(プロ)
平成27年9月~


無断転載厳禁!

ファームの個人成績発表内容は各球団により異なります
試合結果も翌日発表になることもあります
3軍戦は数日遅れて発表になる場合もあります
ご了承ください

2016公式戦日程

1  軍
交 流 戦
セントラル・パシフィック リーグ
オープン戦

天候などにより日程は変更する場合がありますのであらかじめご了承下さい
西武、キャンプ日程発表 1軍日南キャンプは2月1日~19日
西武は24日、来春のキャンプ日程を発表し、1軍主体のA班は宮崎県日南市で2月1日から19日まで行い、その後は練習試合などに臨む。
5、10、15日が休養日となる。

2軍主体のB班は2月1日から25日まで高知市でキャンプを行い、5、10、15、21日が休養日。

2015年12月24日 スポーツニッポン ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、グアムでオリ・糸井らと合同トレ「何か盗んできたい」
阪神・今成亮太内野手(28)が22日、甲子園クラブハウスでの練習後、1月上旬から糸井(オリックス)、柳田(ソフトバンク)らが行う
グアム自主トレに参加することを明かした。

昨オフまでは浜松市内で行っていたが、糸井が7月に右肘、柳田も11月に右肘の手術を受けてリハビリ中のため、場所を変更。
「暖かいので動きやすいと思う。結果を残している選手が多いので刺激を受けて、何か盗んできたい」と気合十分。
今季は93試合で打率・283、1本塁打、16打点。来季はまず新外国人ヘイグや新井と、三塁の定位置を争う。
「勝負の年になると思う」。レギュラー定着へ、南の島で鍛え上げる。

2015年12月23日 サンケイスポーツ掲載

今成グアムで糸井&柳田と合同自主トレ
阪神・今成亮太内野手(28)が22日、甲子園のクラブハウスを訪れ、年明けにオリックス・糸井、
ソフトバンク・柳田らとグアムで合同自主トレを行うことを明かした。
例年は浜松で汗を流してきたが、来年は温暖な南の島で体づくりに励む。
「体は動きやすくなると思うので追い込んでやりたい」と気合を入れた。

練習メニューは過酷で知られる。ランニング、下半身強化、ティー打撃、フリー打撃、また下半身強化…。
だが、肉体強化を目指す今成にとってこれ以上ない環境だ。
メンバーは日本ハム時代からの兄貴分・糸井に加えて、今季トリプルスリーを達成した柳田も参加予定。
「体が強くて結果を出している選手が多いので、盗んでこられたらいいと思う。僕は身体能力が高い方ではないけれど、
そういう人に交じることによって、刺激を与えてもらいたい」と意気込む。

ここ2年、右脇腹痛に苦しんできた経緯もあり、かねて気候が温暖な場所での自主トレを希望していた。
秋季キャンプでは本職の三塁、外野、さらに緊急の事態に備えて、捕手練習も再開した。
常夏の島で、フルシーズンを戦い抜く鋼の肉体を手に入れる。

2015年12月23日 デイリースポーツ掲載
【日本ハム】春季キャンプ日程発表 ピオリア&名護
日本ハムは17日、2016年春季キャンプの日程を発表した。

1軍は2月1日から15日まで米アリゾナ州ピオリアの「ピオリア・スポーツコンプレックス」で行い、
17日から27日まで沖縄・名護市の名護市営球場。2軍は2月1日から25日まで沖縄・国頭村の「くにがみ球場」で行う。

春季キャンプ中の休日、練習試合の日程は後日発表される。

2015年12月17日 スポーツ報知 ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人
大竹静かな闘志!恩師黒田の現役続行も「言える立場じゃない」
巨人・大竹寛投手(32)が“恩師”への思いを封印して再起に懸ける。
8日に広島時代のチームメートで、大竹が背中を見続けて育ってきた黒田博樹投手(40)が現役続行を決断。
だが、15日、G球場でランニングやキャッチボールなどで汗を流した右腕は「今、いろいろ言える立場じゃない」と多くを語らなかった。

来季は3年契約の最終年。
今季8年ぶりに古巣に復帰して11勝を挙げた黒田とは対照的に、大竹は先発ローテに定着できず、わずか3勝に終わった。
昨オフに熱望していた黒田との直接対決も実現しなかった。
来季の投げ合いにも「もっと1軍で活躍してからコメントできるようにします」と表情を崩さなかった。

09年には当時ドジャースだった黒田との「勝ち星勝負」に勝って、
高級腕時計の「フランク ミュラー」をプレゼントされたこともある。
恩返しするには結果を残すしかない。

2015年12月16日 スポーツ報知掲載
2月20日にオープン戦開幕 来季日程を発表 計98試合
セ、パ両リーグは15日、来年のオープン戦の日程を発表し、2月20日に今季セを14年ぶりに制したヤクルトが広島と対戦し、
高橋新監督の巨人とラミレス新監督のDeNAによる新人監督対決など3試合で幕を開ける。

今季よりも2試合多い計98試合が組まれ、3月21日まで行われる。
最多はヤクルト、巨人の19試合で、最少は3年連続日本一を狙うソフトバンク、西武、楽天、阪神の15試合。
11試合予定されているナイターは全てドーム球場で実施される。

公式戦は3月25日に両リーグが同時に開幕する。

2015年12月15日 スポーツニッポン ネット配信
【巨人】来春キャンプの日程発表
宮崎で2月1~14日、那覇は16~25日
巨人は11日、来春のキャンプ日程を発表した。
宮崎市で2月1日から14日まで、那覇市で16日から25日まで実施する。
那覇市では18日の韓国プロ野球LG戦を初戦に、計3試合練習試合を行う予定。

1軍メンバーは春季キャンプに先立ち、1月28日から宮崎市で合同自主トレーニングを行う。

2015年12月11日 スポーツ報知 ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、レギュラー獲り挑む「便利屋になりたくない」
阪神・能見篤史投手(36)と今成亮太内野手(28)が6日、西宮市内でMBSラジオ
「今日は日曜! 野村啓司のラジオなひととき」の公開生放送に出演。
今成はキャンプに三塁手、外野手タイプ、捕手ミットを持参する考えを明かした。

能見とともにラジオに出演した出演した今成は「どこのポジションでもできるようにしたい」と、
来春のキャンプに三塁手、外野手タイプのグラブとともに、新たに製作したキャッチャーミットを持参することを明かした。

「もうベンチスタートという気持ちはない。まだ自分ではレギュラーを狙える年齢だと思っている。
自分としては便利屋になりたくない。1つのポジションで頑張りたい」。
モノマネなどで虎の“お祭り男”に君臨する28歳は「(来年は)プレーで目立たないと」と宴会部長の役割を封印。
レギュラー獲りに挑む。

2015年12月7日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、400万増も「1年間いられなかった悔しさがある」
阪神・今成は4日、400万円増の4000万円で契約更改。今季は開幕直後に右脇腹を痛めるなど93試合の出場。
昨季の115試合を下回り、打率・283、1本塁打、16打点に終わった。
「1年間、(1軍に)いられなかった悔しさがある。(来季は)まず1年間、フルにいることが最低条件」。
ゴメスとのパフォーマンスのように新助っ人・ヘイグとのコラボも注目されるが「どうですかね。自分のことをしっかりしたい」と力を込めた。

2015年12月5日 サンケイスポーツ掲載

今成 ヘイグに負けん“準レギ”脱却だ
阪神・今成亮太内野手(28)が4日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万増の年俸4000万円(推定)でサインした。
正三塁手候補の新外国人ヘイグが加わったが、己を磨いて競争に勝ち抜くことを誓った。

目指すは“準レギュラー”からの脱却だ。ヘイグの加入でポジション争いは激化したが、「みんながライバルなので」と特別視はなし。
「まずは自分のことをしっかりやっていれば、結果は付いてくる」と力を込めた。

「阪神に来て1年目に『3年はやってほしい』と言われたので、複数年プレーしたのは評価してくださいと言いました」と、自負をにじませた今成。
12年の移籍加入から4年で356試合に出場。今季は4月上旬から右ろく軟骨損傷で約2カ月離脱したが、93試合に出場。
今やチームに欠かせない存在だ。

ただ、1年間レギュラーとして出続けた年はまだない。得点圏打率・236、対左投手の打率・200など、課題は残る。
定位置獲得には、それらを克服する必要がある。

金本新監督が掲げる理想は「厳しく明るく」。その言葉に適した男は「はき違えないよう頑張りたい」と笑った。
秋季キャンプで取り組んだ捕手の練習は、オフも続ける予定。己に厳しく充実した時間を過ごし、自身の前途を明るく照らす。

2015年12月5日 デイリースポーツ掲載
契約更改
氏名 球団 増減 更改日
赤坂和幸 28期 中日 +296% 11月13日
須永英輝 24期 北海道日本ハム +5.5% 11月19日
大竹 寛 22期 巨人 ±0% 11月25日
豊田拓矢 25期 埼玉西武 -20% 12月 2日
今成亮太 26期 阪神 +11.1% 12月 4日
今成亮太 26期 現:阪神
今成11年目へ「1年間1軍が最低条件」

阪神・今成亮太内野手(28)が4日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、
400万増の年俸4000万円で更改した。(金額は推定)

今季は93試合に出場し、打率・283。主に三塁の守備に就き、失策5と安定したフィールディングでチームを支えた。

金本監督の意向もあり、秋季キャンプでは元の職場である捕手の練習も開始。
「まずは1年間、1軍にいることを最低条件として、どの部門でも今年の数字を上回っていけるようにしたいと思います」と
プロ11年目のシーズンを見据えた。

2015年12月4日 デイリースポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人
巨人大竹「バランス良く」ラーメン断たず下半身強化

巨人大竹寛投手(32)がオフのテーマを「下半身強化」とした。
3日ジャイアンツ球場で自主練習を行い、ランニングと筋トレを中心に約3時間汗を流した。

昨オフは大好物のラーメンを封印し8~9キロ痩せた。
今年は「下半身です。スクワットとか、股関節の筋トレの中心にやります。
イベントで京都とか行きますけど、その時もジムに行く予定です。
もう調べてますよ」と意欲を見せた。

食事については「バランス良く食べます」と笑った。

2015年12月3日 日刊スポーツ ネット配信
豊田拓矢 25期 現:埼玉西武
西武 豊田 280万円ダウン「まずは投げられるようにすること」
西武・豊田が2日、西武プリンスドームで契約更改交渉に臨み、280万円ダウンの年俸1120万円でサインした。

今季は右肩、右肘痛で棒に振り「まずは投げられるようにすること。無理をしないように、シーズンで投げることができればいい」と話した。
(金額は推定)

2015年12月2日 スポーツニッポン ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人
巨人・大竹 今オフはラーメン解禁
「バランスよく食べるのが大事」

川崎市のジャイアンツ球場で練習した巨人・大竹は30日、このオフは食事制限を行わない考えを明かした。
昨オフは大好物のラーメンを封印して減量したが、球威が失われる結果につながった。
3勝4敗に終わった右腕は「バランスよく食べることが大事。
(食事ではなく)有酸素運動で絞りたい」。ラーメンを解禁し、脂の乗った投球をみせる。

2015年12月1日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、オフも捕手練習「マシンの球をキャッチングしたり」
球団コンペに参加した阪神・今成は30日、87(45・42)と気を吐いた。オフも捕手練習に取り組む可能性を示唆した。
「自主トレでマシンの球をキャッチングしたり、できることはやろうと思う」。
金本監督の意向で、秋季キャンプでは3年ぶりの捕手練習を行っていた。
「ウエートやバッティングの練習に重点をおきたいけど、最低限のことはやっておきたい」。
有事に備え、来季に向けて準備していく。

2015年12月1日 サンケイスポーツ掲載

成オフも捕手練習やる!要求に対応
阪神・今成亮太内野手(28)が11月30日、西宮市内の六甲カントリー倶楽部で行われた「タイガース杯ゴルフ大会」に参加。
オフの自主トレ期間中も、継続して捕手の練習を行っていく考えを明かした。

「(オフ期間は)それほどキャッチャーの練習というのはないんですが、ピッチャーに投げてもらったのを受けたりですね。あとはスローイングとか」

できる限りのことはやる。金本監督の方針で、秋季キャンプで捕手の練習を行っていたが、自主トレ中も意識は変わらない。
「マシンがあれば受けたりできますし、1月中旬とか、甲子園で(投げる)ピッチャーもいると思うので受けられますし」と意欲を見せた。

現状、捕手転向が決まったわけではない。今成も「(起用法は)聞いてないので」と話す。
ただ、球団は新外国人のマット・ヘイグの獲得を目指しており、決まれば三塁での起用が濃厚。三塁の定位置確保のハードルは上がる。
だからといって捕手に、という簡単なものではないが、首脳陣の要求に対応できるための準備は整える。

例年、オリックス・糸井らと自主トレを行っているがまだ未定。
「(テーマは)ウエートとバッティングに重点を置いて」と話すが、キャッチャーミットを離すことなく練習に取り組むオフとなる。

2015年12月1日 デイリースポーツ掲載
脳しんとう特例を来季から導入へ規定の10日間を待たずに再登録可能

日本野球機構(NPB)の選手関係委員会は27日、交錯プレーや死球によって脳しんとうを起こした選手が出場選手登録を抹消された場合、
規定の10日間を待たずに再登録できる特例措置を来季から導入することを決めた。
脳しんとうに関するガイドラインはサッカーやラグビーなどですでに導入されており、今後は具体的な内容の策定に入る。

2015年11月27日 産経新聞 ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人
大竹、現状維持1億円
今季1軍定着できず不本意「目標はローテで1年間」

巨人の大竹寛投手(32)が25日、東京・大手町の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の1億円でサインした。
2年前に広島から巨人にFA移籍した際、3年契約を結んでいた。

移籍2年目の今季は11登板で3勝4敗、防御率3・21。
開幕ローテ入りしたが、初登板となった4月1日の中日戦(ナゴヤD)で3回途中4失点でKOされて2軍に降格。
5月13日の広島戦(東京D)で再昇格して7回無失点と好投し、初勝利を挙げたが、夏場に再び登録抹消。
年間通して1軍に定着できず悔しいシーズンとなった。

来季に向け「今年は全く成績を残せなかったので悔しいですし、チームも優勝を逃して悔しかった。
目標はローテーションで1年間、最後まで投げることです」と巻き返しを誓った。

2015年11月25日 スポーツ報知 ネット配信

巨人 大竹 3勝止まりで現状維持
来季は「最低10勝」

巨人の大竹が25日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億円でサインした。

広島からFA移籍で加入してから2年目の今季は、11試合の登板で3勝4敗、防御率3・21。
「今年まったく成績残せなかったですし、自分としても悔しいです。チームはセ・リーグ優勝逃してしまったので、
来季は絶対に優勝したいなという気持ちです」と巻き返しを誓った。

来季が3年契約の最終年。
毎オフ、ともに自主トレを行っていた青木が今季限りで現役を引退したが、例年通り愛知を拠点に自主トレを行う予定だ。
「来季は先発ローテーションの一角をしっかり守って欲しい、と球団から言われました。
ローテーションで1年間投げて、最低10勝。自分としてはそこが目標です」と闘志を燃やした。

2015年11月25日 スポーツニッポン ネット配信

巨人・大竹 現状維持の1億円で更改
来季が3年契約の3年目

巨人・大竹寛投手(32)が25日、東京都内の球団事務所で契約更改し、現状維持の1億円でサインした。
来季が3年契約の3年目となる。

広島から移籍して3年目の今季は11試合の登板で3勝4敗、防御率3・21に終わり、
「今季は成績を残せなかった。来年は絶対優勝したい」と雪辱を誓った。

オフは例年通り愛知・豊橋市内を中心に自主トレを行う。
昨オフは減量に成功しながらも球威が落ちてしまったため、「今年は鍛えながらほどよく体重を調整したい。
できる限り休まず身体を動かすつもりです」と話した。
契約最終年となる来季へ向け、「ローテーションで1年間投げて、最低10勝」と目標を掲げた。(金額は推定)

2015年11月25日 サンケイスポーツ ネット配信
小川将俊 17期 現:中日バッテリーコーチ
中日 台湾のウィンターリーグに高橋周ら5人が参加
中日は23日、台湾で開催されるウィンターリーグに岸本淳希、浜田智博両投手、
桂依央利捕手、高橋周平内野手、友永翔太外野手の参加を発表した。
小川将俊バッテリーコーチが同行する。

帰国は12月下旬の予定。

2015年11月23日 スポーツニッポン ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
“五郎丸ポーズ”披露♪
虎・今成、2年連続『ファン感』MVP!

阪神ファン感謝デー(21日、甲子園)今成が昨年に続き、「ファン感」のMVPを獲得し、65型の液晶テレビをゲットした。
仮装パーティーでラグビー日本代表FB五郎丸(ヤマハ発動機)に扮し、すっかり有名になった“五郎丸ポーズ”を披露。
フリーキックは外したが、コミカルな動きで場内を沸かせた。
「野球では仕事をしていないので、(この日は)盛り上げました」とトークでも笑わせた。

2015年11月22日 サンケイスポーツ掲載

今成 甲子園で五郎丸!?お祭り男だ
「阪神ファン感謝デー」(21日、甲子園球場)

お祭り男の本領を発揮した。阪神・今成亮太内野手(28)が21日、2年連続でファン感謝デーのMVPを獲得。
トークイベントの司会やラグビー日本代表・五郎丸歩(29)に扮(ふん)するなど終始爆笑を誘った。

虎選手の本音を探る「虎トーク」。藤浪のインタビューについて「面白くない。関西人らしく(面白く)」と苦言。
ナルシシストだと思う選手で名前が挙がった新井良については「(他の選手の)ひがみですね。
そうなるのはしょうがない」といじり倒した。

仮装大会では五郎丸のコスプレを披露した。両手を組み指を立てるおなじみのルーティンを取り、ラグビーボールをキック。
ゴールこそならなかったが、ファンを盛り上げた。

パフォーマンスばかりではなかった。現役-OBの対戦ではバットでも魅せた。
今夏の高校野球埼玉大会で話題になった、あのヌンチャクポーズで登場すると初回、湯舟敏郎氏の初球をジャストミート。
中越え二塁打とし、「見せ球のつもりが…」(湯舟氏)と悔しがらせた。

文句なしのMVP。それでも「2年連続でもらって申し訳なかった」と苦笑。
「野球で仕事できていない分、頑張りました」と冗談めかした。
右肋(ろく)軟骨損傷で出遅れた今季は93試合の出場にとどまった。来季はプレーで甲子園を沸かせてみせる。

2015年11月22日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
今成が五郎丸コスプレ 石崎プリキュア
「阪神ファン感謝祭」(21日、甲子園球場)
今成と新人4選手による仮装パーティーが開かれた。

今成がラグビー日本代表・五郎丸歩に扮(ふん)し、ファンを沸かせると、
石崎は人気アニメ「プリキュア!」のキャラのコスチュームで登場。
人生初めてという女装を経験し、「気持ち悪いです。あまり、うれしくないです」と苦笑いを浮かべた。

2015年11月21日 デイリースポーツ ネット配信
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
須永、30万円アップに「感謝です」
日本ハムの須永英輝投手(30)が19日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設内で
契約更改交渉し、30万アップの年俸590万円でサインした。

今年6月に巨人から矢野と共にトレード移籍。約4年半ぶりの古巣では中継ぎで5試合登板し、防御率5・06だった。
「(巨人で)投げるチャンスはなかったが、こうして戻ってこられて。感謝です」と振り返った。

オフは千葉・鎌ケ谷市の2軍施設を中心にトレーニングを続ける。
「5年前より若い選手が多く戸惑いがあった。(30歳で)チャンスも減ってくる。
必ずチャンスをものに出来るようにしたいです」と前を向いた。

2015年11月19日 スポーツ報知 ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成 金本走りで本盗決めた!
捕手の背後から手で本塁タッチ

阪神1軍秋季キャンプ(15日、安芸タイガース球場)阪神・今成亮太内野手(28)が、紅白戦で本塁への好スライディングを見せた。
金本知憲監督(47)が取り組んでいる走塁革命が、チーム内に浸透している証拠を実戦形式で証明した。
また、来季6年目の阪神・中谷将大外野手(22)が、秋季キャンプ3度目の紅白戦でチーム初アーチ。
激化する外野定位置争いで、必死のアピールだ。

暑いくらいの安芸にはキャンプ最後の日曜日とあって、今キャンプ2番目の2300人もの観客が詰めかけた。
その前で忍者のような華麗な身のこなしを披露。これぞ金本監督仕込みのスライディングだ。今成が紅白戦で、走塁練習の成果を見せた。

「手でうまくタッチできました。走塁練習していることが実戦で出せたので、よかった」

白組の一回一死一、三塁。梅野の空振り三振の際に一走・江越がスタート。
捕手・岡崎が二塁に送球すると、「行けると思ったので行きました」と本盗を試みた。
カットした二塁・上本の本塁返球はクロスプレーになったが、
体を左に傾けながら滑り込み、岡崎のタッチをかいくぐって生還。
「うまかったね」と、高代ヘッドコーチは好走塁をたたえた。

来季からルール改正で捕手のブロックが禁止されるため、クロスプレーでは捕手の背後をタッチする方法が有効となる。
金本監督は就任以降、本塁突入の走塁練習を重点的にやってきた。今成は決して俊足とはいえないが、それでも足で1点を奪い、
練習で身につけたテクニックを発揮した。

結果的には“重盗”にも成功した形だ。
エンドランのサインが出ていたが、梅野が空振り。一走・江越は完全に二塁アウトのタイミングだったものの、
今成の好走塁でこちらもセーフ。
前日14日に同じ一、三塁の状況を想定し、重盗の攻撃と守備の練習を反復。その成果もいきなり示した。

「守っている方は、ああいうことをされると嫌だと思うので、できればいいですね」と今成はニヤリ。
指揮官が掲げる“走塁革命”は、確実に実を結んできている。

★データBOX
阪神が最後に本盗に成功したのは、2012年8月31日の広島戦(甲子園)。六回に平野が決めている。
最後に試みたのは14年9月6日の中日戦(ナゴヤD)。六回にマートンが突入したものの、結果は盗塁死

★本塁クロスプレーの新ルール

走者の体当たりの規制と捕手のブロックを禁止。捕手はボールを持たない場合、必ず走路を空けておかなければならない。
守る立場では内野手のようなタッチプレーが求められる

2015年11月16日 サンケイスポーツ掲載

走塁革命を実践!今成一気に本盗決めた
「阪神紅白戦、白組4-3紅組」(15日、安芸)

秋季キャンプを行う阪神が、金本知憲監督(47)が掲げる「走塁革命」を紅白戦で実践した。
目標は、ノーヒットでも得点できる機動力。
14日は重盗の練習を行ったが、緻密な野球も新生猛虎の一部分だ。

初回1死一、三塁。白組の5番・梅野の6球目に、高代ヘッドコーチからエンドランのサインが出た。

梅野が空振りしたことで一走・江越の単独スチールとなり、捕手の岡崎はすかさず二塁へ送球。
ボールが投手を通過したのを見て、三走・今成が一気にホームへ突っ込んだ。「チャレンジしていい結果が出て良かったです」。
タッチをかいくぐり、左手でベースをたたいた。結果的に重盗が完成した。

さらに、ホームへのスライディングは今キャンプで練習してきた「新ルール用」のものだった。
来季から本塁クロスプレーの際に捕手が走路を防ぐこと、ブロックすることが禁止となる。必要とされるのはベースから離れた位置に
体を投げ出し、そこから手を伸ばして本塁を奪う技術。取り組んできた反復練習が成果として表れた。

五回無死一、二塁、陽川が放った左翼線二塁打の返球が乱れた隙をつき、一塁走者の上本が一気に本塁を陥れた。
高代コーチは「今まで以上に細部まで突き詰めていきたいと思っている」とスモールベースボールも追求していく構えだ。

2015年11月16日 デイリースポーツ掲載
赤坂和幸 28期 現:中日
中日赤坂860万円増「監督に必要とされる男に」
中日赤坂和幸外野手(26)が13日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、860万円増額の1300万円でサインした。

代打の切り札として7月に1軍昇格。野手転向後、初の1軍出場を果たし、43打数14安打8打点、打率3割2分6厘の活躍を見せた。
提示された金額を見ると「単純にうれしくて。1軍で頑張れば稼げるんだなと思いました」と驚きの表情だった。

1度は育成選手となってはい上がってきた。「たくさんのお客さんの中で野球ができて楽しかった。びっくりと言いますか、感動しました。
今年は半分1軍にいることができた。来年は1年間、1軍にいれるように、谷繁監督に必要とされる男になりたい」と意気込んだ。(金額は推定)

2015年11月14日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:巨人
由伸監督の鬼ノックに内海&大竹悲鳴「か、かんとくぅ~」
巨人・高橋由伸監督(40)が10日、就任後初となるノックを行い、内海と大竹に“鬼指導”した。
施設内にある通称・B球場での特守に参戦。内海と大竹、戸根と矢貫の2組に分かれた内海組を相手に、計145球を打った。
あえて弱く、左右に打ち分けた。現役さながらのバットコントロールだった。

さわやかな笑顔で、予告した。「初めてだから加減が分からないからな!」。
セカンド定位置付近に守る内海を初球、一、二塁間方向へと揺さぶった。
まだ元気な左腕は捕球すると「打球、死んでへんわ~」。
徐々に振り幅が大きくなると、6球目には、ぎりぎりでキャッチ。
「か、かんとくぅ~」と内海の表情から笑顔が消えた。

2人が交互に受ける特守で、指揮官も次から次へと打ち込んだ。
サンマリン宮崎でのシート打撃前とあって「時間がないよ~」とリズムを上げると、
内海と大竹はそろって「僕らの表情を見てください…」と苦悶(くもん)の顔を作ってアピール。
厳しい中にも笑いがあり、青年監督らしい和やかな雰囲気を作り上げた。

豊田投手コーチから「打ってみたらどうですか?」と促され、初ノックが実現した。
「もうちょっと(左右に)振れれば良かったが、そこは僕の技術か優しさなのか分からないですけど…」と内容には不満げだったが
「内海と大竹に少しでも刺激になったらいいなと思います」。

秋季キャンプの第1クール最終日。7日からの4日間、施設内を動き回り、最後は自らのノックで締めた。
「選手も疲れていると思いますが、僕も疲れました」。由伸監督は球団行事のため、練習後に帰京。14日に再合流する。
さらに動きを加えて、ナインをしごいていく。

2015年11月11日 スポーツ報知掲載
今成亮太 26期 現:阪神
“三刀流”あるぞ!第3の捕手・今成
虎トップ19盗塁の上本刺した

阪神1軍秋季キャンプ(10日、安芸タイガース球場)第3捕手イケる!!
 阪神・今成亮太内野手(28)が10日、盗塁練習に捕手として初参加し、盗塁阻止率・800をマークした。
2013年までマスクをかぶっていた男は三塁転向がプラスに働き、スローイングの精度が格段にアップ。
外野も含めた“三刀流”が現実味を帯びてきそうだ。

今成が土佐の強い日差しに負けないぐらいの輝きを放った。金本監督から期待される“第3捕手”として、存在感を発揮。
二盗阻止率・800の好送球をみせつけた。

「(二塁までの送球の)ラインだけは外さないようにして。思っていたよりストライク送球はできました。
ただ、きょうの練習は走ってくることがわかっている状況なので」

本人は謙遜したものの、見せ場は盗塁練習だった。
今キャンプ初めてマスクをかぶって参加すると、ブランクを感じさせない二塁へのスローイングを披露。
2013年7月13日のDeNA戦(甲子園)を最後に捕手に就いていない男が、今季チームトップの19盗塁を決めた上本を刺すなど、
ストライク送球を連発した。盗塁企画数10のうち8個も阻止。捕球してから送球が二塁に到達するまで1・8秒台なら強肩といわれる中、
2秒前後だったが、安定感が際立った。

山田2軍バッテリーコーチも「他の選手と遜色ないと言ったらいけないかもしれないけど、十分にいけるんじゃないかと思う。
三塁を守ったことで、初めてみた(3年前の)ときよりスローイングが安定していた」と満足げ。
さらに、「左打ちの捕手はチームにプラス。他の捕手も目の色を変える」と梅野らに対する相乗効果も期待した。

「練習レベルではできますけど、とっさのときでも、できるようにしたい。(第3捕手の)準備はしっかりしたい」

そう意気込んだ背番号「49」は、12日からの第3クールでブルペン入りし、投手の球を受ける予定。
虎屈指のミート力を誇る好打者が外野、三塁に続き捕手までこなすことができれば、1軍戦力の層が厚みを増す。

★三塁で好守
今成は昨季から挑戦した三塁で新境地を開拓した。巧みなグラブさばき、軽快な動きで何度も投手陣を救った。
三井ゴールデングラブ賞の三塁手部門にもノミネートされたが、12票で4位。
それでも、高代ヘッドコーチは「今成は獲れてもよかった。トップになれる。よく守っていた」とねぎらった。

2015年11月11日 サンケイスポーツ掲載

今成まるで正捕手!盗塁阻止率・800
阪神・今成亮太内野手(28)が、秋季キャンプの盗塁練習で初めて捕手を務め、10人中8人の走者を刺すなど強肩を見せつけた。
10月の秋季練習中に、金本知憲監督(47)から直々に伝えられた捕手でのスタンバイプラン。
猛虎のユーティリティープレーヤーへ、道のりは順調だ。

難しい体勢からでも、今成の送球はしっかりと二塁ベース上に届けられた。野手全員が参加した盗塁練習。
高代ヘッドコーチ、平田チーフ兼守備走塁コーチらが見守る中、防具を身にまとった背番号49が輝きを放った。

「思ったよりかはストライク送球ができましたね」。
今季チームトップの19盗塁を記録した上本のスチールも、素早いクイックモーションから矢のような送球でアウト。
これを含め、この日は10人の走者に対し8人の二盗を阻止した。スローイングの安定感は、梅野ら他の捕手と比べても見劣りしなかった。

二塁到達タイムは平均して2・05秒。
球界でトップクラスとなると1・80秒をたたき出す選手もいるが、この日に計測したタイムでも十分通用する。
「練習では走ってくるのがわかっているので、準備はできます。
実際の試合ではどうなるかわからないですよ」。
13年のシーズン以来、実戦でマスクをかぶっていない。
もちろん不安もあるだろうが、山田2軍バッテリーコーチはその高いポテンシャルに太鼓判を押した。

「スローイングに関しては十分試合でもいけるんじゃないかと思いますね。3年前に初めて見たときよりも良くなっている。
左打ちの捕手というのは、チームにとってもプラスじゃないですか?他の捕手の目の色も変わってきますしね」

今季は主に三塁手として93試合に出場。
安定したフィールディングで何度もチームを救い、失策もわずか5個に抑えた。その高い守備力は扇の要としても発揮される。

秋季キャンプでは三塁、外野の練習もこなしている。ユーティリティープレーヤーを目指す今成の存在感は日ごとに増している。

2015年11月11日 デイリースポーツ掲載

阪神今成が強肩披露
金本監督“有事マスク”に期待
阪神今成亮太内野手(28)が捕手復活の可能性を感じさせた。

10日に安芸秋季キャンプで行われた盗塁練習に参加。盗塁練習で10度のうち、8度盗塁を阻止するスローイングを見せた。

「思ったよりはできたという感じですかね。ストライク送球ができました。
きょうは練習だったけど、実戦でもできるように準備はしておきたいです」

金本新監督がアクシデントがあった場合の捕手として期待。それに応える動きを見せていた。

2015年11月11日 日刊スポーツ掲載
パ開幕3月25日
6月沖縄で54年ぶり公式戦
日本野球機構(NPB)は6日、来季のパ・リーグ公式戦日程を発表した。

セ・リーグと同じ3月25日に開幕し、楽天―ソフトバンク、西武―オリックス、ロッテ―日本ハムの各3連戦でスタートする。
各チームともリーグ内で125試合、交流戦18試合を含めると計143試合を戦う。

6月28、29日には沖縄セルラー那覇で、オリックス―楽天戦が開催される。
沖縄県内でパ・リーグ公式戦が行われるのは、1962年の阪急―大毎戦以来、54年ぶりとなる。

2015年11月6日 読売新聞 ネット配信
木塚敦志 16期
投手陣再建へ始動 復帰のベイ木塚コーチ
ラミレス新監督が率いる横浜DeNAに、熱血漢が戻ってきた。
1年間のスカウト生活を経て、今秋から1軍投手コーチに就任した木塚敦志(38)だ。
リーグワーストの防御率に終わった投手陣再建に向けて早速、動きだしている。

「ストライクゾーンをどう見るか。針の穴を通さなくても済むんだぞ」。
投球練習を終えた三上に、ネット裏から投球を見守った木塚コーチが諭していた。
鹿児島県奄美市での秋季キャンプを2日後に控えた横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド。ジャージー姿だったが、
口調はすでに熱を帯びていた。

現役引退後の2011年から4年間、1軍投手コーチなどを歴任。昨季はスカウトとして全国を巡った。

未来の卵を見落としていないか。行く先々で不安と重圧にさいなまれたこともあったという。
同時に、プロを目指す選手の純粋さや、指導者の言葉の重みなど、現場を離れたことで気付くことも多かった。
「伝え方一つで良い方向に変わることができる。野球を続けることはすごく大変なこと」。あらためて身に染みた。

秋季キャンプでは内角への投球にこだわらせるつもりだ。
「スピンの掛かった強いボールを内角に投げることが基本だという共通解釈を投手陣につくりたい」。その手腕と言い回しにも注目したい。

2015年11月5日 神奈川新聞掲載
セ・リーグが来季日程を発表
セ・リーグは5日、2016年シーズンの公式戦日程を発表した。
開幕カードは14年の上位3チームが主催し、巨人が今季14年ぶりにリーグを制したヤクルトを東京ドームに迎えるほか、
阪神-中日(京セラドーム大阪)、広島-DeNA(マツダスタジアム)の3試合で3月25日にパ・リーグと同時開幕する。

各チームの試合数は143試合で、リーグ内の対戦は1カード25試合。
今季、ホームゲームの試合数が1試合少なかった巨人、DeNA、広島が、来季は1試合多くなる。

試合開始時間入りの詳細日程は来年1月下旬に発表される。

2015年11月5日 デイリースポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
今成、外野再挑戦も…
金本監督が言及「ちょっと足は遅いけどね」

今成が外野に再挑戦する可能性が出てきた。
内野手と外野手をポジションチェンジしたシートノックで右翼の守備に就き、本塁へ好返球を見せるなど軽快な動きを披露。
「ライトやるか。(福留)孝介と勝負やぞ」と声を掛けてスタンドのファンの
笑いを誘った金本監督は会見では真顔で外野手起用に言及した。

「(新たな発見があったかと問われ)そうなんです。今成は外野が出来るかな。ちょっと足は遅いんですけどね」

前日3日に若手外野陣を集めて来季はレギュラー獲得の大きな好機と訴えて奮起をうながしたばかり。
今成は打撃ではある程度の計算が出来るだけに、本格的に挑戦となれば大きな戦力となることは間違いない。

今成の外野手出場は今季は8月7日DeNA戦で途中出場し右翼を守った1試合のみだが、
13年には54試合に出場するなど計64試合の経験がある。
ただ、13年の広島とのクライマックスシリーズファーストステージ第1戦では「右翼」で
先発し9回に梵の飛球を捕れず(記録は失策)、敗戦を決定付ける失点のきっかけとなった過去もある。

「シートノックと試合は違います。外野の怖さを知ってますからね。もちろん、試合に出場するチャンスがあるなら挑戦したい。
監督から“やれ”と言われればやるだけです」

今秋キャンプからは非常時に備え捕手の練習にも取り組んでおり、個別練習でも捕手組に加わった。
本職である三塁と合わせた「三刀流」の実現には魅力があり、
来季構想を巡らせる金本監督にとってもジョーカー的存在になりそうだ。

2015年11月5日 スポーツニッポン掲載
2016年の交流戦は5月31日から計108試合
セ、パ両リーグは4日、2016年シーズンの交流戦の日程を発表した。

来年5月31日から6月19日まで計108試合を行う。
各カード3試合の18試合制で、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦うため、ことしホームだったカードは来年ビジターとなる。

交流戦はパ主催の6試合で始まる。
高橋新監督を迎えた巨人はオリックスと、今季、交流戦最高勝率チームとなり、
球団史上初の2年連続日本一につなげたソフトバンクは中日と、14年ぶりにセ・リーグを制した
ヤクルトは日本ハムと顔を合わせる。金本監督の阪神は梨田監督の楽天と新監督同士で対戦する。

2015年11月5日 デイリースポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人
巨人 秋季キャンプメンバー29人を発表
巨人は1日、宮崎秋季キャンプ(7日から20日)の参加メンバー29選手を発表した。

【投手】
大竹★、内海、高木京、宮国、田原誠、今村、矢貫、戸根、高木勇、公文、田口、平良、田原啓

【野手】
小林、河野、鬼屋敷、寺内、片岡、中井、岡本、和田、辻、吉川、長野、亀井、松本哲、橋本、大田、立岡

2015年11月1日 日刊スポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、効果的な食生活誓う「頑張って食べます」
阪神・片岡篤史新打撃コーチ(46)が31日、秋季キャンプ地の高知県安芸市入り。
今キャンプでは、厳しい練習と同時進行で若手に徹底して食事を摂らせることを明かした。

片岡コーチの“食べろ指令”を受け、今成は効果的な食生活を誓った。
「頑張って食べます。食事は大事。自分でも去年くらいから考えている部分なので」。
昨季から今季序盤は脇腹の故障もあり、体を見つめ直しているという。
「脂肪がつきやすかったり、20歳くらいとは体質も変わっている」と
栄養バランスなども研究中だ。68キロの大和も「ありがたいです。
体重は少し増やしてもいいと思っているので」と前向きに話した。

2015年11月1日 サンケイスポーツ掲載
木塚敦志 16期
ラミレスDeNAが来季スタッフ発表/組閣一覧
DeNAは30日、来季の首脳陣の新体制を発表した。詳細は下記の通り。

【1軍】
★アレックス・ラミレス監督(41)、進藤達哉ヘッドコーチ(45)、
★小川博文打撃コーチ(48)、坪井智哉打撃コーチ(41)、
篠原貴行投手コーチ(39)、
■木塚敦志投手コーチ(38)、万永貴司内野守備走塁コーチ(43)、
★上田佳範外野守備走塁コーチ(41)、★光山英和バッテリーコーチ(49)

【2軍】
二宮至監督(61)、■青山道雄総合兼外野守備走塁コーチ(55)、高須洋介チーフ打撃コーチ(39)、
小池正晃打撃コーチ(35)、★浅野啓司巡回投手コーチ(65)、島田直也投手コーチ(45)、
有働克也投手コーチ(46)、★永池恭男内野守備走塁コーチ(42)、
山下和彦バッテリーコーチ(52)、藤田和男バッテリーコーチ兼育成担当(35)
★=新任、■=復帰

2015年10月30日 日刊スポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成 マルチプレーヤー目指す!
捕手としても「しっかり準備」

捕手復帰プランが浮上している阪神・今成は、マルチプレーヤーを目指す。
「(金本監督からは)そういうこと(捕手として出場の可能性)を頭に入れろといわれました。
すぐにできるポジションではないので、しっかり準備したいです」。
今季は主に三塁手として93試合に出場したが、2014年まで捕手登録。器用な選手だけに、すぐに感覚を取り戻せるはずだ。

2015年10月29日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
藤浪、江越ら30人
阪神秋季安芸キャンプ参加一覧

阪神は28日、秋季キャンプの実施と参加選手を発表した。

11月1日から17日まで(6日と11日は休日)高知・安芸市営球場で行われる。

参加選手は次の30人。

 <投手>
榎田大樹(29)・横山雄哉(21)・岩貞祐太(24)・藤浪晋太郎(21)・歳内宏明(22)・
秋山拓巳(24)・石崎剛(25)・山本翔也(27)・金田和之(25)・松田遼馬(21)・二神一人(28)・
岩崎優(24)・島本浩也(22)・田面巧二郎(24)

 <捕手>
梅野隆太郎(24)・小豆畑真也(27)・岡崎太一(32)・原口文仁(23)

 <内野手>
北條史也(21)・上本博紀(29)・新井良太(32)・森越祐人(27)・
今成亮太(28)・陽川尚将(24)・荒木郁也(27)

 <外野手>
大和(27)・江越大賀(22)・伊藤隼太(26)・中谷将大(22)・緒方凌介(25)

2015年10月28日 日刊スポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・金本監督
今成に捕手プラン「緊急のときのために」

阪神・金本知憲監督(47)が27日、毎日放送『ちちんぷいぷい』、MBSラジオ『上泉雄一のええなぁ!』
『いっしょにええなぁ みんなでホームイン!』に生出演。
11月1日に始まる高知・安芸キャンプで強化指定選手を明確にする考えを示した。

金本監督は三塁の準レギュラー・今成に対し、オプションとして、捕手の練習を再開させる必要性を語った。
今成は2014年まで捕手登録だった。
「緊急のときのために。捕手2人(制)でも安心できるでしょ。(1軍で)出てないときは2軍でマスクをかぶらせてもいい」。
今季は主に藤井、鶴岡、梅野の捕手3人制を敷いていたが、3人目は“保険”だった。
「2人+今成」という計算が成り立てば1軍枠をさらに有効利用できることになる。

2015年10月28日 サンケイスポーツ掲載

阪神金本監督が今成復活プラン「捕手もやれ」
阪神金本知憲監督(47)が27日、捕手今成亮太(28)の復活プランを明かした。
あくまで三塁レギュラーを狙う立場ながら、05年の日本ハム入団時は捕手。12年4月に阪神移籍した際も本職は捕手だった。
「今成なんかも捕手を練習させておかないとね。緊急の時のために。1軍で試合に出ていない時は2軍に行かせてマスクかぶらせておけばいい。
安心して捕手を2人(制)にできる」と説明した。

今季は内野手登録だった。三塁レギュラーに定着すれば話は別だが、「1カ月に1回でも、2回でもファームで3イニングでもいいから、
マスクをかぶる」と計画する。チームにアクシデントが起こるなどした際、今成に捕手を任せられるメドが立てば、
捕手用の1枠を有効活用できるというわけだ。

まだ今成本人、矢野作戦兼バッテリーコーチとは話し合っていないという。
あくまでプランの段階だが、13年7月13日DeNA戦以来となる捕手今成の現実味は十分ありそうだ。
レギュラー捕手の可能性についても「もちろん、矢野がそう言えば。実力主義だから。
まだ矢野にも相談してないから、あまり大きく書かないで」と
笑わせながらも、否定をしなかった。既存の枠にとらわれず、新監督は猛虎の可能性を広げていく。

2015年10月28日 日刊スポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
長打増やすぞ!
虎・今成、引っ張れ指令応える「チャンス作れたら」

阪神・金本知憲新監督(47)が25日、甲子園で行われた秋季練習を視察。
打撃練習をするナインをみて、「ただ気持ちよく打ってるだけじゃ、バッティングセンターいってくれ、と思う」と厳しく説いた。
練習のための練習をするな-。実力を出し切れない若手に“金本イズム”を浸透させていく。

今成は金本監督からの引っ張れ指令に応えることを強調した。「しっかり振って、チャンスを作れたらいい」。
前日に続いて打撃指導を受け、「思い切ってやれるし、課題にしていければいい」。
今季の本塁打は1本のみだったが、来季は長打を増やしていく。

2015年10月26日 サンケイスポーツ掲載
木塚敦志 16期
DeNA 木塚スカウト入閣へ 2年ぶり投手コーチに
DeNAが木塚敦志スカウト(38)とコーチ契約を結ぶ方針であることが分かった。

木塚スカウトは、00年から横浜(現DeNA)で11年間プレー。
01年には最優秀中継ぎ投手賞を獲得するなど、救援一筋で通算490試合に登板した。

10年に現役引退後、翌11年から4年間、1、2軍の投手コーチを歴任。
指導熱心で投手陣の力量も熟知していることから、ラミレス新監督を支える投手コーチとして白羽の矢が立ったとみられる。

スポーツニッポン掲載
清水隆行 12期
【巨人】勝呂、清水、白坂1軍コーチが今季をもって退団
巨人は22日、勝呂壽統(すぐろ・ひろのり)1軍内野守備走塁コーチ(52)、
清水隆行1軍打撃コーチ(41)
白坂契1軍トレーニングコーチ(54)が、今季をもって退団することが決まったと発表した。

2015年10月22日 スポーツ報知 ネット配信
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
10月12日
フェニックスリーグ
対オリックス戦3番手登板


BUFFALOES 10
FIGHTERS
【Bs】塚原(5回)、大山(1/3回)、戸田(2/3回)、吉田一(1回)、松葉(1回)、佐野(1回)-若月、伏見
【F】瀬川(2回)、武田勝(1回)、須永(3回)、金平(1回)、屋宜(2回)-清水
セントラル・リーグ 最終順位
①東京ヤクルト 143試合
76勝65敗2分 勝率.539
②巨人 75勝67敗1分 勝率.528 差1.5
③阪神 70勝71敗2分 勝率.496 差6.0
④広島 69勝71敗3分 勝率.493 差6.5
⑤中日 62勝77敗4分 勝率.446 差13.0
⑥横浜 62勝80敗1分 勝率.437 差14.5
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
10月7日
フェニックスリーグ

対LG戦 5番手登板


FIGHTERS
LG
【F】立田(3回)、有原(2回)、藤岡(1回)、浦野(1回)、須永(1回)、
屋宜(1回)-石川亮、清水
【LG】崔(3 0/3回)、李(3 1/3回)、金(1 2/3回)、金(1回)-趙、金
▼本塁打 尹(LG)
赤坂和幸 28期 現:中日

公示
10月7日
1軍出場選手登録抹消
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、斗山戦で先制2ラン「初回に流れを持ってこようと」
フェニックス・リーグ(6日、清武第2)1軍から合流した阪神・今成は斗山戦に「3番・三塁」で先発出場。
一回に右翼へ先制の2ランを放った。「初回に流れを持ってこようと思っていたので、結果が出てよかったです」。
四回には一塁線への適時二塁打を放ち、五回にも中前打。
好調でCSに入れそうだが「(進出は)どうすることもできないですから。最善を尽くして待つだけです」と祈るのみだ。

2015年10月7日 サンケイスポーツ掲載
パシフィック・リーグ最終順位
①福岡ソフトバンク 143試合 90勝49敗4分 勝率.647
②北海道日本ハム 79勝62敗2分 勝率.560 差12.0
③千葉ロッテ 73勝69敗1分 勝率.514 差18.5
④埼玉西武 69勝69敗5分 勝率.500 差20.5
⑤オリックス 61勝80敗2分 勝率.433 差30.0
⑥東北楽天 57勝83敗3分 勝率.407 差33.5
今成亮太 26期 現:阪神
10月6日
フェニックスリーグ
対斗山戦 1号本塁打


TIGERS 12
斗山
【T】岩貞、榎田、藤原、トラヴィス-梅野、小豆畑
【DO】姜、方、安-朴、崔
▼本塁打 今成 坂 伊藤隼(T)
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、将に恩返し
「お世話になった。何かの形で返したい」

阪神の10選手が5日、フェニックスリーグに出場するために宮崎へ出発。空路で宮崎入りした今成は昨季の悔しさをバネにCSに備える。
「(広島の結果を)待つしかありませんが、昨年出れなかった悔しさがある。今年こそCSに出たいという気持ちが強い。
(今季限りで退任の)和田監督にもお世話になった。何かの形で返したい」。昨年は9月上旬に右脇腹を痛め、短期決戦に間に合わなかった。
6日の斗山戦(清武第二)から2試合に出場し、吉報を待つ。

2015年10月6日 サンケイスポーツ掲載
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
10月5日
みやざきフェニックス・リーグ
対オリックス戦 2番手登板


FIGHTERS
BUFFALOES
【F】斎藤佑(4 1/3回)、須永(1 2/3回)、金平(1回)、浦野(2回)-石川亮、清水
【Bs】山﨑福(5回)、佐藤峻(1回)、大山(1回)、高木(2回)-若月
▼本塁打 渡邉(F)、小田 堤(Bs)

※フェニックスリーグは個人成績は発表されません
大竹寛 22期 現:巨人
10月3日
セントラル・リーグ
対横浜戦 先発登板


GIANTS
DeNA
【G】大竹、○高木京、田原誠、戸根、宮國-加藤
【DB】●三浦、井納、須田、長田、三上、山崎康-嶺井
▼本塁打 梶谷13号 筒香23・24号(DB)

★大竹寛 投球結果
11試合3勝4敗0S
3 2/3イニング 打者17 球数62 被安打7 奪三振0
与四死球1 失点3 自責点3 防御率3.21
大竹寛 22期 現:巨人

公示
10月3日
1軍出場選手登録
大竹寛 22期 現:巨人

予告先発
10月3日
横浜スタジアム 14:00
DB三浦大輔×
G大竹寛
大竹寛 22期 現:巨人
残り2枠!
大竹“CS先発サバイバル”へ「ベスト尽くす」

巨人・大竹寛投手(32)が“CS先発サバイバル”に挑む。29日、G球場で調整した右腕は10月2日のDeNA戦(横浜)に先発予定。
クライマックスシリーズの進出をすでに決めている巨人は、短期決戦に向けて先発を4人用意する予定で田畑投手コーチは
「先発投手(候補)は多くいていい。ポレダ、高木勇、大竹を始め、強い投手を求めていく」。
菅野、マイコラスの“当確組”に続き、残り2枠をポレダ、高木勇、大竹で競うことになる。好投して、先発入りへアピールする。

大竹は前回、9月19日のヤクルト戦(神宮)で3回5失点KOで4敗目。
その時以来の先発マウンドに「(登板の)間隔は空きますが、どんな状況でも、とにかくチームが勝てるよう、
打たせて取る粘り強い投球をしたいと思う」と意気込んだ。
CSについては「今、考えても分からないから、自分のベストを尽くすだけ」と話すにとどめた。負けられない戦いは続く。

2015年9月30日 スポーツ報知掲載
2015年ファーム最終順位
※順位は勝率
▼イースタン・リーグ 勝率 試合数 勝-敗-分 ▼ウエスタン・リーグ 勝率 試合数 勝-敗-分
①巨人 .551 116 59勝48敗9分 ①福岡ソフトバンク .653 110 66勝35敗9分
②埼玉西武 .520 108 53勝49敗6分 ②広島 .596 109 62勝45敗5分
③横浜 .520 108 53勝49敗6分 ③阪神 .518 117 57勝53敗7分
④千葉ロッテ .515 108 52勝49敗7分 ④中日 .423 104 41勝56敗7分
⑤東北楽天 .500 112 54勝54敗4分 ⑤オリックス .327 108 33勝68敗7分
⑥北海道日本ハム .491 112 53勝55敗4分
⑦東京ヤクルト .379 108 39勝64敗5分
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
9月24日
イースタンリーグ
対千葉ロッテ戦5番手登板


10
FIGHTERS
MARINES
【F】新垣、瀬川、榎下、浦野、●須永-市川、清水
【M】二木、服部、矢地、黒沢、金森、伊藤、○上野-江村、寺嶋
▼本塁打 大松6号(M)

★須永英輝 投球結果
24試合1敗1S
2/3イニング 打者4 被安打2 奪三振1 与四死球0
失点1 自責点1 防御率4.39
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム

公示
9月23日
1軍出場選手登録抹消
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
9月21日
パシフィック・リーグ
対福岡ソフトバンク戦 3番手登板


HAWKS
FIGHTERS
【F】●中村、石井、須永、ライブリー、屋宜、金平-石川亮
【H】○スタンリッジ、飯田、森-高谷
▼本塁打 川島2号(H)

★須永英輝 投球結果
5試合0勝0敗0S
0/3イニング 打者2 球数8 被安打2(被本塁打1) 奪三振0
与四死球0 失点2 自責点2 防御率5.06
大竹寛 22期 現:巨人

公示
9月21日
1軍出場選手登録抹消
今成亮太 26期 現:阪神
エディーみたい!?
和田の兵法 今季初2番今成 4安打で首位燕撃ち

◇セ・リーグ 阪神8-1ヤクルト(2015年9月20日 甲子園)
阪神は20日、勝てば優勝へのマジックナンバー点灯の可能性があった首位・ヤクルトを8―1で破り、ゲーム差を1に縮めた。
下位低迷のDeNAに連敗して戻ってきた本拠甲子園で和田豊監督(53)はオーダーを変更。
今季初めて2番に置いた今成亮太内野手(27)が4安打と当たった。
優勝の可能性を残す上位4チームでは、18日の巨人、19日のヤクルトに続く「独り勝ち」となった。

2連敗中の閉塞(へいそく)感を、今成の快音が打ち破った。
昨年9月12日の広島戦以来となる2番に抜てきされると、初回1死の初打席で、山中の初球を捉えた。

ライナーで左翼へはじき返すと、バレンティンが打球をグラブではじく失策の間に二塁を陥れた。
チャンスメークし、福留の左中間適時二塁打で先制のホームへ。続くゴメスには左中間席への2ランが出た。
負ければ自力優勝がなくなる正念場での3点先取。和田監督は「最初の今成のヒットがね。あれで風が吹き始めた」と大絶賛だ。

打線に勢いを与えただけでなく、今成自身にも弾みが付いた。2回は5点目の右前適時打。
5回には左前打、8回にも8点目の左前適時打と止まらなかった。13年7月7日の広島戦以来で自己最多の4安打。
得点能力が上がってきた3~5番につなぎ、2番打者として抜群の働きを見せた。

和田監督の用兵がズバリとはまった。今成は前日のDeNA戦は5打数無安打。
3打席は走者を置いて凡退した。にもかかわらず、6番から2番への昇格を決断。
すると、これまで得点圏打率・203だったのが、2本の適時打を打つのだから野球は分からない。
ラグビーW杯で南アフリカを撃破した日本代表は、エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)が送った交代選手がことごとく機能した。
甲子園にも似た「神風」が吹いた。

今成はお立ち台で、チーム随一の明るいキャラを全開にしてファンを喜ばせた。
「これまで得点圏で打てず温かいヤジをありがとうございました。
自分は燃えるので、もっとヤジってください!」。
同じ頃、ベンチ裏では、17日に父・繁樹さんを亡くして横浜遠征から外れていた
山脇外野守備走塁コーチがウイニングボールを渡されて
「明日も勝って、おやじを喜ばさんとな…」と目を潤ませていた。
笑いあり、涙ありの1勝。藤浪先発の21日に連勝すれば、首位タイに並ぶ。

2015年9月21日 スポーツニッポン掲載

自力V消滅危機踏ん張った!ツバメに1差
今季初2番・今成4安打

負ければ自力V消滅の崖っ縁で、阪神が天敵を攻略した。
今季2度の対戦で0勝2敗、防御率0・69と封じられていたヤクルト・山中を2回途中、7安打5得点でKOした。
和田監督は「過去2回完璧にやられている相手。このままじゃいけないと思っていた」と、三度目の正直を実らせた。

サブマリン右腕に対し、打線改造が実った。「クリーンアップの状態が上がっていた。その前に走者を置きたかった」。
今成を今季初めて2番で起用すると、4安打2打点2得点の大当たり。思惑通りに打線がつながった。

悩める主砲ゴメスも完全に目を覚ました。初回だ。福留の二塁打で先制して、なおも2死二塁。中堅左へ16号2ラン。
前日に27試合ぶりの一発を放ち、今季2度目、7月以降は初の2戦連発となった。
「いいスイングができた! この3、4日、ずっといい感じで振れているよ」。7月9日以来の甲子園でのアーチを、上機嫌で振り返った。

チームは正念場の12連戦のスタートとなる、18日からのDeNA2連戦(横浜)にいきなりの連敗。
重苦しいムードで首位ヤクルトとの直接対決2連戦(甲子園)を迎えていた。土俵際で打線が息を吹き返し、1ゲーム差に迫った。
今季の同カードの勝ち越しも決め、最終的に2チームで並んだ場合の順位は上になる。

風向きが変わりそうな快勝で、残り11試合。「一戦一戦は変わりないですが、きょうはどうしても取りたいゲームだった。
勢いがつく勝ち方ができた。こういう時はあすのゲームが大事」と指揮官。21日は負ければ自力Vが消滅、勝てば同率首位の大一番だ。
マウンドには、若きエース・藤浪が立つ。

2015年9月21日 スポーツ報知掲載

4安打2打点の今成「もっとヤジって」
今季初の2番で起用され4安打2打点と大活躍した阪神・今成が、阪神ファンにヤジをお願いした。

今季初のお立ち台。打順2番について「監督も多分、僕が足が速いと思って2番で使ってくれたと思うんですけど…笑って下さい!」と
スタンドをあおり、その後は「後ろにマートンや孝介さんやゴメスがいますし、前には鳥さんがいますし、その間を打たせてもらって、
今日は意気に感じてプレーしました」と、真摯に話した。

“ヤジのお願い”はその後だ。「いつも得点圏で打てなくて、温かい、そして熱いヤジ、ありがとうございます。
そういうヤジを受けますと、すごい僕も燃えてくるものがありますので、もっともっとヤジって下さい。頑張ります!」と
呼びかけ、拍手喝采を浴びた。

負ければ自力優勝の可能性が消滅する首位決戦で、今成は初回に先取点の口火を切る左前打。
二回の好機では右前へタイムリーを放ち、先頭で迎えた五回もライナーで三遊間を破り、
福留の二塁打で6点目のホームを踏んだ。八回にも左前適時打で8点目をたたき出した。

14年9月12日広島戦(甲子園)以来の2番起用を、和田監督は「過去2回の対戦で完璧にやられてますんで、このままじゃいけないということも
ありますし、クリーンアップの状態が非常に上がってきてますんで、その前に何とか塁に置いてクリーンアップを迎えさせたいということで、
今成を2番に持ってきました」と説明。

その今成が4安打2打点と采配が的中し「最初のヒットも今成でしたし、あの2ベース(記録は1ヒット1エラー)から
風が吹き始めたような…。最初のチャンスで福留が返してくれたのと、ゴメスの2ランが非常に大きかった」と、
指揮官も会心の表情で振り返った。

2015年9月21日 デイリースポーツ掲載

今成、虎将の今季初「2番」抜擢
応えた!4安打2打点の大暴れ

今季初の2番起用に今成が見事、応えた。4安打2打点の大暴れ。お立ち台で今成節が全開だ。

「得点圏で打てなくて、いつも温かくて熱いヤジをありがとうございます。
ヤジを聞くと、もっともっと燃えてくるので、これからもよろしくお願いします!」

一回一死、左前へチーム初安打を放つと、二回二死三塁では右前適時打。
「最初のヒットも今成だったし、あの(一回の)ツーベース(記録は1ヒット1エラー)から風が吹き始めた」と、
和田監督も猛攻の立役者としてたたえた。

「3回目ということで、このままではいけないというのもある。
クリーンアップの状態が上がってきているので、何とかその前に(走者を)置いて…と思って、今成を2番に置いた」

今季2戦2敗。1点しか奪えていない山中対策として、指揮官は大和に代えて今成を2番に入れた。
19日のDeNA戦は5タコも、パンチ力のある打撃を評価。昨年9月12日の広島戦(甲子園)以来の打順に、
「前にも後ろにもいいバッターがそろっているので、なんとかつなごうという意識だった」と、背番号49は振り返る。

五回に猛打賞をマークすると八回二死一、二塁では8点目の左前適時打でトドメを刺した。
2013年7月7日の広島戦(マツダ)以来となる自身1試合4安打。「きのうタコった分、気持ちが吹っ切れた」。
18、19日のDeNA戦(横浜)では2試合連続無安打に終わっていたが、指揮官の指名に応えて、嫌な流れを自ら断ち切った。

試合で大活躍もお立ち台ではスベった。「たぶん、監督は僕の足が速いと思って使ってくれたと思います」。
ファンはジョークだと思わず、拍手がパラパラ…。すぐさま虎のエンターテイナーは「笑ってください!」と切り返した。

超攻撃型打線で燕を攻略。リーグ優勝へ、今成が“恐怖の2番”になっていく。 

2015年9月21日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:巨人
9月19日
セントラル・リーグ
対東京ヤクルト戦 先発登板


GIANTS
SWALLOWS 10
【G】●大竹、高木京、田原誠、宮國、戸根-加藤
【S】石山、中沢、○ロマン、久古、オンドルセク、秋吉-中村
▼本塁打 雄平7号 畠山25号(S)

★大竹寛 投球結果
10試合3勝4敗0S
3イニング 打者17 球数56 被安打7 奪三振1
与四死球1 失点5 自責点5 防御率2.92

原巨人“首位攻防戦”に大敗
対ツバメ11勝11敗

原巨人が首位・ヤクルトに大敗した。前日の同カードでは白星を挙げるも、通算11勝11敗のタイ。
横浜で行われた試合で、阪神がDeNAに敗戦したため、この試合が“首位攻防戦”となっていたが、
2位浮上を逃し、ゲーム差は2に広がった。

4勝目を狙い先発した大竹が、3回56球7安打5失点でKOされ4敗目。
「結果の通りです。3回でマウンドを降りることとなり情けないし申し訳ない。
その言葉以外見つかりません」と、悔しさをにじませた。

2015年9月19日 スポーツ報知 ネット配信

巨人先発の大竹寛 3回5失点KO「申し訳ない」
巨人先発の大竹寛投手(32)が3回5失点でKOされた。

2回に先制点をもらったが、直後に雄平に同点適時打。

3回には2点を勝ち越してもらったが、その裏2死から4失点で逆転を許した。

「結果の通りです。3回でマウンドを降りることとなり情けないし申し訳ない。
その言葉以外見つかりません」と悔しそうに振り返った。

2015年9月19日 日刊スポーツ ネット配信

人・大竹、3回5失点KO「情けないし申し訳ない」
1ゲーム差で首位ヤクルトを追う巨人は、先発の大竹が3回7安打5失点で無念のKO降板となった。

大竹は自身2連勝と好調だったが、ヤクルト戦では早々とマウンドを降りる結果となった。
1点リードの二回、一死二塁から雄平に中前適時打を打たれ同点に追いつかれると、2点の援護点をもらった三回、
二死から連打で一、三塁とされると続くバレンティンに左前適時打を浴び1点を返された。
なおも一、二塁から雄平に甘く入ったカーブを右翼スタンドへ運ばれ3-5と逆転を許した。
大竹はこの回を投げ切ったが、四回に代打を出され降板した。

大竹は「(3回二死からの失点に)結果の通りです。3回でマウンドを降りることとなり情けないし申し訳ない。
その言葉以外見つかりません」とうつむいた。

2015年9月19日 サンケイスポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人

予告先発
9月19日
神宮球場 18:00
S石山泰稚×
G大竹寛
大竹寛 22期 現:巨人
巨人・大竹
19日ヤクルト戦先発の可能性高まる

巨人の先発投手陣が16日、練習。18日のヤクルト戦に先発予定のマイコラスらが汗を流した。
19日の同戦には当初、ポレダが先発する見込みだったが、大竹が回る可能性が高まっている。
D3位・高木勇(三菱重工名古屋)は20日か21日の中日戦(ナゴヤドーム)の先発が予想され
「相手をリズムに乗せないようにしたい」と意気込んだ。

2015年9月17日 サンケイスポーツ掲載
大竹寛 22期 現:巨人
巨人大竹
躍動感投球披露した一夜明け「疲れたよ」

巨人大竹寛投手(32)が14日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた練習に参加した。

1軍本隊は15日の広島戦に向け、広島に移動。マイコラス、ポレダの先発陣3人で約1時間汗を流した。

前夜のDeNA戦では7回3安打無失点の好投。90球でマウンドも降りるも「跳びはねてるように投げてたでしょ。疲れたよ。
次もこの投球ができれば。1試合1試合全力を尽くすだけだよ」と話した。

2015年9月15日 日刊スポーツ掲載
大竹寛 22期 現:巨人
大竹 “巨人の星”だ3連勝
2軍生活脱出「今こそという時」

最後の勝負どころだとギアを上げた。7回。
巨人・大竹は筒香らクリーンアップを3者凡退に片付けると、右手でバシッとグラブを叩いた。

「クリーンアップですし、一番の得点に絡むところ。なんとしても抑えたいと思っていた」

直球をはじめ宝刀のシュート、スライダーにフォーク、そして緩急をつけるカーブとどれもが決まった。
4回2死走者なしでは筒香をフルカウントから内角低め147キロの直球で見逃し三振。
初回2死三塁の第1打席ではカーブで左飛に打ち取るなど「どの球種もコントロールできた」。全ての球種を勝負球に選択できた。

大竹は投球プレートの幅の約61センチを意識しながら投げている。「プレートの幅から体が出ないように投げる。実際には出ますよ。
でも、イメージすることで体の横の動きが制限される」。自然と腕が縦振りになり、体の開きも抑えられるからだ。

7回2死でロペスを空振り三振に斬ったのは107キロのカーブ。プレートを意識し、肘の位置を高く保った縦振りで投じた1球だった。
登板予定の6日のDeNA戦(横浜)が雨天中止となり中14日となったが、8月16日の中日戦(ナゴヤドーム)から15イニング連続無失点だ。
原監督も「このところ非常にいい。さらに上乗せした」と称えた。

3連勝で首位・ヤクルトまで0・5差。大竹は移籍1年目の昨年9月は右肩の違和感で戦線離脱し、プレーオフでの登板もなかった。
今年も6月中旬からの2カ月は2軍生活で今季これがまだ3勝目。
「去年の悔しさも今年の悔しさもある。今こそという時。自分を信じて、望んで来た場所。しっかり結果を出したい」。
雪辱を胸に秘める大竹は杉内、内海の穴を埋める決意でいる。

▼巨人・山口(8回1死一、二塁で登板。代打・下園を併殺打に)何とか(大竹)寛ちゃんに勝ちが付けばいいなという気持ちだった。

2015年9月14日 スポーツニッポン掲載

大竹、山口が復活完封リレー!
ヤクルトに0・5ゲーム差

巨人がDeNAに連勝し、2位・阪神にゲーム差なしの2毛差、首位・ヤクルトに0・5差に迫った。先発・大竹が7回3安打無失点で3勝目。
2回にアンダーソン、8回に村田にそれぞれ2戦連続アーチが飛び出し、田原誠、山口、沢村の継投で逃げ切った。
4位・広島まで3ゲーム差に接近する大混戦。15日の広島戦(マツダ)にはエース・菅野を投入し、首位返り咲きを狙う。

このままでは終われない男たちが、安堵(あんど)の表情で帰路についた。
7回3安打無失点で3勝目を挙げた大竹と、8回のピンチを切り抜けた山口だ。同い年の2人は仲良くロッカールームから現れた。
「山口さんのおかげです」と大竹が感謝すると山口は「(大竹)寛ちゃんがすごいいい投球をしていたので何とか勝ちをつけたかった」と
足取りは軽かった。

打者を仕留めるごとに大竹の気迫は熱を帯びた。1点リードの7回。「3番打者から始まったので自然と力が入った」。
梶谷、筒香を切り、ロペスを空振り三振に仕留めると、力強くグラブをたたいた。
原監督は「安定感があった。このところ非常に内容がいいし、さらに上乗せしてくれた」と2戦連続の7回無失点を評価した。

昨年の今頃は右肩痛を発症し、CSの戦力になれなかった。
「(昨年は)胴上げに参加しても悔しい思いが残った。今年は(不振で)全くチームの力になれていない」ともどかしい思いを抱えていた。
「(FA移籍して)自分が望んでやってきた場所。今こそ(力を発揮する)そういう時期なので結果を出したかった」と思いを力に変えた。

意地を見せたのは、山口も同じだった。8回。右打者が続くため、マシソンが本来ならば行く場面。
しかし、先頭のバルディリスには4打数3安打2本塁打と相性が悪かったため、田原誠が“勝利の方程式”に抜てき。
山口も不振で9月はここまで5登板中、3試合で失点。頼りの2人が不安定で、沢村につなぐまではブルペン総動員で戦っていく方針だった。

田原誠が好投していたら、山口の登板はなかったかもしれない。しかし1死一、二塁のピンチを招くと原監督は迷わず、山口をコール。
代打・下園を二塁への併殺に仕留め、2球で相手の息の根を止めた。指揮官は「ストライク先行から入った投球に強さを感じる」と復調に期待。
07年から、そして12年からのいずれの3連覇、ブルペンを支えたのは紛れもなく山口だ。ちょっとやそっとの不調で崩れるほど、やわじゃない。

4位・広島までが3ゲーム差の大混戦。9日に首位・阪神に敗れた時は虎と3ゲーム差に開いた。
しかし、誰も諦める者はいなかった。大竹は「絶対に優勝したい」とお立ち台で叫んだ。土俵際で踏みとどまり、今度は追い風が吹いてきた。
原監督も「この(接戦の)状況で、集中力がないなんて考えられない。これをさらに上乗せして、前進していくことだ」と顔を紅潮させた。
泣いても笑っても、残りは14試合。どうせ戦うなら、最後は笑って終わってみせる。

2015年9月14日 スポーツ報知掲載

巨人・大竹、無四球で7回0封!「今こそという時期」
大竹が7回3安打無失点で3勝目(3敗)を挙げた。抜群の制球で無四球投球。
最後の七回は梶谷、筒香、ロペスの中軸を3人で退け、救援陣につないだ。昨季は9月上旬に右肩を痛め、シーズンを終えた。
今季は8月中旬に1軍に復帰し、そこから3試合に先発して19回で1失点と存在感を示している。
「今こそ(力を発揮する)という時期なので、自分を信じて結果を出したい」と力強かった。

2015年9月14日 サンケイスポーツ掲載

がむしゃら大竹で巨人3連勝
3強0・5差

混セ3強が、0・5差に大接近だ。巨人大竹寛投手(32)がDeNA打線を7回3安打無失点に抑える好投で、チームを3連勝に導いた。
昨季に広島からFA移籍したが9月に右肩違和感で離脱。今年こそ優勝の輪に戦力として加わるべく、8月下旬から2連勝と存在感を示し始めた。
ヤクルトが引き分け、阪神が敗れ、順位は3位のままながら、首位ヤクルトを0・5ゲーム差に捉えた。勝ち数はトップの66勝だ。

投げ終わるたびに、跳びはねた。絶対に取りこぼせない、下位DeNA戦。大竹が思い切り腕を振った。
速球で鳴らした若かりしころをほうふつとさせる躍動感で、直球は140キロ台後半をマーク。
1発同点の7回2死では、ロペスを直球と同じ腕の振りのカーブで空振り三振に仕留め、こぶしを強く握った。
「ここまで来たら自分の全てを出し切る気持ちで臨んだ。しっかり投げ切れた」と、全身全霊の90球を振り返った。

懸ける思いがある。昨季に広島からFAで加入したが、9月には右肩違和感で離脱。終盤に登板はなく、リーグ3連覇の輪の中心に加われなかった。
今年は序盤から2軍暮らし。練習漬けの日々で手にしたのは、修正したフォームだけではない。「自分を見つめ直せた」と内面と向き合った。

何をしに、巨人に来たのか。
「自分から望んで来た場所。自分の全てを出し切って、絶対に優勝したい。自分を信じて、やってきたことを信じてやるだけ」。
覇権を争う緊張感に身を投じて、勝利をもたらしたい。原点を再認識し、8月に1軍に帰ってきた。

首位と1ゲーム差の、だんご状態で迎えたマウンド。「次の登板が約束された立場ではない」。己を知るから、1球1球が必死だった。
ゾーンの四隅を丁寧に突き、無駄球は一切なし。勝敗が未来を左右する重い空気の中、チームを3連勝に導いた。
原監督も「安定感がありましたね。(前回より)さらに上乗せした感じ」と言った。今、間違いなく信頼を得ている。

前日のDeNA戦。原監督は「風を変えたい」と試合の流れを読み切り、逆転勝ちを収めた。
そして、この日。大竹が7回3安打無失点での自身2連勝。ジャイアンツに吹き始めた追い風を、さらに強くした。
「去年の悔しさもある。今こそ、という時期。全てを出し切ってチームのためにやりたい」。
しびれるマウンドは、願ったりかなったり。逆転4連覇に向け、思いの丈を込めていく。

2015年9月14日 日刊スポーツ掲載

巨人・大竹が3勝目 原監督絶賛
巨人・大竹寛投手が7回無失点と好投し、3勝目を飾った。

「自分のすべてを出し切るという気持ちで試合に臨んだ」と振り返ったとおり、序盤から気迫あふれる投球。
四回には主砲の筒香に対し、内角直球で見逃し三振。七回は梶谷、筒香、ロペスのクリーンアップを三者凡退で仕留め、相手に流れを渡さなかった。

直球と変化球の切れが良く、制球も安定し無四球。降板するまで援護は1点だったが、見事に守り切った。
原監督は「非常にいいピッチング。すべて良かった」と絶賛した。

2015年9月14日 デイリースポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、3打席全て出塁
「ファウルで粘って出ようと思った」

(セ・リーグ、阪神0-3広島、21回戦、広島12勝7敗2分、13日、甲子園)今成は3打席全出塁と気を吐いた。
三回先頭で前田からチーム初出塁となる四球。五回二死一塁では左前打。
八回一死でもヒースから四球を選んだが、いずれも得点には結びつかなかった。
「(前田について)チャンスボールが少なかった。
だから追い込まれたらファウルで粘って(塁に)出ようと思った」と笑顔なく振り返った。

2015年9月14日 サンケイスポーツ掲載
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
9月13日
パシフィック・リーグ
対オリックス戦 5番手登板


BUFFALOES
FIGHTERS
【F】●有原、石井、ライブリー、谷元、須永-大野、石川亮
【Bs】○山崎福、白仁田、吉田一、岸田、佐藤達-伊藤
▼本塁打 ブランコ8号(Bs)

★須永英輝 投球結果
4試合0勝0敗0S
1イニング 打者3 球数10 被安打0 奪三振0
与四死球0 失点0 自責点0 防御率1.69
大竹寛 22期 現:巨人
9月13日
セントラル・リーグ
対横浜戦 先発登板
今季3勝目


DeNA
GIANTS
【G】○大竹、田原誠、山口、澤村-加藤
【DB】●井納、岡島、須田-嶺井
▼本塁打 アンダーソン6号 村田12号(G)

★大竹寛 投球結果
9試合3勝3敗0S
7イニング 打者23 球数90 被安打3 奪三振5
与四死球0 失点0 自責点0 防御率2.19

大竹 7回零封
正念場で久々連勝
「今年に懸ける気持ちは強い」

108日ぶりの白星を挙げた8月29日の中日戦から中14日。
巨人・大竹が安定感のあるピッチングでDeNA打線を3安打無四球無失点に封じ、今季4勝目を挙げた。
自身の連勝は昨年4~5月に4連勝をマークして以来。苦しいシーズンだったが、大事な終盤で調子を取り戻し、
お立ち台では「自分のすべてを出し切る気持ちで試合に臨んだ」と言葉を絞り出した。

「目の前のバッターを1人1人打ち取ることだけを考えていた」。初回、先頭・荒波の二塁内野安打から2死三塁のピンチを招いたが、
4番の筒香を外角高めの変化球で左飛に打ち取って脱出。5回1死一塁の場面では長野の好捕&好返球に救われた。

昨季はシーズン終盤の9月に右肩違和感で離脱。チームに貢献できなかっただけに「今年に懸ける気持ちは強い」。
原監督も「安定感があった」とたたえるベテラン右腕は、「絶対に優勝したいんで」と4万超のファンに約束した。

2015年9月13日 スポーツニッポン ネット配信

巨人、完封リレーで3連勝!
大竹3勝目「精一杯でした」

巨人はDeNAに完封勝利し3連勝を飾り、DeNA戦を13勝10敗で今季勝ち越しを決めた。
中14日で先発した大竹寛投手(32)は7回3安打無失点で試合を作り、3勝目(3敗)を挙げた。

一回に二死三塁のピンチを招いた大竹は、4番・筒香を左飛に打ち取ると、二回以降は五回まで丁寧な投球で3人で退けていく。
DeNA打線を7回まで3安打に抑えると、八回以降は田原誠 、山口 、沢村が4安打無失点で完封リレーで守り抜いた。

ヒーローの大竹は、「目の前のバッターを一人一人打ち取ることに精一杯でした。自分のすべてを出し切るという感じで臨みました。
今年に掛ける思いは強いですし、1試合1試合、チームのためにやっていきたいと思います」と笑顔で振り返った。

チームは二回にアンダーソンの6号ソロで先制すると、七回に坂本の適時打で追加点。
八回には村田のダメ押しとなる12号本塁打で勝負を決めた。
先制弾を放ったアンダーソンは「とても嬉しい。チームが勝ってなお嬉しい。1日1日が勝負」と振り返り、
ファンに向かって「サイコー」と雄叫び、喜びを爆発させた。

2015年9月13日 サンケイスポーツ ネット配信

巨人完封リレーで3連勝
大竹が3勝目

巨人が完封リレーで3連勝を飾った。二回にアンダーソンの2試合連続となる6号ソロで先制。
七回に坂本の左前適時打で加点すると、八回には村田が右中間へ12号ソロを放ってダメ押しした。

先発の大竹は7回3安打無失点で今季3勝目。ヒーローインタビューでは「目の前のバッターを打ち取ることだけを考えました。
ここまできたら、自分のすべてを出し切るという感じで臨みました。
今年に掛ける思いは強いですし、1試合1試合、チームのためにやっていきたいと思います」と笑顔で話した。

DeNAは先発の井納が6回1/3を8安打2失点と好投したが、打線の援護に報われなかった。

2015年9月13日 デイリースポーツ ネット配信

巨人大竹が3連勝導く
「強い気持ちを持って攻めた」

巨人大竹寛投手(32)が7回3安打無失点の好投で、チームを3連勝に導いた。

初回、いきなり1死二塁とするも、3番梶谷を二ゴロ、4番筒香を左飛に仕留めた。
2回以降は三塁ベースを踏ませない完璧な投球内容だった。
「先を見ずに1人1人に対して自分のピッチングをしようと思っていた。その中で強い気持ちを持って攻めていった。
四球がなかったことが良かったですし、バックにも助けられてリズムを作ることができた」と話した。

★巨人原監督、大竹を絶賛
「すべての球に精度がある」

3連勝した巨人原辰徳監督(57)は、試合後の会見で真っ先に先発して7回無失点の大竹を絶賛した。

「安定感がある。スライダー、シュート、カーブ、すべての球に精度がある。捕手の加藤も一心同体で能力を引き出していた」

2015年9月13日 日刊スポーツ ネット配信
大竹寛 22期 現:巨人

予告先発
9月13日
東京ドーム 14:00
G大竹寛×Db井納翔一
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
9月12日
パシフィック・リーグ
対埼玉西武戦 3番手登板


10 11
FIGHTERS
LIONS
【F】中村、屋宜、須永、ライブリー、谷元、白村、増井、●宮西-市川、大野
【L】十亀、野上、岡本洋、高橋朋、増田、武隈、○田中-炭谷
▼本塁打 秋山14号 炭谷2号 中村37号(L)レアード(F)

★須永英輝 投球結果
3試合0勝0敗0S
1/3イニング 打者3 球数14 被安打1 奪三振0
与四死球0 失点1 自責点0 防御率2.08
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、お手上げ3の0…
黒田の「フロントドア」攻略できず

(セ・リーグ、阪神0-3広島、19回戦、広島11勝7敗1分、11日、甲子園)
3打数無安打の今成は黒田の独特の球に手が出なかった。
「いいところに投げられました。ファウルにして、打てる球を待たないといけなかったです」。
二回一死二塁と七回二死で、2つの見逃し三振。
いずれも内角のボールゾーンからストライクになるツーシームだ。
「フロントドア」と呼ばれる軌道を攻略できなかった。

2015年9月12日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
5戦連続安打の阪神・今成
好機で打つ「僅差の場面で1本出れば」
(セ・リーグ、阪神-巨人=雨天中止、8日、甲子園)
5試合連続安打と好調の今成は好機での出番に意気込んだ。
「ヒットが出るのはいいことだけど、いいところで出ていなかったので。
こういう緊迫した試合の僅差の場面で1本出ればいいです」。
現在、打率・290。8月以降は上昇を続けて3割台も見えてきたが、得点圏打率・213は物足りない。
フリー打撃など、集中して練習に励んだ。

2015年9月9日 サンケイスポーツ掲載
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
9月8日
パシフィック・リーグ
対福岡ソフトバンク戦 2番手登板


HAWKS
FIGHTERS
【F】●メンドーサ、須永、ライブリー、谷元-大野、市川
【H】○東浜、二保、飯田、サファテ-細川
▼本塁打 内川11号 柳田30号(H)

★須永英輝 投球結果
2試合0勝0敗0S
3イニング 打者13 球数52 被安打4 奪三振2
与四死球1 失点1 自責点1 防御率2.25
赤坂和幸 28期 現:中日
【中日好き】
赤坂和幸~2769日の軌跡~

2008年、交流戦、西武ドーム、ドラフト1巡目ルーキーのデビューに我々は心を躍らせた。
1イニング打者4人、四球を1つ与えたものの無安打で抑え、素晴らしい第1歩を踏み出した、はずだった。
しかし、赤坂和幸がそれ以降、1軍のマウンドを踏むことはなかった。

「今でもピッチャーって主役だし、いいな~って思います。生まれ変わっても、もう一度ピッチャーやりたいですよ」。

ルーキーイヤーとしてはまず第一歩、2軍で実績を積んでから再びあの輝かしいマウンドへ戻ってくる。周りもそう思っていた。
しかし、そこから2年の月日が流れた。周りの期待とは裏腹に赤坂本人は苦しんでいた。

「周りの期待は感じていましたが。まったく手ごたえが感じられない。2軍戦で投げても、抑えられない。何をしたら抑えられるのか、
球のスピード、キレ、制球、すべてが足りない。一つ秀でている物があればいいんですが、僕にはない。
正直、ピッチャーとして限界を感じていました」。

2010年、入団3年目の秋、宮崎フェニックスリーグを終えた赤坂は、中日球団事務所に呼ばれる。
「行くまでは何だろうって、でも呼ばれるって事は…」。

赤坂より先に呼ばれていた選手が事務所の部屋から出てきた。赤坂とすれ違う際、「俺、野球終わっちゃったよ」と聞かされた。
「それを聞いた時、自分も終わるんだ。心臓がバクバクしたのを今でも覚えています」。

赤坂の予感は的中した。想像通りの言葉が球団側から赤坂に簡潔に伝えられた。「来シーズン、支配下登録は出来ません」。
覚悟はしていたが、突きつけられた現実に目の前が真っ暗になった。何も言葉が出なかったと言う。

しかし、次の瞬間、球団側から予想外の言葉が告げられる。

「投手として支配下登録は出来ませんが、野手として育成枠で契約したいと思っている」。
頭が一瞬混乱したが、そんな余裕なんてなかった。
「野手がどうとか、育成がどうとか、そんな事その時は考えませんでした。
まだ野球が続けられるなら断る理由はない。だから二つ返事で了承しました」。

球団は高校時代、スラッガーとしても名を馳せた野手赤坂の可能性に賭けた。暗闇に射した一筋の光に赤坂は迷いなくしがみついた。
「ピンとは来ませんでしたね。自宅に帰ってからも、野手としてやるのか…くらいで、具体的なイメージは何もなかったです」。

さっそく次の日から違う日々が始まった。「練習の仕方、流れがわからなかった。
まずやった事は色々な選手にお願いして、いらないバットを貰いました。
グラブは投手用で外野の練習して、当時の井上2軍監督に聞きながら手探りの毎日を過ごしてましたね。
でも、そんなに辛くなかったんです。
ルーキーに生まれ変わった気分で、新鮮だったなと思ってます」。

当時の2軍監督、井上一樹さんはこう語る「1軍で3人の外野枠を奪うまでは大変な道のり、コツコツやるしかないぞと言ったね。
赤坂は人より身体が硬い、瞬発力はあるが持久力がない。野手のトレーニングは最初キツかったと思うよ。ただ、人間としては、打てば響く、
投げれば返す選手、吸収力はある。だから、少ないがチャンスを与えて、野手としてやっていける自信を持たせたかった」。

赤坂は、うさぎと亀なら、言うまでもなく後者。
一歩一歩、土にまみれながら野手としての日々を過ごした。2軍戦での成績がともない出した2014年、
毎日の努力が報われる日が来た7月、前日にウエスタンリーグで2本塁打を放った赤坂に佐伯2軍監督が歩み寄る。

「すぐにドームに行け」。ナゴヤドームに到着した赤坂に告げられたのは、落合GMから支配下登録の打診だった。
「背番号二桁だって言われて、本当に嬉しかったですね。少しは認められたのかなって。
もちろん、支配下登録されても1軍が約束されるわけではないんですが、
1軍でプレーできる可能性が出たって事はむちゃくちゃ嬉しかったですよ」。

そこから1年後の現在、赤坂は1軍にいる。
入団会見から2769日後の7月11日、野手としてのプロ初打席、マウンドには、広島のジョンソン。
赤坂は詰まりながらも外野の前にボールを運んだ。ナゴヤドームのスタンド、ドラゴンズベンチ、
赤坂に携わった多くの関係者の胸に熱い物がこみ上げた。

一度は止まった時計の針は再び動き出した。

9月5日試合終了現在、24試合で30打数13安打、打率.433。代打では14打数7安打の.500。驚異的な数字を残している。
ここまでの自分の道のりを赤坂はこう語った。「スローイング一つ出来ないところから始まって、ここまで来られた。
まだ信じられない。夢の中にいるようです」。

「多くの人に巡り会えた事が大きいです。和田さんが去年故障されて2軍で同じ時間を過ごせたのも大きかった。
色んな話を聞かせてもらいました。僕は小さな成功とか、小さな喜びを大切にしてきた。
プロの野手ならできて当たり前の事なんですが、それができた喜びを日々大切にしてきたかなと思います。その積み重ねでした」。

人はアドバイスを受けても、それが正しいか、自分に合っているかを脳で取捨選択してしまう。赤坂は言うなれば、真っ白な画用紙。
先入観、プライド、打撃の形、赤坂には何もなかった。そして何もない自分を認めて日々を過ごした。それが良かった。

小さな喜びを紡ぐ日々は終わらない。赤坂の描く絵は、まだモノクロ。これから先、夢見た舞台の歓声と歓喜が鮮やかな色をもたらすだろう。
土と汗にまみれ必死に白球を追う赤坂和幸。這い上がった男の生き様を、この先も目に焼き付けていきたい。

JSPORTS 森 貴俊コラムより転載
大竹寛 22期 現:巨人

予告先発
9月6日
横浜スタジアム 17:00
DBビロウx
G大竹寛

※雨天中止

巨人・大竹「投げたかった…仕方ない」
先発予定だった巨人・大竹が「投げたかったけど、雨は仕方ない」と、中止に無念の表情だった。
「しっかり整えて、次に備えたい」と次回登板へ切り替え、球場を後にした。

斎藤投手コーチは「(ローテは)変えない」とし、阪神との3連戦は予定通り、ポレダ、マイコラス、菅野の3投手で臨む。

2015年9月6日 デイリースポーツ ネット配信
今成亮太 26期 現:阪神
阪神今成 4戦連続安打で8点目

<中日2-8阪神>◇5日◇ナゴヤドーム
阪神今成亮太内野手(27)が5回に適時二塁打を放ち、8点目を加えた。

1死一塁で迎えた第3打席だった。カウント2-0からの3球目、
中日3番手金子の外角低め直球をフルスイング。大きな当たりは左中間を抜けた。

今成は2日広島戦から4試合連続で安打をマークしている。

2015年9月6日 日刊スポーツ掲載

阪神・今成が魅せた!
天井直撃打球 キャッチ&トドメ打

大量点の勢いを終盤に、いや、次戦にもつないだ。優勝争いの佳境を迎えて、三塁手はこの人。今成が鮮やかに外野を破った。

「7点あったけど、次の1点は大事だと思って打席に入りました。(走者の)上本さんがよく走ってくれました」

三回に一挙7点を奪った後のもう一押しだ。五回一死一塁で、左中間を真っ二つの適時二塁打。
外角直球に逆らわない、らしさたっぷりの一打で中日を突き放した。

この日は左腕の浜田達に対しても左打ちの背番号49がスタメンに名を連ねた。
これまでは相手投手によって、右打者の新井とポジションを分け合ってきたが、9月に入って固定。8月は打率・338と調子を上げてきた。
三回にも三塁・エルナンデスの失策を誘う強烈なゴロで大量点に貢献したが、次の打席で4試合連続安打を決めて存在感を示した。

「三塁・今成」は守備力も魅力的だ。三回にはビッグプレー。代打・福田の邪飛が天井に当たった。
軌道が変わり、打球を追っていた鶴岡から急に捕球を指示されたが、落下速度が増した飛球を横っ飛びでつかんだ。

「びっくりしました。あんなの経験ないです。(打球は)見えてはいたんですけど、最初は(落下方向が)変わったのが分からなくて、
真下に落ちたと思いました。捕れてよかったです」

ミスが許されない戦いが続く中で、キラリと光る好守と打線に幅を持たせる好打。十分にVへのキーマンになる存在だ。 

2015年9月6日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
阪神・今成、マエケン撃ち!
通算対戦打率は・333

(セ・リーグ、阪神1-5広島、17回戦、広島10勝6敗1分、2日、甲子園)阪神・今成が七回の先頭で、前田から今季初安打を記録した。
それまでの2打席は中飛、一ゴロだったが、3打席目に内角直球を右前へ。難敵との通算対戦打率は・333(24打数8安打)。
「ヒットが出たことはよかったが、得点圏のときとは違うと思う。これをランナーがいるときに生かしたい」と、今後の対戦に向けて前向きに語った。

2015年9月3日 サンケイスポーツ掲載
今成亮太 26期 現:阪神
和田監督 勝負の秋に新布陣!
守備重視 三塁・今成&中堅・大和

阪神・和田豊監督(52)がペナントレース終盤を見据えた守備重視の布陣を披露した。
1回表2死で降雨ノーゲームとなった1日の広島戦(甲子園)では2番中堅で大和、左腕ジョンソンが相手にもかかわらず
7番三塁には今成を先発起用した。昨年、一昨年と失速した9月の二の舞いはゴメンとばかりに新戦法で勝負の秋をにらんだ。

9月の声とともに、和田監督が新たな引き出しを開けた。2死を取っただけで降雨ノーゲームとなった広島戦。
雨中で大和が中堅、今成が三塁を守った。守備に重きを置いた布陣だった。

「そういうことだな。すべてがそうなるかと言えば、チームの状況にもよるけれど、甲子園ではしっかり守るということだね」

広島の先発は左腕のジョンソンだった。後半戦に入ってから先発三塁は投手の左右で新井、今成を使い分けてきた。
実際にジョンソンと対戦した先週26日も先発三塁は新井だった。そんな従来の戦術からは一変。
左腕戦での今成の先発起用は6月20日のヤクルト戦以来のことだった。

25回連続無得点に抑えられていた難敵との激突。ロースコアの展開に持ち込むことを狙い、
新井の長打力よりも今成の堅実な守備力を優先した。
対左腕の打率・192に目をつぶってでも三塁守備を重視。
「準備はしていました。大事な試合に出させてもらって、できる限り結果を出したい」。
今成も意気に感じたのだろう。言葉に気合を込めた。

大和も中堅での先発出場は7月20日の巨人戦以来約40日ぶりだった。
打力重視で右の江越、左の伊藤隼を併用してきた8月との違いは明らかだ。
和田監督は「(前回対戦でジョンソンに3打数2安打だった)大和も合っていた」と説明も
大和の守備力を起用理由の大きな部分を占めていることは想像に難くない。

伏線はあった。1勝2敗で負け越した先のヤクルト3連戦(甲子園)。
第3戦で大量7失点の契機となった2死満塁からの大引の中越え三塁打は観ていた多くの人に「大和なら…」の想像をかき立てる一打だった。
前田健に対して伊藤隼は通算15打数7安打の打率・467を誇る。2日の中堅は大和か、それとも伊藤隼か…。指揮官の起用に注目が集まる。

チームは10年から5年連続で9月の負け越しが続いている。確かに嫌な流れを断ち切るためには新オーダーが必要なのかもしれない。
今季、本拠地の甲子園球場では29勝20敗と大きく勝ち越し。勝ち試合での平均失点は1・8点だった。
勝利への最短距離は、やはり『守備』。甲子園で予定される9月12試合は、とことん守り勝つ決意だ!

2015年9月2日 スポーツニッポン掲載
今成亮太 26期 現:阪神
虎・今成、左腕でも!
先発起用に意気
「できるだけ結果を出したい」

(セ・リーグ、阪神-広島=一回表二死降雨ノーゲーム、1日、甲子園)
相手先発は左腕ジョンソンだったが、左打者の今成が三塁のスタメンだった。
対戦することなくノーゲームとなったが、「準備していました。大事な試合に出させてもらえるのは、ありがたいです」と起用を意気に感じた。
今季対左投手は打率・192(26打数5安打)と苦戦。「打席数は少ないけど、できるだけ結果を出したい」と次のチャンスを見すえた。

2015年9月2日 サンケイスポーツ掲載

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