、先発陣のメッセンジャー、スタンリッジの去就が不透明。計算できる先発が能見と藤浪しかいないため、
2年連続2桁勝利を挙げた右腕の動向に注目していくもようだ。

阪神が先発陣の整備へ向けて、広島の通算74勝右腕に照準を定めた。

大竹は05、09年に10勝。10年から2年間は右肩痛などで苦しんだが、12年に11勝を挙げてカムバック賞を受賞した。
今季も2年連続2桁勝利となる10勝で、広島のCS進出に大きく貢献した。

今年4月に国内FA権を取得しており、19日には「シーズンを戦っていたので、そこまで真剣に考えていなかった。
終わったばかりで難しいけど、しっかり考えたい」と態度を保留。熟考する意向を明かしている。

大竹の今季推定年俸は1億円。広島の中ではAランクとみられ、仮に獲得に成功した場合は人的補償や金銭補償が必要となる。

阪神は今オフのFA権を保有する選手について、補償が発生しない場合は積極的に獲得に乗り出す方針だった。
だが球団幹部は「先発陣の整備はこのオフの重要なテーマ」として、方針を転換。補償の必要なクラスも調査することを決めた。

今季の阪神を支えたのは先発4本柱だった。その中でチームトップの12勝を挙げたメッセンジャーは
メジャー復帰の可能性が高い。8勝ながら防御率2・74と安定していたスタンリッジも流動的だ。

来季ローテ入りが確実なのは11勝の能見、新人で10勝を挙げた藤浪の2人しかいない。
榎田は左肘に不安を抱え、岩田も好不調の波が激しい。
2人に続く先発投手が伸び悩んでいるのが現状だ。そこで、確実に計算できる右腕に注目した。

広島は慰留に全力を尽くすが、もし大竹がFA宣言すれば、複数球団による争奪戦になる可能性が高い。
ライバルは多いが、阪神は獲得できれば最低でも先発3本柱が形成できるため、獲得に動くメリットは大きい。

今季は終盤の大失速で巨人の独走Vを許した。
今オフはその悔しさを胸に、今季FA権を取得した中日・中田賢や、中日を戦力外となった川上の
獲得調査に乗り出している。

打倒・巨人、そして覇権奪回へ向けて、阪神が果敢に動く。

2013年10月21日 デイリースポーツ掲載
鈴木健 8期
西武来季1軍打撃コーチに鈴木健氏リストアップ
西武の来季1軍打撃コーチに、OBで野球評論家の鈴木健氏(43)がリストアップされていることが20日、分かった。

鈴木氏は浦和学院時代、当時史上最多となる高校通算83本塁打を放ち、87年ドラフト1位で西武に入団。
97年には4番として19本塁打94打点、打率・312をマークし、リーグ優勝に貢献した。
02年オフにヤクルトへ移籍し、07年に現役を引退した。

今季限りで退任した渡辺監督の後任は元監督の伊原春樹氏に一本化されているが、
1軍の打撃、投手、バッテリーの主要コーチは未定で、組閣作業は難航を極めている。
23日から秋季練習を控える中、指導者経験はないものの解説者として頻繁に西武ドームを訪れ、
チーム事情にも精通している鈴木氏が適任と判断されたもようだ。

2013年10月21日 スポーツニッポン掲載
フェニックスリーグ
10月20日
須永英輝 24期 現:読売
対阪神戦 4番手登板

TIGERS
GIANTS 1 X 1
【G】松本竜、田原誠、柴田、須永、福田、星野-河野

個人成績は発表されません。
大竹寛 22期 現:広島
大竹28日にも球団とFA残留交渉
国内FA権を持つ広島大竹寛投手は、28日にも球団と残留交渉を行うことになった。
CS敗退から一夜明けた19日、東京の宿舎を出る際に「終わったばかりなので難しい。今言えることはない。
ただ、しっかり考えたいとは思っています。まずは体を休めたい」と話した。
交渉窓口の鈴木球団本部長とは話し合いを持つことを確認している。
球団は2年連続2桁勝利の右腕の流出阻止に全力を挙げる方針だ。

2013年10月20日 日刊スポーツ掲載


大竹 28日にも球団側と残留交渉へ「しっかり考えたい」
国内フリーエージェント(FA)権を今季初取得した広島・大竹寛投手はクライマックスシリーズ敗退から
一夜明けた19日、熟考の姿勢を強調し、早ければ秋季練習の始まる28日にも球団側と残留交渉を持つ見通しを示した。

2年連続4度目の2ケタ勝利を挙げ16年ぶりAクラスに貢献。球団はさらなる躍進を期す来季以降の必要戦力として
慰留に努める方針で今後の動向が注目される。

終戦翌日、都内の宿舎を出た大竹は率直な心境を明かした。
「正直なところシーズンを戦っている時はFA権について真剣に考える余裕はなかった。
フラットとか、そういうことでもない。いま言えることは本当にない。終わったばかりで難しい。
休みを取りながら、しっかり考えたい」。
球団との話し合いについては「鈴木さん(球団本部長)からは“休み明けに話をしよう”と
言ってもらっている」と説明。チームの再集合日まで10日間弱、熟考に入った。

2013年10月20日 スポーツニッポン掲載

大竹、FA権行使なら争奪戦必至!

国内フリーエージェント(FA)権を保有する広島・大竹は19日、シーズン終了から一夜明け、
「終わったばかりですぐ(決断するのは)難しい。今、言えることはない」と話した。
球団は2年連続で2桁勝利をマークした右腕を高く評価しており、28日にも正式な残留交渉を行う。
しかし、FA宣言しての残留は認めておらず、権利行使の場合は他球団による争奪戦になるとみられる。

2013年10月20日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
隼太よ今成よ森田よ「31」争奪戦や!
背番号「31」を奪い合え。阪神はフェニックス・リーグ西武戦(南郷)が19日、雨天中止となり、
木の花ドームで練習を行った。
平田勝男2軍監督(54)は、伊藤隼、今成、森田ら若手左打者に、掛布雅之氏(58)が
背負っていた「背番号31」の争奪戦を指示した。

タイガースの「31」と言えば、真っ先に名前が挙がるのが掛布氏だ。
そのミスタータイガースが、今秋から若トラ育成に心血を注ぐ。
時を同じく、空席となった背番号「31」の継承者候補に平田2軍監督は3人を挙げた。

「31と言えば、やっぱり左打者だな。隼太、今成、森田。(背番号を奪う)そういう選手が出てこないといかんな」。
もちろん今すぐという訳ではない。将来的に、栄光の背番号を背負えるぐらい、
成長を遂げて欲しいという、指揮官の期待の表れだ。

同リーグでの伊藤隼らのレベルアップを確信している。その上で、11月から始まる秋季キャンプの重要性を説いた。
「ランクは確実に上がっている。それを和田監督らに見せないといけない」。
レギュラー奪取へ、今まで以上にどん欲にならなければチャンスはつかめない。
キャンプに合流予定の掛布氏から学ぶことも「ひとつのきっかけにしないといけない」と話した。

伊藤隼は以前から「同じ左打者だし、いろんなことを学んで吸収したい」と語っている。
今成も「ものすごい人。機会があれば聞いてみたい」と意欲的だ。
背番号31争奪戦。秋の主役に左トリオが名を連ねるほど、熱いバトルを期待している。

2013年10月20日 デイリースポーツ
大竹寛 22期 現:広島
大竹&永川と残留交渉へ、権利保持の栗原も
広島は、国内FA権を取得した大竹寛投手、永川勝浩投手、3年契約が終了する石原慶幸捕手、
権利を保持している栗原健太内野手らとドラフト後にも速やかに残留交渉を行うことが18日、分かった。

通算164セーブの永川は「このチームで終わるのが一番」と残留を示唆したが、
2年連続2ケタ勝利の大竹は「今日はそれは勘弁してください」と去就を明言しなかった。

2013年10月19日 スポーツ報知掲載

大竹FA権行使について明言せず
広島・大竹寛投手は18日の巨人戦後、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使に関し
「今はちょっと勘弁してください」と明言を避けた。
「16年ぶりAクラスを経験したのは良かった。次に進んでいきたい」と今季を振り返るだけにとどめた。

2013年10月19日 デイリースポーツ掲載

大竹寛 22期 現:広島
大竹 去就を明言せず「今はちょっと勘弁」今季国内FA権取得
広島の大竹は今季資格取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権の行使について
「今はちょっと勘弁してください」と明言を避けた。
チームは3連敗で敗退したが、2桁勝利を挙げるなどCS進出に貢献し「経験できたことは良かった」と話した。

同じく今季、国内FA資格に達した永川勝も「自分の考えではうち(広島)でやるのがベストだと思う。
カープもそう思ってくれるとうれしい」とチームへの愛着を口にした。

2013年10月18日 スポーツニッポン ネット配信
フェニックスリーグ
10月18日
今成亮太 26期 現:阪神
対千葉ロッテ戦 本塁打
TIGERS
MARINES
本塁打:上本、今成、緒方(T)、高濱、川本(M)

個人成績は発表されません。
フェニックスリーグ
10月18日
須永英輝 24期 現:読売
対ハンファ戦 4番手登板

ハンファ 1 1
GIANTS
【G】阿南、笠原、柴田、須永-鬼屋敷、井野

個人成績は発表されません。
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、守備強化へ!オリ・糸井との自主トレ検討中
阪神・今成が16日、17日からみやざきフェニックスリーグに参加するため空路で宮崎入りした。
「いろいろ課題があるので、それに取り組みたい。すべての面ですけど、特に守備は取り組みたいです」。
例年行っている日本ハム時代の先輩、オリックス・糸井との自主トレも検討中だ。
「まだ(一緒に自主トレをするかは)決まっていないですけど、いろいろ聞いてみたい」と口にした。
ほかに上本、柴田、森田、松田、伊藤和、玉置が合流した。

2013年10月17日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹、6回2失点…靴ひも絡まり直後に痛恨被弾
大竹は6回4安打2失点と試合をつくったが、六回、レギュラーシーズンで4打数4安打された苦手の坂本に同点ソロを浴びた。
「勝ちにつなげられず、申し訳ない。悔やまれる」と肩を落とした。
坂本に一発を許した場面では、直前に靴ひもが絡まるアクシデントがあり、不自然な間ができてしまった。
それでも、「間が悪いように見えたかもしれないけど…あそこまで飛ばされてしまったので」と言い訳はしなかった。

2013年10月17日 サンケイスポーツ掲載


大竹悔し~リード守れず同点ソロ被弾
広島・大竹はベンチに戻ると、グラブをたたきつけた。
2‐1の六回だ。投ゴロ併殺で2死を奪った後、緩んだ靴ひもを直した。
だが「こんがらがった」と、1分近く手間取った。

足元を締め直して、迎えた相手は2打席連続三振に仕留めていた坂本。
3球目、甘く入ったスライダーをはじき返され、左翼席へ痛恨の同点ソロを浴びた。
「間が悪かった」と、リードを守れなかった怒りを自らにぶつけた。

「2死まで行って…。悔しい。あそこまで飛ばされたら…」。
6回4安打2失点と試合はつくったが、満足感はゼロだった。

プロ12年目で初のCS舞台。「雰囲気を味わいたい」と話していた。
だが「勝ちにつながらず悔しいだけ。申し訳ない気持ち」と最後まで自らを責めた。

2013年10月17日 デイリースポーツ掲載
クライマックスシリーズ
10月16日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板
CARP
GIANTS
【C】大竹、●横山、久本、中田-石原
【G】内海、澤村、○山口、マシソン、西村-阿部

★大竹寛 投球結果
1試合0勝0敗0S
6イニング 打者25 球数106 被安打4 奪三振4 与四死球0 失点0 自責点0 防御率3.00

大竹「足もと」崩され2失点降板
広島大竹寛投手(30)が、「足もと」から崩された。

1点を追う6回2死走者なしで、坂本に対し2ボールとなると、軸足の靴ひもがほどけた。
気持ちを前面に押し出していた右腕は、「こんがらがっちゃった」と結び直すのに手間取った。
そして、仕切り直しの初球スライダーを、左中間スタンドに運ばれた。6回まで106球を投げ、4安打2失点で降板。
「チームが勝てなくて、それが悔しいです」と話した。

2013年10月16日 日刊スポーツネット配信

大竹 坂本に痛恨の一発、6回2失点で粘るも「悔やまれる」
広島の大竹は6回、レギュラーシーズンで4打数4安打と苦手にしている坂本に同点ソロを浴びた。
6回2失点と試合はつくったが、天敵に痛恨の一発を許し「悔やまれる。2死までいっての一発だから」と肩を落とした。

4回無死満塁では、その坂本を空振り三振に仕留めていた。
続くロペスに犠飛を許したが、最少失点でしのいでいただけに「1点で抜けたのは良かったけれど」と悔やみきれない様子だった。

2013年10月16日 スポーツニッポンネット配信
大竹寛 22期 現:広島
大竹 初PSに闘志

第1戦の先発が有力な広島の大竹は軽めの調整に努めた。
東京ドームはレギュラーシーズン最終登板で投げ、7回無失点で10勝目を挙げた。
30歳の右腕は「自分のイメージの中でもいい。それなりにやります」と
緊張感を漂わせながら、静かに闘志を燃やした。

ポストシーズンでの登板は12年目で初めての経験だ。
ファーストステージの甲子園では「CSの独特の雰囲気を感じた」と言い、
「構えるのではなく、空気を思い切り味わいたい」と強い思いを口にする。

今季は夏場にかけて6連敗したが「一時期に比べれば良い状態になってきている」と復調に手応えを示す。
借金3からの日本シリーズ進出へ。
前田健、バリントン、野村の先発4本柱の先陣を切って王者に挑む。

2013年10月16日 埼玉新聞掲載

広島大竹 日本Sへ今日G斬り先陣
広島大竹寛投手が決戦の先陣を切る。セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)が
今日16日、東京ドームで開幕する。
先発が見込まれる大竹は、9月29日の公式戦今季最終登板で巨人打線を7回無失点に抑え、10勝目をマーク。
敵地東京ドームではこれまで苦戦していたが、最終戦でイヤなイメージを拭い去った。
91年以来の日本シリーズ進出をかけた戦いで、思い切り腕を振る。

心の高ぶりを闘志に変える。東京ドームでの前日練習。大竹はキャッチボールや投内連係など、決戦を前にメニューをこなした。
「気持ちの高まりはそれなりにあります。今季ここまで戦ってきたし、自分のできることをやるだけ」。
冷静に話したが、阪神とのファーストSでは、出番がなかった。ファイナルSで満を持しての先発。燃えないはずがない。

敵地東京ドームとは、実は相性がよくない。昨季まで通算1勝6敗。今季も9月23日の対戦で5回4失点で負け投手になった。
だが、今季公式戦最終登板となった同29日の対戦では、7回無失点に抑え10勝目を挙げた。
前田健、バリントン、野村についで2桁勝利をマーク。
「1つ勝っているのはイメージがいい」と大竹。好印象を持ったままシーズンを終え、打倒巨人の先陣を切る。
山内投手コーチも「最後に勝っているのはいいこと。我々もそれに期待している」と話した。

ファーストSでCSの雰囲気を体感した。
仲間の活躍で阪神に連勝した喜びとともに「自分の順番が回ってくるな、という緊張感が出てきました」という。
それでも「12年目で初めてのAクラス。舞台はかわるけど、変えずに自分の投球をしたい。
緊張はすると思うが、結果にとらわれず(CSの)空気をしっかり味わいたい」と、自然体で臨む。
野村監督のいう「挑戦者」の姿勢で、91年以来の日本シリーズ進出をかけ、真正面から王者に立ち向かう。

2013年10月16日 日刊スポーツ掲載

第1戦先発の広島・大竹 第6戦も「それなりにやります」
12年目でポストシーズン初登板となる第1戦先発の広島・大竹は投内連係、キャッチボールなど軽めの調整で
「高まりもいつもの試合前と同じ。それなりにやります」。

08年シーズン開幕投手の経験もある右腕は「あのときも“やることはやってきた”という心境だった。
今も自分のできることをやるだけです」。第1戦後は中4日で第6戦の先発に待機する予定で、
山内投手コーチは「第6戦までのシミュレーションはバッチリ」と自信を見せた。

2013年10月16日 スポーツニッポン掲載

大竹&マエケン、天敵・坂本封じだ!
巨人とのCS最終S初戦に先発する広島・大竹寛投手、2戦目先発の前田健太投手が
15日、そろって坂本勇人内野手封じを誓った。

初戦を任された大竹にとって、坂本は天敵だ。今季、4打数4安打と打ち込まれ、
昨年と合わせて20打数11安打と大の苦手。
ただ、大一番では、得意も苦手も関係ない。
東京Dでキャッチボールなどを行い「対策を立てていく」と言い切った。

東京Dでは、シーズン最終登板となった9月29日の対戦で、10勝目を挙げた。
「最後一つ勝っているので、イメージもいい」とプラス思考だ。
プロ12年目で初めてのポストシーズン登板に向け「シーズンをここまで戦ってこられた。
やれることをやるだけ」と力を込めた。

2戦目に登板する前田健は、注意する打者を問われ「一番は坂本勇人です」と、
即座に同い年の内野手を挙げた。
「打つと勢いがつく」と、警戒する打者でもあり、絶対に抑えなければならない存在と自覚している。
いい流れで第3、第4戦に先発予定の野村、バリントンの両右腕につなぐつもりだ。

中4日での登板になるマエケンは「シーズンの最後のほうもやっている。難しくはない」と自信満々。
シーズン勝率4割8分9厘からの下克上へ、気合を入れ直した。

2013年10月16日 スポーツ報知掲載
大竹寛 22期 現:広島
大竹がG倒先陣だ 「次は自分の番」

広島・大竹寛投手(30)が14日、神宮球場サブグラウンドで16日先発予定のCSファイナルS第1戦・巨人戦
(東京ドーム)に向け調整した。ファーストSでは仲間の奮闘に勇気をもらい「次は自分の番」と気合。
下克上G倒へ、2桁勝利カルテットの先陣を切る。

満を持して登板する右腕は、はやる気持ちを抑えられなかった。大竹は神戸から東京へ移動し、
ブルペン入りするなどして調整。
「気持ちは盛り上がってる。次は自分の番」と、緊張感を高めた。

ファーストSの甲子園は前田健、バリントンが好投し、2連勝で突破。
「勝ってくれと思っていた。本当にうれしかった」と言うが、
「みんな格好良かった。うらやましさも少し」と本音もチラリ。

プロ入り12年目で、チームは初のAクラス入り。待ちに待った初のCS舞台だ。
「チャンスだし、雰囲気を思い切り味わいたい」と、思いは誰より強い。

16日に開幕するファイナルS。巨人を撃ち破るのは26年ぶりの鯉投2桁勝利カルテット(大竹10勝、
前田健15勝、バリントン11勝、野村12勝)。
その先陣を大竹が切る。勝てば1勝アドバンテージのある巨人と勝敗がタイになる大役だ。

「準備はしてきた。勝ちに貢献する意識を持って、その気持ちもマウンドで出したい。
相手に向かっていく気持ち。いい意味でいつも通りにいきたい」と闘志をみなぎらせた。

今季巨人戦は東京ドームで2度登板し、1勝1敗、防御率3・00。9月29日の最終登板では
7回無失点に抑え、10勝目を飾った。
「最後に10勝を挙げ、こっちにも本人にもいいイメージがある」と、山内投手コーチも信頼して送り出す。

前夜は神戸で大竹、前田健が若手らに呼びかけ会食。ささやかな祝勝会を行った。
「丸とかあいつら本当、よく食う」と“出費”に苦笑い。
しかも「遠慮あるのは最初の1杯だけ。あとはない。僕が若手の時、30歳ってもっと(近寄りがたくて)違った。
時代なのか僕がそうだからなのか。でも楽しいからいいんです」。
優しい“アニキ”が勝てば、G倒下克上への勢いは加速する。

2013年10月15日 デイリースポーツ掲載

第1戦先発の広島・大竹 オレも!「みんながかっこよく見えた」
広島・大竹が36球の投球練習をこなし、16日の第1戦先発に備えた。

ファーストS第2戦はベンチ外。テレビ観戦となったが、
「盛り上がりましたね。勝ってくれ、と思っていた。みんながかっこよく見えた」と笑みを浮かべる。
プロ12年目で短期決戦は初体験で、いよいよ訪れる自分の出番へ
「緊張感も出てきているし、楽しみな気持ちもある」と意気込んだ。

2013年10月15日 スポーツニッポン掲載
大竹寛 22期 現:広島
広島・大竹、ファイナルステージ初戦先発へ

2連勝突破でローテーションにも余裕ができた。14日の第3戦で先発予定だった大竹が16日の巨人との
ファイナルステージ第1戦に回ることが濃厚だ。
野村監督は「(大竹)寛も早く投げたいでしょ。2日間、どこで誰を投げさせるか、ゆっくり考えます」。
2、3戦目は前田健、バリントンがそれぞれ中4日で回り、第4戦は野村になりそうだ。

2013年10月14日 サンケイスポーツ掲載

大竹「緊張感ある」CS初登板へ調整
広島の大竹が14日、先発が有力な巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ
第1戦(16日・東京ドーム)に備え、神宮の室内練習場で調整した。
投球練習を行うなどし「気持ちの盛り上がりと同時に自分の番が回ってくる緊張感がある」とCS初登板を見据えた。

レギュラーシーズン最終登板の巨人戦に7回無失点で10勝に届いた。
山内投手コーチは「いいイメージがあるし、それに期待したい」と話した。

2013年10月14日
スポーツニッポン ネット配信
フェニックスリーグ
10月14日
須永英輝 24期 現:読売
対オリックス戦 3番手登板

BUFFALOES
GIANTS
【G】江柄子、森、須永、公文-實松、井野
南貴樹 31期 現:福岡ソフトバンク
来季契約について


下記のコーチ2名、及び5選手に来季契約を結ばない旨を
通告いたしましたので、お知らせいたします。



コーチ
高波文一2軍外野守備走塁コーチ
前田忠節2軍内野守備走塁コーチ

選手
中原恵司選手
下沖勇樹投手
飯田一弥選手
南 貴樹投手
坂田将人投手

2013年10月7日 福岡ソフトバンクホークス公式サイトより
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
西武 坂元と星秀が戦力外
坂元「よく考えてから決めたい」

西武は坂元と星秀に来季契約を結ばないことを通告した。
坂元は浦和学院3年夏の甲子園1回戦・八幡商戦で大会タイ記録の19奪三振をマークし、
00年ドラフト4位でヤクルトに入団。
以後、日本ハム、横浜を経て、11年に西武に加入した。昨夏右肘を手術し、復活を目指した今季は
11試合で0勝2敗、防御率5・19だった。
「今後も現役をやりたいというのはあるけれど、よく考えてから決めたい」と話した。

2013年10月3日 スポーツニッポン掲載 一部抜粋
須永英輝 24期 現:読売
読売フェニックスリーグ参加メンバー発表

7日から宮崎県内の11球場で開催される「2013年みやざきフェニックス・リーグ」の遠征メンバーが決まりました。

同リーグは実戦を通じ若手選手を鍛えるために開催されるもので、今年もNPBの12球団に加え、
韓国プロ野球の3球団と、四国アイランドリーグplus選抜の全16チームが参加します。
28日までの22日間に、各チーム18試合を行います。入場料はいずれも無料です。

巨人軍からの出場予定選手は、以下の通り。期間中に変更になる場合もあります。

【投手】11人
一岡竜司、公文克彦、星野真澄、江柄子裕樹、
須永英輝、田中太一、
阿南徹、田原啓吾、森和樹、土田瑞起、柴田章吾

【捕手】2人
井野卓、鬼屋敷正人

【内野手】8人
脇谷亮太、大累進、坂口真規、中井大介、高橋洸、辻東倫、荻野貴幸、和田凌太

【外野手】2人
松本哲也、横川史学

以上、23名

2013年10月5日 読売巨人軍公式サイトより転載
赤坂和幸 28期 現:中日
中日 フェニックスリーグ参加メンバー発表

中日は4日、宮崎県内で開催される秋季教育リーグ(みやざきフェニックス・リーグ
=10月7日から、宮崎)に参加するメンバーを発表した。

▼コーチ
渡辺、小笠原、金田、英智、住田

▼投手
小川、鈴木、福谷、西川、辻、浜田、井上、川崎、若松、小熊、小林

▼捕手
松井雅、田中、赤田

▼内野手
堂上直、吉川、岩崎、溝脇、森越、福田

▼外野手
井藤、松井佑、古本、
赤坂

2013年10月5日 日刊スポーツ掲載
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
西武 坂元弥太郎、星秀和に戦力外通告

西武は2日、坂元弥太郎投手(31)星秀和外野手(27)に来季契約を結ばないことを通達した。

坂元は浦和学院3年夏の甲子園1回戦・八幡商戦で大会タイ記録の19奪三振。
2000年ドラフト4位でヤクルト入り。
日本ハム、横浜を経て、11年から西武。

昨年7月に右肘を手術。ルーキーイヤー以来11年ぶりに1軍登板がなかった。
今季は完全復活を目指したが、11試合0勝2敗、防御率5・19。

2013年10月2日 スポーツニッポン ネット配信一部抜粋
今成亮太 26期 現:阪神
今成一塁手挑戦「出ること大事」
阪神今成亮太捕手が、一塁挑戦で出場機会をうかがう。
この日、甲子園の指名練習では外野ではなく、一塁でボールを追った。

2軍で調整する間も「やっておくように言われました」と、一塁手に挑戦。
26日のオリックスとの練習試合(鳴尾浜)でも5番一塁で先発出場していた。

新井や福留が本調子でない中、「今成や坂が頑張らなアカン」と水谷チーフ打撃コーチ。
今成は「どんな状況であれ、試合に出ることが大事」と話した。

2013年9月30日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:広島
広島大竹自身初2年連続の2桁勝利

鯉の勢いが止まらない。広島に10勝カルテットが完成した。大竹寛投手が、7回6安打無失点で自身初の2年連続の2桁勝利に到達。
球団で同一シーズン4投手が2桁勝利をマークしたのは、87年以来26年ぶりの快挙だ。残り3試合で借金もついに2まで戻した。
元気のない2位阪神とも3ゲーム差。季節外れの鯉のぼりが優雅に泳いでいる。

CSで戦う阪神をおびえさせる試合運びだった。1回に無死二、三塁の好機で3番キラが中前に2点適時打。
電光石火で先制すると、あとは、盤石の投手陣に任せておけば良かった。

先発大竹は気合が入っていた。序盤は緩急を付けた投球で、3回まで完全投球。勝因は中軸を封じたことだ。
4回1死一、三塁で4番村田に対し、シュートでバットをへし折り、中飛に仕留める。
6回1死満塁では、「ここが勝負だと思った」と145キロ直球で空振り三振を奪った。

アクシデントも乗り越えた。7回2死二、三塁。長野への3球目は、三塁線へのファウル。
だが、勝利を目前にした大竹は猛チャージをかけると、左足太もも裏がつった。ベンチから野村監督も飛び出す。
マウンド横で足を伸ばそうとしたが、指揮官から「マウンドでストレッチはダメだ」とくぎを刺されて、ようやく冷静になった。
1度ベンチ裏に帰り治療を受けると、その影響を見せず長野を二ゴロに打ち取る。
7回6安打無失点で、自身初の2年連続2桁勝利を手にした。

「1桁と2桁では全然違う。(2桁勝利が)3人でもすごいこと」

前田健、野村、バリントンに続き4人目の2桁勝利。球団では87年の大野、川口、川端、北別府以来の快挙。
12球団でも今季唯一の記録。日本一を狙える投手力と言っても過言ではない。

打線は9回に2死一塁から石原が左前打を放つと、スタートを切っていた代走の上本が、一気に生還。
隙のない走塁を見せつけた。投打ががっちりかみ合い、東京ドームで行われるCSファイナルステージの予行練習も完了。
大竹は「ぜひ、戻ってプレーしたい」と高らかに誓った。
CS進出決定後、次なる目標としていた勝率5割にも望みを残す。残り3戦で2勝1分け以上。
9月は15勝7敗1分けと勢いに乗る今の広島なら、不可能な数字ではない。

2013年9月30日 日刊スポーツ掲載

大竹G斬りで完成!広島
球団26年ぶり2桁勝利カルテット誕生

広島・大竹は強い気持ちで続投を志願した。
2―0の7回2死二、三塁で長野の三塁線のファウルを処理しようとした際に左太腿裏がつった。
治療のためいったん下がったが、再びマウンドへ。
最後はフルカウントから144キロのシュートで二ゴロに仕留め、右拳を握りしめた。

「うれしいし、気持ちいい。10勝は簡単な数字じゃない。チームのみんなに感謝です」

7回を6安打無失点で2年連続2桁勝利。立ち上がりは完璧で4回に初めて走者を出して無死一、二塁とされたが、
クリーンアップをきっちり封じた。
6回1死満塁は村田を「勝負どころと思って力いっぱい投げた」と空振り三振。
続く高橋由も一ゴロで切り抜けた。

特別な思いを込めた登板だった。現役引退を表明した前田智がこの日、1軍に合流。
「僕が投げた試合は、かなりの確率でホームランを打ってくれた。
“また寛ちゃんの時に打ったよ”と言われ、さすが前田智さんと感心した記憶がある」。
大竹登板時は30本塁打。背番号1への感謝を気迫の投球で示した。

エースの前田健、野村、バリントンに続く4人目の大台到達で、今季は12球団最多。
圧倒的な強さでリーグ優勝した巨人も3人だ。
広島では87年の大野13勝、川口12勝、北別府10勝、川端10勝以来、26年ぶり。
同年の川端は全て救援での勝利で、先発登板による「2桁勝利カルテット」誕生は球団史上初となった。

野村監督が「(4人2桁勝利は)なかなかできることじゃない」と称えれば、山内投手コーチは「CSも4人が中心。
(順番は)相性や状態で考える」と言った。短期決戦を考えた場合、信頼できる先発が4人そろっているのは最大の強み。
チームは97年8月以来となる月間15勝(7敗1分け)と勢いを持って残り3試合、そしてCSへ向かう。
ファイナルステージに勝ち上がれば、舞台は同じ東京ドーム。
大竹はヒーローインタビューで「また戻ってきたい」と声を張り上げた。

2013年9月30日 スポーツニッポン掲載

大竹、2年連続2ケタ!26年ぶり10勝カルテット
大竹の気迫が勝った。2点リードの7回2死二、三塁。
長野のファウルを追う際に左太もも裏をつり、ベンチ裏へ退いたが、再びマウンドに。
フルカウントから、こん身のシュートで二ゴロに仕留めた。
「つるのはいつものこと。ピンチばかりで気持ちが入った」と力強くガッツポーズをつくった。

23日に敗れた同じ巨人戦、東京Dでの今季ラスト登板で7回無失点の好投。2年連続4度目の10勝に到達した。
前田健、野村、バリントンに続いてチームで4人の2ケタ勝利投手輩出は、87年以来、26年ぶりのことだ。
周囲からプレッシャーをかけられていただけに「簡単な数字じゃない。チームでこういう形になって良かった」と喜んだ。

2ケタカルテットの存在は、CSで巨人、阪神の脅威となるはず。
9月の月間15勝(7敗1分け)は97年8月以来、16年ぶりの快進撃で、ビジター球場でも00年以来の勝率5割で終えた。
大竹は「ぜひここに戻ってプレーしたい」と第2S進出を約束。残り3試合に2勝1分け以上なら12年ぶりの勝率5割となる。
野村監督は「今の目標に向かって、しっかりやっていきたい」と気を引き締めた。

2013年9月30日 スポーツ報知掲載

大竹で完成!鯉の10勝カルテット
広島は、大竹寛投手が7回6安打無失点で10勝目をゲット。自身初となる2年連続での2桁勝利を達成した。
これで広島は87年以来、実に26年ぶりに4投手が2桁勝利をマークした。
また、チームの9月の成績は15勝7敗1分けで勝率は・682。
97年8月以来、16年ぶりに月間15勝を挙げた。

こん身の117球目。大竹は長野を二ゴロに打ち取ると、グラブをたたき雄たけびを上げた。
「あの回は投げ抜きたかった。踏ん張れてよかった」。ピンチをしのぎ、安どの表情を浮かべた。

2-0の7回2死二、三塁。長野への3球目、ファウルとなった三塁線への打球にマウンドを駆け下りた。
その瞬間、左太もも裏に異変が起こった。「つった感じ」。治療のためベンチ裏へ直行した。

一発が出れば逆転される局面だった。それでもマウンドを譲るつもりはなかった。
最後は144キロのシュートで勝負。左脚がけいれんする中、腕を振り抜き詰まらせた。

6回も2死満塁をしのいだ。「ピンチばかりだったけど気合を入れて投げた。勝ててよかった」。
7回6安打無失点。自身初の2年連続2桁勝利となる10勝目を手にした。

これで前田健、バリントン、野村に続きチームで4人目となる2桁勝利を達成した。
広島で2桁勝利を挙げた投手が4人いたのは過去8度。
87年の大野、川口、北別府、川端以来、26年ぶりだ。
「3人でもすごいですけどね。でも1桁と2桁では違う」。目尻を下げ、節目の1勝を喜んだ。

今季は投手陣の兄貴役としてもフル回転した。今年で30歳。
若手が多くを占める中、練習中には今井などに積極的にアドバイスを送った。
自身は過去に黒田(ヤンキース)に教えを請うたことがある。
「自分も聞きに行ったら教えてもらった。今は自分がそういう立場」。
投球以外でも鯉投をけん引するという自覚が芽生えた。

チームは97年8月以来の月間15勝を達成。借金は2に減った。
さらに2位・阪神が中日に敗れたためゲーム差は3。
8月13日に広島が3位になってから最少ゲーム差となり、本拠地でのCS開催に望みをつないだ。

ヒーローインタビューでは「ぜひ、ここ(東京ドーム)でプレーしたい」と声を張り上げた。
阪神とのCSファーストSを勝ち抜くことを鯉党に誓った背番号17。右腕の言葉が頼もしい。

2013年9月30日 デイリースポーツ掲載
9月29日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板
CARP
GIANTS
【C】○大竹、永川勝、ミコライオ-石原
【G】●小山、公文、高木京、田原誠-阿部、加藤

★大竹寛 投球結果
25試合10勝10敗0S
7イニング 打者28 球数117 被安打6 奪三振5 与四死球1 失点0 自責点0 防御率3.37

広島大竹10勝目 巨人10度目完封負け
広島が巨人先発小山の出ばなをくじいた。1回、2本の内野安打と
暴投で無死二、三塁とすると、キラの中前打で2点を先制した。

広島大竹は要所を締める投球。4回は無死一、二塁を切り抜け、
6回は1死満塁をしのいだ。ともに村田と高橋由を封じた。

広島は大竹がチーム4人目となる10勝目を飾った。
巨人は阿部が8試合ぶりにスタメンも、今季10度目の完封負けとなった。

2013年9月29日 日刊スポーツネット配信

広島・大竹 東京Dで誓った
「ここに戻ってきてプレーしたい」

プロ入り初の2年連続となる2桁勝利を挙げた広島・大竹は、ウイニングボールを手に
「しっとりしていて気持ちいい」と満面の笑みを浮かべた。

再三のピンチに抜群のマウンド度胸を発揮した。「勝負どころだった」と振り返った6回。
一死満塁で4番村田を迎え、こん身の145キロのストレートで三振に。
「なんとか抑えたい。思い切って投げました」。続く高橋由も変化球で打ちとり、勝利をぐっと引き寄せた。

「またここに戻ってきてプレーしたい。そのためには目の前の試合を勝たないといけない」とCSに向け意欲を燃やした。

2013年9月29日 スポーツニッポンネット配信

広島大竹が力投
26年ぶり10勝投手4人

3位・広島が3投手の完封リレーで逃げきった。2位・阪神が敗れたため、ゲーム差は3となった。

1回無死二、三塁から、キラが中前に先制の2点適時打。
9回には2死一塁から石原が左前打を放ち、スタートを切っていた一塁走者・上本が一気に本塁を陥れた。
岩本も右前適時打し、この回2点を追加した。

先発の大竹は直球に球威があり、変化球にもキレがあった。
走者を出しても粘り、7回を6安打無失点と好投。2年連続の2桁勝利を挙げた。
これで前田健(15勝)、バリントン(11勝)、野村(11勝)を含めて10勝投手が4人。
広島で10勝投手4人は、1987年の大野豊(13勝)、川口和久(12勝)、
川端順(10勝)、北別府学(10勝)以来、26年ぶりとなった。

8回は永川勝、九回はミコライオが締めた。

巨人は先発の小山が、6回を5安打2失点と踏ん張ったが、打線が精彩を欠いた。

試合後、ヒーローインタビューに立った大竹は「ピンチばかりだったんですが、気合を入れて投げました。
(10勝は)とてもうれしいです。
(CSファーストSを勝ち抜き)ぜひまた戻ってきて、ここでプレーしたい。
そのためにチーム一丸で、目の前の試合を勝っていきたい」と声を弾ませた。

2013年9月29日 デイリースポーツネット配信
3軍戦
9月29日
南貴樹 31期 現:福岡ソフトバンク
対熊本ゴールデンラークス戦
4番手登板

熊本
HAWKS
【H】吉本、下沖、伊藤大、南、川原、笠原-拓也

★南貴樹 投球結果
1イニング 被安打0 奪三振0 与四死球0 失点0 自責点0
イースタンリーグ
9月27日
須永英輝 24期 現:読売
対千葉ロッテ戦 3番手登板
MARINES
GIANTS
【G】田中、○アコスタ、須永、福田、一岡-鬼屋敷

★須永英輝 投球結果
1イニング 被安打0 奪三振2 与四死球1 失点0
大竹寛 22期 現:広島

予告先発
9月29日
東京ドーム
14:00
G小山雄輝×C
大竹寛
今成亮太 26期 現:阪神

9月28日
1軍出場選手登録
イースタンリーグ
9月27日
須永英輝 24期 現:読売
対千葉ロッテ戦 3番手登板
MARINES
GIANTS
【G】雨宮、柴田、須永、福田、星野、香月、一岡、○土田-河野、市川

★須永英輝 投球結果
1イニング 被安打0 奪三振3 与四死球0 失点0
イースタンリーグ
9月25日
須永英輝 24期 現:読売
対横浜戦 3番手登板

GIANTS
BAYSTARS
【G】阿南、○福田、須永、香月、土田、星野、一岡-市川
【DB】陳、●今井、安部、伊藤、吉川-鶴岡
▼本塁打 赤堀8号(DB)

★須永英輝 投球結果
1/3イニング 被安打0 奪三振0 与四死球0 失点0
イースタンリーグ
9月23日
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対千葉ロッテ戦 2番手登板
LIONS
MARINES
【L】●小石、坂元、武隈-中田
【M】○大嶺、吉見、南、小野-田村

★坂元弥太郎 投球結果
14試合0勝2敗0S
1イニング 打者3 球数8 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率6.23
3軍戦
9月23日
南貴樹 31期 現:福岡ソフトバンク
対香川オリーブガイナース戦
5番手登板

香川 11
HAWKS
【H】金、鈴木、笠原、吉本、南、清水-山下

★南貴樹 投球結果
1イニング 被安打1 奪三振2 与四死球3 失点2 自責点2
石井義人 17期 現:読売
9月24日
1軍出場選手登録抹消
9月23日
大竹寛 22期 現:広島
対読売戦 先発登板

CARP
GIANTS
【C】●大竹、菊地原、中田-石原
【G】○今村、マシソン、澤村、S西村-河野
▼本塁打 小窪3号(C)

★大竹寛 投球結果
24試合9勝10敗0S
5イニング 打者26 球数101 被安打8 奪三振3 与四死球4 失点4 自責点4 防御率3.52

大竹「粘り切れなかった」
5回4失点10敗、チーム4人目2桁ならず

広島の大竹は今季のチーム4人目となる2桁勝利を狙ったが、5回4失点で10敗目を喫した。
1回に四球から3連打で2点を失うなど、制球に苦しみ「感覚的には悪くなかったが、
粘り切れなかった」と肩を落とした。

黒星が一つ先行し、目指していた自身の貯金も微妙になった。
「僕の成績よりチームが負けたこと。貢献できなくて悔しい」と唇をかんだ。

▼広島・山内投手コーチ(大竹に)「先手を取られて苦しくなった。球も甘かった」

2013年9月23日 スポーツニッポン ネット配信
イースタンリーグ
9月22日
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東京ヤクルト戦 4番手登板

LIONS
SWALLOWS 15
【L】●中崎、宮田、岩尾、坂元-中田、岳野
【S】フェルナンデス、太田、大場、江村、○正田、押本、阿部-西田

★坂元弥太郎 投球結果
13試合0勝2敗0S
1イニング 打者4 球数9 被安打2 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率6.44
大竹寛 22期 現:広島

9月23日
予告先発
東京ドーム
14:00
G今村信貴×C
大竹寛
大竹寛 22期 現:広島
大竹10勝なら広島27年ぶり先発10勝カルテット

球団初のCS出場へ向けてクリンチナンバー6とする広島が27年ぶりの壮挙も視界にとらえた。
既に前田健(14勝)、バリントン、野村(10勝)の3人が2桁勝利に到達し、
現在9勝で王手をかける大竹も先発予定の23日の巨人戦(東京ドーム)で10勝目を狙う。

広島での2桁勝利4人は1987年(大野13勝、川口12勝、北別府と川端10勝)以来ながら川端は救援勝利のみ。
先発投手による“10勝カルテット”は1986年(北別府18勝、川口、金石12勝、長冨10勝)以来だ。
黄金期を思わせる充実ぶりにエースの前田健も「大事な時期に先発がしっかり投げられているのは強み」と自信を見せる。

前回17日の阪神戦(マツダスタジアム)で4年ぶりの完投勝利を挙げた大竹は20日、
マツダスタジアムで調整に努め、「遠征先で話します」と足早に東京へ。
優勝マジック1とする巨人との対戦を前に野村監督は「向こうは1だけど、うちはまだまだ。
1試合1試合を丁寧に戦うだけ」と引き締めた。

2013年9月21日 スポーツニッポン掲載
イースタンリーグ
9月19日
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対東京ヤクルト戦 2番手登板
LIONS
SWALLOWS
【L】佐藤、坂元、●相内-中田
【S】赤川、増渕、江村、阿部、○日高、松井光-中村

★坂元弥太郎 投球結果
12試合0勝2敗0S
1イニング 打者3 球数12 被安打0 奪三振1 与四死球0 失点0 自責点0 防御率6.67
大竹寛 22期 現:広島
大竹 4年ぶり完投 満足9勝「1度で喜んでる場合じゃない」

広島・大竹が4年ぶりの完投で2桁勝利にあと1とした。

最低限の目標だった規定投球回もクリアし「(完投が)1度で喜んでいる場合じゃないが、うれしい」と
122球で最少失点だった力投を振り返った。
打たせて取る投球を基本にしながらも、8回2死三塁では桧山をこの日最速150キロで空振り三振に。
要所では力でねじ伏せることもあり「終盤も球威が落ちなかった。しっかり腕が振れた」と満足そうだった。

2013年9月18日 スポーツニッポン掲載

大竹4年ぶり完投!
虎退治4安打1失点

女房・石原のサヨナラ弾の瞬間、ベンチの広島・大竹は、われを忘れた。
「一瞬、何が起きたのか…。終わったと思った」。精魂を注ぎ切った122球が劇勝を呼び込んだ。

09年10月10日の巨人戦(マツダ)で完封して以来、4年ぶりの完投で9勝目。
今季は5月8日のDeNA戦(マツダ)であと1死から2失点し、8回2/3で降板。
「今年1度はやりたい」と言い続けた完投星に、「言ってたことができて良かった」と笑みを浮かべた。

わずか4安打1失点に虎をねじ伏せた。圧巻は1-1の8回だ。2死三塁、代打・桧山を追い込むと、
外角に今季最速タイの150キロを投げ込み、空振り三振。ガッツポーズし、吠えた。

9回も首脳陣に「行けるか」と問われ、「行きます」と志願。
西岡、坂、マートンとあっさり、3人を片付け、グラブをたたき気迫を表した。

「(桧山には)しっかり腕を振って投げようと思った。いい球だった。
終盤になっても球威が落ちなかったし良かった」と納得顔で振り返った。

中5日で完投させた野村監督は「あいつは乗っていて途中交代させると、怒るから」と冗談めかして説明。
「寛(大竹)が苦しい8、9回をよく抑えた」と褒めた。

大竹は今季投球回を151回に伸ばし、2年連続で規定投球回も達成。
バリントンに並び9勝目と前田健(14勝)、野村(10勝)との先発2桁勝利カルテットが、現実味を帯びてきた。

2013年9月18日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
9月17日
対阪神戦 先発登板
TIGERS
CARP
【T】メッセンジャー、●久保-清水
【C】○大竹-石原
▼本塁打 石原7号(C)

★大竹寛 投球結果
23試合9勝9敗0S
9イニング 打者30 投球122 被安打4 奪三振6 与四死球1 失点1 自責点1 防御率3.40

大竹9勝目、CSへ「全力投球」
広島大竹寛(30)が、今季初完投で9勝目を挙げた。6回に1点を失うが
、8回2死三塁のピンチも代打桧山を150キロ直球で空振り三振。

122球を投げ、9回4安打1失点の好投だった。5月8日DeNA戦では9回2死で降板していた。
見えてきたCS進出に向けて、「全力投球で勝てる投球をしていきたい」と意気込んだ。

2013年9月17日 日刊スポーツネット掲載

大竹4年ぶりの完投で9勝目
「終盤も球威が落ちなかった」

広島がサヨナラ勝ちで4年ぶりの7連勝を飾った。

広島の大竹が4年ぶりの完投で2桁勝利にあと1とした。
最低限の目標だった規定投球回もクリアし「(完投が)1度で喜んでいる場合じゃないが、うれしい」と
122球で最少失点だった力投を振り返った。

打たせて取る投球を基本にしながらも、8回2死三塁では桧山をこの日最速150キロで空振り三振に。
要所では力でねじ伏せることもあり「終盤も球威が落ちなかった。しっかり腕が振れた」と満足そうだった。

2013年9月17日 スポーツニッポンネット掲載
大竹寛 22期 現:広島

予告先発

9月17日
マツダスタジアム
18:00
大竹寛×Tメッセンジャー
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武

9月15日
1軍出場選手登録抹消
9月14日
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対千葉ロッテ戦 5番手登板
MARINES
LIONS
【M】松永、○上野、中郷、レデズマ、内、益田-江村
【L】野上、●山本、増田、高橋、坂元-炭谷、星孝、武山
▼本塁打 秋山10号(L)、角中4号(M)

★坂元弥太郎 投球結果
11試合0勝2敗0S
2イニング 打者10 球数36 被安打2 奪三振1 与四死球2 失点2 自責点2 防御率5.19
今成亮太 26期 現:阪神

9月13日
1軍出場選手登録抹消
大竹寛 22期 現:広島
大竹、バレに55号被弾も勝ちは譲らん!

広島・大竹寛投手(30)が7回5安打1失点で8勝目を挙げた。バレンティンに
日本プロ野球記録の55号本塁打を浴びたが、援護もあり好投。
今季0勝3敗の苦手、ヤクルトから5年ぶりに勝利を挙げ、チームの連勝に貢献した。

球史に残る一発を打たれた。6‐0の6回2死で、大竹はバレンティンを迎えた。
3球目、この日最速の147キロ外角球を、豪快に右翼席に放り込まれた。
プロ野球記録の55号本塁打。マウンドで痛恨の表情を浮かべた。

異様な盛り上がりの神宮で、3打席とも真っ向勝負を挑んだ。1、3回は走者を置き、いずれも遊ゴロに斬った。
だが6時頃回の打席は仕留められた。この一発で、大竹はバレンティンに4被弾。
11球団で最多だ。またチーム別でも広島が最多の14本を浴びている。

「絶対に打たれたくなかった。コースには行ったけど、球が高かった。相手が上だった」と悔やんだ。
それでも7回を投げた大竹が失ったのは、この1点だけ。試合は完勝だった。
8月21日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の8勝目(9敗)。
今季5戦0勝3敗だったヤクルト相手に08年以来、5年ぶり白星を挙げた。
「勝ったのが一番。あの1失点で済んで良かった」。今、何より欲しい勝利に、満足げな表情を浮かべた。

昨季は得意とした夏場に6連敗を喫した。「もう30歳。勤続疲労ってあるのかな」と、悩んだころの7月29日。
元ソフトバンク投手・斉藤和巳氏の引退会見をTVで見た。

大竹と同じく長く右肩を故障。治療院で会った際は言葉も交わした。
画面に向かい「お疲れさまでした」と、思わず声をかけていた。
「リハビリに6年。考えられない。つらいんですよ、本当に。周りの期待に応えたくてもできないのが…」。
自身も10年から丸2年苦しんだ。復帰がかなわなかった斉藤氏を思えば、弱音など吐けなかった。

残り全部勝つ 「この時季に体が万全な投手なんていない」。
状態は一進一退ながら「腕を振って投げられた」とこの日の95球に復調への確かな手応えはある。

チームは連勝し、4位・中日とのゲーム差は2・5のまま変わらず。
野村監督は「寛(大竹)は粘り強く投げた」と高く評価した。
「残り試合、全部勝てるように」。勝負の9月戦線、大竹がマエケンに続く柱となる。

2013年9月12日 デイリースポーツ掲載
大竹寛 22期 現:広島
9月11日
対東京ヤクルト戦 先発登板
CARP
SWALLOWS
【C】○大竹、横山、ミコライオ-石原
【S】●石川、藤田、バーネット、江村-相川
▼本塁打 エルドレッド10号(C) バレンティン55号(S)

★大竹寛 投球結果
22試合8勝9敗0S
7イニング 打者28 投球95 被安打5 奪三振2 与四死球3 失点1 自責点1 防御率3.55

大竹がバレ弾1失点に抑え8勝目
広島大竹寛投手(30)が8勝目を挙げた。
6回に、ヤクルトの助っ人バレンティンにプロ野球タイ記録をなるシーズン55本目の
本塁打を浴びたが、7回をその1失点に抑えた。

大竹は「コースには行ったけど。あえていえばボールの高さくらい。相手が上でした」と脱帽。
今季バレンティンに4被本塁打は、11球団で最多。
被弾直後は「カッカしている感じがしたし、球場の雰囲気も変わるので」と、
野村監督がマウンドに行き、間を取った。

本塁打された打席以外は2度の対決で凡退させており、大竹は「本塁打は打たれたくなかったが、
あの1点で済んでよかった」と試合後は冷静に振り返っていた。

2013年9月11日 日刊スポーツネット掲載

広島大竹8勝目でヤクルト戦今季初勝利
広島は2回、上本の適時打で先制。
3回には梵、エルドレッドの連続適時打、石原の2点二塁打で4点を奪った。

広島は5回、エルドレッドの10号ソロで加点。
ヤクルトは6回、バレンティンが3試合連発の55号ソロを放ち、シーズン本塁打の日本記録に並んだ。

広島大竹は7回5安打1失点で8勝目で、ヤクルト戦は今季初勝利。ヤクルトは連敗で借金が26にふくらんだ。

2013年9月11日 日刊スポーツネット掲載

大竹ヒーローインタビューで悔しさあらわ
バレ55号に「絶対打ち取ると…」

初のCS進出へ向け貴重な1勝を挙げた広島の大竹は「制球が良くなかった」と反省しつつ
「何より勝ったのが一番いいことですし、勝って良かったです」と満足げに振り返った。

その一方でバレンティンにプロ野球シーズン最多本塁打記録となる55号ソロを浴びたことについてインタビュアーから
聞かれると若干むっとしたような表情で「絶対打ち取ると思って投げていました。悔しかったですね、悔しいです」。
そのうえで「相手が上でした」とバレンティンの打撃を称賛した。

2013年9月11日スポーツニッポンネット掲載
9月11日
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武
対ソフトバンク戦2番手登板

LIONS
HAWKS
【L】十亀、●坂元、増田、山本-炭谷
【H】○武田、江尻、柳瀬、五十嵐-細川、山崎
▼本塁打 江川11号(H)、坂田6号(L)

★坂元弥太郎 投球結果
10試合0勝2敗0S
3 1/3イニング 打者14 球数52 被安打4 奪三振2
与四死球1 失点4 自責点4 防御率4.70
大竹寛 22期 現:広島

予告先発

9月11日
神宮球場 18:00
S石川雅規×C
大竹寛
3軍戦
9月8日
南貴樹 31期 現:福岡ソフトバンク
対沖データコンピュータ教育学院戦
3番手登板
沖データ
HAWKS 11
【H】吉本、川原、南、伊藤大、鈴木、清水-猪本、拓也、飯田一

★南貴樹 投球結果
1イニング 被安打0 奪三振0 与四死球1 失点0 自責点0
石井義人 17期 現:読売

9月6日
1軍出場選手登録
大竹寛 22期 現:広島
9月5日
対中日戦 先発登板
DRAGONS
CARP
【D】大野、○田島、浅尾、マドリガル-谷繁、小田
【C】●大竹、久本、今村、上野-石原、倉
▼本塁打 谷繁6号(D)、菊地8号(C)、森野15号(D)、高橋周5号(D)

★大竹寛 投球結果
21試合7勝9敗0S
5イニング 打者20 投球90 被安打5 奪三振2 与四死球1 失点4 自責点4 防御率3.67

大竹、中日戦の連勝ストップ
大竹寛投手(30)の中日戦の連勝が6で止まった。3回無死一塁から、谷繁に先制2ランを許す。

直後に味方が同点に追いついたが、4回2死二、三塁から高橋周に148キロ直球をはじき返され2点適時三塁打とされた。

5回5安打4失点で降板し、09年から続く連勝が止まった。
「マエケンが(前日4日の勝利で)いい流れをつくったのに、自分がチームの勝ちに
結びつく投球が出来なくて申し訳ない」と反省していた。

2013年9月5日 日刊スポーツネット掲載

大竹粘れず、打線も12残塁の拙攻
広島は、クライマックスシリーズを争う4位中日に完敗。直接対決は1勝1敗に終わり、2ゲーム差に逆戻りした。
野村監督は「ヒットを打っても点につながらないし、点を取った後に取られるし…」と苦い表情だった。

菊池の2ランで同点とした直後の4回、先発の大竹が連打でピンチを招き、2死二、三塁から高橋周に痛打され、
2点を勝ち越された。打線も相手を上回る11安打を放ちながら12残塁の拙攻だった。
指揮官は「適材適所で今まで通り戦っていくしかない」と言うしかなかった。

2013年9月5日 スポーツ報知ネット掲載
大竹寛 22期 現:広島

9月5日
予告先発
マツダスタジアム 18:00
大竹寛×D大野雄大
坂元弥太郎 21期 現:埼玉西武

9月3日
1軍出場選手登録


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